データテニスのジロギン(@akiramenaiuta)です!
テニスは、ショットのスピードや回転量を数字にした方が、どれくらい上手くなっているかがわかりやすいです。
私のショットに関するデータも、数字化して集めています。まぁ、私ではなく、通っているテニススクールでデータを集めてくれるんですけどね。
今回は、私ジロギンのテニスデータを公開しようと思います!
3ヶ月ほど前にも記事にしましたが、その時よりも変化が見られました!
特にサーブの速度が大きく変わったのです。
私の事例になってしまいますが、個人のデータが参考になることもあるでしょう。隠さずお伝えします!
✔︎リラックスしたサーブで球速アップ!
✔︎ショットのスピードよりスピン重視!
✔︎ボレーの精度、スピードともにアップ!
✔︎スマッシュの精度アップが課題!
ジロギンは「スピン系パワープレイヤー」?
まずは、私のストローク、ボレー、スマッシュ、サーブデータの分布図をみてください。
(くしゃくしゃになっているのは、すみません)
この図では、どのようなショットを打っているかで、以下4つのプレイヤータイプに分けることができます。
- スピン系コントロールプレイヤー
- スピン系パワープレイヤー
- フラット系コントロールプレイヤー
- フラット系パワープレイヤー
おそらく、ショットに回転がかかっている人は「スピン系」、あまりかかっていない人は「フラット系」に分類。
ショットのスピードが速い人は「パワー」、遅い人は「コントロール」に分類されるのでしょう。
私の場合、「スピン系パワープレイヤー」のようですね・・・
いやぁ・・・全然自覚ない笑
正直、私はスピンがかかるショットが打てなくて困っているタイプですし、腕はポッキーのように細く、パワーの「パ」の字もないような体をしています。
まぁ「比較的」スピン系パワープレイヤーって感じなのでしょうかね?
四捨五入するとスピン系パワープレイヤーみたいな。
遠足のグループ決めでどこのグループにも入れてもらえず、先生が私と仲良くしてくれそうな子のグループに強制的に入れてくれた、小学2年生の頃を思い出す・・・
ただ、今の私が理想とするプレー(ストローク)は、スピンがかかっていながらも速度の速いボールが打てるスタイル。
まさにスピン系パワープレイヤーですので、より近づけるように伸ばしていきたいですね。
サーブはスピードアップを意識した
次に、各ショットのデータを見てください。
(これもくしゃくしゃですね。もっと物を大切に扱える人になります)
まず最初に注目したいのがサーブです!
サーブのスピードが7km/h近くアップしています!これはかなり大幅なアップと言えるのではないでしょうか?
実は、3ヶ月前のデータを見て、サーブの速度をもっと上げたい!と考えていました。
サーブの練習の時はスピードを意識しつつ、コーチのアドバイスを取り入れたところ、実際に速度が上がったのです!
意識した点は3つ!1つずつ紹介します。
「サーブを全力で打てば速度は上がる」と意識する
練習中にコーチが話していたことに、速度アップのヒントがありました。
「テニスのプロは、200km/hオーバーのサーブを打つ選手がたくさんいます。でも、全力で打てば、実はもっと速度を上げられるんですよ。
ただ、試合中はスピード以上に確実性を重視したり、回転をかけてサーブを変化させたりするので、速度も下がるんです。
それでも200km/h以上の速度が出るのは、超人的ですけどね。」
プロとは比較になりませんが、私も試合形式の練習中は、ダブルフォルトをしないように速度を遅くしていました。
イメージとしては、
「ファーストサーブは70%の力で。セカンドサーブは50%の力で。」
という感じ。ラケットを振る速度をゆるめていました。
私もこれ以上の速度は出せるはず!自分に限界を決めているだけ!
そんな感じで意識を高くしながら、サーブを打つ力のイメージを変えました。
今は
「ファースト80%、セカンド60%」
くらいの力で打っています。この力加減で練習しているうちに、だんだんと体が慣れてきました。
コーチの話をきっかけに、力を強めて打つ意識を持てるようになりましたね。
リラックスしてラケットを振る
コーチが、サーブ練習中に毎回言っていることがあります。
「サーブはリラックスして、体の動きを使って打ちます。腕を速く振ってスピードを出そうとすると、ミスの原因になりますよ。」
サーブは腕の振りでスピードを出す!って考えがちですよね。特に男性は、腕力に任せてサーブを打っている人も多いです。
腕の振りや力が、サーブのスピードに全く関係ないとは思いません。ただ、力任せに腕を振るだけでは、速度は出てもコントロールが難しくなります。
テニスは、たとえマッハ1のサーブが打てても、サービスエリアに入らなかったら何の意味もないです。
サーブがうまく決まるスピードのMAXを上げる。この考え方からすると、腕の力だけでスピードを出すのは良くないでしょう。
上半身の回転や、足の蹴り出しなどを使うことで、無理なくサーブが打てます。
それに、腕一本で出すパワーより、からだ全体を使って生み出したパワーの方が間違いなく大きいです。
からだ全体を使ってサーブを打つには、リラックスした自然な動きが必要となります。私もリラックスして、体をなめらかに動かすことを意識してサーブを打ったところ、スピードは上がりました。
精度についても、ほとんど落ちていません。
ラケットの先端の方で打つ
ラケットの面でボールが一番よく飛ぶ場所は、ラケットの真ん中から少し先端の方だそうです。
サーブもラケットの先端の方で打つと、速度が上がりやすいということですね。
私も意識して、先端の方で打とうとしています。
そのためには、トスを高めに上げ(ラケットを持って腕を伸ばした高さの、さらにラケット1本分以上高い位置)、やや早めのタイミングで打つことが必要ですね!
