永遠のテニス初心者、ジロギン(@akiramenaiuta)です!
先日私は、いつも使っているラケットのガットを張り替えてきました!
半年くらいずっと張りっぱなしだったので、そろそろ張り替えのタイミングでしたかね。
あと、別のテンション(強さ)も試してみたくなったので、替えることにしました。
今回は、どんな考えでガットを張り替えたのかを、詳細に語っていきたいと思います。
ガットを張り替えたいと思っている方は、参考にしてください!
ガットはナイロンガット
実際にガットを変えたラケットがこちら。
うん、まぁ見ただけじゃ、よくわからないですよね!でも、実際触ってみると・・・全然違いますよ・・・
サラサラな髪の毛を手ぐしでとかすように、するすると指が滑るなめらかな表面。
それでいて、しっかりと強く張られているので、ガットにはコシがある。
最高なのが、新品のガットだけが放つ「まだ誰のものでもない匂い」。
んん〜♪絶頂(エクスタシィ)〜♪
今回張り替えたガットは、
PRINCE シンセティック16DF ホワイト
というガットです。以前も同じものを使っていました。
ナイロン製のガットです。
初心者はお店の人からも「ナイロン製のガットがいいっすよ!へへへ!」ってすすめられることが多いと思います。
私はですね、学生時代からナイロン製のガットしか使ったことがないんですよ。
お店の人はプロですからね。「プロのいうことに間違いなんてねぇ!」という私のモットーに従い、すすめられるがままにナイロン製のガットを張り続けてました。
ええそうです。初心者にしか見られたことがないってことですね。
もっと気迫を出せるように頑張らなくちゃ!
ナイロン製のガットの特長は、大きく3つありますね。
柔らかくて腕の負担が少ない
ナイロン製ガットの一番の特長は、やっぱり柔らかい素材でできているということでしょうね。
柔らかいので、ボールを打った時の衝撃が、手首やヒジにかかりにくいです。
初心者におすすめされる大きな理由でもあります。
まだ腕の力がないうちは、ナイロンガットでやるのがいいということですね。
・・・私の腕が細すぎるから、店員さんはいつになってもナイロンガットをすすめてくるのでしょうかね?
ボールが飛びやすい
ナイロンガットは弾性が高いので、ボールが飛びやすいです。
個人的には、ボールはそんなに飛んでほしくないです。
が、力があまりなく、スイングスピードもそれほど速くない私としては、当てるだけでもそこそこボールが飛ぶナイロンガットの方がいいのかもしれません。
後で説明しますが、私はショットがフラット系でスピンがあまりかかっていません。
飛びすぎるガットだとアウトしちゃう可能性も高いんですよね。
これまではストロークがアウトしないようにガットのテンションを高めていたのですが、今回はあえて下げてみました。そう、あえてね。
理由は、今後、ボレー主体のプレースタイルに切り替えていこうと思っているからです。
ボレーはガットの反発で打つ感じですので、一か八かテンションを下げて、ガットの反発性を高めました。
吉と出るか今日と出るかわかりませんけどね。末吉くらいが出て欲しいです。
2018年9月30日追記
実際に試合に出場し、ネットプレーをやってみました!
これが意外とうまくいきまして、私にとって自信の持てる武器になったと思います!
以下の記事でその様子を紹介していますので、読んでもらえるとうれしいです!
値段が安い
ナイロンガットは、ポリエステルガットやナチュラルガットに比べて値段が安いですね。
私が張ってもらったガットは1200円くらいでしたね。かなり安いと思います(高いガットだと4000円とかしますもんね)。
私は今、週1〜2回くらいテニスをします。ペースとしてはかなり少ない方だと思います。
このペースなら、ほとんどガットも消耗しませんし、プレー中にガットが切れる可能性も低いです(私は約半年間切れる気配すらありませんでした)。
ナイロンガットは柔らかい素材で出来てる分、ポリガットなどと比べると消耗が激しくて切れやすい面もあります。
特にスピングリグリで打っているプレーヤーは、もっとガットが切れやすいです。
ただ私くらいのペースなら、ナイロンガットでも半年くらい全然消耗しませんし、維持費をなるべく安くおさえる意味でも、ナイロンガットで十分かもしれませんね。
テンションを55P→52Pに下げた
私は、社会人になってテニスを始める直前にラケットを買いました。
その時からですね、私が「ショットがホームランしてしまうこと」はわかってたんです。
学生時代から、飛ばし屋だったもんでね。
「僕がテニスでホームラン打ったら、手術を受けてくれるかい?」って入院中の少年と約束してるんじゃないかってくらい見事なホームランを打ってました。
(野球では良くてもテニスでホームランはダメですね、アウトです)
めっちゃ飛びますよね、ラケットって。反発力が半端じゃないです!
