遊ぶ体力はあるのに遊び相手のいないジロギン(@akiramenaiuta)です!
練習ではナイスショットが打てるのに、試合に勝てない…
とお悩みの社会人テニスプレーヤーの方は多いと思います。
特に年齢を重ねたベテランのプレーヤーさんほど、ある共通した原因で勝てないなと感じているのではないか、と思うのです。
それは、「足を動かせていない」こと、
そして、足を動かすための「スタミナが不足している」ことだと思うのです。
今回は、社会人テニスにおける足を動かすことの重要性について紹介したいと思います!
止まって打つのは大得意なおじさんプレーヤーたち
まずはじめに、一つあやまっておきます。
「おじさんプレーヤー」という言葉を使うことをお許しください。
でもあなたのことではありません。あなたはまだまだお若い、お兄さんプレーヤーですからね。
もっと上の世代の方のことですよ。
この4ヶ月、スクールに通ったり、練習会に参加したりして、いろんな方のプレーを見てきたつもりです。私より年配の方もたくさんいらっしゃいました。
でもすごいんですよ、ショットの威力が!
回転が効いたフォアハンド!
目にもとまらぬサーブ!
相手コートに突き刺さるリターン!
私が打つショットよりもはるかに威力が高いです。
決まればエースをバンバン取れるでしょう。
その一方で、手前にボールを落とされたり、左右に振られたりすると、ショットの威力をうまく発揮できていないなぁと思う場面も見かけました。
追いつくことすらできないショットも多かったのです。
このことから、もしかしたらおじさんプレーヤーたちは
「止まって打つショットは得意だけど、動きながら打つのは苦手な方が多いのでは?」
と思いました。
動くと疲れるし、体勢がくずれる
おじさんは長年のテニスキャリアから、ショットの技術や威力はレベルMAXくらいまで成長していると思います。
私のような「弱小・モヤシ男」ならば簡単に吹き飛ばしてしまう威力です。
バッタくらいなら命を失う威力です。
その一方で、走ったりスタミナを上げたりするトレーニングはしてないのかもしれません。
肉体的にも精神的にも「基礎トレめんどくせ!」ってなってしまうのかも。
トレーニングしなければ、年齢を重ねるごとにスタミナは減っていきますよね。
だからテニスの試合中も、足を動かしてボールに追いつくスタミナがなくなってしまうんじゃないかと思います。
さらに、動けば止まって打つときのように正しい体勢で打てるとも限りません。
疲れて足が動かなくなり、ボールに追いつくのも遅くなれば、もっと正しい体勢で打つことが難しくなります。
止まって打てば強い。でも前後左右に動かされると弱い。
これは大きな弱点となってしまうことでしょう。
足をしっかり動かせるプレーヤーは最強?
ここまでは、ちょっと社会人プレーヤーdisになってしまいました・・・
ここからが本題です!
おじさんプレーヤーもとい、社会人プレーヤーの弱点は動かされることにある!
私と同じように考えて、試合の時にはショットを打ち分け、あなたを走らせてくるプレーヤーもいるでしょう。
この時に、自分は足を動かすのが得意で、ボールに追いつくスタミナがあるとしたらどうでしょう・・・?
相手は弱点を読み違えたことになり、作戦を変えなければなりません。
逆に、自分からどんどん走り回る持久戦に持っていければ、相手も体力切れで不利になることでしょう。
相手も社会人ならば、やはり足を動かせず、体力が少ないことが弱点になるでしょうからね。
社会人のテニスを制するには
試合の最後まで足を動かせるかどうか
が、とっっっても大切になりそうです!
(極端に言えば、どの打球にも追い付ければ、テニスはまず負けませんね)
足を動かせて、スタミナがあれば、自分の弱点をなくしながら相手の弱点を突く持久戦を挑めます!
