テニスの王子様に登場した「現実でもできそうな必殺技」まとめ

テニスの王子様

 

こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です!

多くの少年たちをテニスの道に引きずり込んだマンガといえば、『テニスの王子様』ですよね!
私も『テニスの王子様』を見て、テニスを始めた一人です。当時は小学校4年生くらいでした。

 

各キャラクターたちはかっこいい必殺技を持っていて、当時の子供たちのハートをキャッチしたのです!
ただ、ストーリーが進むにつれて、

いやいや!そんな技できないよ!!

という人間離れした技が登場しまくり、もはやスポーツマンガだったことを忘れさせる勢いになってしまいました。

 

でも、『テニスの王子様』の必殺技の中にも、実際にプロの試合などでは使われているものもあります!
そこで今回は、

『テニスの王子様』の必殺技の中で実際にできる技

を紹介していこうと思います!

 

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青学キャラクターたちの必殺技

まずは主人公の越前リョーマが入部した、青学(青春学園)のテニス部メンバーの技から紹介します!

青学は実際にできる技を必殺技としているメンバーが多いです(作中序盤から登場していることも理由でしょうね)

 

越前リョーマの「ツイストサーブ」

出典:テニスの王子様 1巻49P/許斐剛

 

まずは、リョーマの「ツイストサーブ」!
作品で一番最初に登場した必殺技ですね。佐々部という高校生相手に使いました。

 

普通の回転と逆回転のサーブで、相手の顔面に向かってバウンドするという超攻撃的な技です。
顔面や体に飛んでくるボールは打ち返すのが難しく、リョーマの切り札とも呼べる技でした。

 

「ツイストサーブ」は現実にもあるサーブです。「キックサーブ」とも呼ばれます(不動峰中の伊武深司(いぶしんじ)は「キックサーブ」を使います。ほぼ同じサーブです)。

ただ、「顔面に向かってバウンドする」というのはちょっとやりすぎな効果です笑
バウンドの方向がやや逆方向にバウンドする(右利きは右方向に、左利きは左方向にバウンドする)サーブって感じですね。

 

「ツイストサーブ」は「スピンサーブ」というサーブの仲間で、スピンサーブは一般の人でも打てるサーブです。
ボールに上方向の回転をかけて、バウンドを大きくするサーブで、打ちにくくなります。
もちろんプロでも使う選手はたくさんいます。

 

サーブが着地した位置によっては顔面にバウンドしないこともないですが・・・リョーマのツイストサーブは「顔面に追尾してくるホーミングサーブ」みたいになってますからね。

できないこともないですが、『テニスの王子様』の「ツイストサーブ」はやはりマンガならではのサーブです。

 

越前リョーマの「ドライブA」

出典:テニスの王子様 12巻74P/許斐剛

 

続いてもリョーマの必殺技「ドライブA」です!これもできなくもないです!

「ドライブA」はネットに近づいてきた相手の顔面に向かって、リョーマもネット付近から思い切りドライブボレーをぶつけるという非人道的な技です。

 

ドライブボレーとは、ラケットを振りながら相手のショットを直接打つことで、非常に威力が出ます。
それを近くから相手にぶつけるのが「ドライブA」です。

 

ドライブボレーは一般プレーヤーでもできるショットです。なので「ドライブA」もできなくはないのですが・・・やっちゃいけないショットです!
ボールが相手の体に当たった場合、自分のポイントになります。しかしマナーとして相手にボールを当てるのは基本的にやってはいけないことです。
フェアプレーに反する行為ですからね。

 

それをやってしまうリョーマ・・・ただ「ドライブA」を打った相手は、いろんな人たちをケンカで傷つけ、リョーマにも石をぶつけた亜久津だったのでセーフ・・・かな?

 

桃城武の「ダンクスマッシュ」

出典:テニスの王子様 8巻132P/許斐剛

 

続いては、リョーマとも仲良しな青学2年の桃城武(ももしろたけし)!

