PRINCE BEAST O3 100(300g)を使ってみた感想

テニスグッズ

 

みなさんこんにちは。ジロギン(@akiramenaiuta)です。

この度、当ブログを運営し、かつ趣味として7年ぶりにテニスを始めることにしました!
テニスをやるなら、やっぱり自分のラケットが欲しいですよね!
ということで、約7年ぶりにテニスラケットを購入しました!名前は

Prince BEAST O3 100(300g)
(プリンス ビースト オースリー)

です!

今回はBEAST O3ラケットのレビューを書きたいと思います。ラケットを変えたいけど、どれにすればいいかわからない方や、初めてラケットを買う方、久しぶりにテニスを始める方も参考にしてみてください!

 

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なぜBEAST O3にしたのか?

まずは、私が数あるラケットの中からなぜBEAST O3を選んだのか、その理由から説明していきます。大きく分けて3つの理由があります。

 

店員さんのオススメ!

今回ラケットを買うにあたり訪れたテニスショップは、日本のテニスプレイヤーならほとんどの人が知っているであろう大手ショップでした。

 

どれがいいかな〜?と壁に飾ってあるラケットを見ていたのですが、いかんせん私のテニス知識は7年前で止まったまま。最新のラケットについては全然わからなかったので、店員さんにオススメのラケットを聞いた時に、このBEAST O3を勧めてくれました。

 

店員さん曰く、

「社内で最新ラケットの品評会があったのですが、社員からの評価もとても高いラケットでしたよ!」

とおっしゃっており、非常に振り抜きやすく使いやすいラケットとのことでした。

 

店員さんのオススメであれば、使い勝手もいいだろうと思い、買うことにしました。

 

7年前もO3シリーズを使っていた

7年前、私が高校生の時に使っていたラケットも、BEAST O3の前のモデルですが、同じO3というシリーズのラケットでした。

 

女子テニスプレーヤーのマリア・シャラポア選手が使っていたのと同じラケットでしたね。けど女性でも男性でも使えるラケットでしたよ(むしろ体格は私よりシャラポア選手の方がよっぽどいいんですよね)。

 

当時も使いやすさを感じていましたし、愛着のあるラケットだったので、改めてテニスを始めるにもO3のラケットなら信頼できるなと感じ、選びました。

 

自分の理想のプレースタイルを実現してくれそうだった

具合的なBEAST O3の特徴や性能は後ほど説明しますが、自分が目指している、理想のプレースタイルを実現してくれそうなラケットだと感じました。

 

もともと私はコントロール重視のテニスをしていましたが、ボールにパワーがなかったんですよね。山なりのスピンボールをとにかく打って相手のミスを誘うようなスタイルでした。

 

コントロールを落とさず、パワーを出したい!と考えていた私にとって、BEAST O3の性能はピッタリだと思い、買うことを決めました!

 

使ってみた感想

まず驚いたのが、本当に手に伝わる衝撃が少ないことです!

振動止めをつけていたことも要因ではあると思いますが、BEAST O3は振動を減らす、いや、なるべく発生させない作りをしているので、そもそも振動は手に伝わらないです。

 

さすがに速い球をノーバウンドで打とうと思ったら衝撃はきますが、ストロークでならかなり軽く感じますね。久しぶりのテニスでしたが、翌日腕に痛みは特にありませんでした。

確かにこれは初心者にオススメできます!

 

ただ、しっかり振り抜かないとボールは飛びにくいかもしれません。

先ほど説明した通り、BEAST O3で打つ感覚は本当にボールを一度つかんで投げ返しているようなイメージです。ボールはつかんだだけでは、相手に返せません。こっちからも投げなければいけません。

 

この投げるという動作はすなわち、振り抜くのと同じです。ボールを擦り上げるのではなく、押し出すように打ってあげることが必要になりそうです。

まぁ私がテンションを強めに張っていることも理由だと思いますが。

 

ただ、ボレーがとてもしやすいですね!ガットにボールが食い込む感じがして、打ち返すまでに時間のないボレーでも、落ち着いてコース分けできました!

 

逆に考えると、かなり思いきり振り抜いても、アウトしにくいということですね!

思い切り振り抜くというのは趣味テニスプレーヤーにとっては爽快ですから、いい仕様ですね!私は久しぶりだったこともあり、アウトにビビってしまった気がします。

まさに振り抜きの良さを追求したラケットです!

