こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です!
昨日、私は約8年ぶりにシングルスの大会に出場しました!「プチシングルス大会」という大会です。
その中の初級者の大会に参加しました!(人数的の関係で、初級者の人だけでなくオープンクラスの人とも戦いましたけどね)
横浜の「立場」というところにある「立場テニスコート」で行いました!
「ゴルフ」って書いてありますが、テニスクラブです!最初ちょっと引っかかりそうになります。
でもこれで引っかかるようでは、相手がドロップショットを打ってくるかどうかも見極められないでしょう。試合はこの時点から始まっているのです!
ほら!テニススクールも開催されているので、テニスコートもきちんとあります。
コートに到着したら、大学生が若い男女が打ってましたよ・・・(うらやましい、おじさんも混ぜてほしかったなぁ)
コートはハードコート(コンクリート製のコート)でした。慣れていない人には少しやりにくい環境かもしれませんね。日本はオムニやクレーコートが多いので。
って私自身がハードコートでプレーするの初めてだったんですけどね笑 打球が早くてバウンドが高くなるという、ちょっと難しコートだと思いました。
私が参加した「プチシングルス大会」というのは、普通の草トーナメントとは違ったルールで行われる大会です。
各試合には制限時間(1試合15分、決勝トーナメントのみ20分)が設けられており、例えばゲームカウント3−2や1−4など試合途中でも、時間が来たらその時点で終了です!
制限時間が来た時点でリードしている方が勝ち!というスロースターター泣かせのルールです。
これには理由があります。制限時間を設けると試合の展開が早くなるので、参加者全員が最低でも5試合はできるんですね。参加者がたくさん試合をすることを目的としている大会なのです。
1試合15分って短いように思えますが、それでも5試合こなすとかなり体力を使います。翌日は体がバキバキで、動けなくなるほです(つらい)。
最初に参加者を2つのリーグに分けて、各リーグの1位と2位で上位決勝トーナメントを、3位と4位で買い決勝トーナメントを行うという形で試合を進めていきます。
私も5試合こなしまして、だいたい8年ぶりくらいの実戦でした!結果はと言いますと・・・
2勝2敗1分け
でした!そして、
下位決勝トーナメントで優勝しました!
久しぶりの実戦だった割には、上出来だったんじゃないでしょうか!?
・・・と言っても参加人数は11人だったので、小規模の大会だったんですけどね。
でも経験になりましたし、久しぶりの試合の緊張感で、胸がおどりました!
今回は、試合をしてみて感じた自分の弱点やその改善方法、今後武器にしていくべきだと思った点などを紹介します!
参考になる点があるかと思いますので、ぜひご覧ください!
弱点とその改善方法
まずは、私が試合の中で見つけた弱点とその改善方法をまとめていきます。字が青くなっているのが弱点やその原因。赤い字が改善方法です!
同じように悩む方は、自分に当てはめて読んでみてください!
スロースターターすぎる
先ほど、制限時間があるルールだと、スロースターターには不利と言いましたね!
まさに私はスロースターターです!学生時代から試合となると、0-3とか1-4とか、追い込まれた状態から巻き上げるパターンがほとんどでした。
試合の立ち上がりは全くと言っていいほど体が動かないです。ラケットにボールが当たってるのかどうかの感覚がないくらい、ボロボロプレーをしてしまいます。
序盤は自分のミスや相手からどんどん攻め込まれたことで失点してしまいます。
もちろん次第に私も体が動いてきますし、相手のペースも一定ではなく悪くなる瞬間があります。
相手と自分の調子の良さが逆転して時に巻き返せるようになるので、試合中盤以降にポイントが取れるようになってきます。
結果的に勝てればいいのですが、スロースターターは試合時間が長くなりやすいです。その分、1試合に体力をたくさん使うことになります。
トーナメントなど1日で複数試合しなければならないのであれば、体力がなくなることは次回以降の試合で不利になります。
私はだいぶ燃費の悪いプレーをしていることになります。オンボロの中古車のようです。できれば序盤に攻めて、試合時間を短くしたほうが有利です。
そのためには自分から攻撃できるショットや積極的にネットプレーをするなど攻撃手段が必要です。
後で説明しますが、私にはそのような攻撃手段が足りないです。
自分から攻められず、相手が調子の悪くなるのを待つしかないので、スロースターターになってしまうのです。
自信を持って攻撃できる方法を身につけることがスロースターター改善のカギになりそうです。
パワーが足りていない
そもそも、私は筋力、パワーが不足しています!