桃城の必殺技といえば「ダンクスマッシュ」ですね!
普通の上から振り下ろすように打つスマッシュにジャンプを加えることで、威力を高めています。

 

相手が打ったボールが高く打ち上がった時(ロブ)、高さによってはジャンプを加えてスマッシュを打つプレーヤーもいます。
ジャンプする必要があるのかというと微妙ではあります。しっかり力を入れて打つのであれば、地面に足をつけて踏ん張った方が威力が出そうなものです。

スマッシュを打つタイミングを合わせるためにジャンプをする人もいますね。

 

ただ桃城は、自分の身長の3倍くらいの高さまで、足の力だけで飛んでいます・・・軽く4〜5mくらい・・・
このジャンプ力は人間技ではないですね。

 

桃城武の「ジャックナイフ」

出典:テニスの王子様 12巻52P/許斐剛

 

次も桃城の技「ジャックナイフ」です!

バックハンドの技術の一つで、ジャンプしながら打ちます。
体の回転を使って打つことで、本来、力が落ちるバックハンドでも威力の高いショットが打てるようになります。

両手でバックハンドを打つ選手が使う技です。

 

あの錦織圭選手も「ジャックナイフ」をよく使います。
錦織選手のバックハンドは世界屈指のレベルとされていて、その理由の一つがこの「ジャックナイフ」でもあります。

非常に威力が高く、相手からエースを取りまくってました。

 

桃城の「ジャックナイフ」は、ジャンプと同時にボールに全体重を乗せて打つことで、鉛玉のような重さになります。
その威力は相手の持つラケットを吹き飛ばすほどです。
さすがにこの威力を中学生が出すのは無理でしょうね・・・

 

海堂薫の「スネイク」

出典:テニスの王子様 8巻110P/許斐剛

 

桃城と同級生の海堂薫(かいどうかおる)。
海堂の得意技「スネイク」も現実で使われているショットです!

 

本当は「バギーホイップショット」という技です。
ボールに強烈なスピンをかけて、相手コートに角度をつけて返します。

相手のショットがコートのすみの方に鋭く決まった時のカウンターショットとして使われることが多いです。

 

史上最高のテニスプレーヤーと言われたフェデラー選手も試合中によく使います。
相手からエースを奪うこともできるショットです。

 

海堂の「スネイク」は、相手をじわじわいたぶるように戦うプレースタイルと、ボールの起動がヘビのように曲がることから「スネイク」と名付けられています。
海堂は「スネイク」を攻撃用として積極的に使っています。

 

海堂薫の「ブーメランスネイク」

出典:テニスの王子様 4巻139P/許斐剛

 

海堂の「スネイク」を応用した技である「ブーメランスネイク」も現実で打てる技です。

 

ボールに回転をかけて、曲がる軌道を利用してネットの横から相手コートに打ち込む技です。
ネットの横から直接相手コートに入っても、自分のポイントになります。
相手がさらに打ち返せば、そのまま試合は続行されます。ルール上、問題はありません。

 

本当は「ポール回し」と呼ばれる技術です。
海堂は、足をすべらせながら打ったショットがまぐれでネットの横を通って相手コートに決まりました。
まるでブーメランのような軌道を描いたことから「ブーメランスネイク」と名付けられました。

 

過去にはフェデラー選手やナダル選手が打ったことがあります。
ただ、もちろん狙って打つのは難しいショットです。運も関係してくるでしょう。
それでも海堂は「ブーメランスネイク」を技として会得してしまいました。

 

ソフトテニスだと、ボールに回転がかかりやすいです。
カーブもかけやすいので、「ブーメランスネイク」も割と簡単に打てちゃいます(ソフトテニスあるある)。

 

菊丸英二の「ダイビングボレー」

出典:テニスの王子様 4巻94P/許斐剛

 

青学テニス部最強のダブルス「ゴールデンペア」の一人、菊丸英二(きくまるえいじ)。
まるでネコのような素早さと柔軟性を利用した「アクラバティックプレー」を得意としています。
どんな体勢でもボレーを打てるので、ダブルスの前衛としてピカイチの才能を持っています。

 

菊丸の得意技といえば「ダイブングボレー」です!
ボールに飛びつくようにして打つボレーです。
菊丸の身体能力があるからこそできる技です。

 

どうしても届かないボールに対して飛び込みながら打つことは、プロの試合でもよく見かけます。
その代名詞となっているのがモンフィス選手です。
モンフィス選手のプレーは、まさに菊丸のようなアクロバティックプレーそのもの!
テニスがわからなくても「この人の運動能力はバケモノ!」とわかるほど華麗です!

