テニスのコツ | テニスのジロギン。 https://jirogin.com テニスグッズのレビューや社会人初心者プレーヤー向けの情報を書いてます! Thu, 13 Jun 2019 11:39:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.18 https://jirogin.com/wp-content/uploads/2018/01/cropped-IMG_0527-1-1-32x32.jpg テニスのコツ | テニスのジロギン。 https://jirogin.com 32 32 136348803 サーブは山なりの軌道をイメージして打つとネットしにくくなる! https://jirogin.com/2018/06/28/mountain/ https://jirogin.com/2018/06/28/mountain/#respond Thu, 28 Jun 2018 12:30:12 +0000 https://jirogin.com/?p=2304  

自称・サーブが武器のジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

どうですか?サーブ、入ってますか?

この記事にたどり着いたということは、サーブがネットしてしまって、悩んでいるんじゃないかと思います。

 

でも、悲しい気持ちにならなくて大丈夫ですよ。

この記事を読めば、ネットする回数が減るヒントをつかめるでしょうから!

 

この記事では、私が通うテニススクールでコーチから受けたアドバイスや本で読んだことをもとに行った、ネットしてしまうサーブの改善方法について紹介します!

 

この記事のPOINT

✔︎直線的なサーブはネットしやすい
✔︎山なりの軌道をイメージする
✔︎打ち方やボールの回転を意識する

 

ファーストサーブがネットばかり…

スクールでよくやるサーブ練習。

レシーバーを立てずに、コートの片方から向かいのコートのサービスエリアにめがけてひたすらサーブを打つ練習です。

 

相手を気にせず、サーブが思い切り打てるのがいいですね!

私も男の子なもんで、ついついスピードのあるファーストサーブを打とうとしてしまいます(男子は、とにかく速いショットがだぁいすきな獣そのもの)。

 

でも・・・

ネット!ネット!&ネット!

 

ネットばかりで全然入らない・・・

フォームについては素振りもしてきましたし、コーチからも

コーチ
コーチ

サーブのフォーム整ってますね!へへへ!

ジロギン
ジロギン

ありがとうございます!ゲヘヘ!

 

って言ってもらったので、形が崩れているわけではないと思うんです。

でも、ネットを越えない・・・これはスタンド攻撃かーーーっ!?と思う状況が続いてました。

 

試合になるともっとネット!

練習でもネットしてしまうサーブ。これが試合になったらどうでしょう?

普段以上に緊張して体が固まっていますから、当然サーブはネットしてしまいます。練習の時以上に入りませんね。

 

ファーストサーブは攻撃用のサーブでもあります。だから思い切り打ちたいのですが、威力を出そうとすればネット。弱めれば相手に打ちごろのサーブになってしまう。

 

さらに、ファーストをミスるとセカンドサーブにはもっとプレッシャーがかかります。
絶対にミスれないという緊張感・・・はすごいのですが、全然入ってくれないんですよね〜。セカンドサーブは本当にあまのじゃくです!

 

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サーブが直線的すぎるのが原因かも

そんな中、コーチが練習中にサーブがネットしてしまう可能性の一つについてお話ししてくれました。

 

あまりにも直線的すぎるフラットサーブはネットしやすいとのこと。

 

フラットサーブはボールに回転をかけずに打つサーブです。その分、サーブのスピードは早いのですが、打ちおろす感じになるため、軌道が低くなってネットしやすいです。

 

ストロークと同じですね。ストロークもフラットで打つと、ボールが直線的すぎて、ネットしてしまうことが多いです。
私も、フォアハンドがフラットだったので、なんとか直そうと練習しています。

 

ファーストサーブはスピードを出そうとしてフラットで打とうとしがちです。私もフラット系のサーブでした。

直線的すぎるから、勢いよく打とうとすればするほど入らないのだと、ピンッ!ときました。

 

さすがコーチ!

オレたちの欲しい情報を平然とアドバイスしてくれる!

そこにシビれるゥ!あこがれるゥ!

 

直線的なサーブを入れるには打点の高さが3m以上必要⁉︎

直線的に打ちおろすサーブが入る確率は非常に低い・・・

これは、私のテニスの愛読書でもある「勝てる!理系なテニス」にも書いてありました。

 

もし直線的なフラットサーブを、打ちおろすように相手コートに決めようと思ったら、
打点の高さが3mないと、物理的には無理なのだそうです。

 

オレ、バカだから計算とかできねぇけどよぉ〜!

仮に腕の長さを男性の平均73.5cm、ラケットの長さを約70cmとする。
足すと大体140cmになる。打点の位置はラケットの真ん中からやや上になるので、10〜20cmくらい低い位置になる。

身長173cmの私の場合、地面から肩の高さを大体130〜140cmくらいと仮定すると、頭の上まで30〜40cm距離がある。

この30〜40cmを腕+ラケットの打点から差し引いて考えると、私の最高打点は大体2m50cm〜2m60cm

 

・・・つまり私の身長では、まっすぐ打ちおろすサーブは入らないってわけだ!

 

3mの打点から打とうと思ったら、私の身長よりも少なくとも20cm〜30cmくらい大きくないと難しいでしょうね。

 

男子プロのビッグサーバーである、ラオニッチやイズナーが220km/h超えのフラットサーブをバンバン決められるのは、彼らの2m近い長身あってのことです。

 

 

2m近い身長・・・大人になってから成長期を期待しても無駄でしょうなぁ・・・
私ぐらいの背丈だと、まっすぐ打ちおろすサーブを打つのは難しそうですね。

 

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サーブは山なりの軌道をイメージする

では、どうすればサーブはネットしにくくなるのでしょうか?

