本格テニス漫画「BREAK BACK」2巻レビュー!新キャラ登場で大興奮!

テニス漫画

 

テニス漫画大好きなジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

以前、当ブログでも紹介しました、プロ手に選手が描く本格テニス漫画

「BREAK BACK(ブレークバック)」2巻

が発売されました!

 

 

実際に読んでみたのですが・・・

先のストーリーが超気になる展開が満載!!

楽しくて、あっという間に読み終わってしまいました!

 

テニス部を作り上げていくという、大変だけど学生だからこそ味わえるワクワク感!

自分と目標を共にする仲間が増えていく期待感!

 

これらをビジビシ感じられる1冊です!

今回は「BREAK BACK」2巻を読んだ感想と見どころを紹介します!

この記事のポイント

✔︎新キャラクター登場!
✔︎仲間探しに大興奮!
✔︎主人公・紗季の変化!

 

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「BREAK BACK」の簡単なあらすじ

主人公・上条紗季(かみじょうさき)は、元世界ランキング7位の女子テニスプレーヤー。世間からは天才と称され(そして美人)、世界ランキング1位にも手が届きそうな勢いで活躍しました。

 

 

しかし怪我をきっかけにプロを引退。その後、数年間ギャンブル漬けの日々を送っていたのです。

 

その最中、紗季は裏カジノで謎の男にはめられ、1億円の借金を負うことに。

借金を返す条件として、大会に出場するメンバーもそろっていない成陵高校テニス部のコーチとなって、全国大会優勝を果たすことを突きつけられてしまいました。

 

多額の借金を返すために紗季は、テニス歴9年ながらも初心者同然の丸山瑛士(まるやまえいじ)、運動神経抜群ながらもテニス未経験の五十嵐涼平(いがらしりょうへい)と共に、全国大会優勝を目指し始めました。

 

「BREAK BACK」2巻を読んだ感想

1巻の時点では、ストーリーの大きな展開は少なかったんですね。

登場人物や設定の説明が多かった印象です。

 

プロテニス選手が描くテニス漫画『BREAK BACK』1巻の感想
作者もプロテニス選手という斬新なテニス漫画「BREAK BACK」を紹介します!

 

でも、2巻からはストーリーが大きく動き出します!

新しいキャラクターたちが登場し、今後の展開に関わってきそうな感じがしまくりです!

またですね、この新キャラクターたちが、いいキャラなんですよ・・・

境遇にものすごく共感できたり、どれほど成長するのか気になったり・・・

2巻を楽しみながら、3巻も読みたくなってくる!そんな感想を抱きました!

 

「BREAK BACK」2巻は仲間探しがメイン

「BREAK BACK」2巻は、成陵高校テニス部の新しい部員を探すことがメインのストーリーです。

テニス漫画だと、「仲間探し」をする作品ってあまりないんですよ!

 

大ヒットしたテニス漫画といえば「テニスの王子様」「ベイビーステップ」がありますよね?

この2つは、すでに出来上がっている部活や養成スクールに主人公が参加するところからストーリーが始まります。

 

一方で「BREAK BACK」は、主人公たちが所蔵する組織作りから始めています。

同じ「学生のテニス」をモチーフにしていても、これまでのテニス漫画とは違ったアプローチで描かれているんですね。

(そもそも主人公がコーチだったり、多額の借金を負っていたりとスポーツ漫画でも珍しい設定ですが・・・)

 

だからこそ先が読めない!

ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、それすらも読めない点に、興奮してしまうのです!

 

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「BREAK BACK」2巻の見どころ

ここからは、「BREAK BACK」2巻の見どころについて、できる限りネタバレしないように紹介していきます!

 

新キャラクターに注目!

2巻に登場する2人の新キャラクター

「大城零(おおしろれい)」

「河野裕太(こうのゆうた)」

の2人に注目です!

この2人をメインにした話が、2巻に収録されています!

