ストロークが苦手ならローボレーを覚えてネットプレーで試合に勝とう!

ストロークのコツ

 

こんにちは!ジロギンです。

 

テニスを本格的に始めてから約1ヶ月が経ちました。

ずーーーーーーっと苦手にしてきた利き腕側、フォアハンドストローク。

先日5500円払って参加した「フォアハンド徹底レッスン」を受けたところ見事に克服し、面白いように打てるようになった、と記事にしましたね。

 

 

そんなことはなかったゼーーー!

 

昨日スクールの練習で、コーチがラケットで球出ししたボールを打ってみたところ何も変わってませんでした。ラケットを振り抜けばアウト!こすって回転をかけようと思えばネット!

 

むしろ、いつもと違う打ち方を試していたせいか、だんだんフォームもわけわからなくなってきて、普段より精度は下がっていたと思います。

やっぱり1日手出しのボールを打ってただけじゃ何も変わらないのか・・・もう落ち込みまくりです・・・

 

が、何も悪いことばかりではありませんでした!

 

今後もテニスを続けて、試合などに出るのであれば「もうこれしか勝つ方法はない!」と思える選択肢にたどり着くこともできましたので、そのことについて書いていこうと思います。

 

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とりあえずまずは落ち込む

再び深夜の公園へ

もうしばらく来ることはないだろうと思っていた深夜の公園・・・薄暗くて、草陰で何者かが動く気配のする公園にまた来ることになりました。1週間ぶりですね。

 

練習終わりの23時40分ごろ、私は訓練場(勝手にそう呼んでいます)にたどり着きました。

 

 

マジで怖いんですよね・・・夜の公園・・・

いや、違うか。私が本当に恐れているのは、フォアハンドを打つことだ。

フォアに対する苦手意識、恐怖心に比べればこんな公園なんて・・・怖いねやっぱり!

 

うなだれTIME!

とりあえず公園には来たものの、5500円かかった練習が全く意味をなさなかったことにショックを受けていた私は、素振りもせずにしばらくうなだれていました。

 

 

5500円か・・・日高屋だったらチャーハン大盛りを8杯くらい食べられる額じゃあないか・・・いや8杯はお腹いっぱいになって食べられないな。

 

だったら友達を呼んでチャーハンパーティができるじゃあないか・・・いや私に友達はいないな。

 

5500円失ったことがショックじゃないんですよね、何も成果がなかったことがショックだったんです。心の拠り所にしていたものが一瞬にして奪われてしまった感じです。

 

こうなるともう何が正しいのかわからなくなってきてしまいますよね・・・

 

 

ラケットの持ち方ってこうだったっけ・・・?

いや、これは「海賊の角笛(バイキングホーン)」の持ち方か・・・

 

画像出典:テニスの王子様31巻49P/許斐剛

 

ラケットに握り方すら危うくなってきた・・・

 

 

おお・・・神よ・・・今こそこの祭壇に降り立ち、我がフォアハンドの欠けたる部分を補い、完全なるものにしたまえ・・・

 

本当に、夜の公園は危ない人が多いから気をつけましょうね!

 

さて落ち込む時間は終わり!

なぁに、昨日の練習はフォアハンドこそボロボロでしたが、これまでそんなに練習してこなかったボレーがメキメキ上達してきているのです!

 

ストロークが苦手ならネットに出ればいいじゃない

ボレーがどんどん決まるようになってきた

フォアハンドがダメな反動なのか、ボレー(ネット際でノーバウンドで打つショット)が上達してきました。

 

球出しの練習なら思うコースにきちんと打ち分けることもできますし、ダブルスの練習形式でも自信を持ってポーチ(後ろにいるペアが取るであろうボールを、ネット際でボレーすること)にも出られるようになってきています。

確実にボレーが自分にとっての武器になっている実感があるのです。

 

フォアハンドが弱点となっている今の私は、ベースラインで相手と打ち合えば、間違いなく自分からミスってアウトかネットするのがオチです。

だったらなるべくラリーをせず、どんどんネットに詰めてしまったほうが良いです!

 

ストロークが苦手ならネットに出ればいいじゃない!

 

わかったネットに出るぜ!

(シュバババババババ)

 

というように、今後私がテニスで気持ち良くプレーするには、積極的にネットに出てボレーを決める「サーブ&ボレーヤー」になる他なさそうです。

 

ネットプレーはゲームを有利に運べる

中学高校と部活でテニスをしていた私は当時、ベースライン付近でラリーをつないで、相手をミスらせる防御型のプレーを得意としていました。

 

いや、語弊がありますね、得意としていたわけじゃなく、リスクを冒してでも勝負に出ようとしていなかっただけです。だってミスすると顧問の先生に怒られるんですもん・・・深夜の公園より怖かったですよ。

 

ですので、試合中にネットプレーをすることなんてほぼなかったです!

それでも勝てる相手はいましたが、トーナメント戦で勝ち上がれる人って、結局何らかの「攻撃の手段」を持っているプレーヤーなんですよね。

相手コートの深くまで強打できたり、サーブが速かったりなどなど・・・

 

思い切り打てばそれだけミスのリスクは増えるのですが、リスクを冒した分、成功すれば自分でゲームを展開できて、優位に運べます。

 

ケツの青かった頃の私は強打できるパワーも度胸もなく、サーブが特別速いわけでもなかったので強さに限界がありました。

こういう私のようなプレーヤーにとって攻撃手段となるのは、本来ネットプレーなんですよね。

 

相手コート近くでボールをダイレクトに打ち返すネットプレーは、力がなくても速い勢いでボールを返すことができます。

相手はそのペースに追いつけなくなるので、自分がゲームの主導権を握りやすいのです。初心者にはもってこいの攻撃的なプレーです。

 

どうやら私もこれからは、逃げずにネットプレーをやっていくしかないようですね!