 

コーチの話では、まっすぐ打ち込まれているようなサーブでも、相手コートにきちんと入るサーブはやや「山なり」の軌道を描いているそうです。

ネットを超えるためには、まっすぐではなく、山なりのサーブをイメージして打つと入りやすくなるとのこと。

 

 

実際にコーチに教えてもらった通りにやってみたところ、確かにサーブが入りやすくなりました!

教えてもらったのは以下の2点ですね。

 

体が伸び上がり切る前に打つ

トスを上げた後はトロフィーポーズ(両手をあげて膝を曲げる、ジョジョ立ちみたいなポーズ)をして、膝の屈伸を使ってタメを作ります。

 

このタメの勢いを使って、落ちてくるボールにタイミングを合わせてサーブを打つのです。
が、ここで注意点があります!

 

ボールを打つより前に膝が伸びきってしまうと、屈伸のタメを使って打てなくなってしまします。

伸び上がり切った体は、後は元の位置に縮こまるしかないですよね。
すると、打点も低くなってしまい、サーブがネットを超えなくなってしまう・・・
これがサーブをネットしてしまう原因の一つのようです。

 

体が伸び上がり切る直前にボールを打つと、サーブは体が伸び上がる勢いによってやや上の方に飛びます。
ボールを飛ばす高さがあまりにも高すぎなければ、ボールは飛びながら軌道がだんだん下がっていき、相手のサービスライン内に落下するというわけですね!

 

上に打つというより、「ななめ前に打つ」と言った方が、感覚的には近いかもしれません。

テレビなどでプロのサーブをよく見ると、体の伸び上がりと同時に打っているのがよくわかりますよ!

 

ボールを少し下から上に押し上げる

体の伸び上がりを使いつつ、ボールを少し下の方から上に押し上げるように打つと、山なりの軌道になりやすいです。

ややボールをこすり上げる感じがいいですかね?

 

すると、後ほど紹介する「スピンサーブ」っぽい回転がかかるので、山なりのボールでも途中で落下して、サービスエリアに収まります(スピンサーブとは言ってない)。

 

スライスやスピンなどサーブに回転を掛けるのも良い!

まっすぐな軌道を描くフラットサーブは入りにくい・・・ならばサーブに回転をかけるのも効果的な方法ですね!

 

一番オーソドックスなのは「スライスサーブ」でしょうか。

ボールの横をこするようにして打つと、滞空時間が長く、カーブするようなサーブになります。これがスライスサーブです。

飛距離が伸びて、曲がりながら落下するので、サーブが決まりやすいですね!

 

ボールにトップスピンをかける「スピンサーブ」も効果的です!
スピンサーブは山なりの軌道を描いて飛び、バウンドが高くなります。

スピードは少し落ちますが、決定率とバウンド後の変化から、セカンドサーブとして使う人が多いですね。

 

ちなみに私のサーブは・・・

コーチからは「スピン系のサーブ」って言ってもらいましたが、ちょっと自分でもどんな回転がかかっているのかよくわかってません。

 

ただ、トスを頭の後ろの方にあげて、スピンサーブっぽく打ってはいます。
全然バウンドしてから跳ね上がりませんけどね(練習あるのみだな)。

 

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スピードを重視したいならばフラットサーブ

もちろん、フラットサーブが全く入らないわけではありません。

背が高い方や、やや山なりの軌道でもフラット気味のサーブを打つタイミングを心得ている方はフラットサーブでも決められます。

 

少しジャンプしながら打つのもいいですね!
足りない身長分をジャンプで補うことで、フラットサーブの入る確率が上がります。

 

スライスサーブやスピンサーブは、回転にエネルギーが使われてしまうので、スピードは出にくいです。

もしスピードのあるファーストサーブで攻撃するのであれば、フラットサーブを入れる方法を考えましょう。

 

羽子板のような山なりサーブはリターンのえじきに…

もしかしたら、「山なりのサーブ」と聞いた時に、羽子板サーブをイメージしませんでしたか?

グリップを厚めに握って、ボールを頭の上で押し出すように打つサーブです。

 

テニスはサーブを入れなければ試合が始まりません。しかも、サーブが入らなければ相手にどんどんポイントを取られてしまいます。

なんでもいいからサーブを入れるための苦肉の策として羽子板サーブを使うことはあります。

 

ただ、羽子板サーブは究極の「山なりサーブ」・・・威力がなく、バウンドした後に変化することもほぼないので、相手にとってはチャンスボールです。

 

URYYYYYY!!!
そんな ねむっちまいそうなのろいサーブで このディオが倒せるかーーー!!

 

と、強力なリターンを打ち込まれる可能性大です。

 

山なりサーブを意識するのは大切なのですが、あまりに山なりすぎれば強力なリターンで仕留められてしまうことも注意してください。

 

ソフトテニスのサーブも同様

ソフトテニスの場合も同様ですかね。
少し山なりのイメージでサーブを打つといいでしょう。

 

ソフトテニスはボールがやわからかい分、硬式よりも回転がかかりやすいです。
ボールの右ななめ上を切るようなスライスサーブや、逆回転をかけるリバースサーブのような回転系のサーブは入りやすいでしょう。

滞空時間が伸びるので。

 

私はソフトテニスをやっていた時は、ややスライス回転をかけて、ボールの滞空時間を長くしていました。

 

上からのサーブが入らなければ、アンダーサーブに回転を掛けるカットサーブにしてもいいと思います。

威力はなくても、バウンド後に大きくカーブするので、相手としては打ちにくいですからね。

 

「カットサーブ=セカンド」なんて決まりはないです。私が現役の頃も、ファースト、セカンドともカットサーブの選手を見たことがあります。

カットサーブ主体に戦うのも全然ありですよ!