 

ここまでは私の感想でしたが、BEAST O3をレビューした動画もありましたので、共有します!

 

▼ご購入はこちらから▼

 

BEAST O3 100(300g)の概要

まずはBEAST O3の基本的なスペックと言いますか、概要から。

 

この情報は公式のサイトでも見れますし、初めての方だとわかりにくい部分もあるかと思いますので、ざっくりお読みいただいても問題ありません。

ヘッドサイズ(面の大きさ)

ヘッドサイズ(面の大きさ)は100平方インチです。BEAST 03 100の「100」はこの面の広さのことです。平均的なサイズですね。

 

BEAST O3はヘッドサイズが104平方インチの型もあり、やや面が広く、ボールが当てやすいです。ただ、実際に打ってみると、劇的にボールが当てやすくなるというわけではないので、100平方インチの方でも練習すれば変わらないと思いますよ。

 

平均ウエイト(フレーム)

ウエイト(重さ)は300gです。BEAST O3には280gと300gがあります。

 

280gの方が軽めですが、ややパワーを出せればと思い、重めの300gにしました。重めと言っても300gは平均くらいの重さです。男性でも女性でも問題なく扱える重さです。

 

推奨テンション

基準となるストリング(ガットの)テンション(張りの強さ)は50ポンドから±5ポンドです。テンションを上げるほどボールが飛びにくくなり、下げるほどボールが飛びやすくなります。

 

私は55ポンドにしました。以前は58ポンドくらいでやっていたのですが、やや落として55ポンドにしました。その点については後で説明します。

 

対象者レベル

後ほど説明しますがBEAST O3は、振り抜きやすさや打球の食いつき、衝撃の吸収性などを高めたラケットですので、初級者〜中級者向けのラケットと言えます。「打ちやすさ、打った時の心地よさ」みたいなものを得られる感じですね。

 

先ほども少し書いたように、バンバンボールを打っていくスタイルのプレーヤー向けというよりは、コントロールを重視しながらもパワーを出したいプレーヤー向けのラケットです。

 

概要はこんなところで、さらにBEAST O3の性能を見ていきます。

 

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落ち着きながらも攻めたデザイン

大人のプレーヤーに人気!

店員さんのお話では、BEAST O3はどちらかというと学生ではなく、大人に人気のラケットなのだそうです。その理由の1つが、デザインにあります。

黒をベースとしていて、シャフト(二股のところ)が一部緑ががっていて、迷彩柄を思わせます。黒っぽいラケットは落ち着いたイメージを与えますよね。他のメーカーのラケットって、カラフルでド派手なものも多いんですよ。特に学生の時は

派手なラケットを使っている=目立ちたがり=注目されても問題ない実力者

みたいな謎理論があって、派手なラケットを使いたがる友達もいましたね・・・

 

年を取るとそういう派手さはあまり求めなくなってきて、服装や持ち物もシンプルなデザインのもので揃える人も多いです。そういう「大人心」をつかんでいるのがBEAST O3です。

 

ただ、フレーム部分のオレンジ色が目立ちますよね!黒ベースがゆえにオレンジ色が映えます!このオレンジは明るくて、かなり攻めた色合いだと思います。

 

落ち着きの中に秘めた攻撃性・・・まさに獲物を狙い草陰に身をひそめるBEAST(獣)のようですよね!

 

大人向けのデザインではありますが、テニスラケットらしい派手な部分も残している攻めたデザインのラケットです。他のラケットに比べても、見劣りしないかっこよさですよ!

 

テニスウェアは赤がマッチする!

Beast O3のようにオレンジや赤色が入ったラケットには、テニスウェアも赤色がマッチします!

そこで赤色がかっこよかったり、可愛いデザインのウェアをメンズ、レディース共に5つずつまとめました!

Beast O3と合わせて購入の際には、あわせてどうぞ!

 

フレームに穴?

テニスラケットのフレーム、ラケット本体ですね。この部分を見たことはあるかと思いますが、普通はこんな感じになっています。

小さい穴が空いていて、ストリング(ガット)が通っています。BEAST O3も一部は普通のラケットと同じフレームをしていますが、他の部分の穴には大きな特徴があります。それがこちら

穴デカッ!!