今回の試合の中でも、パワーのあるショットを打ってくるプレーヤーを相手にした時、球威に負けてきちんと打ち返せないことが目立ちました。
この画像をみてください!私の利き腕である右腕の画像ですが・・・
細っ!!!
テニスのショットでパワーを出すには、体の回転や体重移動を使います。腕の力だけでパワーを出すのは手打ちになってしまうので、好ましくありません。
ただ、ラケットにボールが当たった瞬間、相手のショットの威力に押し負けないよう腕を支えるためには、やはり腕の筋力が大切です。
同じように腕の筋力不足に悩む方もいらっしゃるのでは?男性が相手となると、力強いフラットショットやスピンボールが飛んできますから、打ち返しにくいですよね?
これは腕力を鍛えるトレーニングをしなければなりませんね。私は腕が細いから、腕立て伏せとか避けてきたんですよね・・・腕立て苦手です(泣)
腕を太くするトレーニングを、腕が星から避けるのは本末転倒ですね。
こういうトレーニンググッズを使うといいかもしれませんね!
重さが調節できるダンベル!
自分の体重より腕にかかる負荷は軽いですが、自分でトレーニングしやすい重さでできるので継続もしやすいでしょう!
ついでに握力も鍛えておきたいですね。握って握力を鍛えるやつ(正式な名前がわからない)がオススメです!ラケットを握る力も、打ち負けないためには必要ですので。
ドロップショットなどの短い打球に追いつけない
試合中、ドロップショットで手前にボールを落とされて失点してしまうことが多かったです。ボールに追いつけなかったですね。
相手が黄金に輝いて、「伝家の宝刀・ドロップショット」を打っているようにすら見えました・・・
追いつけなかった原因は、私が「シコラー」でネットプレーをすることがほとんどなく、ベースラインにどっしりポジショニングしていたことです。
相手から打ち込まれやすいシコラーは、防御のためにできる限りコートの後ろの方で待ち構えます。
するとネット際にオープンスペースができてしまい、ボールを短く落とされやすくなってしまいます。
走って追いつこうにも、ベースラインに張り付いていると、ボールまでの距離が遠くなりますので、取りにくいです。
改善策としては、やはり自分から攻撃的にショットを打っていくことです。
ベースラインから1歩前くらいにポジショニングして、相手のボールを前の方で捉えて攻撃できれば、ネット際に短く落とされても1歩分距離を短くできます。
高い打点でボールを打ちにくいグリップ
以前記事で紹介しましたが、私はフォアハンドの時、グリップをイースタングリップとコンチネンタルグリップの合いの子みたいなグリップで握っています。
薄いグリップというやつです。
薄いグリップはラケットの面の向きが手のひらと同じになるので、初心者だと打つ感覚がつかみやすく、ボールをコントロールしやすいです。
ただ、薄いグリップは人間の手の構造上、高い打点でボールが打ちにくいです。
高い打点で打つのであれば、セミウエスタングリップのような厚めのグリップで握ると打ち返しやすくなります。
これも弱点として突かれましたねぇ。
トップスピンをかけたショットやバウンド後に大きく跳ねるロブで攻撃されました。
グリップの切り替えが必要となりますが、高い打点で打つ時のために厚いグリップでも返せるように練習しなければなりません。
普段は薄くても全く問題ないです!