 

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まとめ

それでは最後に、山なりのサーブを意識する上で大切なポイントをまとめます。

 

山なりサーブのポイント
✔︎体が伸び上がり切る前に打つ
✔︎ボールを下から上に向かって打つ
✔︎スライスサーブやスピンサーブなど回転をかけてみる

 

山なりのサーブは、確かにスピードは落ちてしまうかもしれません。

でも、サーブは入らなければ何百キロのスピードがあろうとも無意味なのダァァァ!
ということで、ミスが多いうちは、少しでも確率の高い打ち方を優先したほうがいいでしょうね。

 

もちろん山なりのサーブを意識しても、100%入るようになるわけではありません。
風向きやトスの高さ、ボールがラケット面に当たった位置など、微妙な差でミスしてしまうこともあるでしょう。

 

ただ私はこのアドバイスでファースト、セカンドともにサーブの決定率が上がりました(エースを取れるとは言ってない)。
もしサーブにお悩みならば、試してみる価値はあると思います!

 

私の愛読書、「勝てる!理系なテニス」にも、山なりサーブのイメージについて詳しい解説が載っていますので、参考にしてみてください!

 

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両手打ちフォアハンドの素振りを夜の公園でやってきた https://jirogin.com/2018/06/26/doublefore2/ https://jirogin.com/2018/06/26/doublefore2/#respond Tue, 26 Jun 2018 12:04:51 +0000 https://jirogin.com/?p=2278  

夜間の行動がデフォ、陰キャラのジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

先日私は、「フォアハンドストロークを両手で打とうかなぁ?どうしようかなぁ?」と考えていることについて記事にしました。

 

まだ実際にボールを打っていないので何とも言えない状況です(週1回しか練習がないとムズムズする・・・)。

ただ、とりあえずラケットを振ってみるだけでもイメージトレーニングにはなるだろうと思い、昨日「両手打ちフォアハンドの素振り」をしてきました。

 

その時の様子や、実際に素振りをしてみた感想をお伝えします。

 

この記事のPOINT

✔︎暗い夜の公園へ
✔︎両手打ちフォアのグリップについて
✔︎実際に素振りしてみた写真

 

夜の公園で素振り

日中は仕事、そして人目を避けて行動する陰キャラな私は、公園で練習をするときは基本的に夜です。

 

夜は人もいないし、木々がざわめく音しかしないし、暗いから素振りをしても目立たないし・・・

 

 

って怖いよっ!

何度行っても怖いよっ!

 

深夜0時の公園で素振りをするテニスプレーヤーがいるらしい
みなさんこんにちは。ジロギンです… ううう…フォアが…フォアハンドが… 全然安定しないよぉ! 先日もテニススクールに練習に行きました。これまでずっと苦戦してきたフォアハンド… 素振りをしたり、...

 

この草むらの奥から、上半身しか服を着ていないクマが飛び出してきたらと思うと・・・漏らしちゃいそうですね。

 

 

気分だけは明るくしようと思ってたんですけど、夜は独特な雰囲気があります。

なんで仕事終わりに公園来て、ラケットで素振りしてるのか・・・

正直帰りたかったです。

 

 

しかも、履きなれているクツだったのに靴擦れになるし・・・

最悪な状況が続きましたが、「全ては両手フォアハンドを打てるようになるためだ」と、気持ちを切り替えて頑張りました。

30分くらい素振りしてましたね。

 

両手フォアハンドのグリップについて

素振りをする前に、まずは両手フォアハンドを打つ時のグリップを考えなければなりません。

2つの握り方があり、両方ともメリット・デメリットがあるのです。

 

利き手を上にする(順手)

 

これは利き手(私は右利きなので右手)を上にして、逆の手を下にする握り方です。「順手」なんて表現されますね。

両手バックハンドを打つ時と同じ握りです。この握りでフォアハンドを打ちます。

 

順手で打つと、力が入りやすくなるメリットがあります。上半身が回転しやすく(片手の方が回転しますが)、遠心力を使って打てるんですね。

 

ただテニスは基本的に、次に紹介する「逆手」でラケットを持って構えています。両手フォアを順手で打つ場合、グリップを握り変えないといけません。

速いサーブやショットが来ると、順手はグリップチェンジが間に合わなくなってしまう可能性があります。

 

利き手と逆の手を上にする(逆手)

 

次はさっきと逆。利き手と反対の手(私の場合は左)を上にする握り方です。

下の画像の方がわかりやすいかもしれませんね。

 

 

ラケットを引くと左肩が後ろに引っ張られるので、上半身が回転する勢いがつきます。

ただ、先ほどの「順手」に比べると、「逆手」はラケットが固定されるので、回転の勢いを使ったパワーが出しにくいです。

 

「逆手」は上半身や腕が固定される分、フォームが崩れにくくてミスも少なくなります(片手打ちより両手打ちの方が得意なら)。

そして、ラケットを構えている時のグリップのまま打てるので、相手のボールが早くても対応しやすいです。

 

私は「逆手」を選んだ

私は逆手で打つことにしました。

理由はやっぱり「安定感」と「速いボールに対応しやすいこと」ですかね。

 

