テニスの試合でスロースターターなのを治したい!改善方法を考えた!

テニスのコツ

 

こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

テニスの試合でスロースターターであることに悩む人は多いです。

スロースターターとは、試合の始まりはプレーの調子が悪く、調子が良くなるのは試合の後半になってからというタイプの人のことです。

 

まさに私がそうでして、試合だと立ち上がりの調子がめちゃくちゃ悪いです。いつも追い詰められて、勝った場合も逆転勝利の経験が多いです。

たまにはスパッとストレート勝ちをしてみたいものです!

 

そこで今回は、私自身の経験をもとに、スロースターターの改善方法を考えました!

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スロースターターの悩み

試合が長引く

スロースターターは、0-3や0-4となった時からようやくエンジンがかかり、体が動くようになります。

この状況から、仮に相手に1ゲームも与えずに逆転できたとしても全部で9ゲーム、10ゲームかかってしまいます。
ゾンビ映画に出てくる車くらいエンジンがかかりにくいです。

 

1セットの試合ならば、最短で6ゲーム取れば終わるところを、1.5〜2倍くらいの時間がかかってしまいます。その分体力も使ってしまいますね。

スタミナに自信があればいいのですが、大会となると1日で5試合6試合行うこともあります。できれば体力は残しておきたところ。大会終わりはお酒も飲みたくなりますしね。
しかしスロースターターはその性質上、体力の温存が難しいです。

 

追い詰められて心臓に悪い

試合の後半からエンジンがかかって逆転できればいいんですけど・・・その保証はありませんね(そりゃそうじゃ)。
相手にリードされたまま自分の調子が上がらずに、クソミソに負けしてしまう可能性もあります。

「あの〜僕の体、そろそろ動いて欲しいんですけれどもね。いかがでしょうかね?」

と下手に出ても、体は応えてくれないんですよね・・・

相手にゲームを取られ、差を広げられてしまうと負けるかもしれないプレッシャーが一気に乗りかかってきます。めちゃくちゃ心臓に悪いですよね。
逆転勝ちできたとしても「まぁ、朝の歯磨きくらい余裕だったんですけども」みたいな誇らしさはないですね。

試合が泥臭すぎて、歯磨き粉ではなく泥で歯を磨いたような気分での勝利になります。

 

顧問の先生に怒られる

これは部活の時ですね〜。
前半は押されまくるスロースターター・・・試合中顧問の先生にめちゃくちゃ怒られます!

ゲームカウントが奇数の時にコートチェンジするのですが、そのタイミングで顧問の先生にアドバイスをもらいに行きます。

ゲームカウント0-1、0-3の時にもらう先生のアドバイスは、即死呪文「ザキ」のようです。

 

「練習したよね散々?何でできないのかな?ねぇ?何でかな?」

 

実際はこの7倍くらい怒られてるんですけどもね。オブラート80枚くらいに包みました。

練習通りやってるんですよ・・・やってるんですけどもね・・・立ち上がりは全然力がでないんです。

このような悩み、抱えていませんか?

スロースターターを改善するには?

何かと不利なスロースターター。できれば6-0で勝つような試合を増やしたいですよね!

そこで私なりにスロースターターの改善方法を考えてみました!

先日試合に出て、その時もスロースターター全開だった私。この経験も踏まえて書いていきます!

準備運動をしっかり!でも・・・

スロースターターになってしまう原因は、やはり体が動かないことにあります。
試合開始からすぐに体が動く人の方が少ないですが、スロースターターは動かなさが特にひどいです。

10年ぶりに動かしたかき氷機のように動かないです。

 

改善するためには、試合前の準備運動を入念にしましょう。

試合前のサーブ練習や相手とのラリーの時も、腕を回したり、足を細かく動かして体をを温めましょう。

 

でもこれを書くといわれそうなことが、

「そんなこと言われなくてもやってますけどね」

という意見です。準備運動もラリーもしっかりやってますよね。

 

わかってます!これでは解決策になりません!もっと有効な方法を考えました。

 

最初のゲームは色んな攻撃手段を試してみる

私たちスロースターターは、試合の立ち上がりは間違いなく調子が悪いです。これはコーラを飲んだらゲップが出るくらい確実なので、認めましょう。

 

