ストロークのコツ | テニスのジロギン。 https://jirogin.com テニスグッズのレビューや社会人初心者プレーヤー向けの情報を書いてます! Thu, 13 Jun 2019 11:39:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.18 https://jirogin.com/wp-content/uploads/2018/01/cropped-IMG_0527-1-1-32x32.jpg ストロークのコツ | テニスのジロギン。 https://jirogin.com 32 32 136348803 両手打ちフォアハンドの素振りを夜の公園でやってきた https://jirogin.com/2018/06/26/doublefore2/ https://jirogin.com/2018/06/26/doublefore2/#respond Tue, 26 Jun 2018 12:04:51 +0000 https://jirogin.com/?p=2278  

夜間の行動がデフォ、陰キャラのジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

先日私は、「フォアハンドストロークを両手で打とうかなぁ?どうしようかなぁ?」と考えていることについて記事にしました。

 

まだ実際にボールを打っていないので何とも言えない状況です(週1回しか練習がないとムズムズする・・・)。

ただ、とりあえずラケットを振ってみるだけでもイメージトレーニングにはなるだろうと思い、昨日「両手打ちフォアハンドの素振り」をしてきました。

 

その時の様子や、実際に素振りをしてみた感想をお伝えします。

 

この記事のPOINT

✔︎暗い夜の公園へ
✔︎両手打ちフォアのグリップについて
✔︎実際に素振りしてみた写真

 

夜の公園で素振り

日中は仕事、そして人目を避けて行動する陰キャラな私は、公園で練習をするときは基本的に夜です。

 

夜は人もいないし、木々がざわめく音しかしないし、暗いから素振りをしても目立たないし・・・

 

 

って怖いよっ!

何度行っても怖いよっ!

 

深夜0時の公園で素振りをするテニスプレーヤーがいるらしい
みなさんこんにちは。ジロギンです… ううう…フォアが…フォアハンドが… 全然安定しないよぉ! 先日もテニススクールに練習に行きました。これまでずっと苦戦してきたフォアハンド… 素振りをしたり、...

 

この草むらの奥から、上半身しか服を着ていないクマが飛び出してきたらと思うと・・・漏らしちゃいそうですね。

 

 

気分だけは明るくしようと思ってたんですけど、夜は独特な雰囲気があります。

なんで仕事終わりに公園来て、ラケットで素振りしてるのか・・・

正直帰りたかったです。

 

 

しかも、履きなれているクツだったのに靴擦れになるし・・・

最悪な状況が続きましたが、「全ては両手フォアハンドを打てるようになるためだ」と、気持ちを切り替えて頑張りました。

30分くらい素振りしてましたね。

 

両手フォアハンドのグリップについて

素振りをする前に、まずは両手フォアハンドを打つ時のグリップを考えなければなりません。

2つの握り方があり、両方ともメリット・デメリットがあるのです。

 

利き手を上にする(順手)

 

これは利き手(私は右利きなので右手)を上にして、逆の手を下にする握り方です。「順手」なんて表現されますね。

両手バックハンドを打つ時と同じ握りです。この握りでフォアハンドを打ちます。

 

順手で打つと、力が入りやすくなるメリットがあります。上半身が回転しやすく(片手の方が回転しますが)、遠心力を使って打てるんですね。

 

ただテニスは基本的に、次に紹介する「逆手」でラケットを持って構えています。両手フォアを順手で打つ場合、グリップを握り変えないといけません。

速いサーブやショットが来ると、順手はグリップチェンジが間に合わなくなってしまう可能性があります。

 

利き手と逆の手を上にする(逆手)

 

次はさっきと逆。利き手と反対の手(私の場合は左)を上にする握り方です。

下の画像の方がわかりやすいかもしれませんね。

 

 

ラケットを引くと左肩が後ろに引っ張られるので、上半身が回転する勢いがつきます。

ただ、先ほどの「順手」に比べると、「逆手」はラケットが固定されるので、回転の勢いを使ったパワーが出しにくいです。

 

「逆手」は上半身や腕が固定される分、フォームが崩れにくくてミスも少なくなります(片手打ちより両手打ちの方が得意なら)。

そして、ラケットを構えている時のグリップのまま打てるので、相手のボールが早くても対応しやすいです。

 

私は「逆手」を選んだ

私は逆手で打つことにしました。

理由はやっぱり「安定感」と「速いボールに対応しやすいこと」ですかね。

 

正直、もともとストロークが得意ではない私は、フォアでガンガン打って、相手をパワーで圧倒する!みたいな戦い方は向いてないです。

ストローク戦はさっさと切り上げて、ネットプレーに行くしか決め手はないと思っています。

 

ですので、フォアハンドはパワーではなく安定感、よりミスをしない打ち方にしたいと思いました。

 

・・・まぁ逆手も順手もどっちも打てた方が強いんでしょうけどね。

チャンスボールなら、順手に持ちかえて「パワーショットォォォ!」を打ってもいいわけですし。

それは後々考えていこうと思います。

 

両手フォアハンドで素振りをやってみた

では、実際に素振りしてみたので、その時の様子をごらんください。

普通のスイング(トップスピン)とスライス両方やってみました。

 

両手フォアハンド通常版

まずは、普通に打つスイングから。

 

構えます(腰の位置が高いな)

 

ラケットを引き始めます

 

もっと引きます!
左肩が引っ張られて上半身が回りますね

 

ここでHIT!!!!!

 

勢いに任せて自然に・・・

 

振り抜くぅん!!

 

って感じですね。

うん!やっぱり安定してる感じがしますねぇ!

不安なくスイングできました。

 

片手で素振りをしていた時は、

「え?これでいいのか?全然打てる感じしないけど?本当にこう?いや絶対違うよねぇ、おじさん!?」

という疑念が満載。知らないおじさんについて行っているかのうような不安。

そんな状態でなんとか素振りをして打てるようになりました。

 

両手打ちだとこの迷いがないのです。

「うんこれだよね!この安心感!お母さんみたいだね!」

こんな気分で素振りができました。

 

両手フォアハンドスライス版

次はスライスです。

構えの部分はカットします!

 

まずラケットを引きます

 

面を上に向けてHIT!!!
…これは上に向けすぎですね

 

そして斬る!!

 

フォロースルーは左手だけにして、ラケットの動く範囲を広げます。

するとスライスがかかりやすくなる・・・はずです!

両手フォアハンドのプロ選手はこうやってスライスをかけてました!

 

個人的にスライスはバックの方がかけやすいです。

やっぱり体が固定されて、無駄な動きがなくなるからですかね?

 

フォアを両手で打つと、ほぼ左手でスライスを打つ感じになります。

それはつまり、「左手のバックでスライスをかける」ことになるので、バックが得意な私としては、こっちのほうがいいのかな?と思いました。

 

さいごに:やっぱりしっくりくる

素振りだけですが、両手フォアハンドのほうがしっくりきました。

フォアハンドのフォームに、ブレが少なくなったように感じます。

 

両手のフォアハンドは、初心者や力のない子供向けの打ち方です。

ということは、フォアハンドの基礎に近い打ち方なんじゃないかなと思います。

 

もちろん、実際に両手フォアハンドで打たないとなんとも言えません。

明日がスクールの練習日なので、ストローク練習の時に、両手フォアハンドを何度か試してみようと思います。

 

ジロギン
ジロギン

両手フォアハンドよ…

我にとっての光明となりたまへ…

 

 

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フォアハンドを両手打ちにするか検討中!男性には少ない打ち方だけど https://jirogin.com/2018/06/24/doublethink/ https://jirogin.com/2018/06/24/doublethink/#respond Sun, 24 Jun 2018 11:51:13 +0000 https://jirogin.com/?p=2263  

フォアハンド苦手マンのジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

テニスを始めた頃よりはだいぶフォアハンドのミスが少なくなりました。

テニスの本や動画をたくさん見て、練習して、調整してきたおかげでしょうかね。

 

でも・・・なんかしっくりこないんですよね。

いっつも違和感があります。

フォアを打とうとするたびにミスる感じしかしなくて、自分のフォアに信頼が置けてないんですよね〜。

7年に1回会う遠い親戚と同じくらいの信用度って感じです。

 

なんとか自分にピタッとはまるフォアハンドを打ちたい・・・と考えていた時に思いついたのが、

両手でフォアハンドを打つことでした!

「フォアハンド=片手で打つ」というイメージを捨ててみるのもいいのではないかなと!

 

今回は「両手でフォアハンドを打とうと思ってます!」というお話をしようと思います。

この記事のPOINT

✔︎高校1年生の時は両手フォアハンドだった
✔︎両手フォアハンドに切り替える利点と不安点
✔︎男性でも両手フォアハンドでいいじゃない

 

高校1年生、両手フォアハンドだった私

フォアハンドストローク(利き手側のストローク)は、片手で打つ人が圧倒的に多いですね。

プロ選手もそうですし、一般のプレーヤーでも片手で打っている人がほとんでしょう。

バックハンドは両手で打つ人が多いですけどね。

 

ただ、まれにフォアハンドも両手で打っている人がいます。

フォアハンドは片手で打たないといけないなんてルールはなく、両手でも問題ないです。

というより、打ち返せればどんな打ち方でもいいです(笑)

 

現に、高校1年生の頃、私はフォアハンドを両手で打っていました。

 

もともとフォアハンドは苦手だった

私が硬式テニスを始めたのは、高校に入ってからです。中学はソフトテニスをしてました。

 

これはソフテニから硬式に切り替えた人あるあるだと思うんですが、私はストロークが

全打球ホームラン!!!

状態でした。

 

ソフテニはゴムボールで打つのでボールがあまり飛びません。

だから、回転の少ないフラットショットで打ち合います。

この感覚で硬式をやると、ボールがめっちゃ飛びます(笑)

ラケットの反発力とボールの弾性のせいで、回転をかけないと、打率8割のホームランバッターになっちゃうのです。

 

当時の私はいつまでも硬式テニスの感覚に慣れませんでした。特にフォアハンド。

フラットショットしかできない打ち方の上、力のないガリガリマンだった(今も)の私は、相手のショットに押されて大ホームラン。

「テニスの基本となるフォアが全然打てない」という致命的な状態でした。

 

・・・ソフトテニスをなさっている方には申し訳ないのですが、ソフテニから硬式に切り替えると、ソフテニ経験がめちゃくちゃ足を引っ張ります!

ソフテニと硬式テニスは、あまり互換性がないのです。

 

運動神経が良いわけでもなく、不器用だった私は、修正するのに他の人の倍くらい練習しました(それでようやく人並みという才能の壁)。

 

両手フォアハンドに切り替える決断

それでも、当時からバックハンドはうまく打てました。

バックハンドは両手で打っていて、力負けもしにくく、フォームも安定していたんですよね。

 

そこで私はこう考えたのです。

 

ジロギン
ジロギン

フォアも両手で打てばいいんじゃね?

 

フォアハンドを片手打ちから両手打ちに切り替えました。

当時部活内には、男女合わせても両手でフォアハンドを打っている人はいない状況。

かなり異質なフォームだったと思います。でも、

 

ジロギン
ジロギン

見せもんじゃねぇぞ!

 

と心の中で周りを威嚇しながら、両手フォアをやり続けました。

 

案の定、フォアハンドはバックハンドのように安定。

1年生同士の練習試合でも、着実に勝ちを重ねられるようになりました。

「ミスするかも知れない」というフォアハンドの不安がなくなっていったのです。

 

ただ高校2年生になる直前くらいに、私は両手フォアをやめて片手フォアハンドに切り替えてしまいました。

理由は、

 

ジロギン
ジロギン

女子にモテなそう

 

と思ったからです。

女子も片手でフォアを打ってるのに、男の私が両手で打ってたら「貧弱貧者ゥ」って思われちゃいそうでね。

(片手にしたところでモテませんでしたけど)

 

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片手で打てるように、毎日1000回素振りを半年くらいやり続けました。

それでようやく人並みに片手でフォアを打てるようになりましたねぇ〜(どんだけ苦手だったんだよ)。

 

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両手フォアハンドを復活させるべきか?

社会人になってテニスを再開してからも練習して、ちょっとは打てるようになった片手のフォアハンド。

でも、やっぱり打つたびに「ミスするんじゃないか?」という不安が付きまといます。

 

もう技術うんぬんというより、精神的な理由でフォアハンドがうまくいかなくなってる気がしますね。

高校1年の時以来・・・約10年ぶりに、封印されし両手フォアハンドを復活させるべきか、悩んでいるのです・・・

 

フォームを大幅に変えると調子が良くなることもある

不調が続いている間は「フォームを大幅に変えてみると調子が良くなることがある」なんて聞いたことがあります。

 

理屈はわからないですが、脳に「これまでとまったく違う、新しいことをしている」と認識させることで、感じていた不安がなくなる・・・

そんな感じですかね?

 

実際、高校1年生の時に私は、両手フォアハンドに変えたことできちんとフォアストロークが入るようになりました。

今も当時と同じ状況だと考えると、両手フォアハンドを復活させることで、フォアハンドを不安なく打てるかもしれませんね。

 

両手フォアハンドには弱点もある

フォアハンドを両手で打つことで力負けしにくくなるなど、良い点はあります。

かなり有利そうですが、やっぱり弱点もあるんですよね。

 

1番は、『リーチが短くなってしまう』ということでしょう。

片手打ちに比べると、ボールに届く距離が短いです。普段より1歩多く足を動かしてボールに追いつかなければなりません。

 

両手フォアのリーチ

 

片手フォアのリーチ

 

きちんと追い付ければ問題ないんですけど・・・

毎日運動して無限のように体力があった学生時代と、デスクワークが続き、家に引きこもってブログばかり書いている今とでは、足の速さも体力の量も全然ちがいます。

 

果たして、今の私に両手フォアハンドで試合を乗り切るだけの、脚力と体力はあるのでしょうか・・・?

その点がちょっと不安ですね。

 

ミスしてしまうよりはマシ

でも、片手フォアハンドのままボールに届きやすくしたとしても、結局アウトしたりミスしてしまうなら、両手フォアハンドの方がマシだと思うんですよね。

 

相手に決められた方が諦めがつきますし、自分でミスするより心の整理もしやすいです。

 

まぁまだ両手フォアハンドを試したわけではないので、ミスしないとも言い切れないんですけどね。

ただ、少し素振りをしてみたら、片手より断然「ショットが決まるイメージ」が持てました。

 

次回のスクールでの練習の時に試してみようと思います。

もしうまくいくのであれば、両手フォアハンドを復活させます!

 

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全部両手フォアハンドで打つ必要はない

最初にお話しした通り、テニスには決まったフォームがあるわけではないです。

だから、両手フォアハンドに変えたところで、フォアは全部両手で打たなければダメ!なんてこともないわけです。

 

例えば、

自分から遠く離れたボールは片手で打つ、ミスしたくないボールは両手で打つ。

というように使い分けるのもアリですよね。

 

片手と両手、二つのフォームから繰り出される変則的なフォアハンド・・・

 

 

ジロギン
ジロギン

厨二じみててかっこいい!

 

両手フォアハンドは男性には少ない

正直、私と同じく男性テニスプレーヤーでフォアハンドを両手で打つ人はとても少ないです。

両手打ちは、子供や女性といった力のないプレーヤーでも相手のショットに打ち負けないための打ち方です。

力のある男性ならば、両手フォアハンドを選ぶ必要はないでしょう。

 

ただ私は、男性ですが腕が細いしパワーのないガリガリ。自分よりたくましそうね女性はたくさん見てきました。

ならば両手打ちの方が良いかもしれないなと思うわけです。

力がどうこうより、そもそも片手フォアハンドは、私にとって自然なフォームを無理やり変えている打ち方です。合っていない可能性もあります。

 

まぁ、今さら女性にモテようとか、見てくれが恥ずかしいとか、そんなことは思いません。

自分に合ったフォームが見つかるまで、両手打ちだろうがなんだろうが試していこうと思います。

 

さいごに

具体的に、

どうやって両手フォアハンドを打つのか?

どうやって打ったら効果的なのか?

については、後日まとめていこうと思います。

 

私自身、まだ練習で両手フォアハンドを試したわけではありません。

実際にやってみて、うまくいったら記事にまとめます。

 

もしうまくいかなかったら・・・その時はその時で、「ダメでした」って記事書きます。

「両手フォアハンド」・・・ついに封印を解く時が来たようだぜ!

 

 

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https://jirogin.com/2018/06/24/doublethink/feed/ 0 2263
トップスピンがかからなかったテニスのストロークを改善した練習方法 https://jirogin.com/2018/05/24/topspin/ https://jirogin.com/2018/05/24/topspin/#respond Thu, 24 May 2018 13:17:34 +0000 https://jirogin.com/?p=1926  

ストロークの安定感が何よりもほしいジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

この記事は、フォアハンドストローク、バックハンドストロークにトップスピン(順回転)がかからずに悩んでいる人向けの記事です。

 

トップスピンがかからないと…
✔︎フラットなショットになって、思い切り打つとホームラン…
✔︎アウトしないよう低く打つと、ネットしてしまう…
✔︎ミスを気にしながらテニスをしても楽しくない…

 

ストロークにトップスピンがかからない方は、このような点でお悩みかと思います。

私のストロークも、トップスピンのかかっていないフラット系のショットでした。

 

ただ、今回紹介する練習方法をしたことで、週1回の練習と自主練習だけでトップスピンのかかったフォア・バックを打てるようになりました!

