こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です!
テニスプレーヤーなら、1度はあこがれたことがあるのではないでしょうか?
相手のラケットを吹き飛ばすパワーショット、そう、波動球(はどうきゅう)に!
『テニスの王子様』に登場した必殺ショットの一つです。
青学のタカさんや不動峰中・四天宝寺中の石田兄弟が使いました。
120%のパワーを込めて打つショットです。
腕に負担のかかる大技ですが、決まればほぼ一撃必殺!
返せるのは筋骨隆々のパワープレーヤーのみです。
私もこの波動球が打てるようになりたい・・・
今年で26歳になりますが、まるで中学生のようなあこがれを持っています。
しかし問題点があるのです!
このブログをお読みいただいている方はお分かりかと思います。
私はパワープレーヤーの「パ」の字もないくらい
ほっそー細ウデです!
これでは、波動球なんて打てるわけがないです!
波動球が打てるまでの道のりはかなり長くなりそうです・・・
ということで本日から
波動球プロジェクト
を始動します!
私が波動球を打てるだけのパワーを身につけるため、筋トレをしたり、食事内容を考えたりと、いろいろしていきます。
その様子を不定期でこのブログに書いていきます!
「自分も波動球のようなパワーショットが打ちたい!」という方は参考にしてください!
一緒に頑張りましょう!
ということで、波動球プロジェクト第1回目となる今回は、波動球の打ち方を分析していきます!
波動球の打ち方
波動球と言っても、作中で登場したものはいくつ種類があります。
・両手で打ってウデの負担を減らす「両手波動球」
・低い体勢から前に飛び出す力を使って打つ「ダッシュ波動球」
・威力がどんどん上がっていく「壱式〜百八式波動球」
今回私が挑むのは、オーソドックスな「片手で打つ波動球」です。
不動峰中の石田鉄(いしだてつ)の波動球を参考にします!
出典:テニスの王子様4巻56P/許斐剛
腰を低く落とす
まずは足を肩幅より広く、思いっきり開きます。
そしてクローズドスタンス(足を前後に並べるスタンス)で構えます。
その時に腰を低く落とします。
こうすることで、しっかりと踏ん張ることができ、ショットにパワーを乗せやすくなります。
波動球はウデの力だけで威力を出すわけではないようです。
テイクバックは高く
テイクバック(ラケットを後ろに引くこと)は高くします。
ラケットを下げない方が、回転をかけないフラットショットが打ちやすくなりますね。
こんな感じでしょうかね?
ラケットを下げてから振ると、ラケットが下から上に動きます。するとボールにトップスピンがかかってしまいます。
トップスピンをかける打ち方はボールを押し出す力が弱くなるので、ショットの威力もやや出にくいです。
あと、ラケットを下から上に思いっきり力を込めて振ったら、アウトしちゃいますね。
漫画の技ですが、意外と理にかなっている・・・
さすが作者の許斐先生、テニス経験者なだけあります。
けど、テイクバックを高くするのは「カッコつける」意味合いが強いと思います笑
目立つフォームの方が周りの人から「波動球だ!」とわかってもらいやすくなります。
現実でもしっかりマネしましょう。
体を回転させて打つ
テニスの基本でもありますが、ショットは体を回転させる力で打ちます。
ウデの力だけで打とうとすると、フォームが乱れてショットのコントロールができなくなってしまいます。
あと、ウデだけの力より、体全体を使った力の方が大きくなりますよ。
波動球も体の回転をしっかり使って打っているようです。
このシーンの石田の上半身を見ると、しっかりラケットを振り抜きながら、回転しています。
出典:テニスの王子様4巻58P/許斐剛
ウデの力に加えて、体を回転させて打つことで、パワーはさらに上がるでしょう。
体重を前足に乗せる
先ほどのシーンの石田の足の部分を見てください。
構えた時に開いていた足が、ボールを打った後は閉じていますね。
これは、ボールを打つ瞬間に、開いた足の後ろ足(右利きの場合右足)を蹴り出して、前足(右利きの場合左足)に体重移動させているためですね。
後ろ足を蹴り出す勢いと、体重を前足に乗せることで、さらにショットの威力が上がります。
波動球はウデの力が必要なのはもちろんのこと、上半身も下半身も使わないといけない技のようです。
意外と基本に忠実で、大切な技術の詰まった技ですね、波動球は。
波動球を打つためにやるべきトレーニング
波動球の打ち方を分析する中で、やるべきトレーニング内容が見えてきました。
まずは以下のことをやっていくべきだと思います。
ウデと胸の筋力をつける
1番の課題ですね。ウデの筋肉をつけること!
腕立て伏せなど、腕力を上げるトレーニングをやるべきでしょうね。
それから、ダンベルなどの腕力をきたえるトレーニンググッズも使うと、より効果が期待できそうです。
こういう、重さの変えられるダンベルの方がいいでしょうね。
重さが決まっているダンベルだと、重さになれた時に、さらなるトレーニングにならなくなってしまいます。
いちいち別の重さのものを買い直すのは面倒だし、お金もかかりますよね。
そして、腕立て伏せやダンベルを使ったトレーニングをしていると、胸の筋肉もつきます。胸の筋肉は上半身を張る力につながります。
上半身を張る力があると、相手のボールをしっかりラケットで受け止め、上半身を回す力にもなります。
ウデと胸の筋肉は、波動球を打つためでなくテニスをする上でとても重要な筋肉ですね。
下半身の力をつける
波動球を打つには、下半身の踏ん張りが大切です。
下半身のトレーニングもして、力をつける必要がありますね。
日常生活でできることとしては「なるべく階段を使って昇り降りをする」のがいいと思います。
これが意外と足の負荷になります。
駅の中やビルの中にあるオフィスに昇る時は階段を使うように意識してみましょう!
(オフィスが43階とかだったら無理しなくていいですよ!7〜8階くらいがちょうどいい負担になります)
足につける重り(パワーアンクル)を使うと、もっと足に負荷をかけることができます。
両足にかかる負荷が1kgくらいでも、かなりトレーニングになります。
『テニスの王子様』でも足腰のトレーニングとしてやってましたね。
青学メンバーが足に重りをつけて練習や試合をしてました。
正直、1kgの重りをつけたら、テニスなんてまともにできないくらいの負荷になります(中学生の時に実証済み)。
この状態で階段の上り下りをしたら、さらに下半身のトレーニングになるでしょう。
波動球のフォームで素振り
最後は素振りですね。波動球のフォームを身につけます。
気をつける点としては、
・足を大きく開いてクローズドスタンスで構える
・テイクバックの時にラケットは高く
・上半身を回転させ打つ
・後ろ足を蹴り出して、前足に体重を乗せる
ですね。
ラケットを高くテイクバックするのがかなり恥ずかしいですね・・・
でも、波動球を打つためです!周りの目は気にせずに振りまくりましょう!
フォームの参考に、『テニスの王子様』を読んで、石田鉄の波動球フォームを見ておきましょう!
さいごに
波動球を打つためにやるべきトレーニングがわかりました!
今後はこの内容を基本として、トレーニングしていこうと思います!
ただ、実際にやってみると「あれが足りない」「これをやったほうがいい」ということがたくさん出てくると思います。
その度にどんどんブログに書いていきますのでお楽しみに!
波動球は『テニスの王子様』の作中後半で、相手を観客席まで吹き飛ばしたり、腕の骨を折ったりする威力になっていました。
さすがにこんな威力になることはないと思いますが・・・身につけた波動球で相手選手を傷つけないようにしましょうね!