フレームの左右と上の部分に大きな穴が空いています。BEAST O3を含むO3シリーズはこの大きな穴によって、他のラケットとは異なる3つの性能を生み出しています。

 

スイートスポットが広がる

ボールがラケットの面にあたる場所のことを「スイートスポット」と呼びます。ラケットの面の中心にボールが当たった時、一番ボールが飛び、コントロールもしやすくなります。

 

ラケットによってこのスイートスポットの広さは異なりますし、上級者向けのラケットは狭くなり、よりスイートスポットにボールを当てるのが難しくなります。

 

BEAST O3はフレームにあいた穴によって、ボールが当たった瞬間にガットが動くスペースができています。すると、本来ラケット面の中心であるスイートスポットがやや広がります。

中心に当たらなくてもある程度ボールを飛ばせるようになるのです。

 

速いボールをラケット面の中心に当てるのは初心者のうちは難しいです。スイートスポットが広がるBEAST O3は、初心者に優しいラケットです。

 

ボールが面に食いつく

先述の通り、BEAST O3はガットが動くので、まるでボールを手で包み込むかのように、面にボールが食いつきます。ボールを当てて弾き返すというより、一度ボールをつかんでから押し出すようなイメージで打ちます。

 

ボールが面に食いつくと、コントロールがしやすくなることに加え、ボールに回転をかけやすくなります。

 

私は回転をかけるストロークをするので、BEAST O3のようにボールの食いつきの良いラケットが相性が良いですね。

 

空気抵抗が少なくなる

穴が空いていることで、ラケットを振った時の空気抵抗が少なくなります。穴から空気が逃げていくイメージですね。

 

BEAST O3の振り抜きやすさの要因には、この空気抵抗の少なさがあります。振り抜きやすくなれば、それだけ勢いよくボールを打てるので、パワーがないプレーヤーでもパワーを出しやすくなります。

 

きちんと振り抜ければフォームが安定して、ボールコントロールも良くなるので、こちらも初心者にとってありがたい性能です!

 

この穴こそがBEAST O3の大きな特徴であり、初心者を手助け、最大限のプレーを発揮させてくれる穴なのです!

 

 

テキストリーム×トワロン

続いてはBEAST O3の素材についてです。Princeの伝統的な「テキストリーム」という素材に、「トワロン」という素材を編み込んだ作りになっています!

・・・って言っても難しいですよね(泣)。私もラケット素材については深くわかりませんが、こちらの記事を読みました!

プリンス、黄金のパワー系セグメント。テキストリーム×トワロンを新兵器に『猛獣』と化した打球はベースライン目がけて噛み付く!

この素材を活用することで、さらに2つの性能を持たせることができたとのことです。

 

ボールを打った時の振動が少ない

強い球を打ち合っていると腕への負担も大きくなります。その負担がない分、テニスもしやすくなるわけです。手を怪我をすると治るまでテニスをしたくてもできませんからね。大切な性能です。

 

また振動を減らせたことで、ボールのエネルギーも逃げにくくなりました。

振動が大きいほどエネルギーが消費されてしまい、ボールの勢いも減ってしまいます。BEAST O3では振動を減らすことでボールからエネルギーが逃げるのを防げます。力を入れずとも、力強いボールが打ててるようになります。

 

ラケットの「しなり」が早く戻り、パワーが出る

ラケットはボールが当たるとしなります。硬い素材でできていますが、勢いのあるボールを受けるので当然と言えますね。

 

その後、ラケットは元の形に戻ろうとするのですが、BEAST O3はこのしなりが戻るのが早いので、戻った時の勢いでボールにパワーが出るのです。

テキストリームとトワロンの組み合わせによってこのしなりを再現できました。

 

BEAST O3はパワーがないプレーヤーでも強いボールが打てるようにサポートしてくれるラケットです。

私も腕の細いパワーまるで無しプレーヤーです。どうしても打ち負けてしまうことがあるので、パワーの出しやすいラケットを使いたいところです。BEAST O3の性能は私にとって望ましいラケットです。

 

同じように感じている方にもオススメのラケットです!