 

その練習方法を紹介します!

特に初心者の方、練習時間が少ない方は参考にしてみてください!

この記事のPOINT

✔︎問題点の見つける
✔︎イメージトレーニングが重要
✔︎スクールやサークルで実践しながら修正する

 

トップスピンがかからずネットばかりのフォアハンド

もともと私は、グラウンドストローク(バウンドしたボールを打つこと)が苦手です。

特にフォアハンド!

 

テニスを始めた当初は、ショットにトップスピンをかけようと思い、ボールをこすりあげるように打っていました。

でも、ボールがきちんと飛ばずにネット連発!

回転をかけることばかり意識して、ボールがきちんと飛んでいなかったんですね。

 

学生時代はトップスピンのかかったストロークが打てていただけにショックでしたね。

当時を思い出しながら打っていたのですが、全然思い通りにいきませんでした。

 

フラット系ショットはミスも多い

いろいろ考えながら、練習を繰り返して、なんとかフォアハンドをきちんと打てるようになった私。

しかし、そのフォアハンドは回転の少ないフラット系のフォアハンドでした。

 

フラット系のショットはスピードが出やすく、相手コートに突き刺さるように打てるので、攻撃力の高いショットです。

 

しかし、少し面の角度が違うだけで、大きくホームラン!アウトしてしまうことも多いです!

アウトしないように、ネットギリギリを打とうとしても、まだ技術がないうちはネットしてしまいます・・・

 

私はなんとかフォアを打てるようになったものの、まだまだ安定しないことには変わりなかったのです。

 

テニススクールのコーチからも

コーチ
コーチ

もっと回転を意識して!フォアを安定させましょう!

と言われていました。けっこうヒドかったんでしょうね泣

 

回転を意識してるのですが・・・反抗期の息子のように体が言うことを聞いてくれませんでした。

 

なんとかトップスピンのかかったショットを打ちたいと思い、いろいろと考えながら練習してきました!

 

でも初心者にはできないレベルの高いようなことは何もしてません!

ごく簡単なことですので、同じ悩みをお持ちの方は、ぜひ練習に取り入れてみてください!

 

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問題点を見つける

私がまず始めにやったことは、やみくもに練習するだけでなく、トップスピンがかからない原因や問題点を見つけることでした。

 

実際にボールを打つのはもちろん、自分が打っている動画を見るなどして問題点を3つ発見しました。

✔︎ラケットの握り方(グリップ)
✔︎ラケットの振り方(スイング)
✔︎足の開き方(スタンス)

 

グリップが薄い(イースタンかコンチネンタル)

以前記事にしたのですが、私はストロークの時にラケットを、包丁を持つような薄い握り(イースタングリップとコンチネンタルグリップの間くらい)で打っていました。

薄いグリップでフォアハンドに勢いを出してみる【動画付き】
はい、みなさんこんにちは!ジロギンです! 私は毎週水曜日がテニスの日ということで、昨日テニススクールに行って練習してきました! 昨日は、先週見つかった課題を克服したいと考えてました。 その課題というのが、 ...

 

 

薄いグリップは、ラケットの面が手のひらと同じ向きになるのが特長です。

そのため、まるで手のひらでボールを打っているかのように、打つ感覚がつかみやすいんですよね。

 

薄いグリップで面にボールを当てるだけでもよく飛びます。初心者向けのグリップですね。

 

しかし、薄いグリップはラケットの動きの性質から、トップスピンをかけにくいグリップでもあります。

 

もちろん面にボールを当てるだけでは回転はかかりません。

さらに、薄いグリップのままラケットを振っても、ボールをこするのではなく、押し出すように打ってしまい回転がかかりにくいのです(フラットなショットになります)。

 

薄いグリップは打ちやすいのですが、回転がかからない原因になっていると思いました。

 

トップスピンをかけるフォームができていない

先ほど少し説明した通り、薄いグリップで打つと、ラケットでボールを押し出すようなショットになり、トップスピンがかかりません。

トップスピンをかけるには、ラケットを下から上に大きく振るイメージが大切です(ワイパースウィング)。

 

グリップを厚くする(セミウエスタンかウエスタン)と、回転がかかるフォームでボールを打ちやすくなります。

フォアはワイパースイングを意識せず、ひっぱたくように打ってスピンをかける!
フォアハンドにトップスピンがかからなくて悩んでいるあなた!もしかしたら「スピンをかけよう」と考えすぎているかもしれません!一度何も考えず、ボールをひっぱたくように打ってみてください!自然なフォームで、自然なトップスピンが打てることでしょう!

さらに私は、トップスピンショットを打とうとするときに、ヒジから先を回転させる(回内運動)だけで打とうとしてました。

 

確かにトップスピンはかかるのですが、威力と飛距離が出ずにボールがおじぎしてしまい、ネットにかかっていました。

 

トップスピンは回内運動だけでかけるのではなく、ラケットの動き全体でかけるんですよね。

普段のイメージより下から上に大きく振り抜く必要があると思いました。

 

スタンスが閉じていた(スクエアスタンス)

問題点は上半身だけでなく、下半身にもあると思いました。

最近のテニスでは、ボールを打つ時の足の開き方は、セミオープンスタンス(ベースラインに対して平行に近い足の開き方)が主流です。

 

セミオープンスタンスだと、打つときに上半身をひねって戻す動きをしやすいです。

足が前を向いているので、ラケットを引くために上半身をひねると、足と同じ向きに戻ろうとして、上半身が自然に回転します。

スピンのかかったフォアが打てなかった意外な原因!スタンスを変えたら克服できた!
回転がかかったフォアハンドショットが打てない…そう悩む方は多いはず。私も打てませんでした。しかしスタンスを「セミオープンスタンス」に変えたところ、打てるようになったのです!とても簡単にスピンボールが打てるので、ぜひ参考にしてください!

 

私の場合は、スクエアスタンス(ベースラインに対して垂直な足の開き方)で打っていることが多かったのです。

 

バックハンドはスクエアスタンスかクローズドスタンス(足をクロスさせるような開き方)でもうまく打てています。

でも、フォアハンドはスクエアスタンスだと、上半身の回転を使えずに打っていることが多かったんです。

 

トップスプンはラケットの動き全体で打つ。ラケットは腕を振るのではなく、上半身の回転で動かす。

つまり私は、足の開き方が合っておらず、上半身を使ってトップスピンをかけることができていませんでした。手打ちに近かったんですね。

 

以上、3つの点を直さないと、トップスピンのかかったショットは打てないだろうと思い、特訓を始めました!

 

問題点すべてに共通する練習方法は「イメージトレーニング」

「特訓」なんて言うと、毎日体が動かなくなるまでテニスをするイメージをしてしまったかもしれません。

しかし、私がやった特訓は「イメージトレーニング」がほとんどです。

 

正直、社会人テニスプレーヤーは仕事の関係で、毎日のように練習時間が取るのは難しいです。

限られた練習時間で上手くなるためには、

イメージトレーニング→自主トレーニング→スクールやサークルで実践

というステップを踏むのが一番だと思っています。

 

それに、トップスピンは基本の技術です。初心者でもできるはず。

できない原因は、技術が足りない以上に、打ち方をきちんと理解・イメージできていないことにあると思います。

トップスピンを打つイメージを変えないと、身につけるための土台ができないでしょう。

 

私が発見した問題点を解決するためには、イメトレがとても役に立ちました。

イメトレならば、テニス初心者でも、時間がない方でもできますよね?

難しいことは全然ないので安心してください。

 

テニスコーチの動きや打ち方を見る

テニススクールに通っている方は、コーチの指導を受けながら練習をしていると思います。

上級者コースになるとわかりませんが、初級者〜中級者コースならば、練習しているコートで一番上手なのは、間違いなくコーチです。

 

私は練習中、ヒマがあったらコーチの動きや打ち方を見るようにしました。

恋してるんじゃないかってくらい見てましたよ。

 

コーチは球出しばかりで、実戦に近い形で打つことは少ないかもしれません。

しかし、球出しの時は普段とグリップを変えたり、ちょっとしたラリーの時でも、足の使い方や動き方に無駄がなかったりと、試合で使えそうな技術を使って練習をしています。

 

私たち初心者では、止まることなく球出しをすることも難しいかもしれませんね。テニスコーチの技術あってこそ、テニススクールの練習が成り立っています。

少しでもコーチの体の使い方から、テニスの動きのヒントを得るべきです。

 

正直、1時間半の練習中ずっと、コーチ同士がラリーしているのを見ていた方がうまくなれそうな気さえします。

トップスピンをかける打ち方も、何十回も見れるでしょうし。

 

練習中のスキマ時間はコーチの動きや打ち方を見てください!

ついでにフットワークを鍛える練習もするといいですよ!

以下の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。

テニスは足を細かく動かす!ボールを打たない時間を活かした練習方法
テニスで、足が動いていないと言われたり、体勢が崩れることが多い人は、足を細かく動かすことを身につけましょう!その練習方法は「足ぶみをすること」です。練習中にボールを打っていないスキマの時間にできる練習方法を紹介します!

 

コーチに質問する

これをやっていない人が多いのではないでしょうか?

コーチに個別で質問をしに行く!です!

 

練習中はコーチも忙しいと思いますが、練習の前後で少しだけアドバイスをもらうことはできると思います。

今悩んでいることや、打ち方でわからないことがあったら、自分で調べる以上にコーチに聞いた方が効率的です。

 

私もトップスピンショットを打つためのグリップについて質問しに行きました(根暗ですが、勇気を出しましたよ!)。

 

その時にコーチから

コーチ
コーチ

いきなりグリップを変えてもうまくいかないですね。厚いグリップと薄いグリップを少しずつ試してみて、自分に一番いいグリップを見つけるといいですよ!

というアドバイスをいただきました(くわしくは後で説明しますね)。

 

せっかくスクールにお金を払っているのだから、コーチに色々と聞かないのはもったいないですよ(ゲス顔)。

 

トップスピンがかかっている生徒のプレーを見る

コーチだけでなく、一緒にレッスンを受けている生徒さんのプレーを見るのも勉強になります。

もしトップスピンをかけたいのならば、ショットにしっかりスピンのかかっている人のプレーを見るのもいいでしょう。

 

その人のグリップ、テイクバック、インパクトの面の角度、フォロースルー、足の開き・・・学べることはいろいろあります。

 

コーチの技術は、初心者では真似できないレベルの高いものもあります。

レッスン中にコーチが打つことも少ないので、生徒さんを見ていた方が得るものは多いかもしれませんね。

なんなら、気になる生徒さんに質問しに行ってもいいと思いますし(アドバイスをくれる優しい方が多いはず!そう信じてる!)

 

私と同じ時間でレッスンを受けている生徒さんの中にもトップスピンのかかったショットを打てている方は多いです。

ですので、めっちゃ見てました(怪しまれてたかなぁ…?)。

 

テニスの本のトップスピンの内容を読む

イメージトレーニングをしても、正しい情報をもとにしてイメージをふくらませないと上手くなれません。

正しい情報を手に入れる方法としては、テニスの本を読むのがいいでしょう。

 

ショットにトップスピンをかけるのは基本の技術です。

ですので、どんな本にもコツが書いてあると思います(過去に私がブログで紹介してきた本には書いてありました)。

1冊あるいは2冊、納得できなければ3冊4冊買って読みましょう(私は4冊目で納得できました)。

 

テニスの本といっても2種類あると思います。

1つは実際に打っている連続写真が載っている本や雑誌。

もう1つは、文章でテニスの打ち方の理屈を説明している解説書。

 

ビジュアルで見た方がイメージしやすい人と、理屈を説明してもらった方がイメージしやすい人がいると思いますので、ご自身にあった方を選ぶといいでしょう。

 

ちなみに私は後者の解説書の方がよくわかりました。

写真を見せられるとその写真がイメージとして固定されてしまいます。

しかし、文章だけなら想像するのは自由です。自分に置き換えて考えるのが簡単でしたね。

 

おすすめはこの本です

『テニスはインパクトが9割』

 

少し難しい内容も含まれているのですが、トップスピンをかけるためのラケットの角度や握り方など、私のほしかった情報が載っていました。

ぜひ1冊、持っておくことをおすすめしますよ!

▼ご購入はこちららか▼

 

トップスピンの解説動画を見る

動画は特に参考になります。

コーチを見るにしても生徒を見るにしても、実際に動いて打っている人を見るのは、脳にとって刺激になります。

 

しかし、私の場合テニススクールは週1回のみ。

休日などにテニスをする友達もいないので、週1回しか自分以外の人が打っている姿を見れません。

 

1週間のうち6日も他の人のプレーを見れないのはもったいないです。

ですが、今はYoutubeでテニスの解説動画を上げてくださっている方がたくさんいますね。

その方々の動画をとにかく見まくりました。

 

動画内でのアドバイス内容もそうですが、その人が実際に打っている時に、グリップやスイングの仕方などをよく注意して見ると、コツがつかみやすいですよ。

 

この2つの動画はかなり参考になりました(TENNIS RISEさんにはお世話になってます)。

フォアハンドとバックハンドの上半身の使い方を解説した動画です!

 

 

 

直接トップスピンのかけ方を解説しているの動画ではありません。

しかし、解説している山田さんの打ち方が、トップスピンをかける参考になりました!

 

ヒマがあったらラケットを持たない「エアスイング」

家にいる時間やトイレの個室にいるときなどは、ラケットを持たずに手だけで素振りをする「エアスイング」(勝手に命名)をやってました。

 

手のひらをラケットに見立てて、実際にラケットを振ったときと同じようなイメージで振るのです。

 

トップスピンをかける時には「車のワイパーの動きをイメージしろ」なんて言いますよね。

ラケットでボールをこするように打つ「ワイパースイング」のその名の通りの例えです。

 

でも、私は「壁にコンクリートを塗っている人の動き」の方がしっくりきました。

また後で説明しますが、打点を高くして、ラケットを顔の前くらいの高さまで持ってきてスイングすることも、スピンをかけるために大切なんですよね。

 

私はこのイメージをするときに、ワイパーよりも「コンクリートを塗っている人」の方がわかりやすかったです(個人差があります)。

 

テニススクールのストローク練習で実践

こういったイメージトレーニングを繰り返したら、1週間ごとにやってくるテニススクールのストローク練習で実践します。

 

思い通りショットにトップスピンがかかれば、そのイメージは正しく、うまくいかなければ正しくない。

この繰り返しで、微調整しながらトップスピンがかかるフォームを見つけていきました。

 

ここまででイメージトレーニングの話は終わりです!

次からは問題点だった「グリップ」「スイング」「スタンス」をどのように修正したのか、具体的な練習方法を書いていきます。

 

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グリップを直すための練習

一番重要だったのがグリップだと思っています。

薄いグリップはリターンやボレー、サーブの時にはとても役に立つのですが、トップスピンをかける上ではかなり足を引っ張っていました。

 

直すポイントとしては、「少しずつグリップを調整し、自分にあった握り方を見つける」ことです。

 

少しずつ厚いグリップに切り替えた

私がコーチに質問した時に言われた「少しずつグリップを厚くしていく」

これが大助かりだったんです。さすがコーチですよ!

 

スクールでの練習のたびに、グリップを厚くしたり薄くしたりを繰り返ししました。

その結果、自分が打ちやすく、かつトップスピンのかかるグリップを見つけられました。

 

今はこのように握っています。

 

少し薄めのセミウエスタングリップって感じです。

 

さらに、以前グリップを握っていた場所から1cmくらい上の方を握り、中指と人差し指の間をちょっと開けました。

ラケットを短く握り、人差し指も支えとすることで、ラケットをこれまで以上にしっかり握れるようになりました。

 

こうすると、相手のショットの威力に打ち負けることなく、以前より厚めのグリップでトップスピンをかけたスイングがしやすくなったのです。

 

このグリップは私が色々試した結果、見つけたグリップです。

この記事を読んでいるあなたが私と同じグリップをして、しっくりくるとは限りません。

 

大切なのは私のグリップを真似することではなく、型にはまらず、打ちやすい自分だけのグリップを見つけることです。

 

参考書にあるグリップの通りでなくて大丈夫!あなたに合ったグリップを見つけてください。

 

家の中でラケットを握り、グリップを定着させた

一番しっくりくるグリップを定着させるために、私は家の中でもラケットを度々握っていました。

無意識にラケットを持った時、この握りができるくらい定着すれば、試合でも自然とできるようになるはずです。

 

でも、長時間握る必要はないですね。1日3回など回数を決めて握り、体に染み込ませましょう。

 

自分だけのグリップでトップスピンがかかるかイメージした

家の中でラケットを握ってはいましたが、振ってはいないです。

我が家は6畳の1Kで、ラケットを振れるスペースなどほぼありませんので。

 

ただ、ラケットを握ってみて、実際にトップスピンをかけるイメージをしていました。

なんとなくでいいのですが、トップスピンショットが打てそうか打てなさそうか、感じてみてください。

 

あなたの体のことは、あなたの頭が一番よく知っています。

なんとなくでも「これではトップスピンのかかったショットは打てない」と感じるのであれば、多分打てません。

 

イメージしながら握りを変えているうちに「これだ!」と思えるグリップが見つかるでしょう!