 

ゴールデンペアの「オーストラリアンフォーメーション」

出典:テニスの王子様 7巻138P/許斐剛

 

先ほど紹介した菊丸と、同じく3年生の大石秀一郎(おおいししゅういちろう)は、ダブルスを組んでいます。
その実力は全国大会出場を果たすほどで、「ゴールデンペア」として他校にも名が知れ渡っています。

 

この2人の見せるコンビネーション技、「オーストラリアンフォーメーション」も現実で使われる技です。
後衛がサーブの時、前衛と後衛が縦に並んだ状態からサーブを打ちます。
両サイドが空いてしまいますが、これはおとりです。

相手は前衛の動きの逆をつこうとして打つと、反対側では後衛がネット近くまで詰めてきていて、ボレーを決められてしまうというショットです。

 

プロの試合を見ていると、この「オーストラリアンフォーメーション」を使うペアがいます。

 

乾貞治の「ウォーターフォール」

出典:テニスの王子様 32巻102P/許斐剛

 

青学の3年生で、数多くの選手のデータを集めている乾貞治(いぬいさだはる)。
彼の得意とする「ウォーターフォール」も、現実でできるショット(サーブ)です。

 

基本的に「すっごい速いサーブ」ってだけなので、技術というよりパワーが重要です。
背が高いというのも影響しますね。上から叩き落とせた方がサーブは早くなりますので。

 

乾は身長184cm。青学でもっとも背が高いです。
乾の「ウォーターフォール」は時速212kmまで出ることが確認されています(全国大会時点)。
速さで言ったら、男子のプロ選手レベルですね。

まず中学生では出せるスピードではないです。異常値です。

 

氷帝学園の2年生、鳳長太郎(おおとりちょうたろう)も、「ネオスカッドサーブ」という高速サーブを使います。

出典:テニスの王子様 33巻161P/許斐剛

「ネオスカッドサーブ」もただの速いサーブ(従来の「スカッドサーブより精度が上がっている)ですが、速さは時速215kmまで出ます。これもまず中学生ではできないサーブです。

プロならできるプレーヤーはいますが。

 

鳳も身長185cmなので、やはり身長が中学生離れしてます。
高速サーブはできなくもないですが、中学生で時速200km超えのサーブを打てたらそれだけでまず負けませんね。

 

河村隆の「波動球」

出典:テニスの王子様 16巻76P/許斐剛

 

次は青学イチのパワープレーヤー・河村隆(かわむらたかし)。タカさんです!
タカさんの必殺技「波動球」は・・・一応できなくもないかなってレベルです。

 

「波動球」は自分の全パワーを込めたショットで、打ち返そうと思えばラケットが弾かれるか、返せても腕を怪我してしまうほどの威力が出ます。

各校のパワープレーヤーたちはこの「波動球」やそれに近い威力のショットを打ちます。
タカさんは不動峰中のパワープレーヤー・石田鉄(いしだてつ)の「波動球」を真似て、自分のものにしました。

 

プロ選手の本気のショットを一般人が打とうと思ったら、まさに「波動球」だと感じるでしょうね。
スピードもパワーもケタ違いでしょうから、打ち返すのは難しいです。

 

ただ作中の「波動球」は、

・ラケットを弾き飛ばす
・打ちすぎると反動でテニスができなくなる可能性もある
・ガットに穴を空ける
・ラケット(木製)にヒビを入れる
・相手の腕の骨を折る
・相手を観客席の上部まで吹き飛ばす

といった威力にまで上がっていきました。これはもう人智を超えています。

 

青学メンバーの必殺ショットで、現実でもできそうなのはこんな感じでしょうかね。

手塚、不二の必殺技はどれも打てないショットですね。
彼らの技は判明するのが遅かったこともあり、初登場時から人智を超えていました(初期の手塚は普通の「ドロップショット」が技でしたが、これはやや応用的なショットというレベルです。練習すれば誰でもできてしまうショットです)。

 

地味に大石の必殺技「ムーンボレー」はまずできない技です。
相手のショットをボレーで打ち返し、ベースライン上に決めるのは、プロでもまずやる人はいないでしょう。アウトするリスクが高すぎます。

 

 