以下の記事で、ラケットの先端で打つことについて詳しくまとめていますので、参考にしてください!
この3点を意識して取り組みました!
さすがに200km/h近いサーブを打つのは難しいでしょう。ただ、今よりサーブの速度を上げることはできるはずです。
特に初心者プレーヤーは、簡単にできる方法ですので、練習の時にやってみてください!
ストロークはスピンがかかり始めている
続いては、ストローク(フォアハンド・バックハンド)のデータを見ていきます。
全体的に見ると、ボールの速度が下がってますね。
でもこれは、手を抜いてたとか、そんな理由ではありませんよ!毎回誰よりも真面目に練習してるつもりです!
ボールの速度が落ちたということは、スピンがかかり始めているということだと思います。
ボールをこするようにして打つスピン系のショットは、ボールを押し出すようにして打つフラット系ショットより、速度は落ちやすいです。
3ヶ月前までの私は、ストロークの時も薄いグリップで、フラットショット気味に打っていたんですね。
速度は上がるんですけど、ラリーが長引くとミスをしてしまう・・・そんな状態でした。
コーチからは「トップスピンをかけたほうがストロークは安定する」と教わったので、この3ヶ月は意識的にスピンをかけるようにしていました。
その結果が少しずつ出ているのではないかと思います。
スライスにも同じことが言えますね!回転がかかり、スピードが落ちていると。
先月出場した試合でも、スライスがかなり有効な攻撃方法になりました!
取り柄のない私の、数少ない武器になってくれる気がします。
ボレーは精度が上がっている!
次はボレーに注目します。フォアハンドボレーの速度が大きく上がっていますね。
ただ、個人的にボレーは「威力よりコントロール」が重要だと思っています。
例えば、コートにポトンッと落とすように打つ「ドロップボレー」は、一見すると弱々しいショットです。
しかし、相手がいない場所に打てれば、得点が取れる効果的なショットになります。
ボレーは速度よりも、打ちたいコースを狙えるコントロールこそが大切だと思うのです。
私のボレーはというと、肌感覚ではかなり精度が上がっています。
思ったコースにボレーを決められることが増え、「ボレーは得意だ」と自信が持てているほどです。
正直、「ベースラインでラリーするくらいなら、ネットに出てボレーした方がミスらないんじゃないか?」って思ってすらいますからね笑
ボレーはこのデータが表す数値以上に満足のいく技術が身についていると実感しています。
スマッシュは速度アップも精度ダウン
ネットプレーが好きな私ですが、実はスマッシュに課題があるのです。
先ほどのデータを見ると、スマッシュはボール速度が9km/hほど上がっています!数値だけだと、すごく成長しているように見えますよね?
ですが実際のところ、私のスマッシュは3回に1回くらいしか決まりません泣
成功率33%・・・受験だったらD判定くらいですね。先生も「合格は厳しい」って判断するレベルですよ。
私のスマッシュは、ネットミスが多いです。考えられる原因は2つ。
- コートに叩きつけようとするあまり、ボールに面を被せすぎている
- 打点が低い(打つタイミングが遅い)
スマッシュは練習する日としない日があり、練習できる機会が少ない技術です。
でも、それは言い訳に過ぎませんね。
特に、ネットプレー主体で戦おうとしている私としては、スマッシュは決定打になる重要なショット。「練習してないから打てませぇ〜ん」ではダメです。
成功率80%くらいは目指したいですね。
スマッシュも、速度以上にコースが重要だと思っています。
100km/h以上のスピードが出るショットですから、相手がいない場所に打ち込めれば、ほぼ返されることはないはず!
サーブと同じようにリラックスして、打点の感覚を身につけながら、スピードよりもコースを狙えるスマッシュを身に付けます。
STS(スマートテニスセンサー)が超便利!
私の直近3カ月間のショットデータについて紹介しました!
社会人になってテニスを始めてから8ヶ月。まだまだ練習が必要だなと感じます。。
でも課題が多いほど、やる気も出てきます!少ない練習時間を生かして、試合に勝てるようになりたいです!
私のスクールでは
STS(スマートテニスセンサー)
という分析機械を使って、データを測定しています。
ショットのデータに限りますが、自分の得意な部分や課題が明らかになるので、めちゃくちゃ便利です。
STSでデータを取ることで練習するべきポイントがよくわかります。
練習ごとに「フォアのスピンをかけよう」「サーブの速度を上げよう」といった目標を設定できるので、漠然と練習して「はい終了」みたいにならずに済むのです!
小さな機械をラケットのグリップにつけてプレーすると、ショットのデータが取れれます。やることは機械をつけるだけです。
(グリップエンドのラケットメーカーのところってつけたり取ったりできるんですよ笑)
スマホとも連動できて、自分が売っている映像を撮影すれば、ショットのデータと自分のフォームを照らし合わせてみることも可能!
データがよく出たフォームが、自分に合ったフォームということになりますね!
紹介動画がありましたので、合わせてご覧ください!実際の使い方がよくわかりますよ!
STSは個人でも使えるので、自分のショットデータが欲しい方は、ぜひ試してみてください!
上達の大きな手助けになり、試合で使えるあなたの武器を見つけるヒントにもなりますよ!
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