 

見つかったら実際にボールを打つ練習で試し、イメージが正しいかどうか実証してみてください。

できなかったらまた家で同じ練習の繰り返しです。

 

まとめると、グリップの問題を直した練習方法は以下の3つです。

 

グリップを直す練習
✔︎少しずつ厚いグリップに切り替えた
✔︎家の中でラケットを握り、グリップを定着させた
✔︎自分だけのグリップでトップスピンがかかるかイメージした

 

スイングを直すための練習

続いては、ラケットのスイングを直すための練習についてです。

グリップの次に重要なのがスイングでした。

 

コツとしては「ラケットの軌道でトップスピンをかけるイメージをする」ということでした。

 

トップスピンはラケットの軌道でかけると理解する

私は、そもそもトップスピンのかけ方、ワイパースイングの方法を少し間違って理解していたのです。

ヒジから先を内側に回す動きに合わせてラケットを振ればいいと思っていました。

 

でもこれだけでは足りなかったのです。「高い打点で打つ」ということを理解していませんでした。

 

手元でワイパースイングをしていたから、ただでさえボールが沈み込むトップスピンボールがネットに引っかかってしまったわけですね。

打点を高くすれば、ボールが沈んでも、相手コートにまで届くようになります。

 

ただ、打点を高くしてワイパースイングをしても、結局ボールをこするだけで、押す力が足りません。

ショットが短くなって、相手にとって打ちやすくなってしまいます!

 

しっかり押す力をつけるには、ラケットをきちんと振らなければなりません。

その上で回転を掛けるように意識する必要があります。

 

私は、さっき言った「壁にコンクリートを塗る人」みたいなフォームを描くことで、トップスピンがかかるフォームになりました。

 

ラケットの振り抜きを大きくするように素振り

イメージとしては、

インパクトの直前にラケットを大きく上の方へと持ち上げるように打ち、顔の前を通して反対側の肩(二の腕)に持ってくる

感じですね。

思ってる以上に上の方に向かって大きく振れってことです。フォアもバックも同じです。

 

こうすると、ラケットの動きだけでボールにトップスピンが自然とかかりました。

変に腕を内側にねじ曲げるようなことはしていません。

 

極端な回転をかけておらず、ラケットを振り抜いているので、浅くならないトップスピンショットが打てました!

 

この打ち方を身につけるべく、公園などで素振りをするといいでしょう。

反復練習をすると、頭で意識しなくても、無意識に体が動くなります。

クセをつける感じですね。

 

やや面を下向きにすることで、回転の量は調整できます(下向きになるほど回転がかかりやすくなるが、ショットも低くなる)。

 

ただ、この打ち方でかかるトップスピンは「ナチュラルトップスピン」などと言われるスピンです。

それほど回転のかかり過ぎていない、普通のトップスピンという感じでしょうか。

 

もしヘビートップスピン(回転数の多いトップスピン)を打つのであれば、さらにボールをこすりあげるように打たないとでしょうね。

今回は、自然にかかるトップスピンの打ち方のみ紹介しておきます。

 

テイクバックを早くする

忘れてはならないのが「テイクバックの早さ」!早くラケットを引いておくことでフォームの崩れを防ぎ、正しいスイングで打つことができます。

私の打っている映像を見ると、テイクバックが遅い時があります。ボールが自分のコートにバウンドしてからラケットを引いている感じです。

 

できれば、「相手がボールを打った瞬間にテイクバックを始める」くらいの意識でいた方がいいでしょうね。テイクバックは意識するだけで早さが変わるので、練習中から注意しましょう!

 

以下の記事でもテイクバックの早さについてまとめているので、参考にしてください!

テイクバックを早くするとストロークのミスが激減する!
はい、みなさんこんにちは!ジロギンです! 昨日私は(体験レッスンを除くと)初めてのテニスレッスンに行ってきました! 久しぶりのテニスなので、まずは初級コースから少しずつ感覚を取り戻していき、より上達を目指していきます。そ...

 

スイングを直すための練習をまとめると、以下の3点です。

 

スイングを直す練習
✔︎トップスピンはラケットの軌道でかけると理解する
✔︎ラケットの振り抜きを大きくするように素振り
✔︎テイクバックを早くするよう意識する

 

スタンスをセミオープンスタンスにするための練習

スタンスを、今のテニスの主流である、セミオープンスタンスにするには・・・

打つときにスタンスをセミオープンスタンスにするよう意識する!

これだけですね笑

 

素振りの時もセミオープンスタンスで!

ボールを使ったストローク練習や試合形式の時もセミオープンスタンスで!

 

セミオープンスタンスがゲシュタルト崩壊するくらいセミオープンスタンスを意識しましょう。

以下の記事で、セミオープンスタンスについてまとめていますので、ぜひご覧ください!

スピンのかかったフォアが打てなかった意外な原因!スタンスを変えたら克服できた!
回転がかかったフォアハンドショットが打てない…そう悩む方は多いはず。私も打てませんでした。しかしスタンスを「セミオープンスタンス」に変えたところ、打てるようになったのです!とても簡単にスピンボールが打てるので、ぜひ参考にしてください!

 

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その他にトップスピンの精度を上げるために意識したこと

ここまで紹介したトレーニングに合わせて、もっと細かい部分で意識したこともあります。

これらも合わせてやると、もっとトップスピンショットの精度が上がるはずですよ!

 

トップスピンボールを打つ高さは「ネットの上60~70cm」

これは先ほど紹介した『テニスはインパクトが9割』で学んだことです。

「ショットの種類によって、ネットの上何cmを通すかを変える」ということ。

 

ネットの上を

10~30cm(A領域)30~60cm(B領域)60~90cm(C領域)

と、分けます。もちろん空中に線は引けないので、この高さで区切られているとイメージしてください。

 

A領域はフラットショット、スライスショット、ファーストサーブを通す高さ

B領域はトップスピンショットやセカンドサーブを通す高さ

C領域はヘビートップスピンを通す高さ

 

とのことです。本ではこの3つの領域を合わせて「ゴールデン領域」と呼んでいました。

 

もしトップスピンショットを打とうと思ったら、ネットから30cmより上を狙うと、ネットにもかかりにくく、浅くならないショットになるということです。

 

実際にやってみましたが、30cmだとちょっと低くて、トップスピンショットは浅くなってしまう気がしました。

B領域とC領域の間くらいがいいかなと思います。60〜70cmくらいですかね。

 

わかりにくい場合は、ネットの上にラケットを1本立てた状態をイメージしてください。

そのイメージのラケットにボールが当たらないように打てば、相手コートに深く決まるトップスピンショットになるでしょう!

 

自分がトップスピンを打てている姿をイメージする

ちょっと根性論っぽくなってしまいますが、「成功するイメージ」をし続けるのはけっこう大切です。

 

自分がトップスピンのかかったショットをきちんと打てている姿を想像しながら練習してみてください。

そして、そのイメージに従って体を動せば、少しずつトップスピン成功に近づくでしょう。

 

成功するイメージを持つには、お手本となる人を1人決めて、その人が打っているシーンを思い浮かべるとですよ!

頭の中でその人の真似をしてみるんですね。

 

錦織選手でも、フェデラー選手でも、ナダル選手でも、ジョコビッチ選手でも、アガシ選手でもOK!

トッププロ選手は、ほとんどの人が参考になります(一部クセの強すぎるプレーヤーもいますけどね)。

 

トップスピンの練習に役立つグッズ

最後に、私がトップスピンショットを練習するときに、「これは買ってよかったな」と思ったグッズを紹介したいと思います。

 

『テニスはインパクトが9割』

 

これは役立ちましたねぇ。

トップスピンをかけるためのスイング方法や、ネットの上のゴールデン領域を問う考え方は、『テニスはインパクトが9割』で知ることができました。

 

インパクトの瞬間を解説している本書は、トップスピンの重要性や、詳しい打ち方についてもよくまとめられています。

トップスピンがかからなくて悩んでいる方は、絶対に読んだほうがいいですね!

詳しくは、私が別の記事でレビューを書いておりますので、こちらも参考までに!

「テニスはインパクトが9割」レビュー!上級者を目指す初級者にオススメ
「テニスはインパクトが9割」の本を読んだレビューです。これからテニス上級者を目指したい初級者の方や、もう一度インパクトについて学びたい上級者の方、テニススクールのコーチや部活の先生などにオススメしたい一冊です。

 

スマホ用三脚

 

三脚は本当に買ったよかった!

私がこれまで買ってきたものの中で、良かったものトップ10入り間違いなしのグッスです!

 

自分がラケットを振っている様子をスマホで撮影して、どこが悪いか見ることができます。

また、撮った動画を保存しておけば、昔の自分とどれくらいフォームが変わったか見比べることができます。

 

動画を撮影してくれる人がいれば三脚も不必要なのですが・・・

自分の練習に付き合わせるのも申し訳ないですし、撮られてるのも恥ずかしいですよね?

 

自分のフォームを見直すためにも、三脚はあったほうがいいですね!

値段も安いし、1つあれば何度も使い回せるのでオススメですよ!

 

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まとめ

トップスピンは、マスターすれば力一杯ボールを打っても相手コートに決まりやすくなる、便利な回転です。

フラット系のショットでアウトやネットを気にしながら打っている方は、絶対にできるようになったほうがいいです!

 

半年、1年と続けてきた方ならば、トップスピンを打つための技術は十分持っていると思います。

あとは、どうやったらボールにトップスピンをかけられるのかイメージし、イメージに近づけるよう素振りなどを繰り返せばできるようになるはずです!

 

今回紹介した練習方法の全てでなくても、何か一つでもいいなと思うものがあったら、ぜひ試してみてください!

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https://jirogin.com/2018/05/24/topspin/feed/ 0 1926
コートに1歩入るクセをつけて、攻撃的で速いラリーを身につけよう! https://jirogin.com/2018/05/14/onestep/ https://jirogin.com/2018/05/14/onestep/#respond Mon, 14 May 2018 12:31:07 +0000 https://jirogin.com/?p=1846  

恋もテニスも逃げ腰なジロギン(@akiramenaiuta)です。

 

テニスの試合に出た時、あるいは練習中のゲーム形式でもいいです。

相手にショットを打ちこまれるばかりで、自分は全然攻撃できない・・・

というゲーム展開になってしまうことってありませんか?

 

特に、相手にミスをさせるシコラーのようなプレースタイルの人は、こう感じるでしょうね。

かくいう私も完全なるシコラーです。打ち込まれることばかり。

「すべたの打球を打ち返す」とか言えばカッコいいですが・・・実際はボールを拾いまくる泥臭い試合になります。

シコラーの弱点や対策を元シコラーが解説!もうシコラーには負けない!
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試合時間も長引くし、体力も削られるのがシコラーの定め。

勝ってもボロボロですよ・・・

 

自分から攻撃的なショットを打ち分けたいけど、強く打ち込む勇気がなかなか出ない・・・

実はこの「勇気が出ない」ことこそが、攻撃的なショットを打つチャンスを潰す原因になっているかもしれません。

今回は、

ナイスショットを打ったらコートに1歩入る

ということについて書いていきます!

 

ジロギン
ジロギン

私と一緒に、攻撃的なショットを打てるようになりましょう!

 

コートの後ろにポジショニングしてしまう

相手が思いっきり打ってくるショットって、超怖いですよね!

スピードは速いし、回転がかかっていてバウンド後にグインッと体に近づいてくるし・・・

ジロギン
ジロギン

ライフル銃で撃たれるのってこんな感じなんやろか…?

と絶望的な気分になります。

 

すると、相手の打ってくる勢いのあるショットに対応するために、少しでも威力が下がるコートの後ろにポジショニングしてしまいます。

これは判断としては正しいと思います。

威力があるショットに対しては下がって打ち返す。セオリー通りですね。

 

でも、後ろに下がるのは、相手が強打してきそうな時だけでいいはずです。

自分のボールが短くなった時や、コースが甘かった時などですね。

 

しかしどうでしょう?

もしかしたら、自分がナイスボールを打った時も、ポジションを下げたままにしてませんか?

 

・・・って偉そうに言いますが、私がそうです。下がってます。

基本的にいつもベースラインから1歩、2歩くらい下がってます。

 

ビビっちゃってるんですね。いつ相手がナイスショットを打ってくるかわからないから、いつでも対応できるように下がっておこうと考えちゃってます。

 

しかしこれではいつまでたっても攻撃できないのです。

 

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ナイスショットを打った時はコートに1歩入るクセをつける

先日紹介した本、「テニスは頭脳が9割」には以下のようなアドバイスが書かれていました。

『テニスは頭脳が9割』を読めば頭を使って試合に勝つコツがよくわかる
『テニスは頭脳が9割』は初心者テニスプレーヤー向けに「頭を使ったテニスとは何か?」を詳しく解説してくれる本です。読めば練習時間が少なくても、いま身につけている技術だけで試合に勝てるコツがつかめることでしょう。試合で使える頭脳プレーを見につけましょう!

 

いいボールを打ったら、すぐにコートの中に一歩入り、次のチャンスボールに備えるべきなのに、打った場所に留まってしまっているのです。

引用:テニスは頭脳が9割

 

攻撃的なショットを打つには、高い打点からボールを打ちおろすように打つと効果的です。

そのためには、少し前に進み、ボールが弾んだ最高打点で打つ必要があります。

つまり1歩前にポジショニングしておき、チャンスボールに備えます。

 

このクセがないとその場に留まってしまう、または私のように下がってしまうということになってしまうのでしょう。

 

自分のナイスショットというと、例えば

・ファーストサーブが入った時
・相手コートのコーナーにショットが打てた時
・相手の動きの逆をつけた時

などですね。

このようなショットを打てた時は、「コートに1歩入るんだ」と頭に刻みつけておきましょう。

私も脳下垂体に焼印で焼き付けておきます。

 

テニスの試合中、コートに1歩入る他のメリット

ナイスショットを打った後にコートに入るメリットは他にもあると思います。

考えつくだけ書き出していきます。

 

ネットに着くのが早くなる

もし自分の打ったナイスショットによって相手がチャンスボールを打ってきたとします。

さらに自分が1歩前に出て攻撃できれば、そのままの勢いでネットに出ることもできます。

 

ベースラインよりも1歩内側にポジショニングしておけば、その分ネットまでの距離が縮まり、早くネットに着けるでしょう。

ネットに出られれば、ボレーでさらに早いペースで攻撃できます。

流れを自分のペースに引き込みやすくなりますね。

 

ゲーム展開が早くなり、体力も温存できる

私のようなシコラーは、ボールをつなぎまくる分、試合時間が長くなりやすいです。

さらにベースライン付近を左右に走りまくるので、体力も使います。

 

1試合なら体力が保っても、2試合3試合と立て続けにプレーすると、不利になります(社会人になると体力もなくなりますからね)。

 

試合時間はなるべく短くした方が有利です。

つまり、自分からどんどん攻撃してポイント重ねた方が、ゲーム展開も早くなり、使う体力も減らせます。

 

その究極は「全ポイントをサービスエースで取ること」なのですが・・・

そんな全盛期のアンディ・ロディックみたいなプレーは難しいですね。

 

だとしたら、攻撃的なプレーでラリーの時間を短くするのが一番いい作戦でしょうね。

そのために、1歩前に出るクセをつけておくのは役に立つと思います。

 

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相手がナイスショットを返してきたら?

自分がナイスショットを打てたとしても、相手がそれを読んでいた、または自分よりもはるかに上手い相手だとしたら、ナイスショットで返球してくるかもしれませんよね。

 

1歩前にポジショニングしていたら、打ち込まれたボールに対して対処が遅れてしまうかもしれません。

この時はどうすればいいのでしょうかね?