正直、もともとストロークが得意ではない私は、フォアでガンガン打って、相手をパワーで圧倒する!みたいな戦い方は向いてないです。

ストローク戦はさっさと切り上げて、ネットプレーに行くしか決め手はないと思っています。

 

ですので、フォアハンドはパワーではなく安定感、よりミスをしない打ち方にしたいと思いました。

 

・・・まぁ逆手も順手もどっちも打てた方が強いんでしょうけどね。

チャンスボールなら、順手に持ちかえて「パワーショットォォォ!」を打ってもいいわけですし。

それは後々考えていこうと思います。

 

両手フォアハンドで素振りをやってみた

では、実際に素振りしてみたので、その時の様子をごらんください。

普通のスイング(トップスピン)とスライス両方やってみました。

 

両手フォアハンド通常版

まずは、普通に打つスイングから。

 

構えます(腰の位置が高いな)

 

ラケットを引き始めます

 

もっと引きます!
左肩が引っ張られて上半身が回りますね

 

ここでHIT!!!!!

 

勢いに任せて自然に・・・

 

振り抜くぅん!!

 

って感じですね。

うん!やっぱり安定してる感じがしますねぇ!

不安なくスイングできました。

 

片手で素振りをしていた時は、

「え?これでいいのか?全然打てる感じしないけど?本当にこう?いや絶対違うよねぇ、おじさん!?」

という疑念が満載。知らないおじさんについて行っているかのうような不安。

そんな状態でなんとか素振りをして打てるようになりました。

 

両手打ちだとこの迷いがないのです。

「うんこれだよね!この安心感!お母さんみたいだね!」

こんな気分で素振りができました。

 

両手フォアハンドスライス版

次はスライスです。

構えの部分はカットします!

 

まずラケットを引きます

 

面を上に向けてHIT!!!
…これは上に向けすぎですね

 

そして斬る!!

 

フォロースルーは左手だけにして、ラケットの動く範囲を広げます。

するとスライスがかかりやすくなる・・・はずです!

両手フォアハンドのプロ選手はこうやってスライスをかけてました!

 

個人的にスライスはバックの方がかけやすいです。

やっぱり体が固定されて、無駄な動きがなくなるからですかね?

 

フォアを両手で打つと、ほぼ左手でスライスを打つ感じになります。

それはつまり、「左手のバックでスライスをかける」ことになるので、バックが得意な私としては、こっちのほうがいいのかな?と思いました。

 

さいごに:やっぱりしっくりくる

素振りだけですが、両手フォアハンドのほうがしっくりきました。

フォアハンドのフォームに、ブレが少なくなったように感じます。

 

両手のフォアハンドは、初心者や力のない子供向けの打ち方です。

ということは、フォアハンドの基礎に近い打ち方なんじゃないかなと思います。

 

もちろん、実際に両手フォアハンドで打たないとなんとも言えません。

明日がスクールの練習日なので、ストローク練習の時に、両手フォアハンドを何度か試してみようと思います。

 

ジロギン
ジロギン

両手フォアハンドよ…

我にとっての光明となりたまへ…

 

 

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フォアハンドを両手打ちにするか検討中!男性には少ない打ち方だけど https://jirogin.com/2018/06/24/doublethink/ https://jirogin.com/2018/06/24/doublethink/#respond Sun, 24 Jun 2018 11:51:13 +0000 https://jirogin.com/?p=2263  

フォアハンド苦手マンのジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

テニスを始めた頃よりはだいぶフォアハンドのミスが少なくなりました。

テニスの本や動画をたくさん見て、練習して、調整してきたおかげでしょうかね。

 

でも・・・なんかしっくりこないんですよね。

いっつも違和感があります。

フォアを打とうとするたびにミスる感じしかしなくて、自分のフォアに信頼が置けてないんですよね〜。

7年に1回会う遠い親戚と同じくらいの信用度って感じです。

 

なんとか自分にピタッとはまるフォアハンドを打ちたい・・・と考えていた時に思いついたのが、

両手でフォアハンドを打つことでした!

「フォアハンド=片手で打つ」というイメージを捨ててみるのもいいのではないかなと!

 

今回は「両手でフォアハンドを打とうと思ってます!」というお話をしようと思います。

この記事のPOINT

✔︎高校1年生の時は両手フォアハンドだった
✔︎両手フォアハンドに切り替える利点と不安点
✔︎男性でも両手フォアハンドでいいじゃない

 

高校1年生、両手フォアハンドだった私

フォアハンドストローク(利き手側のストローク)は、片手で打つ人が圧倒的に多いですね。

プロ選手もそうですし、一般のプレーヤーでも片手で打っている人がほとんでしょう。

バックハンドは両手で打つ人が多いですけどね。

 

ただ、まれにフォアハンドも両手で打っている人がいます。

フォアハンドは片手で打たないといけないなんてルールはなく、両手でも問題ないです。

というより、打ち返せればどんな打ち方でもいいです(笑)

 

現に、高校1年生の頃、私はフォアハンドを両手で打っていました。

 

もともとフォアハンドは苦手だった

私が硬式テニスを始めたのは、高校に入ってからです。中学はソフトテニスをしてました。

 

これはソフテニから硬式に切り替えた人あるあるだと思うんですが、私はストロークが

全打球ホームラン!!!