ネットプレーができなかった
私は、ボレーなどのネットプレーは得意なのですが、今回の試合ではそもそもネットに詰めることが、5試合の中でボレーは2〜3回くらいしかしませんでした。
せっかく得意なネットプレーができる状態に持って行けてなかったということですね。
例えるならば、数学が得意だけど、寝坊して試験に間に合わなかったみたいな感じです。ネットに出ることができていませんでした。
原因はネットに出るためのアプローチショットを打てていなかったことです。やはりこれも「自分から攻められていない」ことにつながりますね。
コーナーを狙って打ったり、高くバウンドするボールで相手の体勢を崩したりなど、チャンスボールを生み出すショットを打たなければなりませんね。
ビビってチャレンジできてませんでした。
スマッシュのコースが甘かった
限られたネットプレーのチャンスの中で、2回スマッシュを打ちました。
うまくロブに合わせてヒットできたので、ミスはしませんでした。
余計な力も入っておらず、普段練習でやっている通りのスマッシュが打てたと思います。
ただ、練習用のスマッシュって感じでした。
自分の真ん前、コートの真ん中たりに打ってしまったので、相手としては「威力はあるけど取りやすいボール」になっていたでしょう。
スマッシュは上から叩き落とす分ショットの威力は上がります。
だからといってどこに打っても決まるということではないですね。
ミスを恐れず、相手のいないオープンスペースにしっかり叩き込む必要があります。
つまりこれもビビってたってことなんだよなぁ・・・
サーブの威力がなく、打ち込まれた
サーブの精度は悪くなかったと思います。
多少緊張でミスすることもありましたが、試合を重ねていくうちにファーストもセカンドも成功率が上がりました。
ファースト55%、セカンド80%くらいでしょうかね(ファースト80%、セカンド100%が理想です)。
やはりうまくサーブが入るときは、トスが自分の打ちたい位置に上がった時でした。基本的には、以前記事にした「トスアップの方法」の通りにやりました。うまくいったと思います!
サーブは入ったのですが、成功率を上げるために威力を落として打っていました。
入らないより200倍マシなのですが、相手にとっては打ち込みやすいサーブになってしまいます。
何度か攻撃的なリターンを打たれました。もちろん相手も、普段より前で打つので、勢い余ってアウトすることも多かったです。
メリットもあったのですが、もっと上手い人が相手ならば、チャンスボールになってしまったことでしょう。
まずは「絶対に入るセカンドサーブ」を身につけることが重要ですね。
弱くてもいいので、セカンドは絶対に入れる。
その上でスピードがあってコースを狙える攻撃的なファーストサーブを身につける。
この順番で練習して、相手のリターンで攻撃されないようにするのがベストだと思いました。
サーブの練習についてはまた別の記事にてまとめたいと思います。
武器になりそうな点
次は、今後練習していくことで、武器になりそうだなと思った点をまとめます!
力がなく、ビッグサーブや足の速さを持たない私のようなプレーヤーでも試合に勝てる方法はあります!
ストロークのコントロール
これは100%武器になると断言できます!ストロークを自分の打ちたい場所にコントロースすることです。
試合中、私はストロークを左右に打ち分けて、相手を走らせることができました。
決して速い球ではないです。思いっきり力を込めて打ってもないです。
ただ、できる限りコーナーを狙って打ったところ、相手にとっては取りにくいショットになったみたいです。ミスを誘うことができました!
ボールを思ったところに打てるコントロール力は、確実に相手を追いつめます。
そのショットでポイントが取れなくても、左右に打ち分けるだけで相手を走らせ、体力を奪うことができます。
それ以降のポイントで有利に働くのです。
まだ「俺様はどんなコースにでもボールを打ち分けられるZE!」みたいな領域には程遠いです。
ただ、ボールのスピードや威力ではなくコントロール力を鍛えることが私のような力の無いプレーヤーの武器になると実感しました。
フォアハンドが深く入る
約1ヶ月半にわたり私を苦しめていたフォアハンド・・・きちんと打てるようになるまで時間がかかりました。練習も積み重ねましたね。
しかし、それだけ時間をかけて練習した結果、ファアハンドは私の武器になりました。
やはりスピードは無いですが、ベースライン際に深く入るショットが打てるようになりました!
深く決まる打球は相手も打ちにくいでしょうし、チャンスボールにもなりやすいですね!
今回の試合は、自分のフォアハンドが武器になると自信を持てる機会になったと思います。
もっと練習を重ねて、フォアハンドで攻撃したり、ネットに詰めるアプローチショットを打てるようにしていきたいですね。
バックハンドは両手より片手?
これまで私はバックハンドは両手で打っていました。
利き腕と逆側になるバックハンドは、力が入りにくいので両手で打つ人が多いですよね.