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不動峰中のキャラクターたちの必殺技

続いては不動峰中メンバーの必殺技です!
不動峰中は初登場が初期の方なので、まだ現実的な技を使うキャラがいます。
ただ、不動峰中以降、人間離れした技が出現し始めました。

 

橘桔平の「あばれ獅子」

出典:テニスの王子様 35巻162P/許斐剛

 

不動峰中テニス部の部長にして監督を務める橘桔平(たちばなきっぺい)。
橘の技「あばれ獅子」は凄まじい勢いでバカスカを打ち込みまくる技です。

 

攻撃的なプレーをという意味では、普通にできる技だと思います。
作中では、どれくらいの威力で打っているのかなどはいまいちわかりませんでした。
一応、不二の必殺技「羆落とし」(相手のスマッシュをダイレクトで打ち返し、相手の対応できない後ろにロブで落とす技)を力押しで打ち破るほどではありました。

 

橘はバコラー(力強いショットを打ちまくる人)なんでしょうね。
現実にも、橘のようなプレースタイルの人はいます。

 

神尾アキラの「クイックサーブ」

出典:テニスの王子様 4巻137P/許斐剛

 

不動峰中の2年生・神尾アキラ。
「スピードのエース」を自称する神尾は、異常なスピードでコートを移動します。

 

スピードにこだわる神尾は、サーブも早いです。「クイックサーブ」を使います。
サーブのトスアップをした時に、普通より早いタイミングで打つことで、相手のペースを崩すことができます。

 

早いタイミングで打つクイックサーブは、一般のプレーヤーでも使えます。
意表をつくのに効果的な技術です。

 

その他の不動峰中のキャラで実現できる技は、石田の「波動球」や伊武の「キックサーブ」でしょうね。これらはタカさんとリョーマの技とほぼ同じなので割愛します。

桜井雅也(さくらいまさや)の「強烈なトップスピン」も現実でできる技です。
しかし、技というよりは基本技術を極めた感じなので、割愛します。

 

聖ルドルフ学院中のキャラクターの必殺技

都大会で青学と戦った聖ルドルフ学院中。
マネージャーの観月が率いる、データを元にしたプレーをする厄介な敵でした。

 

赤澤吉郎の「ブレ球」

出典:テニスの王子様 7巻 94P/許斐剛

 

まずは聖ルドルフの部長・赤澤吉郎(あかざわよしろう)から!
赤澤は「ブレ球」を打つプレーヤーでした。
動体視力が良いプレーヤーが赤澤の打つバックハンドをのボールを見ると、ボールが複数に分身して見えます。

 

本当のことを言うと、赤澤の「ブレ球」は技と呼ぶには値しないものです。
赤澤はバックハンドを打つ際、ラケットのスウィートスポット(ボールが当たる位置)が大きくずれてしまいます。
その結果、打つ瞬間にボールがラケットのフレームにあたり、微妙なブレが生じてしまうのです。

 

つまり赤澤のバックハンドは「ちゃんと打てていない」のです。
「ブレ球」は技術力不足が原因のショットとなります。

なのに赤澤が全国区プレーヤーなのが謎です・・・

 

不二裕太の「超ライジング」

出典:テニスの王子様 8巻175P/許斐剛

 

青学の不二の弟・裕太(ゆうた)。
兄と比較されたくないことから青学のテニス部には入らず、聖ルドルフに転入した過去を持ちます。

 

裕太の得意技は「超ライジング」。
もともとライジングショットという、相手のショットの跳ね際を打ち返すプレーを得意としていました。その進化系が「超ライジング」です。
跳ね際を叩くことで、どんな回転がかかったショットでも無効化してしまいます。

 

何を持って「超」なのかはわからないのですが、ライジングショットはテニスの初心者でもできる技術です。
自分のペースで試合を進められ、相手のショットの力を利用したショットが打てます。

プロでも使う人がいる技術なので、現実味を帯びた技ですね。

 

聖ルドルフは技を持っていないキャラも多いです。
ただ真似できるのはこれくらいだと思います。

 

木更津淳(きさらづあつし)のスマッシュを打つと見せかけたドロップボレーは、空中で回転するという人間離れした技になっちゃってます。地味にできない技!

 

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山吹中のキャラクターの必殺技

山吹中はダブルスが全国クラスの強さを誇るチームです。
亜久津が抜けたことでシングルスが弱体化してしましましたが、やはりダブルスが強いのは団体戦ではとても有利!
全国大会まで進出していました!