状態でした。

 

ソフテニはゴムボールで打つのでボールがあまり飛びません。

だから、回転の少ないフラットショットで打ち合います。

この感覚で硬式をやると、ボールがめっちゃ飛びます(笑)

ラケットの反発力とボールの弾性のせいで、回転をかけないと、打率8割のホームランバッターになっちゃうのです。

 

当時の私はいつまでも硬式テニスの感覚に慣れませんでした。特にフォアハンド。

フラットショットしかできない打ち方の上、力のないガリガリマンだった(今も)の私は、相手のショットに押されて大ホームラン。

「テニスの基本となるフォアが全然打てない」という致命的な状態でした。

 

・・・ソフトテニスをなさっている方には申し訳ないのですが、ソフテニから硬式に切り替えると、ソフテニ経験がめちゃくちゃ足を引っ張ります!

ソフテニと硬式テニスは、あまり互換性がないのです。

 

運動神経が良いわけでもなく、不器用だった私は、修正するのに他の人の倍くらい練習しました(それでようやく人並みという才能の壁)。

 

両手フォアハンドに切り替える決断

それでも、当時からバックハンドはうまく打てました。

バックハンドは両手で打っていて、力負けもしにくく、フォームも安定していたんですよね。

 

そこで私はこう考えたのです。

 

ジロギン
ジロギン

フォアも両手で打てばいいんじゃね?

 

フォアハンドを片手打ちから両手打ちに切り替えました。

当時部活内には、男女合わせても両手でフォアハンドを打っている人はいない状況。

かなり異質なフォームだったと思います。でも、

 

ジロギン
ジロギン

見せもんじゃねぇぞ!

 

と心の中で周りを威嚇しながら、両手フォアをやり続けました。

 

案の定、フォアハンドはバックハンドのように安定。

1年生同士の練習試合でも、着実に勝ちを重ねられるようになりました。

「ミスするかも知れない」というフォアハンドの不安がなくなっていったのです。

 

ただ高校2年生になる直前くらいに、私は両手フォアをやめて片手フォアハンドに切り替えてしまいました。

理由は、

 

ジロギン
ジロギン

女子にモテなそう

 

と思ったからです。

女子も片手でフォアを打ってるのに、男の私が両手で打ってたら「貧弱貧者ゥ」って思われちゃいそうでね。

(片手にしたところでモテませんでしたけど)

 

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こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です! 特に男性のテニスプレーヤーに多いと思うのですが、 モテてーーー!! という気持ちでテニスをやっていませんか? 素晴らしいことですね。 モテ...

 

片手で打てるように、毎日1000回素振りを半年くらいやり続けました。

それでようやく人並みに片手でフォアを打てるようになりましたねぇ〜(どんだけ苦手だったんだよ)。

 

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両手フォアハンドを復活させるべきか?

社会人になってテニスを再開してからも練習して、ちょっとは打てるようになった片手のフォアハンド。

でも、やっぱり打つたびに「ミスするんじゃないか?」という不安が付きまといます。

 

もう技術うんぬんというより、精神的な理由でフォアハンドがうまくいかなくなってる気がしますね。

高校1年の時以来・・・約10年ぶりに、封印されし両手フォアハンドを復活させるべきか、悩んでいるのです・・・

 

フォームを大幅に変えると調子が良くなることもある

不調が続いている間は「フォームを大幅に変えてみると調子が良くなることがある」なんて聞いたことがあります。

 

理屈はわからないですが、脳に「これまでとまったく違う、新しいことをしている」と認識させることで、感じていた不安がなくなる・・・

そんな感じですかね?

 

実際、高校1年生の時に私は、両手フォアハンドに変えたことできちんとフォアストロークが入るようになりました。

今も当時と同じ状況だと考えると、両手フォアハンドを復活させることで、フォアハンドを不安なく打てるかもしれませんね。

 

両手フォアハンドには弱点もある

フォアハンドを両手で打つことで力負けしにくくなるなど、良い点はあります。

かなり有利そうですが、やっぱり弱点もあるんですよね。

 

1番は、『リーチが短くなってしまう』ということでしょう。

片手打ちに比べると、ボールに届く距離が短いです。普段より1歩多く足を動かしてボールに追いつかなければなりません。

 

両手フォアのリーチ

 

片手フォアのリーチ

 

きちんと追い付ければ問題ないんですけど・・・

毎日運動して無限のように体力があった学生時代と、デスクワークが続き、家に引きこもってブログばかり書いている今とでは、足の速さも体力の量も全然ちがいます。

 

果たして、今の私に両手フォアハンドで試合を乗り切るだけの、脚力と体力はあるのでしょうか・・・?

その点がちょっと不安ですね。

 

ミスしてしまうよりはマシ

でも、片手フォアハンドのままボールに届きやすくしたとしても、結局アウトしたりミスしてしまうなら、両手フォアハンドの方がマシだと思うんですよね。

 

相手に決められた方が諦めがつきますし、自分でミスするより心の整理もしやすいです。

 

まぁまだ両手フォアハンドを試したわけではないので、ミスしないとも言い切れないんですけどね。

ただ、少し素振りをしてみたら、片手より断然「ショットが決まるイメージ」が持てました。

 

次回のスクールでの練習の時に試してみようと思います。

もしうまくいくのであれば、両手フォアハンドを復活させます!

 

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全部両手フォアハンドで打つ必要はない

最初にお話しした通り、テニスには決まったフォームがあるわけではないです。

だから、両手フォアハンドに変えたところで、フォアは全部両手で打たなければダメ!なんてこともないわけです。

 

例えば、

自分から遠く離れたボールは片手で打つ、ミスしたくないボールは両手で打つ。

というように使い分けるのもアリですよね。

 

片手と両手、二つのフォームから繰り出される変則的なフォアハンド・・・

 

 

ジロギン
ジロギン

厨二じみててかっこいい!