 

「テニスは頭脳が9割」にはこのように書かれていました。

テニスのレベルが同等であれば、コートの中に一歩入ったところから、もう一度後ろに下がって処理する。これで十分、対処できるのです。

それよりも、コートの中に一歩入らないがために逃しているチャンスのほうが、ずっと多いことを気にしてください。

引用:「テニスは頭脳が9割」

 

正直、相手がナイスショットを返してきたら、打ち返せなくても仕方がないと思います。

 

テニスはお互いにナイスショットを打ち合うスポーツです。

自分の打ったショットを相手がとれない時と同じように、相手の打ったショットを自分がとれない時も必ずあるものです。

もし対処できなくても、それほど気にする必要はないと思います。

 

「テニスは頭脳が9割」に書いてあるように、自分の攻撃ができるチャンスを潰してしまう方がもったいないです。

1回のチャンスを逃すと、相手に攻め込まれるだけでなく、自分自身の首も絞めかねませんからね。

 

逃げ腰にならず、チャンスが来たら一歩前に出る。

やっぱりこのクセをつける方がいいでしょう。

 

バウンドしたボールを高い打点で打つには

ちょうど先週、私はバウンドしたボールを高い打点で打つ練習をしたばかりなのです!

正直、私はフォアハンドの強打は苦手なのですが、「これならば苦手な人でもうまくいきそう」という打ち方を紹介します。

 

まず、グリップは厚めに握ります。

ウエスタングリップ、またはフルウエスタングリップがいいですね。

これはスピンを掛けるためです。

スピンをかけると打点が高いボールでも沈むような軌道になり、コートに入りやすくなります。

 

テイクバックの時はラケットを下げず、コブシが頭の後ろあたりに来るよう、少し高めにセットします。

そのまま前に振り出していき、ボールにインパクト。

その瞬間に回内(プロネーション)を使い、ワイパースイングの要領でボールに回転をかけて打つのです。

ヒジから先を内側にひねるようにすると、ボールに回転がかかります。

 

これで高い打点のボールも打ちやすくなります。

本当は回転量を落とし、真横にラケットを振るようにしてフラットショットを打つのが理想的なんですけどね。

スピードも威力もスピンをかけた時より上がります。

 

でもフラットショットは回転が少ない分、飛距離が出すぎてアウトしやすいんですよね。

まずはスピンをかけてしっかり打ち返すのが良いと思います。

威力があるショットでも、コートに入らないと意味がないですからね。

 

テニスの練習中に1歩前に出ることを意識する!

1歩前に出るクセを着けるには、成功体験を積むことが重要だと思います。

1歩前に出た結果、攻撃的なショットが打て、試合展開を自分のものにできたという体験ですね。

 

いきなり試合で試してもそう上手くはいかないでしょう。緊張してますからね。

ですので私は、テニススクールでのゲーム形式練習の時に、ナイスボールを打てた時は1歩前に出ることを意識しています。

なんなら、チャンスがあればネットにまで詰めてしまいます。

 

チャンスボールが来たら前に前に&前に!

そういう意識を自分に植え付け、少しずつシコラーだった自分とバイバイしようと思ってます!

 

練習はどんどん失敗して、試行錯誤する場所です!

幸いなことにテニススクールには、ミスをしたらめっちゃ怒ってくる顧問の先生はいません!これは失敗する大チャンス!

 

もしかしたらコーチが「この人ミスばっかだな…オレの教え方が悪いのかな?」と思ってしまうかもしれません。

それは本当に申し訳ないのですが、練習はいろんなことを試す場にするべきだと思うのです!

 

1歩前に出るクセ、そして勇気!

これらを身につけるために、私は練習のうちからチャンスボールを打ったら前に出ることを意識しています。

 

まとめ:勇気を持って1歩前に!

たかが1歩前に出るのが、そんなにできないことか?と思うかもしれません。

しかし、いざ試合のコートに立って、相手の打ってくるショットの気迫に触れると、ついつい萎縮してしまうものです。

ジリジリと後ろに下がり、防戦一方になってしまいます。

 

ナイスショットが打てた時は勇気を持って、自信を持って、1歩前に出ることでたくさんのメリットがあります。

 

1歩前にでるメリット
・攻撃的なショットが打てる
・ネットに出るのが早くなる
・試合の展開を早くし、体力を温存できる

 

このことを踏まえて、ただ守るだけでないテニスができるようになりましょう!

・・・って、それを一番意識しないといけないのは私なんですけどね!

 

今回参考にした「テニスは頭脳が9割」には、ちょっとした意識の変化でテニスが上達するテクニックがたくさん載っています。

ぜひ読んでみてくださいね!オススメです!

 

▼ご購入はこちらから▼

 

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テニスラケットのグリップは強く握る?弱く握る?最適な強さを見つけよう https://jirogin.com/2018/05/10/grip1/ https://jirogin.com/2018/05/10/grip1/#respond Thu, 10 May 2018 12:10:19 +0000 https://jirogin.com/?p=1810  

握力は左手(利き手と逆)の方が強いジロギン(@akiramenaiuta)です。

左31kg、右28kgくらいなんだよなぁ…(弱)

 

突然ですが、あなたはテニスラケットを握るとき、どれくらいの強さで握ってますか?

思い切りギュッと強く握る?

ラケットが落ちない程度に軽く握る?

 

私は、通っているテニススクールのコーチからは

「ラケットは軽めに、力を抜いて握りましょう」

と教わりました(ストロークのときの話です)。

 

しかし、私が先日読んだ本「勝てる!理系なテニス」ではこのように書いてありました。

だまされたと思って、グリップをギュッと力強く握り、面ブレなしでボールを打ってみてください。

引用:勝てる!理系なテニス

 

これは…迷いますね…

コーチと本とで、グリップの握り方に関して逆のことを言っています。

コーチのアドバイスも参考になるし、「理系なテニス」に書いてあることも参考になることばかり。

どっちが正しいのか…

 

迷った時は実際に試してみるのが1番!ということで私は

グリップは強く握ったほうがいいのか?弱く握ったほうがいいのか?

実際に打って体感してみました!

 

ストロークは軽く握ったほうがコントロールできた

まずは球出しのストローク練習で、思い切り力を入れてグリップを握り、打ってみました。

普段私は、ストロークは打つ瞬間だけグリップに力を入れています。

それ以外は結構ゆるゆる。スーパーの買い物かごの取っ手を握るくらいの感じでグリップを握ってます。

 

思い切り握って打つのなんて、社会人になってテニスを再開してからは初めてでしたね。

いろいろあって、たまりにたまったストレスを手のひらに集め、力を込めてフォア、バックともに打ちました。

 

結果は大ホームラン!!コートに入る気配など全く無いショット。

ストレスは発散されましたが、代わりに「こりゃダメだ」という残念な気持ちが生まれました。

ストロークは軽く握って、打つ直前くらいに力をグッと入れて握る方が、コントロール出来ましたね。

 

なんやねん!「理系なテニス」ウソッパチ書いてんのか!?

と思うかもしれません。

まぁちょっと待ってください。まだまだ続きがあります。

 

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ボレーは強く握った方が安定した

続いてはボレー。普段私は、ボレーを打つ直前まで軽く握っていて、打つ瞬間にグッとグリップを握ります。

ボレー打つとき、前に踏み込むと同時に握る感じですね。

 

ボレーも構えてる時からグリップに力を入れて打ってみました。

すると、めちゃくちゃ安定したボレーが打てました。

安定というのは、きちんと狙ったところに打てたということです。

 

原因はわかりやすいです。面がブレず、思った方向にラケットを向けられたから。

先ほど「理系なテニス」で書いてあった「面ブレ」をしなかったわけです。

 

ボレーは相手のショットを直接返します。つまり相手のショットの威力が強い時に返すわけです。

ボレーは力がないと、ボールをしっかり面でとらえても相手の力に負けて面がブレます。

結果、アウトしたりネットしたり、球が浮いてチャンスボールになってしまうこともあります。

 

実は、力を抜いた状態でボールを待ちかまえ、ボレーと同じタイミングで握ろうとしても、間に合わないんですね。

人間の脳が「握れ!」と指示を出してから手が「握る」までには時間があります。

この間にボールが飛んできてしまうので、手に力が入らず、相手のショットに力負けしてしまうわけです。

 

ボレーに関しては、力いっぱいグリップを握って待っていたほうが安定しました。

ボレーは基本1発で決めるショットです。

ストロークのように1ポイントの間に何回も打つわけではないので、力を入れっぱなしで構えていても体力的な負担は少ないでしょう。

 

サーブは力を抜いてリラックス

サーブは力を抜いて、リラックスして打ったほうが入りましたね。これは間違いないと思います。

 

インパクトの瞬間はグリップをグッと握りますが、それ以外の時に強く握っていると、力みすぎて全然入りませんでしたね。暴発してアウトばかりでした。

サーブは流れるように、力を抜いて打つほうが正確性が上がると思います。

 

スピードサーブを打って相手からエースを狙うのであれば力を入れる必要もあるでしょう。

ただ、初心者の場合、トスを上げて思い切り打とうと思うと、8〜9割の確率で無限の彼方へ飛んでいっちゃうでしょうね。

 

1〜2割しか入らないサーブではマッハ2の速度で打ててもあまり意味がないです。

サーブについてはグリップの力を抜いて打つのが吉でしょうね。

 

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なぜ「グリップは力を入れて握る」と書いてあった?

ストローク、ボレー、サーブを力を入れて、また力を抜いて打ってみた結果、私の感想としては

 

打ってみた感想

・ストロークは力を抜いて握ったほうがいい

・ボレーは力を入れて握ったほうがいい

・サーブは力を抜いて握ったほうがいい

 

という感じになりました。

ボレーは力を入れて握ったほうがいいですが、他のショットでは力の抜いてグリップを握っていたほうがよさそうです。

 

では、なぜ「勝てる!理系なテニス」には、「グリップは力を入れて握ってごらん?ダーリン私の言うこと信じて?」と書いてあったのでしょうか?

 

相手のショットに合わせてグリップの強さを調整する

「理系なテニス」にはさらに続きが書いてあります。

ただ力を入れてグリップを握るのをすすめているわけではないのです。

相手が弱いと、力を抜いてグリップを握っても、上手く打てることがあるのです。なぜか?ボールに力がないからです。

引用:勝てる!理系なテニス

 

相手のショットに力がないと、自分は力を入れていなくても打てちゃうんですね。

私がストロークで思い切りグリップを握って打つのを試したのは、「球出し練習」の時でした。

つまり、コーチがかなり力を弱めて、打ちやすいボールを打ってきている時ですね。球の威力がない分、軽いグリップでも打ててしまいました。

 

サーブの時も同じです。トスは自分でフワッと高く上げるボール。威力はほとんどないですね。

だから力を抜いて打っても上手く入ります。

 

逆にボレーは力の強いショットだから、強くグリップを握らないとミスショットになってしまう。

 

…「理系なテニス」さんのおっしゃった通りじゃないっすか!

相手のショットの力が弱いときは力を抜いて握る、強いときは力を入れて握る。結果的に、私が意図せずたどり着いた答えと同じ!(疑ってすみませんでした)

 

もしストロークが、時速200kmで飛んでくるを打ち返す練習だったらどうでしょう。

ラケットに当たらない打ち返そうにも軽く握っていたのではラケットごと弾かれるでしょうね。

ストロークにおいても強いボールが来たら強く握る!

つまり相手のショットの威力に合わせてグリップの強さも調整しなければならないってことですね!

 

グリップを握る最適な強さを見つける

グリップを強く握るのも弱く握るのも、どちらも正しいです。

ただ、相手の打ってくるショットに合わせて調節しなければなりません。

 

「理系なテニス」が伝えたかったことは、

「弱く握るだけでなく、強く握って打つのも試してみて、最適なグリップの強さを見つけてくださいな」

ってことだったんです。

最適解を見つけるためにパラメーターを変化させるときには、まず両極端を抑えます。

引用:勝てる!理系なテニス

 

スクールでコーチから「グリップは弱く握っていいです」と教えられると、弱く握った打ち方ばかりしてしまいます。

でも状況によってグリップの強さは変えなければなりません。

いろんな力の入れ具合を試してみて、状況に応じた最適なグリップの強さをつかんでおくといいんでしょうね(グリップだけに)。

 

相手のショットの力が強い時は強く握る…弱い時は力みすぎない…などなど

 

なぜコーチは「弱く握れ」と教えるのか?

「理系なテニス」に」書いてあることが正しいとなると、今度は

おいぃぃ!コーチィィ!本に書いてあることとアドバイスがちゃうやんけ!

と言いたくなってしまうかもしれません。

 

やはり落ち着いてください。コーチのアドバイスが間違っているわけではないのです。

これについても「理系なテニス」で解説されていました。

 

コーチの言う「力を抜いて握って打つ」というのは、コーチが見つけたグリップの握りの最適な強さなんです。

でも、コーチの「弱く握る」のと、私のような握力弱男(あくりょくよわお)の「弱く握る」のとでは、強さは違います。

コーチの方が力が強く握っていると思います。思うっていうか強いです。

 

昨日のスクールの練習の際に、コーチの腕を「腕フェチなのかな?」って疑われそうなくらい見つめてました(どちらかというと私は足フェチ)。

コーチの腕はしっかり筋肉が付いていて、私の腕より1.5倍くらい太かったです。

握力は私より10kg、いや20kgは強いと思います。

もともとの筋力・握力の差があるので、コーチが弱く握っても、私が全力で握った時と同じくらいの力で握っている可能性があります。

コーチとしては弱く握っているつもりでも、十分な力で握れているので、コーチのボールはきちんと飛びます。

 

全テニスプレーヤーが同じ握力ではない以上、「弱く握る」の基準も違ってきます。

ですので、何も考えず弱く握るのではなく、各自が自分にあったグリップの強さを見つけなければなりません。

 

「理系なテニス」では、比較対象としてコーチではなく、アンディ・マレー選手をあげてていました。

マレー選手の握力は100kgくらいあるそうです。握手したら、手をブドウのようにもぎ取られそうですね。

マレー選手がグリップを軽く握るのと、私たち社会人プレーヤーが軽く握るのとでは、明らかに差があります。これなら分かりやすいですね。

 

一方で、初めてテニスをやる人は、遠くに飛ばそうとして力みがちです。

テニスを始めてやる人たちにとって、コーチの「軽く握る」というアドバイスは、力まなくなるいいアドバイスとなるでしょう。

 

みんな握力が違い、「弱く握る」の感覚が違うだけなのです。

決してコーチのアドバイスが間違っているわけではないんです。私たちに役立つアドバイスをたくさんくれてますよ!

 

例えば、以前記事にしたこの「サーブに関するアドバイス」はとても良かったです!サーブの成功率が上がりました!

「ジャンプ」と「ラケット先端打ち」でサーブの威力と安定感を上げる!
テニスのサーブを打つ瞬間に少しジャンプし、ラケットの先端でボールを打つことでサーブの威力と安定感が上がりました。打ち下ろすイメージでサーブを打てたことが要因です。サーブをしっかり決め、試合を有利に運びたいプレーヤーはぜひ読んでください

 

まとめ:強い握りと弱い握り両方試してみよう!

では最後にまとめます。

グリップを強く握るべきか弱く握るべきか、この答えとしては、

 

グリップの強さ

・相手のボールが弱い時は力まないようにする

・相手のボールが強い時はグリップを強く握る

・強い握りと弱い握りを試して最適なグリップの強さを見つける

 

ということになります。

強い握り、弱い握り、どちらかではなく両方試してみてください。

練習はミスをしないための場のではなく、ミスしてもいいので色々と試してみる場です。

社会人プレーヤーにとって、練習の時間は少ないです。その中で強くなるために練習を有効に使いましょう!

 

「勝てる!理系なテニス」では、今回の「グリップを握る強さ」についてさらに詳しく解説してくれてます。

この他にもめちゃくちゃ役立つテニスの知識がたくさんのっています。ぜひ1冊持っておくことをおすすめしますよ!

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https://jirogin.com/2018/05/10/grip1/feed/ 0 1810
ラケットは恋人!ショットのときはラケット面を見つめてコントロールUP https://jirogin.com/2018/04/16/mygirlfrendisraket/ https://jirogin.com/2018/04/16/mygirlfrendisraket/#respond Mon, 16 Apr 2018 12:22:54 +0000 https://jirogin.com/?p=1570  

テニスが彼女のジロギン(@akiramenaiuta)です!

週3回は遊んでいて、だいぶ仲良しですよ。

 

突然ですが、テニスでショットを打つとき、どこを見ていますか?

サーブ、フォア、バック、ボレー、スマッシュ・・・色々種類はありますが、見るべきところは1つ!ラケットの面です!

 

打つ瞬間はラケットの面を恋人の顔だと思って見つめましょう!

ついついボールの飛ぶ方向ばかりを見つめていませんか?

ラケットがすねてしまいますよ。

 

決してふざけてません!

ラケット面を見つめて打つことで、ボールが相手コートに入りやすくなります!コントロール力が上がるんです!