 

千石清澄の「虎砲」

出典:テニスの王子様 12巻11P/許斐剛

 

山吹中エースの千石清澄(せんごくきよすみ)。
動体視力がズバ抜けており、速球を見切る力は作中屈指のものでした。

 

千石の必殺技は「虎砲(こほう)」です。
サーブのトスを高く上げ、ジャンプをしながら体を大きく使い、相手コートのセンターに叩き込みます。
サーブのスピードはとても速くなり、目で追えない速度に到達します(桃城には4球目くらいで返されてしまいました)。

 

現実でもジャンプしながらサーブを打つこともあります。
スピードを出すためにジャンプする人は少ないですが・・・タイミングを合わせるためにジャンプする人は結構いますね。

 

その他にも、千石は「ダンクスマッシュ」も得意です。
桃城と似たプレースタイルのキャラでした。

 

地味’sの「サインプレー」

出典:テニスの王子様 11巻122P/許斐剛

 

山吹中最強のダブルス「地味’s」。
南健太郎(みなみけんたろう)と東方雅美(ひがしかたまさみ)のペアですね。
技に派手さはないですが、ダブルスとして隙のないプレーをします。ゆえに「地味’s」と呼ばれています。

 

地味’sは「サインプレー」を得意としています。
前衛の南が相手の状況に合わせて、後衛の東方にサインで指示を送ります。
東方はそのサインを受けて、作戦を切り替えていくのです。

 

サインプレーはプロの試合だけでなく、学生レベルのダブルスでも使われます。
試合の前にサインの出し方とその内容を決めておくことで、掛け声がなくても意思疎通ができます。

相手選手に作戦がバレにくいので、ダブルスでは非常に有効なコミュニケーション方法として取り入れられています。

 

サインを出すにしても、そのサイン通り実行するだけのテクニックが必要です。
地味’sはサインに忠実に動くよう訓練を積んでいたようです。
地味ですが、実際に地味’sがいたらめちゃくちゃ強いペアになっています。中学生レベルなら全国優勝もできてしまうでしょうね。

 

山吹中で試合描写のあった選手は地味’s、千石、亜久津くらいです。
現実的な技で戦っていたチームでしたが、亜久津の動きは人間離れしてました。
亜久津vsリョーマあたりからテニスではなく「テニヌ」に変わっていきましたね。

 

不動峰中、聖ルドルフ、山吹中と青学の戦いが読める「都大会編」はこちら!

 

氷帝学園のキャラクターの必殺技

関東大会初戦で青学と戦った氷帝学園。
部長の跡部景吾(あとべけいご)が率いる部員200名のマンモスチームです。
全国大会でも強豪校として有名です。
氷帝くらいから、非現実的な技のオンパレードになってきました。

 

宍戸亮の「カウンターライジング」

出典:テニスの王子様 9巻147P/許斐剛

 

鳳との氷帝最強ダブルスを組むことになった宍戸亮(ししどりょう)。
宍戸の武器は相手の力を利用した「カウンターライジング」でした。

 

非常に速いテンポで攻撃をするので、相手に反撃する隙を与えません(橘には簡単に攻略されてしまいました)。

宍戸の「カウンターライジング」はライジングショットの基本的な使い方だと言えます。
裕太の戦い方に近いですね。

 

芥川慈郎の「マジックボレー」

出典:テニスの王子様 16巻176P/許斐剛

 

続いては氷帝の謎の男、ジローこと芥川慈郎(あくたがわじろう)。
ジローは持ち前の手首の柔らかさから、ありとあらゆる方向にボレーを打つことが可能でした。

 

決して速いボールではないのに、相手の対応できない位置に落とすことで、決め球となっていました。
この手首の柔らかさは、王者フェデラーの柔軟性そのものとも言えるかもしれません。

 

世界トップクラスの身体能力を必要としますが、トッププロでボレーを得意とする選手は、ジローの「マジックボレー」のようなボレーを実際に使っています。

 

他に氷帝学園の選手が使う技で、現実的なものは鳳の「スカッドサーブ」ですかね。
これは乾の時に説明した通りです。

他に氷帝で現実にできそうな技を持っている人は・・・いないですかね。
跡部が「ジャックナイフ」を打っていましたが、あまりにもさらっとやっていたので、本人には技という認識すらない印象でした(ゲームだと「スイッチブレード」という技名でしたが、作中ではこう呼ばれませんでした)。

