深夜0時の公園で素振りをするテニスプレーヤーがいるらしい

テニスのコツ

 

みなさんこんにちは。ジロギンです…

 

ううう…フォアが…フォアハンドが…

全然安定しないよぉ!

 

先日もテニススクールに練習に行きました。これまでずっと苦戦してきたフォアハンド…

素振りをしたり、フォアハンドのフォームやラケットの握り方などを思考錯誤したりしてきました…

 

 

私のフォアハンドを!変えたい!

その一心で!ずっとずっとやってきたんです!

 

でも現実ってのは残酷ですねぇ、先日の練習ではフォアハンドの成功率は4割くらいだったと思います。これまではネットすることが多かったのですが、今度は面が上を向いてしまって、アウトばかりでした…

 

こうなったら仕方がない!特訓だ!

 

スポンサーリンク

フォアハンドがうまくいかない原因

精神的な原因

もちろん前回の練習でも、体に力が入りすぎていたり、きちんとしたフォームで打てていなかったりと、できていない点は多かった思います。

 

ただ、それ以上に、フォアに対する苦手意識がフォアの成功率を下げていた気がします。

 

フォアハンド側にボールが来ると、めちゃくちゃ焦りますし、体に力が入ってガチガチになっているのがわかります。怯えちゃってるんですよね…

 

いわゆる「イップス」に近いと思います。

 

イップスとは?

精神的な原因によって、ある日突然できていたプレーができなくなってしまう現象を「イップス」と呼びます。もともとはゴルフの用語だったのですが、スポーツ全般に使われるようになりました。

 

苦手意識からくる緊張で体が思い通りに動かなくなってしまうのです。やはり私のフォアハンドがうまくいかない原因の一つにはイップスがあるような気がします。

 

イップスを治すためには・・・

とにかく練習し、成功体験を得るしかない!!

・・・って手塚部長が言ってました!

 

画像出典:テニスの王子様33巻18P/許斐剛

 

私も練習あるのみですね・・・そして「フォア?問題なく打てるよ?余裕だよ!」ってくらい自信をつける必要がありまう!

 

ということで、スクールの練習が終わって家に帰る前に、大きな公園で素振りをしてきました!

 

深夜の公園に現れたテニスプレーヤー

時刻は23:50

 

私はスクールで、平日の一番遅い時間帯で練習をしているので、帰宅時間は毎回0時近いです。

 

こんなに遅くなるなら、もっと早い時間に練習すればいんじゃないの?と思うかもしれませんが、私めは社会人、日中は週5で働いているのです。

社会人プレーヤーの悩みどころですね。練習時間が確保しにくいのです。

 

でも思い立ったが吉日!この日は練習が終わったその足で、家から少し離れた大きな公園に向かいました。

 

到着!

 

体を動かして健康的になるとしてるんだか、夜更かしする気満々で不健康なんだかよく分からない状態だけれども、とりあえず素振りあるのみ!

 

この夜遅い時間帯にできる練習は素振りしかない!(ボールを使うとポンポン音が出ちゃいますからね)

手塚部長の教えに従い、とにかく振りまくる!

ラケットの振りで私の周辺の空間が歪むくらいに!!

 

ウオォォオォォ!

 

オォォオォオォ!

 

オォォォオォォ!

 

変えたぁぁぁい!

 

ってこんな風に闇雲に素振りしてもダメなんですよね。量ばっかりこなして、やった気になっちゃうと、

「あれだけ練習したのに、なんでできなんだ!?」

ってまたメンタルダメージをくらっちゃいますので。

 

きちんと自分の悪いところを分析して、そこを直すように素振りしなければなりません。

 

膝の使い方

私がフォアを打てない原因は膝の使い方にあるような気がしてきました・・・

っていうかもうここしかない!下半身の使い方くらいしか思いつかない!

膝が原因であってくれ!お願いだからまともにフォアを打たせてくれ〜!

 

スクールで打っていた時、フォアを打つ体勢に入ると慌てしまい、足がこんがらがっていた気がします。それで体のバランスも取れず、焦りもあって体が打つより前に開いてしまい、ラケットも上を向き、アウトしてしまっていたのではないかと。

 

ただ、フォアハンドでロブを打とうとした時は普通に打てたんです(スライスも打てました。でも普通のストロークだけがどうしても無理なんですよね)。

私はロブを打つ時、膝の動きを使って打ちます。

 

ボールを打つ前に膝をできる限り下に沈めて、頭がボールのバウンドより下になるくらいをイメージして沈み込みます(あくまでイメージです)。

 

そして膝から上半身を伸び上げるようにして、ボールをラケットに当て、伸びた勢いで打ち上げます。

 

膝を沈めて・・・

(なんか恥ずかしいけど、こういう感じなんですよ)

 

ぐぅぃん!!

と伸びる時に打つ!

 

このようにロブを打っています。

この打ち方でロブはうまくいっているのだとしたら、この打ち方を普通のストロークに生かしてみたらどうだろうかと考えました。

 

普通の打球に対しても、膝をできるだけ沈めて、伸び上がると同時に打つ!

