テイクバックを早くするとストロークのミスが激減する!

ストロークのコツ

 

はい、みなさんこんにちは!ジロギンです!

昨日私は(体験レッスンを除くと)初めてのテニスレッスンに行ってきました!

久しぶりのテニスなので、まずは初級コースから少しずつ感覚を取り戻していき、より上達を目指していきます。そのスタートを切った形ですね!

1回目のレッスンを終えて、いろいろと課題が見えてきました!特に私の場合は

フォアハンド

(利き腕側のショット。私は右利きなので右側)

に課題が多く見られました!こんな回はその反省と、改善策を考えたいと思います!

私の事例になってしまいますが、参考になれば幸いです!

 

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フォアハンドストロークは課題多し!

ショットを打つ時、利き腕側のフォアハンドの方が得意という人が大多数だと思うのですが、私は苦手です泣

後で書きますが、バックハンドの方が得意です。自分でもそう感じていますし、やはりコーチの目から見てもそのように映るみたいです。

今週の練習では、

ボールがネットを越えない

というミスが目立ちました。非常に不安定なショットになっていたと思います・・・

ただ、ミスの原因は自分で練習後に振り返り、理解できました!

テイクバックが遅いため振り遅れている

ボールを打つ前にラケットを引く動作のことを「テイクバック」と呼びます。ラケットを振る前の準備の動作にあたります。こういう動作ですね。

このテイクバックが遅くなると、スイングするタイミングも遅くなります。すると、ボールがラケットの面の中心に当たらず、どちらかというとラケットの根元の方に当たってしまい、ボールが飛ばず、ネットしてしまいます。

 

練習中に私がストロークをフォアで打った時に球が面にあった位置(「スイートスポット」と言います)がこちらです!

(私の通っているスクールはこういうデータを出してくれるんですよ!もちろん有料ですけどね!)

赤い部分が一番ボールを捉えている面の位置です。中心に当たればいいショットが飛びます。

私の場合、真ん中に当たってる時もありますが、色の付いている箇所が面の7〜8割くらいにまで広がっていて安定していませんね。

そして、赤い部分がラケットの下の方にまで伸びてます。これが先ほどの「振り遅れてラケットの根元の方に当たっている」状態です。赤いので、かなりの回数振り遅れいることがわかります。聖ルドルフの赤澤部長の「ブレ球」みたいな当たり方してますね・・・

 

相手が打ったと同時にフォアに来るかバックに来るか判断し、即座にテイクバック!

 

これができれば、振り遅れがなくなり、面の中心でボールを捉えられるようになります。テイクバックをすぐに行うことを頭の中に入れておき、だんだんと意識せずできるようにならなければなりません。そのためには素振りをしながらのイメージトレーニングと、練習中のラリーの際に注意することが必要です。

さらに、ネットしていた理由はもう1つありました。

バックアウトを恐れていた

飛び過ぎたボールがコートの一番後ろのライン(ベースライン)を割ってバックアウトしてしまうことを恐れていました。

そのため、あまりショットを高く打たず、ネットすれすれくらいの高さにしようとしてしまいました。すると逆にボールに高さが足りず、ネットに引っかかってしまうわけですね。

 

ボールに十分回転がかかっているのは自分の感覚で確認できているので、バックアウトを恐れずとも、ネットの1〜2m上くらいを狙っても問題なくボールはコート内に落ちるはずです。

体験レッスンの時は久しぶりのテニスすぎてホームランを連発しちゃいましたが、さすがにもう大丈夫!素振りも500回以上はしましたし!

これは自分の考え方の問題なので、練習の中でもっとネットの上を狙えるよう意識改革をしていく必要があります。こうやって自分に「大丈夫だよ!できるよ!あれだけやったんだから!」って言い聞かせることでね!

 

さらにフォアの課題はストロークのみならずボレーにもありました!

 

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フォアボレーは面が後ろ過ぎた

フォアのボレーはコーチから直接指導が入りました。

「基本的なフォームはうまくできているが、フォアボレーの時ラケットが後ろ過ぎる」

とのこと。このままだと、ボレーした球が浮いてしまい、アウトしたり、相手のチャンスボールになってしまいます。この原因はコーチから教わりました!

腕が伸びきっている

私がフォアハンドでボレーするとき、癖で「腕が伸びきってしまっている」そうです。つまりこんな感じです。

少しわかりにくいかもしれませんが、画像にあるラケットの面がやや上を向いていることがおわかりでしょうか?これではボレーが打てても球が浮いてチャンスボールになってしまいかねません。

 

そしてやはりフォアボレーもラケットの根元の方にボールが当たっていました。ストロークの振り遅れと同じような状態ですね。振り遅れるのはストロークもボレーも良くないのです。

赤い部分が下の方まで伸びてますね・・・ってほんとすげーなこの機能!有料だとしてもやる価値ありですわ!

コーチからさらに、改善方法も教えていただきました!

脇を締めてラケットの先端から前に出す

腕が伸びきっているとラケット面が上を向いてしまう、ということは、手首の方からラケットを出してしまっているということです。

そうではなく、脇を締めて、ラケットの先端から前に出すイメージでボレーをしてみるといいとのことでした。こんな感じです。

写真の遠近感で感じ取ってもらうしかないのですが、脇を締めたことで、ラケットが前に来ています。さらにラケットの先端から前に出すことで、面が上を向かず、ボールが浮かない鋭い軌道でボレーができるようになります!