 

大城零(おおしろれい)について

零はかつて「天才テニスプレーヤー」と呼ばれた成陵高校の男子生徒です(しかもイケメン)。

小学生時代に、ジュニアの大会でシングルス全国優勝、しかも予選から優勝まで1ゲームも落とさないという快挙を達成しました!

いや、快挙というか・・・どんなに強くても超絶ムリな記録ですね!

小学生の大会に錦織圭選手が出場すれば話は別ですが笑

 

零は将来を期待されたプレーヤーでしたが、全国優勝後にテニスをやめてしまった模様。

頑張りすぎたことによる「燃え尽き症候群」かと噂されていましたが、本当の原因は、零と当時のコーチとの間にあった問題にありました。

 

成陵高校のテニス部には入部していなかった零でしたが、幼馴染の有坂ゆずき(ありさか)のはからいで紗季と対決することに!

かつて天才プレーヤーと呼ばれた紗季と零!

果たして勝負の行方は・・・!?

 

零の過去は、コーチと選手とのすれ違いがテーマとなっています。

厳しいスポーツの世界は、「コーチの言うことは絶対」という文化がまだ根付いていますよね。

そのあり方について考えさせられる、感動するストーリーです!

 

河野裕太(こうのゆうた)について

河野も零と同じ成陵高校の男子生徒です。

ただ、零とは違い河野はテニス未経験者。さらに言うと、どの部活にも属していません。

しかし、身長194cmで体格もがっしり。確実にスポーツに向いているフィジカルをしています。

 

見かけだけでなく、スポーツのセンスも抜群。

作中では、野球経験がほぼないにもかかわらず、投げたボールは軽く140km/hオーバー!野球部員ですら三振を取られてしまう才能を見せました!

甲子園出場校のピッチャー並ですね・・・センスありすぎますわ笑

 

河野を見た紗季は、

「194cmの身長から叩き下されるサーブは、想像を絶するほど速いだろう!」

と考え、テニス部入部を条件に、河野に野球勝負を挑みます。

紗季は自信満々にバッターボックスに立ち、河野の豪速球に立ち向かうのでした・・・!!

 

河野は零ほどの深掘りはありませんでした。しかし、個人的に身長が高くて、パワーのあるキャラが大好きなもので、気になって仕方がないです!

漫画で、河野のようなキャラが登場するとめちゃくちゃ興奮するんですよね!(もちろん、漫画として興奮するってことですよ!)

 

紗季の心情の変化

零と河野のシーンが目立ちますが、主人公・紗季の見せ場もたくさんあります!

パチンコをしたり、えらそうだったりする紗季ですが、読んでるうちに可愛さに心を惹かれて・・・

特に紗季の心の変化に注目ですね!

 

1巻時点での紗季は、成陵高校テニス部を全国優勝に導くことは、多額の借金を返すためでしかありませんでした。

しかし、部員たちの頑張りを見ていくうち、紗季の心情に変化が訪れます。

 

まだ紗季自身気がついていないようですが、紗季の目的が「全国優勝」そのものに向き始めているのです。

ちょっと冷たい部分があり、最初は部員たちを見下すことの多かった紗季。

そんな彼女の変化が垣間見れるシーンが多く、「BREAK BACK」は部員たちだけの成長を描いているんじゃないんだな、と私たち読者も気づかされます!

 

いろんなキャラクターが登場しますが、やはり主人公である紗季の変化が一番気になるところです。

 

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まとめ:テニス経験者も未経験者も楽しめる

「BREAK BACK」は、テニスをテーマにした漫画ですので、「漫画ならではのとんでもないシーン」もあります。

ただ、作者のKASAさんがプロ経験のあるテニスプレーヤーですので、一見とんでもないシーンでも、テニスの技術や理論などで解説が入ります。

私のようなテニス経験者だと「なるほどな!」と理解できて、より作品を楽しめるでしょう!

 

テニスをやったことがない方でも、コメディシーンやキャラクターたちが努力する姿、紗季のかっこよさに心動かされますよ!

漫画としても面白い作品です!

 

ぜひ、1巻から合わせて読んでみてください!

 

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