いいことずくめですねぇ〜。最強ですねぇ〜。
「駅徒歩3分、1LDK、風呂トイレ別、家賃6万円」くらい最強です。
スクールやサークルで基礎トレーニングはしない
社会人の弱点が「足を動かせない」「持久戦」になってしまうのは、正直仕方のないことだと思います。
だって、
スクールやサークルで基礎トレーニングなんてやらないですもんね
テニススクールの練習では、おそらく準備体操をしたら、すぐにショートラリーやボレーボレーなどを始めると思います。
練習時間は限られてますし、多くの人が「ボールを打ちたい」と思って来てます。
そんなスクールで「じゃあ最初は、コートの周りを30分間走り続けてください!」なんて練習はできませんよね。
多分スクールに苦情殺到でしょうな・・・
社会人テニスサークルは、趣味や遊びとしてテニスをしに来ている人が多いです。
なのに「じゃあ20mダッシュ50本やろう!」とかはやらないですよね。
苦痛でしかないです。
社会人がテニスをする環境では、足を動かしてスタミナをきたえるトレーニングはまずやりません。
だからこそ、みんな弱点がフットワークやスタミナになってしまうんでしょうね。
自主トレーニングをしよう!
スクールやサークルでテニスをしていても、足の動きやスタミナが鍛えられるかというと難しいです。
特に私のような週1回だけテニスをしているプレーヤーは、やはり練習不足になってしまうと思います。
試合に勝てる足の動きやスタミナを手に入れるには、週1〜2回でもいいので、テニスのスクールやサークル以外の基礎体力作りの時間を作ることをおすすめします。
トレーニングには大きく分けて2つの方法があると思います。
基礎体力を上げる
一つは基礎体力を上げる方法。
スタミナをつけて、早く走れる時間を延ばします。
これで、ボールに追いつける時間も延びるわけですね。
持久戦でも乗り切りやすくなります。
トレーニング方法としては、以前私が紹介した「30分ジョギング」がいいと思います。
詳しくは以下の記事を読んでみてください。
足を速くする
もう一つは、足を速くする方法です。
足を動かし、移動速度を上げることで、ボールに追いつけるようトレーニングします。
トレーニング方法としては、インターバル走がいいでしょう。
20mくらいを全速力で走る〜1分休む〜また20mくらい全速力で走る
を繰り返してみてください(無理しない範囲で)。
テニスのように、1球全速力で追いかけたら、相手が打つまで待つ、返球してきたら全速力で追いかけるという動きの練習にもなります。
非常に実践的なトレーニングができますね。
脚力&スタミナアップにおすすめのグッズ
ちょっとベタですが、脚力とスタミナアップにはこれを使うといいです。
パワーアンクル(足首につけるおもり)です!
これをつけてテニスをしたり、ジョギングをしたりすれば、普段の練習よりもっと負荷がかかります。
それがスタミナのトレーニングにつながります。
また、普段からおもりをつけたトレーニングに慣れておくと、おもりを外した時に足を軽やかに動かせるようになります。
これで足を使ったプレーができるようになります。
トレーニング中につけると負担に感じすぎるのであれば、日常生活でつけてもいいです。
おもりをつけて階段を登るだけでも、かなり疲れます。毎日繰り返していれば、スタミナのトレーニングになります。
まとめ:テニスは「足ニス」は本当
学生時代は、学校で勉強して、その後に部活で何時間も運動して・・・っていう毎日が続いても全然疲れないくらい無限のスタミナがありました。
しかし学校を卒業して社会人になると、歳を重ねるごとに体力も落ち、足を動かす機会も少なくなってしまいます。
私も毎日デスクワークで、走り回ることは本当に少なくなりました。
そんな社会人だからこそ、「足を使って勝つテニス」がとても強いんだなと思います。
テニスは「足ニス」という言葉は本当のようです。
足を使ってボールにしっかり追いつけるプレーヤーこそが、本当に強いプレーヤーだと思います。
練習だと上手く打てるのに、試合ではなかなか勝てない・・・
そう感じている方は、「足が動いていない」「スタミナがない」ことが原因かもしれません。
日々仕事でお疲れかもしれませんが、時間を見つけて、足を動かすトレーニングをしてみましょう!
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