認めた上で、最初のゲームは色んな攻撃方法を試してみましょう。できれば普段やらないことを試してみてください。
ストロークを強く打ってみたり、サーブを速く打ってみたり、ネットに詰めてみたり。

 

こうすることで、2ゲーム目以降に行う可能性のある動きをだいたい練習することができます。その動きをする時が来たら、うまく動けるようになるでしょう。

 

また色々な攻撃を試す中で、調子の良いプレーを見つけられる可能性もあります。
見つかったら、そのプレーを中心にゲームを進めていきましょう。前半からゲームを奪うことも可能です。

 

相手の弱点を分析する

色んな攻撃を試す中で、相手の弱点も分析しちゃいましょう。

ミスが多いプレーヤーならばラリーをつなげることを意識するし、ベースラインから動かないプレーヤーならばネット際に短く落とせば、攻撃につながります。

 

相手の弱点を見つけるためには、こちらから様々な攻撃方法を試す必要があります。

色んな攻撃に対して相手がどう対応してくるのか見ると、弱点となる攻撃手段も見つかるはずです。

自分の体を動かしながら、ゲームを有利に進める方法を見つけるようにしましょう。

 

相手のペースに合わせない

プレーの調子が上がらないと、気持ちの上でも消極的になりがちです。気がつくと相手のペースに合わせてプレーをしてしまっている時もあります。

ショットのスピードが速くなるだけでなく、サーブを打つタイミングやコートチェンジの際の休憩時間も相手に合わせて短くなってしまいやすいです。

 

調子が上がらない時ほど、自分のペースを大事にしましょう。相手のペースに合わせるほどにゲームの差が開きます。

相手に行きかけている流れを断ち切るためにも、時間を長めに取ったり、ファーストサーブとセカンドサーブの間と長くしたりしてみてください。

自分の心も落ち着きますし、相手のペースを狂わせることもできます。

 

どうしてもスロースターターが治らなければ

ただ、スロースターターというのはもはや呪いのように私たちに絡みつきます。治そうと思って治るものでもないです。くしゃみの音を小さくするのくらい難しいです。

もしどうしても治らない時は、以下のことを試してみてください。

 

最初の3ゲームは練習だと思う

先ほど試合の序盤は色々攻撃を試してみてと言いました。これと同じような感じです。最初の3ゲームくらいは練習だと思って試合を進めていきましょう。

結局試合は勝てばいいので、無理に最初からゲームを取ろうとしなくてもいいです。1ゲームも落とすものか!と思うほど体に力が入ってミスが増えてしまいます。

 

「これは毎週水曜日21:30からやっているいつもの練習だね。今日は何の練習しようかなー?」くらいにリラックスすることで、体も動きやすくなります。

3ゲームくらいで調子を整えて、体のエンジンがかかるのを待ちましょう。

 

スタミナをつける

試合が長引きやすいスロースターター。1試合で使う体力は多くなります。

ですので、普段からスタミナをつける練習を重ねておきましょう。おすすめのトレーニング方法はジョギングですが、普段エスカレーターで登っているところを階段に切り替えるだけでもスタミナを鍛えられます。

 

スタミナを鍛えるトレーニングはツライし、肺がお金払ってでも空気を欲しがっているんじゃないかってくらいゼェゼェしますが、これがスロースターターの宿命です。頑張ってください。

 

でもスタミナが切れるのは相手も同じです。
疲れるとプレーが雑になり、ミスが増えます。相手のスタミナが切れるまで保つスタミナが自分にあれば、スロースターターでも試合に勝つことができます。

 

まとめ

スロースターターは試合が長くなったり、先生から怒られたりと、損することが多いです。できれば治したいです。が、簡単に治るものでもありません。

やはりおすすめは、試合の序盤は練習だと思って色んな攻撃方法を試してみることです。いつもの自分の戦い方がどの相手にも有効とは限らないですからね。

体を動かすのも兼ねて、色んなプレーで攻撃してみましょう。

スロースターターに悩む同胞たちよ、一緒に頑張りましょうぞ!

 

スタートダッシュを切るのがうまいプレーヤーは、自分の攻撃手段をしっかり持っていることが多いです。

例えば、力強いストロークをするアグレッシブベースライナーなどはその典型でしょう。
参考までに、アグレッシブベースライナーの特徴も記事にまとめましたので、スロースターター改善のお役に立ててください!