マストですからね!ネットに出ずラリーをしてると自分がミスって負けちゃうので!

 

ネットプレーの課題

ネットに出るリスクは高い

ゲームを有利に運べるネットプレーですが、もちろんリスクがあります。

 

ネットに近くなるほど相手のボールに対して反応するスピードも速くないと、自分の横を抜かれてしまいます(ネットに詰めている相手の横を抜くショットをパッシンングショットといいます)。

 

また、真後ろのコートを守る人がいないので(シングルスだと)、ロブで頭の上を抜かれてしまうと、対処ができず、一気に不利になってしまいます。

このリスクを恐れてたんですよねー、ケツの青かった私は。

 

でも結局ある程度強い相手と戦うと勝てない程度の実力であったのならば、リスク承知でネットに飛び込むべきだったんですよね、地引き網にかかるイワシのように。

 

高校も大学も卒業して、社会に出てみて、ネットに出るより社会に出る方がよっぽど怖いことを知ったので、もう何も恐れず飛び込めそうです。

 

ネットプレーの鬼門「ローボレー」

ネットに出ると言っても、サーブ、またはショットを打ってベースラインからネットへと詰めていくので、それまでの段階を踏まなければなりません。

ダッシュして一気にネットに詰めると、サイドを抜かれやすくなってしまいます。

 

コートの真ん中くらいで1度「ローボレー」をはさむのが基本ですが、このローボレーが難しいんですよね。

 

ローボレーとは?

ロー(law)、つまり「低い」ボレーの事です。普通のボレーは上半身、顔の前あたりで捕球しますが、ローボレーは足元でボレーします。

足元に打たれると、体勢が崩れやすいので、打ち返すのは難しいです。

 

ローボレーは足元に来たボールを処理するボレーで、基本は決め球にするより、ネットに出るためのつなぎのボレーとして使います。(相手が後ろに下がっているのならば、短く落とすドロップボレーをすることで決め球にもできます)。

 

ローボレーを苦手としている人は多いと聞きます。けど私、

ローボレー得意なんですよ!(ドヤァ)

参考までに、私がどんな感じでローボレーを打っているのかも紹介しておきますね。

 

グリップはコンチネンタルグリップ

ローボレーも通常のボレーと同じく、コンチネンタルグリップですね。包丁の持ち方です。

 

 

私は基本的にネット際ではコンチネンタル以外の握りから絶対変えません!

まるで自分の最愛の人のように「もう離さないよ!」と心に決めて握っています(そんな人が現れるといいのですが)。

 

手首の角度は90度

グリップもそうなのですが、ネット際で私は手首と腕の角度も90度にして変えません。こんなか感じです。

 

 

ちょっと遠慮がちなガッツポーズみたいにして、もう動かしません。このままローボレーを打つのですが、

 

 

足元の方へとスライドさせて面にボールを当てます。「ローボレーはラケット立てろ」と言いますが、手首を90度に固定して、ラケットを振らないように当てろということだと思います。

 

卵を割らないように打つイメージ

ローボレーは打つのではなく、「威力を殺す」イメージで打っています。これは私も感覚で打っているのでちょっと説明が難しいのですが、「ラケットで卵を割らないようにして打つ」ことをイメージしています。

 

普通、ラケットで卵を打とうと思えば割れてしまいますよね。なるべく柔らかいタッチで、ボール威力を殺して殺して殺しまくるように相手コートに運びます。

 

打つのではなく、本当にラケットの面を打ちたい方に合わせるだけですね。そうまるでの世で一番大切な女性を扱うようにラケットで卵を打つように打ちます。

 

それでも割れますけど、卵はどんなに柔らかいタッチで打っても割れちゃいますけど、割れないように、相手が打ってきた威力を一旦0にして、「はいご苦労様〜」と帰宅するバイトの大学生に挨拶するコンビニ店長のように、相手コートに送り返すことをイメージします。

 

(たとえにたとえを重ねてわからなくなってしまった・・・こちらの動画が参考になりました!)

 

 

 

ネットプレーをするにもストロークは必要

試合がいきなりネット前から始まればローボレーもストロークもいらないんですけどね。そうはいかないです。サーブかレシーブから始まりますので、ベースライン際からスタートです。試合で私の苦手なフォアを全くもって打たないということはまずないです。

 

まぁ最終的にネットに詰めるなら、ストロークもコンチネンタルグリップで握った方がいいかもしれませんね。サーブもストロークもボレーもグリップを変えなくていいので。

 

 

不調を治すことを楽しもう

なかなか治らないフォアハンド。正直なんで治らないんだよ!私のバカバカバカバカバカバカフナムシ!と思ってます!少しね、立腹といった感じですが、むしろこれだけ長い間、課題として残り続けてくれていると達成しがいがありますよね。この不調を治すこと、それ自体を楽しんでいきますよ!

 

本当にうまく行った時こそ、真の巧さをね、手に入れられるんじゃあないかと思ってます。

得意なローボレー、ボレーを生かすためにも、ストロークもしっかりマスターしたいと思います!

 

そう、秘密兵器も買ったのでね・・・

 

 

こいつの詳細は、こちらの記事から!