ただ、昨日の試合ではバックハンドも片手の方がいいのでは?と思ったのです。
理由は2つ。
1つはバックハンドのスライス(逆回転をかけるショット)がかなり効いたため。
スライスはボールの滞空時間が伸びるのでネットしにくくなります。
さらにバウンドも小さくなるので、打たれた相手は攻撃しにくくなるんですよね。
私はこのスライスを、バックハンドの時は片手で打ちます。
片手の方が腕の動く範囲が広がって、かかる回転量も増えるので、両手より打ちやすいです。
昨日はバックハンドのスライスが良く決まり、相手のミスを誘えました。これも私の武器になると思いました。
しかし普段両手でバックを打っている私が片手に切り替えたら、スライスを打つことがバレてしまいやすいです。
そこで片手に変えた方がバレにくくなるのではないかと思いました。
もう1つは安定感です。
もともとバックハンドは得意だったのですが、昨日は片手で打ってみても問題なく入りました。
それどころか、ボールを打っている感じが腕にしっかり伝わってきて、打ちやすいとすら感じました。
実は、私は高校までテニスをしていまいしたが、大学に入ってからはスカッシュを4年間やっていました。
スカッシュはボールが小さく軽いので、バックハンドも片手で打ちます。
その時の癖なのか、片手バックハンドの方がしっくりくる気がするのです。
まだ両手から片手に切り替えると決めたわけではないですが、今週のスクールレッスンで試してみたいと思います。
もし片手の方が良さそうならば、切り替えようと思います。
体力が大会後半まで保った
今回1番良かった点は、体力が大会後半まで保ったことですね!
参加者の多くが私より年上の方でした。しかし試合数を重ねるごとに、体力が切れて足が動かなくなっている姿が目立ちました。
やはり体力がなくなってしまうと、ボールにも追いつけなくなりますし、正しい姿勢でボールを打てなくなります。
どれだけ技術があっても、体力がなくなると負けにつながりやすくなるなと感じました。
テニスを始めてから2ヶ月、週2〜3回くらいのペースで30分ジョギングをしており、体力は落ちないようにしてきました。
やはりこれは重要だったようです。試合数を重ねても体力が切れずに足が動きました。
引き続きジョギングは続けていこうと思います!
ちなみに、私が使っているジョギングシューズについては以下の記事で紹介しています!安くて、軽くて、使いやすいシューズですよ!
シコラー+α
高校生の頃からなのですが、私はやはりシコラーのようです。
昨日もとにかくボールを拾ってつなぐ、シコシコシコシコシコリまくりのテニスをしてしまいました。
初心者同士の試合だと、やっぱりミスをしないことが一番効果的なプレーなんですよね。
数球ラリーをすればどちらかがミスをしてしまうことが多いので。
ただ今回試合をしてみた結果、課題として「攻撃手段を持たないシコラーは序盤から攻められる」ということが明らかになりました。試合が長引きやすいということです。
防御の方法としてシコラースタイルと取れるのはいいと思います。
しかし、今後は攻撃手段を持たなければ勝ち上がれないのだと痛感しました。
今のプレースタイルに加えて、フォアハンドでのストロークやネットプレーで攻撃できるようになりたいですね。
まとめ
今後の私の課題としては以下のことが明らかになりました!
・筋力アップ
・ストロークやネットプレーなど攻撃手段を持つ
・高い打点のボールを打てるようにする
・スマッシュのコースを打ち分ける
・攻撃的なサーブを身につける
・ストロークを正確にコントロールする
そして、これらを改善するためには、以下のことをやらなければならないです。
・腕を中心とした筋トレ
・積極的に攻撃する心と技術を身につける
・厚いグリップでも打てるようにする
・勇気を持ってスマッシュもオープンコートへ
・まずは絶対に入るセカンドを身につける。その後、スピードのあるファーストサーブの練習
・威力はなくてもコースを狙ったショットを打つ練習をする
試合に出ると、こういった自分の弱点がたくさん見えます。
さらに試合経験も積めて、試合で緊張することも少なくなってくると思います!
スクールやサークルの練習だけでなく、実際に試合に出てみるのも楽しいし、勉強なりますよ!ぜひ出場してみてください!