 

その理由などを紹介していきます。

 

打つ方向を見てもボールはコントロールできない

ボールをコントロールするのは、ラケットです。

ラケットと面が触れ合った一瞬のうちに、力を入れ、ラケットの面を打ちたい方向に合わせ、ボールに回転をかけます。

 

ボールの飛ぶ方向だけを見ていても、超能力でも使えない限りボールのコントロールはできません。

ボールの飛ぶ方向や威力、回転は、ラケット面とボールが当たった瞬間(インパクト)に決まります。

インパクトを見逃してしまうと、自分で飛ばそうと思っている方向に向けてラケットの準備ができずに、ミスショットになってしまいます。

 

さらに、面の真ん中にボールを当てることも心がけなければなりません。

これについては後で説明します。

 

打った後のボールは、ラケットに当たったのを確認してから見たほうがいいです。

そう、あなたの恋人の顔を見つめるように・・・(恋人がいないよって人は・・・ジロギンと一緒に頑張って見つけましょう)

女性からモテるテニスプレーヤーになるための4つの簡単な行動
こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です! 特に男性のテニスプレーヤーに多いと思うのですが、 モテてーーー!! という気持ちでテニスをやっていませんか? 素晴らしいことですね。 モテ...

 

ラケットとボールが触れる瞬間は0.004秒

ラケットとボールが触れ合っている瞬間は、わずか0.004秒と言われています。

カミナリのスピードに近いです。

 

・・・見えるわけねぇよ・・・

 

と思いますよね。

 

そうです、見えないです笑

写輪眼(しゃりんがん)みたいな瞳術が使えれば別ですが、常人では無理でしょうね!

 

けどあせっている時や、ボールの打ちたい方向ばかり気にしていると、ラケットとボールが当たる前から飛ばしたい方向ばかり見てしまいます。

すると、ラケットにきちんとボールが当てられなくなり、ミスにつながりやすいです。

 

ラケットとボールが当たる瞬間をきちんと見れなくても、ボールがラケットのどの位置に当たるかは、ラケットの動きと面を見ておくだけでも予測できますよね。

 

見えるんだけど見えないもの・・・それがインパクトの瞬間!

インパクト瞬間0.004秒が、ショットが入るかどうかを決めます。

 

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面の中心に当てると力を入れなくても飛ぶ

最近のラケットは、反発力がとても高いです。

ラケットがしなったり、ガットが動いたりする勢いでボールが返ります。

これを利用して、「ブロックリターン」(サーブを当てるようにして返すリターン)などもできるわけですね。

サーブのリターンはボレーの感覚でブロックするとミスが減って安定する
こんにちは!ジロギンです! 先日、テニススクールでダブルス形式の練習をしてました。サーブから1ゲーム(4ポイント先取)で試合をする練習です。 ゲームとしてはそこそこ勝ててんですけど、 リターンをアウトばかり...

 

1番よくボールが飛ぶのは、ラケットの面の中心に当たった時です。

コントロールもしやすくなるので、いいことずくめです。

力を入れなくてもボールはしっかり飛びます。ラケットを軽く握って振るだけでも十分ですね。

 

私の実感としても、ラケットの真ん中に当たった時は「スポーンッ!」とキレイな音とともに、ボールがコートに深く入ります。

 

力いっぱいラケットを振ってもアウトしてしまったら意味はないです。

もしどんなボールでも全てラケット面の中心に当てられたら、深く決まるショットをコントロールできる、最強の選手になれるでしょうね!

 

走っている時ほどよく面を見る

止まって打つときは面を見れるんですよね。

でも走っている時って、その余裕がなくなってしまいます泣

大好きな恋人(ラケット)の顔を見る暇もないのです・・・

 

試合中はなおさらですね。

相手のいないところに打とうと思うと、ボールを飛ばす方向を見てしまいがちです。

 

でもそういう時こそ落ち着きましょう。

しっかりラケット面を見てボールが当たる瞬間を見逃さないようにしましょう。

 

あせっている時ほどミスりやすいです。基礎的なことをしっかりとやりましょう。

面の中心に当たればボールのコントロールはしやすくなります。

多少体勢が崩れても、ラケットの反発で割とボールは飛びます。

追い込まれていても、しっかりラケット面に当てさえすれば、勝つチャンスはあります!

 

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まとめ:インパクトの瞬間でショットの精度が決まる

打つ瞬間(インパクト)はラケットを恋人のように見つめる・・・

と例えましたが、これは本当に重要だと、自分の経験からも実感しています。

 

私が高校の頃も、練習中は面を見ることを徹底してました。

そしたらコントロールがめちゃくちゃ良くなりましたね。

サーブもファーストが8割近く入っていたし、ショットのミスも激減しました。

 

ダブルスの後衛プレーヤーとして、後ろから前衛をサポートしてました。

大会に出たら4回戦くらいまで進めてたんですよ。

シングルスは2回戦3回戦が限界だったんですけどね。

2人でやる分、ボールコントロールに集中しやすいダブルスの方が結果を残せていました。

 

特別背が高かったわけでも、サーブが早かったわけでも、パワーがあったわけでもない私。

ですが、唯一大会で通用したのショットのコントロールでしたね。

それを裏付けていたのが、ラケットの面を恋人のように見つめることだったのです。

 

私個人の意見ではなく、本当にインパクトは大切なんです。

こんなタイトルの本まで発売されてますからね。

テニスはインパクトが9割

 

ラケットとボールが触れ合うインパクトの瞬間はわずか0.004秒。

しかしそのわずかな時間を見逃さないことで、ショットのコントロールが上がり、テニスの強さも上がっていくわけです。

 

・ショットがネットしたりアウトしたり安定しない

・思った方向にショットが飛ばない

と感じている人は、ラケットの面を見ていないことが原因かもしれません。

まずは落ち着いて、インパクトの瞬間を見るよう心がけてみましょう。

 

今回紹介した内容は、あくまで初級者向けのことです。

さらにインパクトの技術を高めたい人は、本を読んで勉強することをおすすめします。

 

動画でもいいのですが、動画は自分の動きをイメージしながら見ていると、重要なところを見逃してしまうなんてことも結構あります。

本だと、書いてある内容がすぐに振り返れます。あせらずゆっくりフォームを確認しながら練習できるので、動画より便利な時もあります。

私も本を買って、テニスの勉強をすることが多いです。

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ラケットは恋人!ボールは友達!

友達の行方も大切ですが、しっかり恋人を見てあげてください・・・

 

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フォアはワイパースイングを意識せず、ひっぱたくように打ってスピンをかける! https://jirogin.com/2018/04/13/hitspin/ https://jirogin.com/2018/04/13/hitspin/#respond Fri, 13 Apr 2018 12:37:40 +0000 https://jirogin.com/?p=1481  

ひっぱたかれるなら、シャラポアにひっぱたかれたい!

ジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

昨日、スピンのかかったフォアハンドを打つ方法について、私なりに説明した記事を書きました!

スピンのかかったフォアが打てなかった意外な原因!スタンスを変えたら克服できた!
回転がかかったフォアハンドショットが打てない…そう悩む方は多いはず。私も打てませんでした。しかしスタンスを「セミオープンスタンス」に変えたところ、打てるようになったのです!とても簡単にスピンボールが打てるので、ぜひ参考にしてください!

 

「スタンス(足の開き方)で打点を前にして、厚いグリップでスピンをかける」という内容でした。

実は、もう一つ「こうしたらスピンのかかったフォアハンドが打てたよ!」という方法があったのです!

そのことについて今回は書いていこうと思います。

 

ポイントは、ボールにスピンをかけるには「ひっぱたくように打つ!」のです!

 

ひっぱたくように打つ!とは

突然ですが、あなたは人のほっぺをひっぱたいたことはあるでしょうか?

・・・まぁ普通はないですよね。

「あるよ!」って人は・・・何があったんでしょうね?

聞かないでおきますが。

 

ひっぱたくとは「手を振って、手のひらで物をたたく」ことですよね。

テニスのフォアを打つ時も、まさに人のほっぺをひっぱたくような気持ちで打つと、自然にボールにスピンがかかりました。

こんな感じですね。

 

うそだろ!ちゃんとした打ち方があるに決まってる!

そう思うかもしれません。

正しく言うと、「ひっぱたく」と言うより「深く考えず、自然にラケットを振る」と言ったほうがいいですかね。

 

昨日記事に書いた「セミオープンスタンス」。

 

この足の開き方でフォアを打つと、体(上半身)が自然に回転します。

この回転に合わせて、ラケットを体の左側(左利きの場合は右側)に「ブォン!」と振ってあげると、無理なくスピンがかかりました。

 

ワイパースイングは意識しない?

ボールにスピンをかける打ち方として「ワイパースイング」と呼ばれるものがあります。

ボールが当たった瞬間に、手首を回転させ、こするようにする打ち方です。

ラケットが車のワイパーのように動くので、「ワイパースイング」と呼ばれています。

 

私が高校生の時、このワイパースイングを先輩からめちゃくちゃ教えられました。

回転がかかるので、ボールが飛びすぎず、ショットが安定します。

学生はこのワイパースイングでトップスピンをグリグリにかけたショットを打つイメージがあります。

 

そして7年の時が経って、私がテニスを始めた時にも、このワイパースイングでフォアを打とうとしました。

でも・・・

 

カスッ!カスッ!

 

と、ボールをこすりあげるばかりで、全然前に飛ばなかったのです!

ネットに引っかかりまくってました。

回転はかかっていますが、回転のことばかり意識してしまって、ボールを押し出す力を入れてなかったんですね。

 

「なぜ打球がネットを越えないんだ!これは・・・『百腕巨人(ヘカトンケイル)の門番』!?」

 

と一人で盛り上がってましたが、ただ自分がきちんと打てていなかっただけでした。

(ヘカトンケイルの門番は、『テニスの王子様』に登場する不二周助(ふじしゅうすけ)の技ですね。ボールに超回転をかけることで、打った相手のボールがネットを越えなくなる神業です。)

 

あまりにワイパースイングを意識しすぎると、ボールを押し出す力を入れ忘れがちです

私はそうでした。

なので、あまり考えず、とりあえずボールを「ひっぱたくように打つ!」

これでいいのではないかと感じました。

ラケットをセットし

 

スイング開始

 

ボールが面に当たったら・・・

 

ここでビンタ!!

 

振り抜いて終了

 

実際にきちんと回転のかかったボールが飛んで、相手コートに入りました。

コーチからも「ナイスショット〜!いいですね〜!」って言ってもらえましたよ^^

 

ワイパースイングとか、難しいことは考えてフォアが入らなくなるくらいなら、深く考えなくても良いのではないかと思います。

上手い人の打ってるところを見ると、感覚でバシバシ打ってそうですし。

 

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嫌いな人を思い浮かべて打つべし!

ひっぱたく時には、せっかくなので、「嫌いな人を思い浮かべながら」打ちましょう。

どうです?ボールが嫌いな人の顔をしながら飛んできたら?

思い切りひっぱたけそうじゃないですか?

 

特に私たち社会人、仕事や人間関係などでストレスがたまっていることでしょう。

そのストレスをボールに込めるつもりで、ひっぱたくのです!

 

いますよね?嫌いな人?

会社の上司?

同僚?

取引先の人?

家族?

友人?

中学3年生の冬頃に私のことを意味もなくしかった先生・・・

 

おっと、これ以上はやめておきましょうか。

その負の力をフォアの力にしてやりましょう!

社会人の持つ一番強い力は、間違いなく負の力なのです!

(良くないですね・・・テニスは楽しくやりましょう)

 

手打ちにならないように

ひっぱたくと言っても、思い切りボールをぶったたくわけではないですよ。

体の回転に合わせて、何も考えず、自然の流れでボール打つ

これです。

 

力まかせに打つとアウトしてしまいます。

体の回転に合わせて腕を動かし、ボールがラケット面の真ん中に当たるのを見るようにして打ちましょうね!

手だけで打つ手打ちにならないようにしましょう。

そして負の力を使いすぎないようにしてください。

 

必要以上にトップスピンをかけなくてもいいんじゃない?

プロの試合を見ていると、ボールにすさまじいトップスピンがかかってます。

テレビ放送の角度で見ると分かりにくいですが、試合を横から見ると、アウトだと思ったボールが急に落下して、インになることがよくあります。

 

「エッグボール」と呼ばれるショットですね。

横から見たときのボールの動きがタマゴ(エッグ)を半分に切ったような形なので、「エッグボール」と呼ばれるようになりました。

ナダル選手のエッグボールはとても有名です。

ボースにトップスピンがグリグリグリグリグリ〜!くらいかかっていて、大きく落下します。

 

あこがれますよね・・・

ナダル並みに回転のかかったボールが打てれば、アウトする確率も低くなりますし・・・

何より、私のような初心者が出る試合でナダル並みのエッグボールを打てる選手がいたら、フォアを打つだけで勝てちゃうでしょうね。

強烈な回転のかかったボールを打とうとしても、ラケットの面がぶれてアウトするかネットでしょう(っていうかそもそもボールに追いつけないかも)。

 

けど、ナダルは日々、超やばいレベルの筋トレをして、練習をしているはずです。

普通の人なら1日もたないような練習量でしょうね。

その結果打てるようになったエッグボールですから、私たちではまず真似できないでしょう。

 

ナダルレベルは無理でも、エッグボールは打てないこともありません。

けど、まずは然なスイングで、ナチュラルなトップスピンをかけることからはじめた方がいいと思います。

応用的な技術は、基礎がないと身につかないですからね。

 

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まとめ:自然にひっぱたく!

自然にひっぱたく・・・?

なんかおかしい気がするw

 

ひとまず、前回の記事に引き続き、私がフォアハンドショットにスピンをかけられるようになった方法を紹介しました。

今回の内容をまとめると

ポイント

・ひっぱたくように打つべし!

・ワイパースイング?今は忘れようぜ!

・体の回転に合わせて自然にラケットを振る

・まずはナチュラルなスピンをかけることを目指す

 

私自身、かなり安定したフォアハンドを打てるようになったので、とてもうれしいです!

前回と今回の記事は、自分の考えをまとめるために書いた部分もありました!

でも、この記事が、私と同じく回転のかかったフォアが打てなくて困っている人の役に立てると、もっとうれしいです!

 

今回紹介した打ち方は、あくまでも基礎的なフォアハンドショットの打ち方です。

試合で強い相手にも打ち負けないフォアが打ちたい!

相手からエースをうばえるショットが打ちたい!

と思うのであれば、本を参考にしながら、練習するのがおすすめです!

 

本は本物のプロが監修してますので、試合に活かせる技術は多いです。

また、本は気になるところをすぐに読み返せて、何度も振り返ることができるのがいいところですね。

 

動画でもいいのですが、電車の中で動画を見るのてちょっと恥ずかしいですし、電車の走る音で、イヤホンをしていても音声が聞こえにくいです。

本なら音は関係ないので、電車の中でもテニスのイメージトレーニングができます。

 

私も気になる本があるとすぐポチっちゃいます笑

参考までに、以下の本はいかがでしょうか?

現役プロの添田豪(そえだごう)選手の本です!

 

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スピンのかかったフォアが打てなかった意外な原因!スタンスを変えたら克服できた! https://jirogin.com/2018/04/12/spin1/ https://jirogin.com/2018/04/12/spin1/#respond Thu, 12 Apr 2018 12:05:09 +0000 https://jirogin.com/?p=1476  

フォアハンドが超弱点のジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

いや、「弱点だった」と言ったほうがいいでしょう。

今まではスピンをかけようとするとネット!上を狙い過ぎればアウト!

様々な工夫の結果、なんとか打てるようになったのですが、回転のかかっていないフラットなフォアハンドショットしかできませんでした。

 

フラットショットは勢いよく飛びますが、回転がかかっていない分アウトしやすいです。

なんとかスピンのかかったフォアが打てるようになりたいと思い、いろいろ調べました。

 

どうやら原因は私の「スタンス(足の開き方)」にあったようです!

スクエアスタンスからセミオープンスタンスに変えたところ、スピンのかかったフォアが打てるようになりました。

ようやく私は、自分のフォアを克服!苦手だったあの頃の自分にバイバイしてきました(昨日のことです)。

 

どうしてもフォアハンドのスピンがかからないという方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

フラット気味のフォアになっていた

これまで私は、フォアハンドを薄い握り(イースタングリップに近い)で握っていました。

薄いグリップは、ラケットの面の向きと手のひらの向きが同じになるので、打つ感覚がつかみやすいです。

初心者のうちはオススメのグリップだと思います。

薄いグリップでフォアハンドに勢いを出してみる【動画付き】
はい、みなさんこんにちは!ジロギンです! 私は毎週水曜日がテニスの日ということで、昨日テニススクールに行って練習してきました! 昨日は、先週見つかった課題を克服したいと考えてました。 その課題というのが、 ...

 

しかし!薄いグリップで打つと、腕の動かし方や打点の関係から、ボールに回転がかからないんですね。

するとフラットショットになります。勢いはあるけど、アウトしやすいショットですね。

アウトしないようにネットギリギリを狙うにも、今度はネットしてしまうリスクが上がります。

 

薄いグリップにすることで、苦手なフォアが入るようになりましたが・・・

結局安定してないのは同じ!

