ジョギングから帰ってきたジロギン(@akiramenaiuta)です!
あなたはテニスの試合で相手選手を見たとき、どういうイメージをしますか?
背が低そうなら「サーブが苦手」?
ガリガリだったら「パワーがなさそう」?
大きいラケットバッグを持っていたら「強そう」?
こんな風につい思ってしまうでしょう・・・
でもダメ!見た目だけで相手のことを勝手にイメージしちゃダメなんです!
実は今日、私は人を見た目で判断してはいけない!という思いをしました。
これはテニスでも同じことだと感じたのです!
そのことについてお話しします。
✔︎ジョギングしてたらものすごく足の速い女性に遭遇
✔︎人を見た目で判断してはいけない
✔︎テニスは見た目でいくらでもダマせる
ジョギングで出会った足の速い小柄な女性
私に「人を見かけで判断してはいけない」と気付かせてくれたのは、
ジョギング中に出会った一人の小柄な女性でした。
仕事終わりの30分ジョギング
テニスはスタミナが大事・・・ということで、私は仕事終わりに30分ジョギングをしています。
家に帰ってすぐ走るのではなく、いつもはブログを書いてから走っています。
しかし今日は、
「走ってからブログを書いたほうが、頭がフレッシュして、筆(ゆび)が進むのでは?」
と思い、家に帰ってからすぐに着替えてジョギングしに行くことにしたのです。
まぁ腹が減ってはジョギングはできぬということで、大好きな「セブンイレブンのすじこおにぎり」を食べてから走りましたけどね。
コスチュームは「ジョジョTシャツ」を基本とした、上から下まで真っ黒の「暗殺者スタイル」!!
夜の闇に紛れて走るぜ!!!
でもまだ19時過ぎたばかりで、けっこう明るかったんですよね。
疲れると「ハァハァハァ」と変態チックな声を出して走ってしまうので、顔が見える明るい中で走るのは、ちょっと恥ずかしかったです。
折り返しのコースで例の女性登場
私のジョギングコースは、川沿いの道をだいたい15分ほど走り、折り返してまた15分ほど走るというものです。
ジョギング中は、だいたい全速力の半分くらいの力で走ってますね。
しかしこのスピード感!
画像を加工したわけではなく、走りながら撮った写真です!(危ないので真似しないでくださいね)
順調に走り、折り返しポイントに差し掛かった時にその女性は現れました。
身長は私よりも20cmくらい小さかったでしょうか。150cmくらいですかね。
これから走り出そうとしている感じでした。
私は「あらお嬢さん、お先失礼しますよホォーッホッホッ!」とでも言いたげな、余裕ブッこいた表情で女性を抜かしました。
折り返してからも、私は同じペースで走り続けていました。
すると後ろから
ザッザッザッ・・・
と音が聞こえてきました。
私は後ろを振り返りました。
すると先ほどの女性がすごく速いペースで私の後ろを走ってくるのが見えました。
でも、身長差がありますし、足の幅も私の方が広いので、追いつかれることはないだろうと思っていました。
しかも私は足に自信がある(よく長いって言われます)ので、今のペースでも追い抜かされないだろうと、考えていたのです。
ジョギングしている人はわかると思いますが、後ろから抜かされると妙な敗北感があるんですよね?
別に競い合っているわけではないんですけど、なんか追い抜かされたくないんですよ。
けれど
ザッザッザッ・・・
足音は離れるどころかどんどん近づいてくる!
ええっ!?めちゃくちゃはやくね!?
さっきのお嬢さんめちゃくちゃはやくね!?
ようやく私は、自分が油断していたことに気がついたのです。
突如思いついたインターバル走
このままのペースでは、女性に追い抜かされ、くやしい思いをしてしまう・・・
そう考えた私は、突如別のトレーニングを思いつきました。
それが「インターバル走」!
100mくらいを全速力で走り、100mを半分の力でジョギング、そしてまた全速力で100m・・・をゴールまで繰り返す!というトレーニングです。
さすがに全速力で走れば、ジョギングのペースで走っている女性には負けまい・・・私は勝負に出たのです!
むしろ勝負してないんじゃないかって?
