「テニスはインパクトが9割」レビュー!上級者を目指す初級者にオススメ

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テニスの本とマンガばかり読んでいるジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

テニスボールを打つとき、ボールとラケットが触れる「インパクト」の時間がどれくらいの長さかご存知でしょうか?

およそ1000分の4〜6秒ほどとされています。

雷の落ちるスピードが1000分の1秒ほど。テニスのインパクトの時間も、雷のスピードと同じくらいわずかな時間なのです。

 

もちろん人間の目で雷を見切ることは不可能でしょう。テニスのインパクトの瞬間だって、実際に見えている人はまずいません。

しかし、テニスはこの1000分の4〜6秒という時間に、ショットのほぼ全てがかかっています。実はとてもシビアなスポーツなのです。

 

テニスにおいてインパクトがいかに大切か?

より理想に近いインパクトを実現するにはどうすればいいのか?

それらを解説してくれるのがこの本

テニスはインパクトが9割

です!フェデラー的な人が目立つ表紙です。フェデラー的な人が。

 

読んでみた感想を一言で表すと、「すごくためになるのですが、内容はちょっと難しめ」でした。

タイトルや表紙のイラストからはちょっと想像しにくいかもしれません。

が、テニスに関する論文のような一冊です。

 

このような方にオススメだと感じました。

 

こんな人にオススメ!
・もう一度基礎からインパクトを学びたい上級者
・中級〜上級にランクアップしたい初級者
・テニスの指導をしているコーチや部活の先生

 

それでは、「テニスはインパクトが9割」を読んでみたレビューを紹介していきます。

 

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「テニスはインパクトが9割」を買おうと思った理由

実は、以前から「テニスはインパクトが9割」の存在は知っていました。

本屋さんでよく見かけていて、気になってはいたんです。

 

ただ、「テニスはインパクトが重要」なんてことは、学生時代から何度も聞かされてきました。

テニススクールでもインパクトの瞬間を見るということは教わっています。

 

だから正直なところ「今さら読む必要もない本だろう」と思い、買わずにいたのです。

 

ただ、別の本を読んでいる時にこのようなことが書いてありました。

 

「テニスのインパクトの瞬間を見ろと言われても、見れるわけがない。

インパクトの瞬間は1000分の4〜6秒で、このほんのわずかな瞬間を目で見ることは不可能。

実際は見たつもりになっているだけ。」

 

確かに思い返すと、インパクトの瞬間、ラケット面は見ていても、面のどの位置にボールが当たったかまではわかりませんでした。

だからミスをしたり、思った方向にボールが飛んでいなかったんだろうなと。

 

わかったつもりでいたテニスのインパクトについて、改めて学び直す必要があると感じて、「テニスはインパクトが9割」を買おうと思いました。

 

「テニスはインパクトが9割」を読んだ感想

正直、「テニスはインパクトが9割」は、初心者が読むと

「ちょっと何言ってんのかわからないですね」

というくらいレベルの高い内容が含まれています。

 

理解すれば役に立つ情報がたくさんあるのですが、最初は少しとっつきにくく感じてしまうかもしれません。

上級者向け、あるいはこれから上級者を目指したい人向けの本だなと感じまいした。

具体的に紹介していきますね。

 

文章による説明と、データや図による解説

「テニスはインパクトが9割」は、テニスの論文を読んでいるようだと、最初に書きましたね。

基本的にはほとんど文章による説明で、写真やイラストを使った解説はかなり少ないです。

 

ただ、以下のようなデータや図による解説が付いています。

出典:テニスはインパクトが9割/児玉光雄/東邦出版

 

論理を展開して、その根拠となるデータを示す。これは、学者が書く論文のような感じですよね。

 

初心者は写真やイラストなど、目で見て打ち方や説明がわかる方がありがたいと感じる人も多いでしょう。

文章やデータなどを示されて理解できる人は、頭の中でしっかりとイメージを膨らませられる人だと思います。

そのためには、豊富なテニスの経験が必要でしょう。

 

「テニスはインパクトが9割」は、読みながらイメージを膨らませられる中級〜上級者だと理解しやすいだろうなと思いました。

 

ショットの種類ごとのインパクトを理解できる

テニススクールや部活動で「テニスはインパクトが一番大切」と教わった人は多いでしょう。

そこで、インパクトの瞬間はしっかりと面を見るように意識しているのは、素晴らしい心掛けだと思います。

 

ただ、何も考えずインパクトの瞬間を見るだけでは、自分の思った通りにボールは飛ばないものです。

自分が打ちたいと思うショットによって、インパクトも微妙に変わります。

 