少し力の入れ方を間違うだけでくずれてしまう、まるで「恋愛」のように不安定なフォアでした。

 

スピンをかけるには、セミウエスタンかウエスタングリップで握るのがいいです。

打つときにラケットの面がややななめになるので、ボールをこすりあげるように打てます。

 

今の主流はセミウエスタングリップです。私もセミウエスタングリップで打ちたいを考えていました(画像のような握り方)。

薄いグリップでしか打てない原因は何かと考えたところ、にあることに気がつきました!

 

「セミオープンスタンス」に切り替えた

これまで私は、「スクエアスタンス」という足の開き方で打っていました。

足を前後させる開き方です。「足じゃんけん」でいうと「チョキ」ですね。

 

スクエアスタンスで、厚いグリップ(セミウエスタンかウエスタングリップ)で打とうとすると、打点を体よりかなり前にしないと打ちにくいです。

打ちにくいというより、厚いグリップで打つと、腕の作りから打点が自然と前になります。

 

薄いグリップだと腕の自由が利くので、打点が後ろの方でも割と打てちゃいます。

 

私の場合グリップが薄いので、打点の位置が後ろになっていたんですね。ボールを待ちすぎていました。

打点が後ろだと厚いグリップで打ちにくいですし、厚いグリップで打たないと、ボールに回転がかかりにくいです。

回転がかからない連鎖ができていました。

 

そこで、フォアハンドの打ち方の動画をYouTubeで見まくりました(これも練習ですね、お布団の中でできる練習です)。

そうしたら、フォアを厚いグリップで、回転をかけながら打っている人は、

スクエアスタンスではなくセミオープンスタンスで打っているではありませんか!(オープンスタンスの人もいました)

 

セミオープンスタンスは、スクエアスタンスより、前の足を横にずらして開くスタンスです。

硬式テニスだと、セミオープンスタンスが主流らしいですね。

 

セミオープンスタンスにすることで、打点が自然と前になり、厚いグリップでスピンのかかったフォアが打てるようになりました。

スタンスを変えただけで問題が解決したのです!

 

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セミオープンスタンスだけでこんなに問題解決するの!?

セミオープンスタンスの状態で、フォアハンドを打とうと体をひねり、テイクバックします。

セミオープンスタンスの時、下半身は前向きです。

ですので、ひねった体は前向きに戻ろうと、自然に回転します。

 

厚いグリップで打つときは、二の腕を体に沿わせる形で打ちます(これが薄いグリップより動きが固定されてしまう原因でもあります)。

つまり、体の回転と合わせて腕も自然に動いてくれます。

テニスでよく言われる「腕の力でなく体の回転で打つ」ということが自然にできてしまうわけです!

 

厚いグリップのフォロースルーは、自然に振り抜いてあげるだけで「ワイパースイング」(車のワイパーのような動きでラケットを振り、ボールに回転を掛ける)になります。変に力を入れなくても回転がかかってくれるわけです。

何も考えなくて大丈夫!体の勢いに任せると、自然と回転がかかります!

 

これ全部、「セミオープンスタンス」に変えただけで出来ちゃいました!

前足をななめ45度くらいずらしただけですよ!?

フォアハンドが打てないのは、ずーーーーっと腕の振り方や、ラケットに握り方に原因があると思っていました。

こんな原因があったとは・・・全然気がつかなかったです・・・

 

スピンは打点の位置が重要

セミオープンスタンスに変えたのが良かった・・・というよりは、

打点を前にできたこと

が良かったんだと思います。

 

打点を前にすれば、スピンのかけやすい厚いグリップでフォアが打てて、ショットも安定するということですね!

打点を前にする感覚に慣れないとダメですね。

ボールがはねてから、落ちてくるのところを打つのではなく、ボールがはね上っている途中を打つ感じですね。

 

普段の私は、ベースラインより半歩くらい後ろで構えていることが多いです。

しかしこれでは後ろすぎて、ボールの跳ね上がりを打てません。

ベースライン上、あるいはベースラインから1歩内側で構えておくのがいいのかなと思いました。

 

ストロークで攻撃するときも、コートの内側から打った方が、相手のコートとの距離も短くなって、ショットのスピードも上がりますからね〜。

 

なぜオープンスタンスではなく「セミ」オープンなのか?

これは感覚の問題です。

足をほぼ真横に開ききってしまうオープンスタンスでも同じようにスピンボールは打ちやすいでです。

 

プロだと、ナダル選手のプレーを見ると分かりやすいですね。

オープンスタンスから体の回転を思い切り使って、スピンをかけてます(ボールが大きく落下するような凄まじい回転がかかってますね)。

 

ただ私は、あまり足を開きすぎてしまうと、今度は上半身が回転しすぎてしまう気がしたんです。

羽生結弦くんみたいに回りまくっちゃうなぁと(全然話は変わるんですけど、「オレ、羽生結弦に似てるって言われる」って言う人多いですよね?)。

 

どこかでグッと回転を止めないと、コントロールしにくい気がしました。

なので、左足を前に出しておくことで、体が回りすぎないセミオープンスタンスの方がいいなと思いました。

 

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スクエアスタンスで打つべき時もある

例えば、相手のボールが短くなって、自分がネット近くに進みながら打つときは、スクエアスタンスの方がいいですね。

セミオープンスタンスは、横に足を開く分、前に進みながら打つのには向いていないと思います。

横の動きには。ゼミオープンスタンスは向いていますけどね。

 

前に進むときのためにも、スクエアスタンスの状態で、厚いグリップで打つ練習もしておく必要がありそうです。

打点を前にする!このクセをつけないとですね!(また深夜の公園行くか〜?)

深夜0時の公園で素振りをするテニスプレーヤーがいるらしい
みなさんこんにちは。ジロギンです… ううう…フォアが…フォアハンドが… 全然安定しないよぉ! 先日もテニススクールに練習に行きました。これまでずっと苦戦してきたフォアハンド… 素振りをしたり、...

 

さいごに:もうひとつ気づいたことがある!

では、さいごに私がスピンのかかったフォアハンドショットを打てるようになったポイントをまとめます。

 

ポイント

・セミウエスタングリップで握る

・セミオープンスタンス(ここ重要!)

・打点を前にする(ここも重要!)

・体の回転に合わせて自然にラケットを振る

 

ぜひ参考にしてみてください!

 

あとですね・・・昨日練習をしていて、もう1つ、スピンをかけるのに役立ちそうなポイントを見つけました。

それが、「ひっぱたくように打つ」ことです!

どういうことなのかは、次回の記事で紹介したいと思います!

 

追記:2018/4/13

「ひっぱたくように打つ」についても記事にまとめました!

フォアはワイパースイングを意識せず、ひっぱたくように打ってスピンをかける!
フォアハンドにトップスピンがかからなくて悩んでいるあなた!もしかしたら「スピンをかけよう」と考えすぎているかもしれません!一度何も考えず、ボールをひっぱたくように打ってみてください!自然なフォームで、自然なトップスピンが打てることでしょう!
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https://jirogin.com/2018/04/12/spin1/feed/ 0 1476
全くダメだったテニスのフォアハンドを1ヶ月半で克服できた練習方法や意識・フォームの変え方 https://jirogin.com/2018/02/15/forehand1half/ https://jirogin.com/2018/02/15/forehand1half/#respond Thu, 15 Feb 2018 13:29:57 +0000 https://jirogin.com/?p=751  

こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です!

私はこの1ヶ月半ほど、フォアハンドストロークがうまくいかないことに悩まされていきました。

打っても打っても、ネットを越えなかったり、逆にバックアウトしてしまったり・・・その度にフォームを変えたり、グリップを変えたりと試行錯誤してきましたがなかなか直らないまま時間ばかりが過ぎていきました。

 

それでも練習を重ねる中でついに、自分にあったフォアハンドのフォームを見つけました!ボールを使った練習、実践形式でもフォアの精度が格段に向上。これまでは10球打ったら3球相手コートに決まればよかったフォアハンドが、8割くらいの確率で決まるようになりました!

 

もし私と同じようにフォアハンドストロークに悩みを抱えている方の参考になればと思い、練習方法や意識・フォームの変え方などを私自身を事例に書きました!

この記事のPOINT

✔︎スクールのレッスンで学んだことを自主練する
✔︎筋トレ・素振りなどの基礎練をする
✔︎フォームやグリップの問題点を探して修正する

 

何度挑戦してもダメだったフォアハンド

まずは私のフォアハンドがどれくらいダメだったのか、ご覧下さい(ちょっと恥ずかしいですが)。

あなたも私と同じような状態になっていませんか?

 

回転を意識しすぎてネットする

高校時代の私は、学生には多いと思うのですが、「スピングリグリ、回転男」でした。というかそういう風にやれと先輩たちから教わってきました。ウエスタングリップかセミウエスタングリップで厚めに握って、とにかくトップスピンをかける打ち方です。

 

トップスピンをかけたボールは相手コートで沈むような軌道を描くのでアウトしにくいです。しかし、トップスピンをかけようと意識すると、ボールをこすり上げるだけになってしまい、打球をしっかり打てず、飛距離が出なくてネットしてしまうんですよね。

 

この度、約7年ぶりにテニスを始めた私の脳には、高校の時の記憶が最新の状態でアップデートされていませんでした。スクールの体験レッスンに行った時も、とにかく「ストロークはスピンをかけまくれ!」と、何とかの一つ覚えみたいに厚めのグリップでボールをこすり上げていましたね。

 

しかしこするだけではネットしてしまう状態。回転を意識しすぎてまともにラリーすらできない状態でした。

 

面が上を向きすぎてアウトする

ネットしてしまうならば面を上に向ければ、ボールも大きく弧を描いで相手コートに入るだろう・・・と思い実践してみたのですが、(面はやや下向きで)ラケットでこすり上げるようにする打ち方に慣れていた私は、面を上に向ける打ち方に慣れていませんでした。

 

結果は大ホームラン!ホームランは野球でなら褒め称えられますが、テニスでは評価を大幅に下げてしまいます。やはりうまくいきませんでした。

 

フォアの苦手意識から体が固まる

スピンをかけてもダメ!面を上に向けてもダメ!どうしてもフォアが入らないことから、私は一時期一種のパニック状態になっていました。練習終わりとか泣きそうでしたね、25歳にして。もうこんな感じでした。

 

フォアハンドを打とうとすると「またうまく入らないんじゃないか?」と不安や緊張感が込み上げてしまい、自分でもわかるくらいからだがガチガチに硬直。「イップス」に近い症状が出ていましたね。

 

こんな調子で、何回フォアを打っても直る兆しがなかった私。しかし「イップス」を克服し、苦手意識を取り払うには、やっぱり何度も練習を繰り返して自信をつけることが一番の改善策とのことです(『テニスの王子様』調べ)。練習すればそれだけうまくなりますし、自信にもつながりますからね。

 

私は「必ずフォアもしっかり打てるようになる」と信じて、約1ヶ月半、練習をし続けました。その練習方法を紹介します。

 

1ヶ月半行ったフォアの主な練習方法

フォアハンド上達のために私は以下のような練習を行ってきました。

 

週1回のテニススクール

ボールを使ったり、相手がいる状況での練習は、現在通っているテニススクールのレッスンだけでしたね。

スクールでのストロークの練習メニューは基本的に、

・手出しorラケットでの球出しストローク練習(1人10球ずつくらい)
・ストレートorクロスラリー練習(5分くらい)
・ボレスト(一人がボレー、もう一人がストロークでラリー)
・ダブルスの試合形式

でした。

 

テニススクールは練習する場でもあり、練習日以外でやってきた自主練習の実践・確認をする場でもありました。なかなか自分一人でボールを打って練習する機会はないので。

 

毎週1回ある練習までに、自主トレをしたり、情報を集めてフォームの修正をする。練習でそれがうまくいくか、ボール出しのストローク、実戦形式での練習で試してみる。この繰り返しを約1ヶ月半、練習6回分やっていました。

 

参考までに、以下の記事では私がスクールで行っている練習について一通りまとめています。

テニススクールの初級者クラスでやっている練習メニューを紹介
テニススクールの初級者クラスでやっている練習を、私の通っているクラスを例に紹介します!クラスによった差はありますが、スクールに通うときの参考にしてください。

 

スクールが終わったら反省点をメモする

スクールで練習してできなかったことや反省点はその日のうちにスマホのメモアプリを使ってメモをしていました。そしていつでも反省点を見返せる状態にしておくためです。

 

なるべくその日のうちに、寝る前にメモしたほうがいいです。反省点を忘れてしまうので。これを毎週スクールが終わるたびにつけて自分の弱点を把握し、弱点を直すために素振りやイメージトレーニングをしていました。

 

面倒くさいかもしれませんが、絶対やるべきです!だって、テニススクールに毎週レッスン代で4000円払ってるんですよ(私の場合)!無駄にできないじゃないですか!

 

詳しくはこちらの記事に書いています!

メモを取ることで仕事もスポーツも成長スピードが上がる!
みなさんこんにちは!ジロギンです。 突然ですが、あなたは普段メモを取ってますか? テニスのみならず、他のスポーツや、勉強、仕事などメモを取る機会ってどれくらい設けているでしょうか? 私は大学を卒業し...

 

試合を想定した素振り

週に2〜3日、仕事が終わった夜や休日の朝早くに公園に行って素振りをする日を作っていました。毎回30分は素振りをしていましたね。

社会人は時間がないので、こういう隙間時間を狙って自主練するしかないのが辛いところです。

 

最初はフォアのストローク、バックのストローク、フォアボレー、バックボレー全て素振りしていましたが、苦手なのがフォアだとわかってからはフォアだけを30分振り続けていました。

 

ただ漠然と30分振るのではなく、試合を想定しながら振るのがおすすめです。

ボール、コート、そして相手選手をイメージの中で具現化し、頭の中で試合をしましょう(私は大好きなダニエラ・ハンチュコバ選手を相手として思い浮かべてラリーしてました。楽しかったなぁ・・・♥こういう楽しみ方もできます。)

出典:テニス365

前後左右、いろいろ動いて素振りをしてみてください。できれば一回一回足を止めて振ることで、本当の試合でも活かせる素振りができます。

 

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、夜の公園だと人がいないので、実際のテニスの試合のように一人で動いても、怪しいだけでそんなに恥ずかしくはないですよ!怪しさはありますが…

(夜の公園は危険な場合もあるので注意してください)。

深夜0時の公園で素振りをするテニスプレーヤーがいるらしい
みなさんこんにちは。ジロギンです… ううう…フォアが…フォアハンドが… 全然安定しないよぉ! 先日もテニススクールに練習に行きました。これまでずっと苦戦してきたフォアハンド… 素振りをしたり、...

 

「フォアハンド徹底レッスン」に参加

スポットで練習会にも参加しました。「フォアハンド徹底レッスン」なる練習会でした。

3時間とにかく手出しでボールを打つのみ。当時は冬真っ只中で、寒かったですね。一応運動してはいますが、手出しなので、その場から動くことはないですし、微妙な体温の中打ちまくってました。

 

その練習中はフォアハンドがうまくいき、非常に安定していました。しかしその翌週のスクールでの練習で、相手がラケットで打ったボールを打ってみたところ、まったくフォアは良くなっていなかったんです。

 

その場できちんと構えた状態から手出しのボールを打つのと、相手がラケットで打ってきたボールを動きながら打つのとではまったく話が違うのだなとわかりました。

 

ある意味「手出しのボールでうまくフォアを打てても、実戦でも同じように打てるとは限らない」という教訓を得られた練習でしたね。

決して無駄ではなかったと思います。参加費5500円かかりましたけれども!

テイクバックの後はラケットヘッドを下げない!?フォアハンドが劇的に改善した話
みなさんこんにちは!ジロギンです! ずっとこのブログで書いてきた「フォアが安定しない」という悩み・・・ 最初はうまくボールを運べずネットばかりになってしまい、いろいろ調整してみたら、今度はアウトばかりしてしまう始末・・・ ...

 

YouTubeで解説動画を見る

今は技術も発展しましたね・・・スマホがあればどこででもYouTubeでテニスの技術解説動画を見れます。無料でテニスのコーチやプロの動画が見れるので、とっても参考になります。

 

私はこの1ヶ月半だけで、フォアに関する動画を50本近く見ましたね(もっと見たかもしれません)。いろんな人の動画を見てたくさん情報を吸収してやろうと思いってました。

 

しかし、いろんな動画を見た結果、感じたこととしては「人それぞれ言ってることやフォームもバラバラなので、情報を集めすぎると頭がこんがらがってきてしまう」ということです。テニスは人の数だけ考え方がありフォームがあります。上手い人が全員同じような打ち方をしているわけではないのです。

 

いろんな人の動画を見る中で「この人の打ち方や説明の仕方が自分に一番しっくりくる!」という人を見つけて、あとは別の人の動画を見過ぎないほうがいいと思います。自分にとってのモデルケースとなる人の動画を見つけてください。

 

フォアのストロークだけでなく、他のショットについても同じことが言えるでしょう。

 

ジョギングや筋トレなどの基礎トレーニング

それから週に2日くらいの間隔で、30分程度のジョギングしていました。全速力ではなく「このペースなら永遠に走り続けられるんじゃね?」ってくらい、歩きと走りの間くらいのペースで走っていました。

「30分ジョギング」をするだけでテニスの試合に勝てる体力がつく
テニスの試合は初心者ほど「体力」が重要です。試合の最後まで足を動かし、ボールに追いつけることが勝利につながります。その体力をつけるためには、「30分ジョギング」がおすすめです!ダイエットにも効果があります!