 

両手フォアハンドは男性には少ない

正直、私と同じく男性テニスプレーヤーでフォアハンドを両手で打つ人はとても少ないです。

両手打ちは、子供や女性といった力のないプレーヤーでも相手のショットに打ち負けないための打ち方です。

力のある男性ならば、両手フォアハンドを選ぶ必要はないでしょう。

 

ただ私は、男性ですが腕が細いしパワーのないガリガリ。自分よりたくましそうね女性はたくさん見てきました。

ならば両手打ちの方が良いかもしれないなと思うわけです。

力がどうこうより、そもそも片手フォアハンドは、私にとって自然なフォームを無理やり変えている打ち方です。合っていない可能性もあります。

 

まぁ、今さら女性にモテようとか、見てくれが恥ずかしいとか、そんなことは思いません。

自分に合ったフォームが見つかるまで、両手打ちだろうがなんだろうが試していこうと思います。

 

さいごに

具体的に、

どうやって両手フォアハンドを打つのか?

どうやって打ったら効果的なのか?

については、後日まとめていこうと思います。

 

私自身、まだ練習で両手フォアハンドを試したわけではありません。

実際にやってみて、うまくいったら記事にまとめます。

 

もしうまくいかなかったら・・・その時はその時で、「ダメでした」って記事書きます。

「両手フォアハンド」・・・ついに封印を解く時が来たようだぜ!

 

 

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https://jirogin.com/2018/06/24/doublethink/feed/ 0 2263
全仏オープンテニス2018が本日5月27日(日)からスタート! https://jirogin.com/2018/05/27/%e5%85%a8%e4%bb%8f%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%8b%e3%82%b92018%e3%81%8c%e6%9c%ac%e6%97%a55%e6%9c%8827%e6%97%a5%ef%bc%88%e6%97%a5%ef%bc%89%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%b9%e3%82%bf/ https://jirogin.com/2018/05/27/%e5%85%a8%e4%bb%8f%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%8b%e3%82%b92018%e3%81%8c%e6%9c%ac%e6%97%a55%e6%9c%8827%e6%97%a5%ef%bc%88%e6%97%a5%ef%bc%89%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%b9%e3%82%bf/#respond Sun, 27 May 2018 01:39:07 +0000 https://jirogin.com/?p=1945  

ジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

本日5月27日(日)から、テレビ東京でテニスの四大大会の一つ

全仏オープンテニス2018

が放映されます!

出典:テレビ東京

 

本日は全仏オープンの1回戦、

錦織圭選手VSジャンビエ選手

の試合が放送予定です(19時54分〜 天候により変更あり)

 

楽しみですね〜!錦織選手の全仏オープン初戦です!

多くのテニスファンが楽しみにしている、錦織選手の四大大会初優勝が、今度こそ見られる・・・かもしれません!

 

残念なことに、テレビ東京が映らない地域もあると思います。

特に東北地方や北陸エリアはテレビ東京が見れない地域が多いみたいですね(知りませんでした・・・)

 

テレビ東京が映らない地域の方で、四大大会をテレビで見るのならば、WOWOWに登録するといいですよ!

期間限定

ナダル選手のラスボス感がすごいですね…!

 

テレビ東京では、錦織選手の試合を中心に放送するようですが、WOWOWでは、錦織選手以外の試合も放送されます!

全仏以降に開催される大会も見ることができます(あと地上波では、NHKでウィンブルドンが放送されるくらいですかね)。

入会した初月は月額費無料の特典もありますので、お得です!

WOWOW詳細はこちら

 

 

昨年の怪我から復帰し、今年からまた再スタートを切った錦織選手!

しかし、ナダル選手やジョコビッチ選手といった、レジェンドとも言うべき選手たちには、惜しくも敗北してしまっています。

 

特にナダル選手が強敵というか、無敵すぎますね…泣

まさにラスボス!

 

全仏オープンまでの大きな大会は、クレーコート(赤土のコート)で行われることが多いです。

ナダル選手は小さい頃からクレーコートで練習を積み上げてきた、クレーのエキスパート!

クレーコートではあのフェデラー選手でもなかなか勝てない強さを発揮します!

モンテカルロ大会は錦織選手準優勝!土魔神・ナダルさんが強すぎる!
2018年マスターズ1000・モンテカルロ大会はナダル選手優勝、錦織圭選手が準優勝という結果に終わりました。怪我からの復活を果たし絶好調だった錦織選手。しかしそれを抑えて勝ったナダル選手。やはりクレーコート最強「土魔神」の強さは健在でした!

 

正直、クレーコートでのナダル選手を倒すのは、すべてのテニスの才能を投げ打って手に入れたくらいの力がないと無理かもしれません。

でも、錦織選手が勝てなかったら、誰が勝てる?

土魔神・ナダルを倒せるのは錦織選手しかいない!

 

今年の全仏オープンでは、錦織選手の優勝を期待してます!

 

これからはテニスのシーズンが本格化します。

ウィンブルドンもあるし、全米オープンもあるし、世界ランキング上位者が出場できるATPツアーファイナルなど、注目の大会が目白押しです。

 

錦織選手だけでなく、大坂なおみ選手やダニエル太郎選手など、若手選手も実力を現し始めています!

今年のテニスは特に見逃せないと思います!

 

今回は短めですが、ここまでにしたいと思います!

まずは今日、錦織選手の1回戦を応援しましょう!

 

テニスの試合を見ながらテニスを上達させる方法もありますよ!

詳しくはこちらの記事で!