例えば

・トップスピンをかけたい時は面をやや下向きにしてインパクトする
・スライスをかけたい時は面を上向けにする
・打点が前か後ろかでショットの方向・精度も変わる

などなど。

 

「テニスはインパクトが9割」は、こういったショットの種類に応じたインパクトの解説を、数字を用いて解説してくれます(ラケットの角度は◯度傾けて、インパクトゾーン◯cmいないで当てるなど)。

 

今までなんとなくやっていた「インパクトを見る」が、意味を持った行動になります。

これがショットの精度を上げることにつながり、初級者から中級者、上級者とランクアップするきっかけにもなるのです。

 

インパクトを意識した練習方法も紹介

「テニスはインパクトが9割」では、理論を教えるだけでなく、インパクトを意識した練習方法も紹介してくれます。

ストローク、ボレー、サーブ、スマッシュ。あらゆる状況でのショットの精度を上げるための練習方法です。

「テニス禅ドリル」という名前が付けられています。

 

ただ、この「テニス禅ドリル」というのが、一人ではできない練習方法なんですね。

自分以外に球出しをしてくれるパートナーが必要だったり、ボールを1人で100球くらい使ってやるものが多いのです。

 

正直、個人で練習している人は、周りにサポートしてくれる人はいないというケースが多いと思います。

 

それに個人でボールを100球も持っている人はまずいないでしょう。

スクールや部活なら100球くらいあると思います。

しかし、10人、あるいはそれ以上の人数で練習するスクールや部活で、1人の練習に100球も使うようなレッスンはまずできませんね。

 

時間が足りなくなってしまいます。

 

「テニス禅ドリル」は初心者が個人でやるには現実的でない練習法だなと感じました。

「テニス禅ドリル」を活かせるのは、スクールや部活での練習方法の決定権があるコーチや先生だけだろうなと思います。

 

コーチや先生が「テニスは頭脳が9割」を読んで、生徒にインパクトの重要性を教えた上で「テニス禅ドリル」を練習として試してみる。

こういう使い方はできるだろうなと感じましたね。

 

「テニスはインパクトが9割」は、上級者や、これからステップアップしたい方、コーチや先生が読んだ方が有効に活用できると思いました。

 

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ちょっと残念だったところ

「テニスはインパクトが9割」を読んでみて、ちょっと残念だった点もありまして、そのことも紹介しておきます。

買う際は、こちらも参考にしてみてください。

 

文章がわかりにくい部分がある

書いているテニス技術のレベルが高度ということもあるでしょう。

ただ、表現がわかりにくいところがちらほら・・・

ちょっと回りくどく、2〜3回読まないと理解しにくい部分が多くありました。

 

これはスポーツの技術書あるあるなんですよね。

テニスはもちろん、スポーツは「動き」が重要です。

動きを伝えるには、文章より動画や画像の方が明らかに分かりやすいです。

 

「テニスはインパクトが9割」は、インパクトのための「動き」を文章で説明しようとしてくれています。

しかし、文章で「動き」を伝えようとするのは難しいです。

言葉足らずになってしまったり、丁寧に説明しようとすると文章が長ったらしくなってしまいます。

 

文章で動きを伝えるという難しさから、ところどころ書いてある内容がわかりにくく感じるかもしれません。

やはり、豊富なテニス経験がないと、イメージしにくいと感じることも・・・

 

少々誤字が・・・

文章の内容に関わるわけではないのですが、読んでいるとたまに誤字が・・・

 

例えば、この本のメインコンテンツでもあるテニスの練習方法「テニス禅ドリル」。

100球使って練習する「100球テニス禅ドリル」が「100テニス球禅ドリル」になっている箇所がありました。

ここはミスってはいけないのでは?と、ちょっと心配になってしまいました。

 

まぁ私自身もブログを書いている身。

誤字や脱字は見逃してしまうものです。

だから気持ちもわかるのですが・・・気になる人は気になってしまうかもしれません。

 

まとめ:上級者を目指す初級者にオススメ

「テニスはインパクトが9割」という、わりと単純そうなタイトルからは想像できないくらい、レベルの高い本です。

 

もしテニス初級者の方が読むとしたら、難しいなと感じてしまうかもしれません。

 

でも、書いてある内容が高度である分、しっかり理解し、身につけることができれば、テニスの実力を高められることは間違いないです。

 

なんとなく理解したつもりでいたインパクトのこと。

それを理論として頭に入れて練習することで、上級者への道も見えてくるでしょう。

よりランクアップを目指す人は、読んでみてください!

 

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