 

フォアハンドをきちんとした体勢で打つには、足をしっかり動かしてボールに追いつくこと、そしてその動きを維持するスタミナが重要です。基本的なことですが、ジョギングをすると、フォアハンドを打つための下地作りができます。

 

また、1日置きに筋トレもしていました。筋トレした翌日は体を休めてました。基本的な

 

腹筋 50回(2セット)←上体を地面につけづに3秒キープしながらやるとめちゃくちゃ辛いです

背筋 50回(2セット)←アザラシみたいに背中を反るやつです

腕立て伏せ 30回(2セット)←腕力全然ないので少なめw

スクワット 15回←腰を下ろして10秒キープしてから上げるのを15回!ダイエットならこれだけやってても効果ありです。

 

特に腹筋と背筋は体幹を鍛えらえます。体幹が安定するとショットを打つ時に上半身がぶれずにまっすぐキープできるようになるので、安定したフォームで打てるようになります。

 

2018.9.30追記

テニスには握力も関係してきます。握力が強いとラケットをしっかり握れて、強いボールを打っても面がブレず、安定したショットを打ち返せるのです。

こちらの記事では、握力をトレーニングする方法についてまとめていますので、ご覧下さい。

パワーボールを1日3分×10日間回したら握力に変化が!その効果を検証
パワーボールを1日3分間回すのを10日間続けただけで握力に変化がありました!腕の力や握力の弱さが悩みの方はパワーボールでトレーニングするのがオススメです。

 

基礎トレーニングはフォアハンド以外にも必要となるので、できれば欠かさないでおきたいですね(健康にもいいです!)

 

何もしない日を作る

練習したけどあまりにもフォアがうまくいかなかったり、精神的に落ち込んでたりする時はあえてないもしない日も作っていました。

調子が悪い時にいくら練習しても変なフォームが身についてしまったり、改善しなくてさらに気分が落ち込んでしまうこともありえますからね、無理をしないほうがいいです。

 

こういう時は何も考えず、素振りも筋トレも、YouTubeでテニスの動画を見るのもやめにして、頭の中からテニスを一旦外に置いておくべきです。

私はこれで精神的な安定も保てていました。YouTube見るならゲーム実況でも見て、気分転換しましょう!

 

テニスをやっているならテニスボールもお持ちだと思います。

寝転がって動画を見ながらテニスボールで背中・腰をマッサージするとめちゃくちゃ気持ちいいですよ!マッサージをして心も体もリラックスして、練習できる状態を整えておきましょう!

テニスボールで腰をマッサージしたら10年悩んでた腰痛が取れた
テニスボールを使って腰や背中、仙腸関節付近をマッサージしたら長い間悩んでいた腰痛が軽くなりました!その方法やコツをご紹介します!

 

このように練習していく中で、私はフォアハンドを修正していきました。

意識の面でも技術の面でも大幅に変わったことがあるので、さらに解説していきます。

 

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フォアハンドに対する意識の変化

「苦手意識」や「マイナス思考」が身についてしまうと、本当はうまくできるかもしれないフォアハンドも、上達は見込めません。

どんどんネガティブな気持ちになっていき、次第に練習すること自体、嫌になってしまうかもしれません。

フォアハンドに対する意識を変えることも重要だと思い、以下のことを実践しました。

 

コントロールを重視する

7年ぶりにテニスを始めた私は、スクールに通うにあたり、

超スピードショットをバンバン打ち込んでやるぜ!ヒャッハー!

と調子に乗っていました(そのくせ、スピードの出にくい回転重視のスイングをしていたという矛盾を抱えたカオスな存在になっていました)。

 

その結果、フォアハンドが全然入らない状態に。たとえ音速の、ステルス戦闘機並みの速さでショットが打てたとしても、テニスでは相手コートに入らなければ意味がありません。

 

逆に、勢いや速さはなくても絶対にミスをせず、狙い通りのコースに向かうショットを打てる方が10000倍素晴らしいです。

 

私は意識を変えてコントロール重視のショットを打つようにしました。そうしたら自然とグリップやスイングも変わってきました(後ほど紹介します)。

 

気分はまるで、「どんなに攻撃しても必要最低限の動きだけでかわしてしまう山奥に住む謎の仙人」です。力ではなく技ありのショットを決めていくような考えに切り替えました。

 

テイクバックを早くする

テニスを始めた時の私は、かなりテイクバックが遅く、相手の打ったボールが着地してからラケットを引いていました。でもそれでは遅いんですよね。ラケットの準備が遅れるので、ボールを打つタイミングも遅くなり、ミスショットになりやすいです。

 

相手が打った直後、ボールが来るのはフォアかバックか、浅いか深いかがわかった時にはすでにテイクバックが出来ていなければなりません。私の場合は特にフォアができていませんでした。

 

これは技術ではなく意識すれば変えられる点でした。相手の打ったコースがわかった直後にラケットを引く!これができないと超強い相手と試合することになったら、ラケットに当てることさえできないかもしれませんからね!

(ガチでそれくらい速いショットを的確に打ち込んでくる人はいますから・・・恐ろしや・・・)

 

こちらの記事も参考までに!

テイクバックを早くするとストロークのミスが激減する!
はい、みなさんこんにちは!ジロギンです! 昨日私は(体験レッスンを除くと)初めてのテニスレッスンに行ってきました! 久しぶりのテニスなので、まずは初級コースから少しずつ感覚を取り戻していき、より上達を目指していきます。そ...

 

深く考えすぎないようにする

なんだかんだこれが一番良かったかも・・・深く考えない

 

フォアを打つ瞬間にあれこれ考えてしまうと、どの打ち方が正しいのか、自分に合っているのかわからなくなってしまいます。すると自信がなくなってきてしまい、体が固まり、まともに打てなくなってしまいます。

 

「ダメな時はダメなんだよね〜」と気楽にいることで、緊張もほぐれます。

 

・・・あまりにも緊張感がないのは問題ですが、ールがフォアに来たら、自分の打ちやすいフォームで返す。これを頭の中においておきましょう。すると体もリラックスして、ショットの成功率が上がります。フォアだけでなく他のショットにも同じことが言えます。

 

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グリップやフォームの変化

フォアハンドがうまくいかないということは、何らかの原因があるのは事実。

まずはグリップとフォームの見直しをしました。

 

薄いグリップに切り替えた

テニスを開始した直後の私はセミウエスタングリップで握っていました。厚めのグリップですね。

セミウエスタングリップはラケット面が下を向くので、スピン掛かりやすくなります。

しかし、きちんと前に押し出してあげないと、回転がかかった打球は飛距離が出ず、ネットに引っかかっておしまいです。

 

セミウエスタングリップ

そこで私はイースタングリップとコンチネンタルグリップの合いの子くらいのグリップにしました。薄いグリップです。

 

薄く握るとラケット面の向きが手のひらと同じ向きになります。

すると腕の動きからラケット面がどの方向を向いているのかイメージしやすくなるので、ボールを面にまっすぐ当てやすくなるのです。初心者向きの握り方ですね。

 

ややイースタングリップに近いですね

例えば、「フォアハンドでサービスライン上を狙って」と言われた時に、厚めに握ってグリグリの回転をかけて狙う人は少ないのではないでしょうか?

多くの人が薄めに握って、ボールをラケットで掴んでから放すような打ち方をすると思います。

 

それと同じように、私は普通のフォアハンドでも狙いたいところに向かって、ボールをラケットで掴んでから送り出すイメージで打つようにしました。

そのためには手のひらと感覚の似ている薄いグリップの方が向いているのです。

 

こちらの記事も参考にしてください!

薄いグリップでフォアハンドに勢いを出してみる【動画付き】
はい、みなさんこんにちは!ジロギンです! 私は毎週水曜日がテニスの日ということで、昨日テニススクールに行って練習してきました! 昨日は、先週見つかった課題を克服したいと考えてました。 その課題というのが、 ...

 

グリップを握る強さについてもこちらの記事を読んで参考にしてください!

テニスラケットのグリップは強く握る?弱く握る?最適な強さを見つけよう
テニスのストロークやボレーのときにグリップをどのくらいの強さで握るればいいのか迷っている人は多いです。思い切り強く握るべき?それとも弱く握るべき?この記事では、実際に強くグリップを握って打った時と弱く握って打った時を比較した結果を紹介します!

 

手首とラケットが90度になるよう固定

これは個人差があると思います。手首を柔らかくした方が良いという意見もあると思いますが、個人的には手首を動かさず、固めた方がフォアが断然打ちやすくなりました。

イメージはこんな感じ。

 

 

手首が自由に動くと、手首や腕だけでボールを打ってしまうことが多かったんですよね。バックだと(私は両手バックハンドなので)腕がある程度固定されて自由がきかない分、フォームが崩れにくいです。

しかし、フォアはどうしても自由すぎてフォームが崩れていました。

 

あえて手首の自由を奪い、ボレーのときのようにラケットに対して90度になるよう固定する、というややサディスティックな方法をとることで面の向きが安定しました。

 

ちなみに、このボレーのような握り方でリターンをする「ブロックリターン」は、速いサーブを打ち返すのに役立ちますよ!

サーブのリターンはボレーの感覚でブロックするとミスが減って安定する
こんにちは!ジロギンです! 先日、テニススクールでダブルス形式の練習をしてました。サーブから1ゲーム(4ポイント先取)で試合をする練習です。 ゲームとしてはそこそこ勝ててんですけど、 リターンをアウトばかり...

 

左手の使い方を意識(左利きは右手)

そして見落としがちな左手の使い方です。意識したポイントは2点あります。

 

まずはテイクバックの時。左手を伸ばしてボールの打点を定めました。「ボールを捉えるのはここだよー!」って目印にするんですね。

するとボールとの距離感や、力の入りやすい位置がわかるので、一番いい打点で打つことができるようになりました。

 

 

もう1点は、打つ瞬間、上半身を回転させるときに左腋をしめて、左腕をしまいこむようにすることです。

ワキをしめることにより体が左側に引っ張られて、上半身がスムーズに回転するようになります。

フォアハンドは特に上半身の回転で打つので、左ワキをしめる勢いも使うと、体もよく回り、ショットの威力も出ます。

 

ラケットヘッドは少しだけ下げる

以前参加した「フォアハンド徹底レッスン」で私は、「テイクバックの後、ボールを打つ前にラケットヘッドを下げるんんじゃぁねーぜ!」と習いました。

 

でもですね、それから何度もフォアハンドを打ってきたのですが・・・

やっぱりラケッドヘッドは下げたほうがいいです。

 

なんていうんでしょう、極端にラケットを下げるんじゃなくて、テイクバックから打つまでの間に、打球のバウンドに合わせてラケットの高さを調整すると思うんです。

その時にやはりラケット1本分くらいはヘッドが下がります。その自然な少しだけの下がりで十分です。変に意識してラケットを下ろしすぎる必要なないと思います。

ラケットを引いたら・・・

 

ちょっと下げる!(うーん、わかりにくいな!)

 

ちょっとわかりにくいくらいの下りでいいと思います。

ラケットを薄い握りで打つと、フラット系の回転の少ないショットになり、アウトしやすいです。できれば回転をかけて少し沈むショットにして、安定させたいですよね。

 

やはり回転をかけようと思ったらラケットは下から上に振るのが基本です。あまり意識せず、自然なラケットヘッドの下がり方で打てば、薄い握りでも回転がかかったショットになりますよ。

 

上半身の回転で打つ

これは先ほどの「左手の使い方」の部分でもお話しした通りです。フォアハンドは特に上半身の回転で打つことを意識しましょう。

 

腕だけでショットの勢いを出そうとしたり、コントロールしようとすると、フォームがブレてミスします。ラケットを振るというよりは、上半身の回転と一緒に腕ごと並走させるイメージです。

 

上半身が腕を犬のように散歩させてるイメージをしてみましょう。「おい腕!こっちだよ!コラ!飼い主より先歩くなバカタレが!」っていう感じです。

 

スイングスピードはあまり早くしない

スイングスピード(ラケットを振る速度)を早くした方がショットのスピードが出ることも間違いなです。

しかし、あまりにスピードを上げようとすると、ラケット面が安定しなくなり、ボールの飛び方が変わってしまいます。ショットが雑になっちゃうんですね。

 

極端に言うとラケット面とボールが接触したのが見えるようなスピードで振るとちょうどよかったです。

何度も言っていますが、ラケットで一回ボールを掴んでから放すようなイメージで打つためには、しっかり面を見て打つ必要があります。

スイングが早すぎると、自分で面の向きやボールが当たった場所がわからないですからね。

 

きちんとボールが面の真ん中に当たれば。基本的にショットは相手コートに入ります。

プロ選手みたいに、目にも留まらぬ居合抜きのようなスイングに憧れますが、私たち初心者は背伸びする必要はないです。まずはゆっくりラケットを振って、ボールと面の当たる位置を確かめるようにして打つ方がいいです。

 

打点を体に近づけた

厚いグリップほど打点が体から遠くなり、薄いグリップほど打点が体から近くなります。

打点が体に近い方がボールとの距離感も測りやすく、コントロールもしやすくなりますので、初心者にとっては打ちやすくなります。

 

厚いグリップで打った場合の打点。体からやや遠いです。

 

薄グリップで打った時の打点。体に近いですね。

 

今回の私のような場合は、意識的に打点を体に近づけたというより、薄いグリップで握ることで必然的に打点が近くなったって感じですね。

 

やっぱりボールの距離感が取りやすく、ボールが面に当たる瞬間も目で追いやすくなるので、ショットも安定します。

 

ガットにボールを引っ掛けるイメージ

回転をかけた方がショットは安定しますので、ボールがラケットに当たった瞬間はやや上に振り抜くといいです。ただあまり極端にラケットを上げないようにしてください。ネットしたり、真上に飛ばしてしまったりします。

 

打った時の感覚としてはラケットの縦のガット(3本分くらい)にボールを引っかけて回転を掛けるイメージです。縦のガットとはこういうことです。

雑っ!

普段は縦のガットですが、打つときはラケットが横向きになりますので、横のガットになりますね。

 

ガッ!ガッ!ガッ!

とボールが引っかかる感覚がしたら押し出すように打ちましょう。すると、薄い握りでも回転がかかったボールになります。

ちょっとだけワイパースイング(こすり上げるように打つ)をするイメージです。

 

ワイパースイングについては、こちらの記事で解説しています!

フォアはワイパースイングを意識せず、ひっぱたくように打ってスピンをかける!
フォアハンドにトップスピンがかからなくて悩んでいるあなた!もしかしたら「スピンをかけよう」と考えすぎているかもしれません!一度何も考えず、ボールをひっぱたくように打ってみてください!自然なフォームで、自然なトップスピンが打てることでしょう!

 

押し出すように振り抜く

振り抜き(フォロースルー)もしっかり行いましょう。ボールを打ちたい場所までラケットごと伸ばすかのように、ボールを押し出しながら振り抜きます。

 

押し出すように振る

 

最後はラケットが二の腕〜肩のあたりまでラケットを持ってくるようにすると、ラケットがきちんと振り抜け、ボールもきちんと飛んでいきます。

 

二の腕〜肩のあたりに持ってくる

 

このフォームの弱点は高く弾む打球

このフォームは、さも完璧なフォームのように語ってきましたが、弱点もあります。それは、高く弾む打球です。

グリグリにトップスピンがかかった打球や、高いところから落下したきたロブなどが該当します。

 

薄いグリップでフォアを打つと、高くバウンドしたボールを捉えるときはラケットが縦になっちゃうんですね。中途半端なスマッシュのようなフォームになりやすいです。

 

高く弾む打球に対してはこちらも厚いグリップでトップスピンをかけて返すといいです(コーチから教わりました)。突然グリップが切り替わるので焦るかもしれませんが冷静に対処できるよう練習あるのみです。

 

ただ、高く跳ねる打球はその分、打ち返す打点も高くなるので、回転をかけても飛距離が伸びやすく、ネットしにくいです。

 

少し押し出しながらボールをこすり上げるように打ちましょう。こういう打球は無理に攻撃的に打ち返そうとせず、ひとまず相手コートに返してつなぐのがベストです。

 

トップスピンをかけるフォアハンドの打ち方については、こちらの記事が参考になります!