なのでこれまでは、BEAST O3の推奨テンションの最高値、55ポンドにしました(BEAST O3の推奨テンションは50~55ポンドです)。
ただ正直、55ポンドだと飛ばなすぎることも多かったんですよね。特にボレーですね。
もっと反発を利用して打てるように、今回は52ポンドにしました。3ポンド下げました。
ガットのテンションの平均が50ポンドなので、52ポンドはまだ高めではあります。
ただ、学生の頃も52〜53ポンドくらいが一番使いやすかったかなという記憶もあり、52ポンドで張ってもらいました。
ストロークが苦手なのは、どうしても治りそうにないですね。
ある程度打てるようになったものの、力のあるプレーヤーや、ストローカーには打ち負けちゃいます。
じゃあどうするか?ボレーやサーブで攻めるしかないでしょう!
ということで、反発力を重視して、ガットのテンションを下げました。
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高校時代のおじさんとの思い出
ここからは完全に私個人の話です。
高校時代ですね、テニス部で毎日のように練習していた私。
当時は、すぐにガットが切れてしまい、毎月1回くらいは張り替えてました。
ただ、すごくラッキーだったのが、高校生になったと同時くらいに、私が住んでいた家から歩いて5分くらいのところにテニスショップができたんです。
おじさんが一人で経営している小さなお店でしたけどね。ラケットは置いてなくて、ガットやグリップテープのような小物が売られてました。
そのお店は何度もガットの張替えに行きました。おじさんとも仲良くなって、いろいろ教えてもらいましたね。
最後に当時の思い出を少しお話ししたいと思います。
ポリガットをすすめてくれなかったおじさん
当時は全然ガットのことを意識してなかったので、「とりあえずおじさんのおすすめのガットを張ってれば間違いないだろ」くらいに思ってました(今もですけどね)。
いろいろ話を聞いていたのですが、おじさんは絶対にポリガットをすすめてくれませんでした。絶対にナイロンガットがいいよと言っていました。
理由を聞いたら、「ポリガットは手首やヒジに負担がかかりすぎるから、体が出来上がってない学生はケガにつながる可能性が高いんだよね。」とのこと。
ポリガットの方が値段が高いので、売り上げのことを考えたらポリガットの方がいいはず。
でも、あえて安いナイロンガットをすすめていたおじさん。
私は「おじさんが売り上げを捨ててまでナイロンをすすめてるってことは間違いないだろう」と信頼し、何も疑問を持たずに張ってもらってましたね。
おじさんの言うことも正しいことだと思ってましたし。
実はおじさんは高校時代、学校のエース選手で、どんなボールでもハードヒットする実力のあるストローカーでした。
当時使っていたガットはポリガット。勢いよくボールを打っていた当時のおじさんは、ガットも切れやすかったです。
なので耐久力のあるポリガットの方が良いと感じていました。
しかし、ポリガットでボールを強打していたことで、おじさんは手首に大きな負担をかけていました。
ある日手首に痛みを感じて病院に行ったところ、全治2ヶ月の怪我が発覚。しかもそれが引退試合直前のことでした。
エースだったおじさんが怪我で出場できず、おじさんの学校は目標としていたインターハイ出場が果たせず、予選負けしてしまいました・・・
みたいな過去がおじさんにあったのかもしれませんね!
そこまで腹を割って話すほど仲が良かったわけではないので、ちょっとわからないですけど。
同じ部活のメンバーはポリガットを使っていたので私もポリが良かったんですけど・・・
おじさんの言うことにゃ、ナイロンがいいということで、ナイロンを使い続けました。
そんな思い出がよみがえってきました。
まとめ:プレースタイルに合わせてガットのテンションを変える
今後は、ボレー主体のプレーに切り替えていこうと思ってます。
これまでは完全にシコラーで、ボールをつなぐだけのテニスになっていました。
これからは、何か自分の武器を持てればいいなと思うので、比較的得意なボレーを磨いていこうと思います!
ボレーはラケットとガットの反発力で打ちます。ガットのテンションを下げて反発力をあげた方がいいのかなと考えて、今回はテンションを3ポンド下げてみました。
また打っていく中で、テンションは調整していこうと思います。
まずは今回張り替えた状態で打ってみて、様子を見るつもりです。
ぜひガットにも気を使ってあげて、定期的に張り替えるようにしてくださいね!
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