WOWOWがATPワールドツアー放送開始!プロの試合を見るだけでテニスが上手くなる方法を紹介
テニスをやるのも見るのも大好きジロギン(@akiramenaiuta)です! プロテニスの試合は白熱しますよね! フェデラー選手や、ナダル選手、錦織圭選手、そしてあのベルディハ選手! トップレーヤーたちがス...
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トップスピンがかからなかったテニスのストロークを改善した練習方法 https://jirogin.com/2018/05/24/topspin/ https://jirogin.com/2018/05/24/topspin/#respond Thu, 24 May 2018 13:17:34 +0000 https://jirogin.com/?p=1926  

ストロークの安定感が何よりもほしいジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

この記事は、フォアハンドストローク、バックハンドストロークにトップスピン(順回転)がかからずに悩んでいる人向けの記事です。

 

トップスピンがかからないと…
✔︎フラットなショットになって、思い切り打つとホームラン…
✔︎アウトしないよう低く打つと、ネットしてしまう…
✔︎ミスを気にしながらテニスをしても楽しくない…

 

ストロークにトップスピンがかからない方は、このような点でお悩みかと思います。

私のストロークも、トップスピンのかかっていないフラット系のショットでした。

 

ただ、今回紹介する練習方法をしたことで、週1回の練習と自主練習だけでトップスピンのかかったフォア・バックを打てるようになりました!

 

その練習方法を紹介します!

特に初心者の方、練習時間が少ない方は参考にしてみてください!

この記事のPOINT

✔︎問題点の見つける
✔︎イメージトレーニングが重要
✔︎スクールやサークルで実践しながら修正する

 

トップスピンがかからずネットばかりのフォアハンド

もともと私は、グラウンドストローク(バウンドしたボールを打つこと)が苦手です。

特にフォアハンド!

 

テニスを始めた当初は、ショットにトップスピンをかけようと思い、ボールをこすりあげるように打っていました。

でも、ボールがきちんと飛ばずにネット連発!

回転をかけることばかり意識して、ボールがきちんと飛んでいなかったんですね。

 

学生時代はトップスピンのかかったストロークが打てていただけにショックでしたね。

当時を思い出しながら打っていたのですが、全然思い通りにいきませんでした。

 

フラット系ショットはミスも多い

いろいろ考えながら、練習を繰り返して、なんとかフォアハンドをきちんと打てるようになった私。

しかし、そのフォアハンドは回転の少ないフラット系のフォアハンドでした。

 

フラット系のショットはスピードが出やすく、相手コートに突き刺さるように打てるので、攻撃力の高いショットです。

 

しかし、少し面の角度が違うだけで、大きくホームラン!アウトしてしまうことも多いです!

アウトしないように、ネットギリギリを打とうとしても、まだ技術がないうちはネットしてしまいます・・・

 

私はなんとかフォアを打てるようになったものの、まだまだ安定しないことには変わりなかったのです。

 

テニススクールのコーチからも

コーチ
コーチ

もっと回転を意識して!フォアを安定させましょう!

と言われていました。けっこうヒドかったんでしょうね泣

 

回転を意識してるのですが・・・反抗期の息子のように体が言うことを聞いてくれませんでした。

 

なんとかトップスピンのかかったショットを打ちたいと思い、いろいろと考えながら練習してきました!

 

でも初心者にはできないレベルの高いようなことは何もしてません!

ごく簡単なことですので、同じ悩みをお持ちの方は、ぜひ練習に取り入れてみてください!

 

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問題点を見つける

私がまず始めにやったことは、やみくもに練習するだけでなく、トップスピンがかからない原因や問題点を見つけることでした。

 

実際にボールを打つのはもちろん、自分が打っている動画を見るなどして問題点を3つ発見しました。

✔︎ラケットの握り方(グリップ)
✔︎ラケットの振り方(スイング)
✔︎足の開き方(スタンス)

 

グリップが薄い(イースタンかコンチネンタル)

以前記事にしたのですが、私はストロークの時にラケットを、包丁を持つような薄い握り(イースタングリップとコンチネンタルグリップの間くらい)で打っていました。

薄いグリップでフォアハンドに勢いを出してみる【動画付き】
はい、みなさんこんにちは!ジロギンです! 私は毎週水曜日がテニスの日ということで、昨日テニススクールに行って練習してきました! 昨日は、先週見つかった課題を克服したいと考えてました。 その課題というのが、 ...

 

 

薄いグリップは、ラケットの面が手のひらと同じ向きになるのが特長です。

そのため、まるで手のひらでボールを打っているかのように、打つ感覚がつかみやすいんですよね。

 

薄いグリップで面にボールを当てるだけでもよく飛びます。初心者向けのグリップですね。

 

しかし、薄いグリップはラケットの動きの性質から、トップスピンをかけにくいグリップでもあります。

 

もちろん面にボールを当てるだけでは回転はかかりません。

さらに、薄いグリップのままラケットを振っても、ボールをこするのではなく、押し出すように打ってしまい回転がかかりにくいのです(フラットなショットになります)。

 

薄いグリップは打ちやすいのですが、回転がかからない原因になっていると思いました。

 

トップスピンをかけるフォームができていない

先ほど少し説明した通り、薄いグリップで打つと、ラケットでボールを押し出すようなショットになり、トップスピンがかかりません。

トップスピンをかけるには、ラケットを下から上に大きく振るイメージが大切です(ワイパースウィング)。

 

グリップを厚くする(セミウエスタンかウエスタン)と、回転がかかるフォームでボールを打ちやすくなります。

フォアはワイパースイングを意識せず、ひっぱたくように打ってスピンをかける!
フォアハンドにトップスピンがかからなくて悩んでいるあなた!もしかしたら「スピンをかけよう」と考えすぎているかもしれません!一度何も考えず、ボールをひっぱたくように打ってみてください!自然なフォームで、自然なトップスピンが打てることでしょう!