 

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ジロギンのラケットカスタマイズ

次からは、私ジロギンがBEAST O3に施した、ストリングやグリップなどのカスタマイズを紹介します。

ストリング(ガット)

・・・写真だけでは伝わらないので、説明します。

ストリングは別売りのものを買ったわけではなく、Princeのラケット付属の

Prince シンセティックガットDF16

 

にしました。ナイロン製のストリングで、タイプは「モノフィラメント」です。普通のやつですね。

 

ナイロンにしたのは、テニスをするペースが週1回程度になると思いますので、耐久力はそれほど必要ではないと判断したのと、ボールの飛びやすさと手首への負担を減らすためです。

 

ポリエステルは切れにくいですが、ボールが飛びにくく、ナイロンに比べると手首への負担もやや大きいです。ポリエステルのメリットである耐久力が週1テニスでは活かせないので、ナイロンで十分だと考えました。

 

ただ、7年前にテニスをしていた時もナイロンのストリングにしていたのですが、むちゃくちゃ飛びまくって、ホームランしまくってたんですよね。年間1000本ホームラン余裕でした。

 

そこでテンションを上げてボールの飛びを抑えようとしたのですが、53ポンドでも飛びまくり。最終的に58ポンドまで上げていました。

 

当時は今よりも若い10代だったので力が有り余っていたのかもしれないですが、53ポンドくらいではどうも飛びすぎちゃう印象があるんですよね・・・

 

いきなり58ポンドにしても7年前と同様の効果は得られないことも考えられるので、53と58の間くらいで今回、テンションは55ポンドにしました

 

今後の様子を見て調整していこうと思います。未経験者の方は平均のテンションである50ポンドで張るのがオススメです。

 

グリップテープ

もともとのグリップのままだとツルツルして握りにくいので、グリップテープを巻きました!

 

いや、グリップテープはマストで巻いたほうがいいです。

私のオススメはこのグリップテープです!

ウェットセミ凸凹タイプです!

グリップが少しヌメヌメしていて、らせん状の凸凹があります。

巻いたらこんな感じです。グリップの巻き方については別途記事を書こうと思います。

 

上手い下手はありますよもちろん・・・(私は下手です)。でも7年ぶりに巻いた割にはうまくいったんじゃないかな?

 

最初はラケットを買ったタイミングで、一緒にグリップテープも買い、店員さんに巻いてもらうと確実にうまくいきます。

 

ヌメヌメしているので、手に吸い付くようになり、滑りにくいです。ラリーをしているとグリップがズレてきて、握りも甘くなりがちです。そうするとアウトしたりネットしたりします。

それを防げるので、ウェットタイプがいいです。

 

あと、凸凹に指が引っかかるので、これも握りが甘くならない要因ですね。滑り止めみたいな役割をしてくれます。私は「ウェット凸凹」タイプが使いやすいです。

 

振動止め

BEAST O3自体、振動を軽減してくれるラケットですが、最初のうちはボールを打った時の衝撃や振動が負担に感じるかもしれません。

 

そのためにガットに「振動止め」をつけます(プロでもつけている人は多いので、つけてるから初心者とかそんな風に見られることはないですよ)。

ラケットを買った時にこういう丸型の振動止めもつけてもらえます。ただ、これはラリーをしている時に外れてしまうこともしばしば・・・振動止めが外れると、打った時の感触が突然変わり、ミスショットにつながりかねません。

私はこういう棒状の振動止めを購入しました。性能的には先ほどの丸型の振動止めでも問題ないのですが、この棒状の振動止めはガットから外れにくいです。

 

こうやって、左右のフックをストリングに引っ掛けて、互い違いに振動止めを絡ませます。

 

これならラリーをしていても外れる可能性はかなり低くなります。

振動止めは手の怪我などの予防にもなりますので、できればつけてください。

 

私がラケットに施したカスタマイズはこんな感じです。初めてラケットを買う方は、

・ストリング(テンションの調節)

・グリップテープ

・振動止め

を揃えれば、十分に打てる状態になります。

 

ついに私のラケット完成です!7年ぶりだな!またよろしく頼むぜ!

 

まとめ

全体的にBEAST O3は、テニスを初めてやる方で、ラケットに迷っているのならば是非使って欲しいラケットです。

 

最初は戸惑うかもしれませんが、2回3回と練習を重ねていけば、きちんと使いこなせるようになる易しいラケットです。

まとめ

・落ち着きながらも攻めたデザイン

・大きな穴がショットをサポート

・振動が抑えられていて腕に負担がない

・振り抜きやすい

・コントロール性を重視しながらもパワーが出せる

ぜひ使ってみてください!

 

▼ご購入はこちらから▼

 

合わせて「ゴム紐付きテニスボール」も購入しておけば、ラケットが手に入ってすぐ実際に打つことができますよ!
レビュー記事を書いたので、一緒にご覧ください!

 

  1. Johnb995 より:

    Thanks so much for sharing this excellent info! I’m seeking forward to see much more posts! adgcgdcaakad