 

六角中、緑山中、立海大付属中は例外

関東大会で青学が対戦した中学だと、あとは六角中、緑山中、立海大付属中があります。

 

六角中と緑山中に関しては、選手たちがほとんど技を使いませんでした。
ある意味、現実的な選手たちではありましたが、今回は例外としました。

 

また全国最強の中学「立海大付属中」。
立海の選手たちの技は人間技を完全に超越していましたね。

現実でできそうな技といえば、柳生比呂士(やぎゅうひろし)の「レーザービーム」(めちゃくちゃ速いショット)か、丸井ブン太の「妙技・鉄柱当て」(ネットを張っているポールにボールを当てて相手コートに入れる)くらいでしょうか。

 

しかし、「レーザービーム」は反応できないスピードのショットという人智を超えた技です(しかも原理が不明)。
「鉄柱当て」はできなくもないですが、何百、何千と打った中で1回できればいいところでしょう。

「できなくはない、ですがそれを狙ってでしまうのが立海大」ということで、例外かなと思いました。

 

氷帝、六角、緑山、立海大と青学の戦いが読める「関東大会編」はこちら!

 

比嘉中キャラクターの必殺技

沖縄武術をテニスに取り入れ、26年ぶりに全国大会に出場した比嘉中。
相手の顧問の先生にボールをぶつけるなど、ラフプレーが目立つチームでした。
青学を苦しめた六角中を簡単に倒し、青学の全国大会初戦の相手として立ちはだかりました。

 

甲斐裕次郎の「海賊の角笛(バイキングホーン)」

出典:テニスの王子様 31巻47P/許斐剛

 

シングルス2で菊丸と対戦した比嘉中の甲斐裕次郎(かいゆうじろう)。
序盤は右手で普通にプレーしていましたが、追い込まれた途端、ラケットを左手で、しかも逆手持ちでプレーし始めました。

 

「海賊の角笛(バイキングホーン)」と呼ばれる技で、逆手でボールを打つことで、普通ではありえないカーブを描いたショットを打ちます。

甲斐のように自在に相手コートに決めるのは難しいです。しかし、逆手にラケットを持って打つことならできます。
試合でやったら顧問の先生にブチ切れられるでしょうけどね。正しい打ち方に唾を吐くような打ち方ですので。

 

比嘉中くらいですかね、全国大会でも現実的な技を使っていたのは。
ただ、平子場(ひらこば)の「飯匙倩(ハブ)」(ヘビのようにぐにゃぐにゃの軌道を描くショット)、田仁志(たにし)の「ビッグバン」(ジャンプしながらサーブを打ち、相手を体ごと吹き飛ばす)はかなり現実離れしていました。

 

「ビッグバン」はギリギリ打てなくもないですが・・・
威力が初期の「波動球」をはるかに上回ってましたからね・・・難しいでしょう。

 

そもそも比嘉中メンバー全員は「縮地法(しゅくちほう)」というワープ技を使えます。
この時点で現実離れしちゃってますね。

 

青学の最終決戦!「全国大会編」が読めるのはこちら!

 

さいごに

『テニスの王子様』も序盤はちゃんとテニスをしてたんですよね。
地区大会→都大会→関東大会→全国大会と進むにつれて、人間離れした技がでまくりました。

全国大会が初登場となった四天宝寺中なんて、誰も現実的な技を使ってなかったですかからね。

 

微妙なのが、乾や観月、柳などが得意としている「データテニス」です。
これはできるかどうかの扱いに困りました。

 

テニスは試合前、あるいは試合中に相手のクセや特徴などを分析して作戦を立てることがあります。
ただ、あんなに百発百中でデータが取れるかというと・・・まず難しいでしょう。

一応できることにしておいてもいいのかなと思いましたが、保留にしました笑

 

あくまでマンガですでの、面白くするためには、ありえないショットを登場させるのは仕方のないことだと思います!

でもそれが功を奏して『テニスの王子様』はテニス人口を大幅に増やしました。
やはり『テニスの王子様』はテニス界においてレジェンドと呼ぶべきマンガでしょう!