トップスピンがかからなかったテニスのストロークを改善した練習方法
どうしてもストロークにトップスピンがかからなかった私が、トップスピンが打てるようになった、簡単な練習方法を紹介します!トップスピンが打てなかった原因は「グリップ」「ラケットのスイング」「スタンス」にありました。ぜひ参考にしてください!

 

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ラケットやガットのテンション、グリップなどは変えていないが・・・

私はこの練習期間中、ラケットやガットのテンション、グリップテープなどの備品は変えていません。

 

ショットが不調な時は基本的に自分自身に原因があるものですが、テニスの場合は備品と自分の相性が悪い場合もあるんですよね。これが困りものです。

プロも試合中にちょっとしたガットのテンションの変化でラケットを新しいものに変えたりしますから、備品によっても調子は変わってきてしまいます。

 

備品との相性が悪いのであれば、いくら練習しても改善しないわけです。気がつきにくいですけどね(しかも買い換えようとすればお金もかかるので、本当に困ったもんです)。

 

私も学生時代、ショットが全部柵越えホームランになってしまった時期がありまして、いくら練習しても変わらなかったことがあります。結局、ラケットを変えて、ガットのテンションを高めてボールが飛びにくくしたら一瞬で解決したこともあります。

 

もし練習しても全然改善しなければ、備品の買い替えを検討してみるもの手でしょう。通っているスクールのコーチやテニスの上級者、ラケットショップの店員さんなどに自分の調子を伝えて、自分にあった備品を紹介してもらってはいかがでしょうか?

 

ちなみに私の使っているラケットはこちらの記事で紹介してます!Prince Beast O3 100というラケットです。個人的にはかなり使いやすいラケットだと感じています。

合わせて、使っているガットやグリップテープについても書いてますので、よろしければご参考までに!

PRINCE BEAST O3 100(300g)を使ってみた感想
みなさんこんにちは。ジロギン(@akiramenaiuta)です。 この度、当ブログを運営し、かつ趣味として7年ぶりにテニスを始めることにしました! テニスをやるなら、やっぱり自分のラケットが欲しいですよね! ということで...

 

2018年9月30日追記

ガットのテンションは最初は55Pではったものの、最近は50〜52Pくらいがいいかなと感じています。

テンションを高めにするとアウトする確率は下がるものの、スピンがかかりにくく腕に負担が大きいです。

回転をかけてボールを無理なく飛ばすなら、やはり標準的な50P前後くらいのテンションが良いかと思います(特に初心者のうちは)。

ラケットのガットを張り替えた!テンションは55P→52Pに!
半年間ガットを張り替えてなかったので張り替えてきました!ガットのテンションは55ポンドから52ポンドに下げました!果たして打った感じはどうなるか?

 

まとめ:ダメな原因を探して直していく

このようにして、私は苦手なフォアを1ヶ月半ほどかけて直していきました。正直2〜3回スクールで打てばすぐ治るだろうと思っていたのですが、だいぶ深刻でしたね、ええ。

 

私の場合はフォアハンドでしたが、苦手なショットがある場合は、ちょっと辛いですが、ダメな原因を探して直したほうがいいです。せっかくお金払って練習してるんだしぃ!

メモに書き出してもいいし、自分の打っているところを動画に撮るのもいいと思います。自分のダメなところを見つめるのって辛いですけどね・・・できることからコツコツ積み上げて、改善していくといいと思います!

 

ちょっとふさぎ込んだ気分になったら、テニスで遊ぶなんてこともいいんじゃないでしょうかね?レッスンに行ったり試合をしたりで、テニスがプレッシャーになっているかもしれません。

私も気乗りしない時はこんな感じで遊んでますので、参考までに!

ゴム紐付きテニスボールで遊びながらテニスを覚えよう!使い方を紹介
こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です! テニスの練習をしようと思った時に、このように感じたことはないですか? 初心者に多い悩み 「ボールを打って練習したいけど、ラリーする相手がい...

 

もっとうまくなるには?

今回私が紹介した練習は、フォアハンドの基礎の基礎を作る練習方法です。

苦手をなくすと言いますか、マイナスをゼロに戻すような練習方法です。

 

もっとうまくなるためには、やはりプロの紹介する練習方法を本やDVDなどで学ぶのがいいでしょう。

私のおすすめの本はこちらですね。

「勝てる!理系なテニス」

週1プレーヤーが少ない練習でも上達できるコツを紹介している本です。

レビュー記事も書いてますので、参考にしてください!

『勝てる!理系なテニス』を読めば少ない練習でも上達するコツがわかる!
練習時間が全然ない…でもテニスが上手くなりたい!試合に勝ちたい!と考えているウィークエンドプレーヤーにオススメの本が「勝てる!理系なテニス」です。スクールでも教えてくれない情報も載っています。新しい技術に気づくきっかけにもなるでしょう!

 

DVDを見るのも効果的です!動画でプロのアドバイスを見ることで、自分で打つ姿をイメージしやすくなります!

「新井流フルスイングテニス塾 ワイパーZERO フォアハンド編 」

これはフォアハンドに特化したDVDです。フォアハンド強化のためのアドバイスが詰め込まれています。

 

長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました!

フォアハンド含め、テニスの技術には「完璧」はありませんので、引き続き練習頑張っていきましょう!

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https://jirogin.com/2018/02/15/forehand1half/feed/ 0 751
ストロークが苦手ならローボレーを覚えてネットプレーで試合に勝とう! https://jirogin.com/2018/02/08/netplay1/ https://jirogin.com/2018/02/08/netplay1/#respond Thu, 08 Feb 2018 13:23:30 +0000 https://jirogin.com/?p=676  

こんにちは!ジロギンです。

 

テニスを本格的に始めてから約1ヶ月が経ちました。

ずーーーーーーっと苦手にしてきた利き腕側、フォアハンドストローク。

先日5500円払って参加した「フォアハンド徹底レッスン」を受けたところ見事に克服し、面白いように打てるようになった、と記事にしましたね。

 

みなさんこんにちは!ジロギンです!ずっとこのブログで書いてきた「フォアが安定しない」という悩み・・・最初はうまくボールを運べずネットばかりになってしまい、いろいろ調整してみたら、今度はアウトばかりしてしまう始末・・・ 挙げ句の果てに、フォアに...
テイクバックの後はラケットヘッドを下げない!?フォアハンドが劇的に改善した話 - テニスのジロギン。

 

そんなことはなかったゼーーー!

 

昨日スクールの練習で、コーチがラケットで球出ししたボールを打ってみたところ何も変わってませんでした。ラケットを振り抜けばアウト!こすって回転をかけようと思えばネット!

 

むしろ、いつもと違う打ち方を試していたせいか、だんだんフォームもわけわからなくなってきて、普段より精度は下がっていたと思います。

やっぱり1日手出しのボールを打ってただけじゃ何も変わらないのか・・・もう落ち込みまくりです・・・

 

が、何も悪いことばかりではありませんでした!

 

今後もテニスを続けて、試合などに出るのであれば「もうこれしか勝つ方法はない!」と思える選択肢にたどり着くこともできましたので、そのことについて書いていこうと思います。

 

とりあえずまずは落ち込む

再び深夜の公園へ

もうしばらく来ることはないだろうと思っていた深夜の公園・・・薄暗くて、草陰で何者かが動く気配のする公園にまた来ることになりました。1週間ぶりですね。

 

練習終わりの23時40分ごろ、私は訓練場(勝手にそう呼んでいます)にたどり着きました。

 

 

マジで怖いんですよね・・・夜の公園・・・

いや、違うか。私が本当に恐れているのは、フォアハンドを打つことだ。

フォアに対する苦手意識、恐怖心に比べればこんな公園なんて・・・怖いねやっぱり!

 

うなだれTIME!

とりあえず公園には来たものの、5500円かかった練習が全く意味をなさなかったことにショックを受けていた私は、素振りもせずにしばらくうなだれていました。

 

 

5500円か・・・日高屋だったらチャーハン大盛りを8杯くらい食べられる額じゃあないか・・・いや8杯はお腹いっぱいになって食べられないな。

 

だったら友達を呼んでチャーハンパーティができるじゃあないか・・・いや私に友達はいないな。

 

5500円失ったことがショックじゃないんですよね、何も成果がなかったことがショックだったんです。心の拠り所にしていたものが一瞬にして奪われてしまった感じです。

 

こうなるともう何が正しいのかわからなくなってきてしまいますよね・・・

 

 

ラケットの持ち方ってこうだったっけ・・・?

いや、これは「海賊の角笛(バイキングホーン)」の持ち方か・・・

 

画像出典:テニスの王子様31巻49P/許斐剛

 

ラケットに握り方すら危うくなってきた・・・

 

 

おお・・・神よ・・・今こそこの祭壇に降り立ち、我がフォアハンドの欠けたる部分を補い、完全なるものにしたまえ・・・

 

本当に、夜の公園は危ない人が多いから気をつけましょうね!

 

さて落ち込む時間は終わり!

なぁに、昨日の練習はフォアハンドこそボロボロでしたが、これまでそんなに練習してこなかったボレーがメキメキ上達してきているのです!

 

ストロークが苦手ならネットに出ればいいじゃない

ボレーがどんどん決まるようになってきた

フォアハンドがダメな反動なのか、ボレー(ネット際でノーバウンドで打つショット)が上達してきました。

 

球出しの練習なら思うコースにきちんと打ち分けることもできますし、ダブルスの練習形式でも自信を持ってポーチ(後ろにいるペアが取るであろうボールを、ネット際でボレーすること)にも出られるようになってきています。

確実にボレーが自分にとっての武器になっている実感があるのです。

 

フォアハンドが弱点となっている今の私は、ベースラインで相手と打ち合えば、間違いなく自分からミスってアウトかネットするのがオチです。

だったらなるべくラリーをせず、どんどんネットに詰めてしまったほうが良いです!

 

ストロークが苦手ならネットに出ればいいじゃない!

 

わかったネットに出るぜ!

(シュバババババババ)

 

というように、今後私がテニスで気持ち良くプレーするには、積極的にネットに出てボレーを決める「サーブ&ボレーヤー」になる他なさそうです。

 

ネットプレーはゲームを有利に運べる

中学高校と部活でテニスをしていた私は当時、ベースライン付近でラリーをつないで、相手をミスらせる防御型のプレーを得意としていました。

 

いや、語弊がありますね、得意としていたわけじゃなく、リスクを冒してでも勝負に出ようとしていなかっただけです。だってミスすると顧問の先生に怒られるんですもん・・・深夜の公園より怖かったですよ。

 

ですので、試合中にネットプレーをすることなんてほぼなかったです!

それでも勝てる相手はいましたが、トーナメント戦で勝ち上がれる人って、結局何らかの「攻撃の手段」を持っているプレーヤーなんですよね。

相手コートの深くまで強打できたり、サーブが速かったりなどなど・・・

 

思い切り打てばそれだけミスのリスクは増えるのですが、リスクを冒した分、成功すれば自分でゲームを展開できて、優位に運べます。

 

ケツの青かった頃の私は強打できるパワーも度胸もなく、サーブが特別速いわけでもなかったので強さに限界がありました。

こういう私のようなプレーヤーにとって攻撃手段となるのは、本来ネットプレーなんですよね。

 

相手コート近くでボールをダイレクトに打ち返すネットプレーは、力がなくても速い勢いでボールを返すことができます。

相手はそのペースに追いつけなくなるので、自分がゲームの主導権を握りやすいのです。初心者にはもってこいの攻撃的なプレーです。

 

どうやら私もこれからは、逃げずにネットプレーをやっていくしかないようですね!

マストですからね!ネットに出ずラリーをしてると自分がミスって負けちゃうので!

 

ネットプレーの課題

ネットに出るリスクは高い

ゲームを有利に運べるネットプレーですが、もちろんリスクがあります。

 

ネットに近くなるほど相手のボールに対して反応するスピードも速くないと、自分の横を抜かれてしまいます(ネットに詰めている相手の横を抜くショットをパッシンングショットといいます)。

 

また、真後ろのコートを守る人がいないので(シングルスだと)、ロブで頭の上を抜かれてしまうと、対処ができず、一気に不利になってしまいます。

このリスクを恐れてたんですよねー、ケツの青かった私は。

 

でも結局ある程度強い相手と戦うと勝てない程度の実力であったのならば、リスク承知でネットに飛び込むべきだったんですよね、地引き網にかかるイワシのように。

 

高校も大学も卒業して、社会に出てみて、ネットに出るより社会に出る方がよっぽど怖いことを知ったので、もう何も恐れず飛び込めそうです。

 

ネットプレーの鬼門「ローボレー」

ネットに出ると言っても、サーブ、またはショットを打ってベースラインからネットへと詰めていくので、それまでの段階を踏まなければなりません。

ダッシュして一気にネットに詰めると、サイドを抜かれやすくなってしまいます。

 

コートの真ん中くらいで1度「ローボレー」をはさむのが基本ですが、このローボレーが難しいんですよね。

 

ローボレーとは?

ロー(law)、つまり「低い」ボレーの事です。普通のボレーは上半身、顔の前あたりで捕球しますが、ローボレーは足元でボレーします。

足元に打たれると、体勢が崩れやすいので、打ち返すのは難しいです。

 

ローボレーは足元に来たボールを処理するボレーで、基本は決め球にするより、ネットに出るためのつなぎのボレーとして使います。(相手が後ろに下がっているのならば、短く落とすドロップボレーをすることで決め球にもできます)。

 

ローボレーを苦手としている人は多いと聞きます。けど私、

ローボレー得意なんですよ!(ドヤァ)

参考までに、私がどんな感じでローボレーを打っているのかも紹介しておきますね。

 

グリップはコンチネンタルグリップ

ローボレーも通常のボレーと同じく、コンチネンタルグリップですね。包丁の持ち方です。

 

 

私は基本的にネット際ではコンチネンタル以外の握りから絶対変えません!

まるで自分の最愛の人のように「もう離さないよ!」と心に決めて握っています(そんな人が現れるといいのですが)。

 

手首の角度は90度

グリップもそうなのですが、ネット際で私は手首と腕の角度も90度にして変えません。こんなか感じです。

 

 

ちょっと遠慮がちなガッツポーズみたいにして、もう動かしません。このままローボレーを打つのですが、

 

 

足元の方へとスライドさせて面にボールを当てます。「ローボレーはラケット立てろ」と言いますが、手首を90度に固定して、ラケットを振らないように当てろということだと思います。

 

卵を割らないように打つイメージ

ローボレーは打つのではなく、「威力を殺す」イメージで打っています。これは私も感覚で打っているのでちょっと説明が難しいのですが、「ラケットで卵を割らないようにして打つ」ことをイメージしています。

 

普通、ラケットで卵を打とうと思えば割れてしまいますよね。なるべく柔らかいタッチで、ボール威力を殺して殺して殺しまくるように相手コートに運びます。

 

打つのではなく、本当にラケットの面を打ちたい方に合わせるだけですね。そうまるでの世で一番大切な女性を扱うようにラケットで卵を打つように打ちます。

 

それでも割れますけど、卵はどんなに柔らかいタッチで打っても割れちゃいますけど、割れないように、相手が打ってきた威力を一旦0にして、「はいご苦労様〜」と帰宅するバイトの大学生に挨拶するコンビニ店長のように、相手コートに送り返すことをイメージします。

 

(たとえにたとえを重ねてわからなくなってしまった・・・こちらの動画が参考になりました!)

 

 

 

ネットプレーをするにもストロークは必要

試合がいきなりネット前から始まればローボレーもストロークもいらないんですけどね。そうはいかないです。サーブかレシーブから始まりますので、ベースライン際からスタートです。試合で私の苦手なフォアを全くもって打たないということはまずないです。

 

まぁ最終的にネットに詰めるなら、ストロークもコンチネンタルグリップで握った方がいいかもしれませんね。サーブもストロークもボレーもグリップを変えなくていいので。

 

 はい、みなさんこんにちは!ジロギンです!私は毎週水曜日がテニスの日ということで、昨日テニススクールに行って練習してきました! 昨日は、先週見つかった課題を克服したいと考えてました。その課題というのが、フォアハンドのテイクバック(ラケット...
薄いグリップでフォアハンドに勢いを出してみる【動画付き】 - テニスのジロギン。

 

不調を治すことを楽しもう

なかなか治らないフォアハンド。正直なんで治らないんだよ!私のバカバカバカバカバカバカフナムシ!と思ってます!少しね、立腹といった感じですが、むしろこれだけ長い間、課題として残り続けてくれていると達成しがいがありますよね。この不調を治すこと、それ自体を楽しんでいきますよ!

 

本当にうまく行った時こそ、真の巧さをね、手に入れられるんじゃあないかと思ってます。

得意なローボレー、ボレーを生かすためにも、ストロークもしっかりマスターしたいと思います!

 

そう、秘密兵器も買ったのでね・・・

 

 

こいつの詳細は、こちらの記事から!

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