いや全然勝負してますよ、自分とね。
走るのって、人と競いますけど、結局は自分自身との勝負ですから。
しかも全速力で走ることで、もっと自分追い込んでますからぁぁっ!
と、私はインターバル走を続けました。
正直、全速力で走るのはつらかったですが、こう思うことでがんばり続けました。
「もしあの女性がトライアスロンかなんかの選手で、走るだけでなく川を泳いで私を抜かしてきたらどうする?
川の流れを使った彼女のスピードなら、私を軽々と抜かして行くだろう。
その時の私は・・・全速力で走ったのに負けた、ゴミクズ野郎になる!」
その思いのおかげで、つらいインターバル走を乗り切りました!
To Be Continuedの文字が、さらに私を追い込んでましたね。
もう無理もう続かないもう家帰る!
ということで、本日のジョギング(インターバル走)は終了しました。
人を見た目で判断してはいけない
私は、「人を見た目で判断してはいけない」とママ・・・母上から厳しく教えられてきました。
それは油断につながるし、実は仲良くなれたかもしれない人と接触するチャンスを失うことになるからやめなさい
とね。
しかし、今日の私は、完全に油断していました。
「小柄な女性だから、それほど足は速くないのでは?」
これは見かけだけの判断でしたね。
しかも、小柄だから足は速くない?いやいや!
よく考えれば、小柄だからこそ足を細かく動かしやすく、小回りが利くので速く動けるのでは?
私は人を見た目で判断した上に、その判断を間違っていたのです。
体力作りのジョギングだったからなんてことはないですが、もしテニスの試合だったらどうでしょう?
私は作戦ミスをして負けていたかもしれません。
テニスでは人を見た目で判断してはいけません。
実際に試合が始まって、相手のプレースタイルがわかるまでは、先入観を持たないようにしなければなりません。
小柄だけどサーブをしっかり決めていた奈良くるみ選手
例えば、先日「全仏オープンテニス2018」で試合をしていた女子のプロテニス選手「奈良くるみ」さん。
奈良選手は身長155cmほどだそうです。女子でも身長180cmクラスの選手がごろごろいるテニス界ではかなり小柄な選手です。
奈良選手は小柄な分、サーブが苦手なのでは?と思いがちです。
しかし試合中はダブルフォルトの数も少なく、ファーストサーブもセカンドサーブもしっかり入れていました。
身長155cmの選手と身長180cmの選手では、間違いなく身長180cmの選手の方がサーブを入れやすいです(上から打ち下ろすようにサーブできるため)。
でも、決して奈良選手は「身長が低いからサーブが苦手」なんていう感じはしませんでした。
身長が勝敗に大きく影響するなら、テニスは身長ごとに大会を分けて、ネットの高さを変えて試合をしなければなれないでしょう。
「身長が低いからサーブが苦手・ミスをしやすい」というのは先入観だと思います。
見た目だけでその人の強さや得意不得意の判断はできないってことですね。
テニスは見た目でいくらでもダマせる
しかし、試合前など不安が大きくなる時は、少しでも相手選手の情報を集めて安心したくなるものです。
すると、一番はっきりと分かる「見た目」から情報を集めようとしてしまうんですよね。
ラケットやウェアの色、身長の高さ、腕や足の筋肉などなど・・・
でも、ラケットやウェアの色で強さなんて決まりませんし、テニスは筋肉の多い少ないで勝敗が決まる、ボディビルみたいな競技でもありません。
裏を返せば、ラケットやウェアだけでも相手をビビらせることもできそうですよね?
特に赤や黒のウェアを着ると、強そうに見えます。
テニスは試合の中だけでなく、見た目だけでも、相手をダマすことができてしまうのです。
相手を見た目だけで判断するのは不利になります。
ただ、逆にそれを利用して相手の心を揺さぶることもできるわけです。
さいごに
ジョギング(インターバル走)ができて体力作りにもなったし、テニスに大切な教訓もわかったし。いやはや、なんとも充実したトレーニングでしたこと。
がんばった自分にご褒美あげなきゃですね。
ジョギングを打ち消す一杯
一風堂とんこつまぜそば