これも練習あるのみですね!ボレーの素振りなら部屋の中で出来ないこともないので、毎日10回でも20回でもいいので確認の素振りをすることにします。

 

他のショットに関しては概ねよくできたなと思います。せっかくデータがあるので、簡単に見ていきましょう!(私自身のリマインドも兼ねて)

 

バックハンドはストロークもボレーも安定していた

フォアハンドに引き換えバックハンドはストロークもボレーも安定していまました。両手で打っていることも影響しているかもしれません(ボレーは片手です)。

ショットはうまくいくとどんどん苦手意識がなくなってくるので、上達のするためには成功体験がとても重要だなと思います。その成功体験を生むためには、素振りや、ストロークの練習を積み重ねるしかないですよね。やはり練習することこそが上達への近道・・・ですね!

 

バックはラケット面の当たった場所も真ん中に近いです。

まずはストローク

いやいやいや・・・いいんじゃない!?

 

赤い部分がラケットのほぼ真ん中に集まっています!まぁそりゃね、私も人間ですから、多少の誤差はありますよ!でも、これだけ真ん中で捉えられているのであれば、基本はしっかりできているのではないかと思います!

しかもまだ1〜2回練習しただけですからね・・・今後に期待!!

 

そしてバックのボレーはというと

ちょっとズレはあるものの、まぁ真ん中に近いところでヒットできているかなと。フォアボレーよりはましですね。

昔からそうなのですが、私はボレーが得意ではなくて・・・シングルスの試合でネットプレーをしたことなんて5回もない気がしますね。実戦で使えるレベルになるまでまだ時間がかかりそうです。

 

ただ、高校生だった当時より明らかに今の方が体力も落ちてきています。もし試合をするのであれば、積極的にネットに出て、ボレーを決めていかないと体力が保たなくなること間違いなしです。長期戦を避けるためにもボレーは重点的に強化しなければなりませんね。

 

サーブは「回内(プロネーション)」を使う

サーブは昨日の練習では20球も打っていないと思います。ですので、データとしてそれほど多くないですが、一応、面に当たった位置のデータを載せておきます。

・・・1球だけすごいところに当たってるなぁ笑 めちゃくちゃ下の方!これは絶対入ってないですね。

私はファーストサーブ(1回目に打つサーブ)もセカンドサーブ(2回目に打つサーブ)も「スライスサーブ」(右利きの場合、ボールの右上をラケットでこするように振り下ろし、バウンド後、自分から見て左の方に切れていくサーブ。一般的なサーブです)を使ってます。

 

面の真ん中で捉えた時はきちんと入っていたと思います。成功率はファーストが50%、セカンドが70%くらいでしたかね(ファースト80%、セカンド100%が理想)。練習すれば確率は上がると思います。

そして今回は練習中に「回内(プロネーション)」という技術を教えてもらいました。

「回内(プロネーション)」とは?

ボールがラケットに当たった瞬間、手首を内側に回して、ラケットの面を外に向けながら打つ技術です。

サーブをしてラケットを振り下ろし、ボールが面に当たった(というイメージ)タイミングで・・・

 

グルン!と手首(正確には肘から先の腕)を内側にひねります。これを回内(プロネーション)と呼びます。

 

回内(プロネーション)を行うと、ボールに力が伝わりやすく、かつ鋭い打球になるので、サーブの威力も上がります。ちょっと難しい技術というか、慣れるまで練習が必要だと思いますが、できるようになれば非常に重宝する技術です。

基本的な技術の一つなので、そんなに肩に力を入れる必要はないですよ!リラックスして打った方がうまくいきます(私も1〜2球打ったらできるようになりましたので余裕ですよ!)

 

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スマッシュには目をつむりたい…

最後にスマッシュは・・・

まじスマッシュ苦手!!
超無理なんだけどぉ〜!!

凄まじい位置に当たってますね・・・っていうか1球もまともに真ん中に当たっていないというね・・・恥ずかしいからあまり見ないで!!!
しかも2球くらい空振りしたと思います。ボレーもそうですが、ネットプレー系は苦手です・・・実戦でいかに使っていなかったかばれちゃう・・・

 

スマッシュは試合中でもそれほど打つ機会がないショットなので、積極的に練習する必要もないとは思うのですが、全く打たないわけではないです。相手のロブやチャンスボールが来てスマッシュを打とうとしたらミスったり空振りしたりするのはカッコ悪いです。
これはまぁ・・・レッスンの中で練習していこうと思います。

 

レッスン1週目を終えてのまとめ

やはり最大の課題はフォアハンドのストロークになると思います。試合中でも一番打つことになるショットですので、きちんとテイクバックを速くし、ネットの1〜2m上を狙えるように素振りをして調整していこうと思います。

 

また、ボレー、スマッシュなどのネットプレーに関係する技術も磨き上げなければなりません。いや、まずは「慣れる」ことから始めないといけませんね!
もう年なので・・・試合でもネットプレーで積極的に相手コートに近づき、一発で決められるようにしなければ、体力が保ちません。

ボレー、スマッシュにしても素振りはしますが、実際にボールを打つことの方が重要です(ネットプレーはネットに近い分相手のボールも速く返ってきます。スピードに慣れるには実際にボールを使った練習を行うのがベストです)。
週1回というペースではありますが、レッスンの時は今まで以上にネットプレーを意識して練習していこうと思います。

 

それでは今回はこの辺で!