テニプリを見てテニスを始めたジロギン(@akiramenaiuta)です!
(いろんな意味で)伝説のテニス漫画となった「テニスの王子様」。
私も大いに影響を受けた作品ですが、きちんと読んだのは全国大会編までです。
「新テニスの王子様」になってからは、最初の方を読んだだけでした。
2018年5月、「新テニスの王子様」の公式ファンブック23.5巻が発売!
実際買って読んでみたのですが、またテニスの王子様が読みたくなるほどクレイジーな内容でした!
今回は「新テニスの王子様23.5巻 パーフェクトファンブック」のレビューを書きます!
「新テニスの王子様」を読んだことがない人でも楽しめ、また「テニプリ」を読み始めるきっかけとなる本ですよ!
買おうと思った理由
「テニスの王子様」の時代から、10.5巻、20.5巻というように、ファンブックが発売されていました。
当時は単行本を買っていたので、○.5巻がどのような内容なのかは知っていました。
要するに、データブックみたいな感じなんですね。
登場したキャラクターのプロフィールや、出身校の様子、これまでの大まかなストーリーや、作者・許斐剛先生の裏話などがまとめられています。
これまで「新テニスの王子様」を読み返す機会がなかった私。
キャラクターやストーリーが大まかにまとめられているファンブックを読んで、なんとなくキャラクターやストーリーを把握しようと思ってました。
すでに23巻も発売されているので、全巻買うには強いきっかけが必要です。
1冊400円として、1万円くらいしますからね。改めて買うのはちょっとためらっていました。
でも、23.5巻を読んでみたら、新テニプリ全巻ほしくなりました!
それくらい魅力的にまとめられていたのです!
新テニスの王子様23.5巻の見どころ
実際に読んでみて、23.5巻の見どころをいくつか紹介していきます!
「新テニプリ」を読んだことがない人も多いと思います。
ネタバレしない程度に紹介していきますのでご安心を!
謎の短編「新 幸村ゲーム」
23.5巻を開くと、いきなり謎の短編がスタートします。
その名も「新 幸村ゲーム」!
出典:新テニスの王子様23.5巻3P/許斐剛
立海大付属中学の部長・幸村精一(ゆきむらせいいち)を主人公にした、ギャグ?ストーリーです!
幸村が考えた異色のゲームが、キャラクターたちを狂わせる!?
あまりネタキャラになることのなかった幸村の、意外な一面が見れる短編マンガです!
100人以上のキャラクターの紹介
主人公の越前リョーマや、ライバルの遠山金太郎(とおやまきんたろう)など、ゆうに100を超えるキャラクターのプロフィールが紹介されています!
出典:新テニスの王子様23.5巻34P/許斐剛
氷帝の跡部景吾(あとべけいご)や山吹中の亜久津仁(あくつじん)、四天宝寺中の白石蔵之介(しらいしくらのすけ)など、懐かしのキャラクターたちも紹介されています!
「新テニ」では、意外なキャラにスポットが当たっていて驚くかも・・・?
「テニスの王子様」時代のキャラクターのプロフィールが全て頭に入っている大ファンも多いと思います。
しかし、23.5巻の各キャラのプロフィールをよーく見てみると、身長が伸びていたり、体重が増えていたりするキャラもいるんですよ!
全国大会から数ヶ月後を描いている「新テニスの王子様」。登場人物はほとんどが成長盛りの中高生ですから、ちゃんと成長してるんですね。
日本のキャラクターだけでなく、ライバルとなる外国選手たちのプロフィールも公開されていますよ!
でも・・・
出典:新テニスの王子様23.5巻142P/許斐剛
出典:新テニスの王子様23.5巻172P/許斐剛
彼らは高校3年生(18歳)くらいらしいのですが・・・
絶対ウソでしょ!?年齢詐称でしょ!?
テニプリの時から「この子たち中学生じゃないでしょ!?」ってくらい大人びてましたが高校に行くと…おっさんになっちゃうんですね。
年齢以上に見た目が老けているのならばまだいいですよ。
出典:新テニスの王子様23.5巻204P/許斐剛
何があったんだ君は…忍者に憧れちゃったのか!?
ファミリーネームも「ドロン」って忍者っぽいし!家族ぐるみで忍者なのか!?
そして、テニスプレーヤーからすると、もっと意外なキャラクターもいました!
出典:新テニスの王子様23.5巻195P/許斐剛
「フェデラー」という名前を、ラスボスにもできそうなこの名誉ある名前を、ページ半分しか紹介されていないキャラクターの名前に使ってしまうあたり…
なんという無駄遣い!史上最高のテニスプレーヤーの名前なのに!
許斐先生のセンスは、常識をはるかに超えていると感じさせられるページでした。
どうですか?本編が気になってきますよね?
こんな個性豊かすぎるキャラクターたちがどう活躍するのか、1巻から買ってじっくり読みたくなってしまいます!
ストーリーも振り返れる
最新23巻までのストーリーを振り返ることもできます。
対戦したキャラの組み合わせや、試合結果、どんな試合の内容だったのかも解説してくれています。
出典:新テニスの王子様23.5巻121P/許斐剛
でも、ちょっと紹介されるだけだと、なおさら知りたくなってしまう…
「テニプリ」は試合結果だけ見ても面白くないです!
試合中に登場する想像を絶するショットや、ありえない超人プレーを見てこそ楽しいのです!
例えば・・・
出典:新テニスの王子様23.5巻133P/許斐剛
山吹中の亜久津がなんでこんなに分身してるのか!?気になっちゃいますよね!?
こういったクレイジーなシーンは本編を読まないと、よくわかりません。
私たち常人の想像では、1コマだけでストーリーを予測することは不可能です!
23.5巻はあくまでも本編を読むきっかけに過ぎません。
あなたにも、ストーリーを把握するだけでは収まらない、「1コマ1コマ全部読みたい!」という欲が出てくるでしょう。
作者・許斐剛先生のインタビュー
漫画のファンブックにつきものなのが、「作者のインタビュー」ですよね。
キャラクターの誕生秘話や、裏設定、ボツ案など、ファンとしては気になることを作者本人の言葉で明かしてくれます。
23.5巻にも作者の許斐剛先生のインタビューが載っていますが・・・
出典:新テニスの王子様23.5巻225P/許斐剛
主張がすごい!!
ファッション雑誌のように許斐先生の写真が載っています!
でも、ただ目立っているだけではないのです!ファンが気になっている「テニプリの謎」について、許斐先生が答えてくれています!
例えば、
・新人戦の切原赤也VS日吉若はどっちが勝った?
・神尾と杏ちゃんの恋の行方は?
・元青学の大和部長がイメチェンした理由は?
・四天宝寺中の顧問・オサムちゃんの担当科目は?
などなど、「テニスの王子様」時代に明かされなかった読者の疑問についても解説してくれています。
「新テニスの王子様」の解説と合わせて、昔からのファンが長年抱えていた疑問にも答えてくれているので、やっぱり23.5巻は買って損のない1冊ですよ!
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まとめ:「新テニ」を読んでいなくても楽しめる
23.5巻は、「新テニ」を振り返れる1冊です。私のように、これまで読んでいない人でも楽しめることでしょう!
「テニスの王子様」時代のキャラもたくさん登場し、活躍しています。
当時からのファンも、自分の懐かしの友達が頑張っているような気分で、ワクワクしながら読めますよ!
23.5巻を読むと、私のように「新テニスの王子様」を全巻読みたくなってくると思います。
まだまだ作品は続きます。続けば続くほど、買うのをためらってしまうかも知れません!
今のうちがチャンスですよ!ぜひ、読み返してみてください!
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