ショットを打つというより、低いロブを打つことをイメージしてみようかなと思いました。

 

テニスは腕の振りで打つのではなく、体を使って打ちます。

もしかしたら私のフォアに足りなかったものは膝の使い方、下半身への意識だったのかもしれません。

 

そうであってくれ・・・これで私のフォア問題も解決してくれ・・・

そう祈りながら、満足のいくまで素振りをしました(150回くらいは振ったかな?)

 

夜の公園はやっぱり怖い

なんとなくフォアのヒントがつかめた(ような気がした)ところで、だんだんと冷静になってきました。

冷静になったところで、あたりをよく観察してみると・・・

 

夜の公園ってなんか不気味ですよね(笑)

 

風の音だと思うんですけど、どこからともなくガサガサ音が聞こえるし、写真に写ってないんですけど、もっと左側の方の茂みの中で、なんか人影みたいなものが動いてるしで、結構怖かったですね。

 

ブログだとちょっと臨場感伝わってこないかもしれませんが、実際行くと恐怖心もあって、公園がこんな感じに見えました。

 

 

ガサガサとざわめく草木の音が、こちらに向かって話しかけてきているようでした・・・多分、

 

草木「おいお前何やってんだ?明日仕事だろ?早く帰れこのテニスバカが!」

 

って言ってたんじゃないかな?

 

時刻は0:30

草木の言葉に従い私は帰りました。

約40分ほどの自主練は終わりました。

 

考えすぎかもしれない

正直、「膝の使い方がフォアの打てない原因」というのは「かもしれない」状態であって、正確な原因ではありません。

 

精神的な原因を、何かもっと具体的な原因へと強引に紐付けて、安心したいだけとも言えるでしょう。

 

考えすぎかもしれませんね。もっとリラックスして、自分の本当に打ちやすいフォームで打てばいいのかもしれません。

 

そういえば「テニスの王子様」でも、打ちにくそうに練習していた氷帝学園2年生の日吉(ひよし)が監督である榊先生(さかき)に「お前の打ちやすいフォームで一度打ってみろ」って言われてましたね。

 

 画像出典:テニスの王子様18巻112P/許斐剛

その後日吉は覚醒しました。

私も一度自分の打ちやすいフォームで打ってみたら日吉みたいに・・・

 

画像出典:テニスの王子様18巻113P/許斐剛

 

違う違う!これは違う!

さすがにこれは違うってわかるよ!

 

日吉は実家が古武術の道場なもんで、こういう打ち方(演舞テニス)が自然のフォームでしたが、私の実家はサラリーマンでしたからね日吉のようにはいきません。

名刺を渡すようにフォアハンドを打つ!とかちょっとわけわからないですよね。

 

でも「自然体で打つ」のが一番成功率が上がる方法だと思います。

次週の練習ではもっと自然なフォームで、あまり深く考えすぎず、思いのままにフォアを打ってみたいと思います。

また結果はブログで報告します

 

・・・週1回しか練習がないとフォームの修正とかしにくいですよね(泣)

土日とかに気軽に、

「おい磯野!テニスしようぜ〜!」

って誘い合えるテニス仲間が欲しい・・・

 

イップスに関する本の紹介

私のフォアが上手くいかない原因にイップスがあるのだとしたら、克服のためにはイップスに関する知識も頭に入れておいたほうがいいですね。

 

「イップスではない!」と否定するのではなく、イップスであることを受け入れ、改善するにはどうすればいいのかを考えていく必要があると思います。

 

それにはやはり本が一番いいでしょうね!私と同じように悩んでいる方向けにも、何冊か紹介しておきます。

 

メンタルによる運動障害「イップス」かもしれないと思ったら、まず読む本

 

まさに今の私にぴったりの本ですね。イップスかもしれないと思ったら読む本。

内容としては、イップスについて理解し、やはり「自然体でいること」を推奨しています。

ぜひ一読したい本です!

 

イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち

イップスに苦しんだ末、乗り越えたアスリートと、その治療に当たっていた医師たちのエピソードを収録した本です。イップスの原因の一つには、自信のなさがあります。

実際に克服した人の体験談を読むことで、自分も克服できるという気持ちになれるでしょう。

 

イップス-スポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む

こちらはイップスを科学的に解説した一冊です。精神的な症状であるため、正確に理解するということは難しいかもしれません。しかし、自分が置かれている状況を客観視し、改善に努めるためには、科学的な観点も必要となります。

 

この辺りの本を読むのがいいのではないかなと思いました!

 

まとめ

悩めば悩むほどフォアが打てなくなってきてしまいそうな気がしますので、次の練習ではそんなに深く悩まず、気楽にいこうかなと思います。

 

テニスの技術書だったり、YouTubeにテニスの打ち方をまとめた動画などもたくさんありますが、一旦そういうのは全部見ないで、自分の打ちやすいフォームで、自然体で打つことを目標にします

案外すんなり解決しちゃったりしてね!

 

でもまずは基本となる素振りから!素振りの時から自然体を意識して振っていこうと思います!

 

まぁでも膝の使い方はきちんと意識した方がいいですね、膝の使い方もフォアが安定しなかった原因でもあると思いますので、今回の記事の内容もよろしければ参考にしてみてください!