さらに私は、トップスピンショットを打とうとするときに、ヒジから先を回転させる(回内運動)だけで打とうとしてました。

 

確かにトップスピンはかかるのですが、威力と飛距離が出ずにボールがおじぎしてしまい、ネットにかかっていました。

 

トップスピンは回内運動だけでかけるのではなく、ラケットの動き全体でかけるんですよね。

普段のイメージより下から上に大きく振り抜く必要があると思いました。

 

スタンスが閉じていた(スクエアスタンス)

問題点は上半身だけでなく、下半身にもあると思いました。

最近のテニスでは、ボールを打つ時の足の開き方は、セミオープンスタンス(ベースラインに対して平行に近い足の開き方)が主流です。

 

セミオープンスタンスだと、打つときに上半身をひねって戻す動きをしやすいです。

足が前を向いているので、ラケットを引くために上半身をひねると、足と同じ向きに戻ろうとして、上半身が自然に回転します。

スピンのかかったフォアが打てなかった意外な原因!スタンスを変えたら克服できた!
回転がかかったフォアハンドショットが打てない…そう悩む方は多いはず。私も打てませんでした。しかしスタンスを「セミオープンスタンス」に変えたところ、打てるようになったのです!とても簡単にスピンボールが打てるので、ぜひ参考にしてください!

 

私の場合は、スクエアスタンス(ベースラインに対して垂直な足の開き方)で打っていることが多かったのです。

 

バックハンドはスクエアスタンスかクローズドスタンス(足をクロスさせるような開き方)でもうまく打てています。

でも、フォアハンドはスクエアスタンスだと、上半身の回転を使えずに打っていることが多かったんです。

 

トップスプンはラケットの動き全体で打つ。ラケットは腕を振るのではなく、上半身の回転で動かす。

つまり私は、足の開き方が合っておらず、上半身を使ってトップスピンをかけることができていませんでした。手打ちに近かったんですね。

 

以上、3つの点を直さないと、トップスピンのかかったショットは打てないだろうと思い、特訓を始めました!

 

問題点すべてに共通する練習方法は「イメージトレーニング」

「特訓」なんて言うと、毎日体が動かなくなるまでテニスをするイメージをしてしまったかもしれません。

しかし、私がやった特訓は「イメージトレーニング」がほとんどです。

 

正直、社会人テニスプレーヤーは仕事の関係で、毎日のように練習時間が取るのは難しいです。

限られた練習時間で上手くなるためには、

イメージトレーニング→自主トレーニング→スクールやサークルで実践

というステップを踏むのが一番だと思っています。

 

それに、トップスピンは基本の技術です。初心者でもできるはず。

できない原因は、技術が足りない以上に、打ち方をきちんと理解・イメージできていないことにあると思います。

トップスピンを打つイメージを変えないと、身につけるための土台ができないでしょう。

 

私が発見した問題点を解決するためには、イメトレがとても役に立ちました。

イメトレならば、テニス初心者でも、時間がない方でもできますよね?

難しいことは全然ないので安心してください。

 

テニスコーチの動きや打ち方を見る

テニススクールに通っている方は、コーチの指導を受けながら練習をしていると思います。

上級者コースになるとわかりませんが、初級者〜中級者コースならば、練習しているコートで一番上手なのは、間違いなくコーチです。

 

私は練習中、ヒマがあったらコーチの動きや打ち方を見るようにしました。

恋してるんじゃないかってくらい見てましたよ。

 

コーチは球出しばかりで、実戦に近い形で打つことは少ないかもしれません。

しかし、球出しの時は普段とグリップを変えたり、ちょっとしたラリーの時でも、足の使い方や動き方に無駄がなかったりと、試合で使えそうな技術を使って練習をしています。

 

私たち初心者では、止まることなく球出しをすることも難しいかもしれませんね。テニスコーチの技術あってこそ、テニススクールの練習が成り立っています。

少しでもコーチの体の使い方から、テニスの動きのヒントを得るべきです。

 

正直、1時間半の練習中ずっと、コーチ同士がラリーしているのを見ていた方がうまくなれそうな気さえします。

トップスピンをかける打ち方も、何十回も見れるでしょうし。

 

練習中のスキマ時間はコーチの動きや打ち方を見てください!

ついでにフットワークを鍛える練習もするといいですよ!

以下の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。

テニスは足を細かく動かす!ボールを打たない時間を活かした練習方法
テニスで、足が動いていないと言われたり、体勢が崩れることが多い人は、足を細かく動かすことを身につけましょう!その練習方法は「足ぶみをすること」です。練習中にボールを打っていないスキマの時間にできる練習方法を紹介します!

 

コーチに質問する

これをやっていない人が多いのではないでしょうか?

コーチに個別で質問をしに行く!です!

 

練習中はコーチも忙しいと思いますが、練習の前後で少しだけアドバイスをもらうことはできると思います。

今悩んでいることや、打ち方でわからないことがあったら、自分で調べる以上にコーチに聞いた方が効率的です。

 

私もトップスピンショットを打つためのグリップについて質問しに行きました(根暗ですが、勇気を出しましたよ!)。

 

その時にコーチから

コーチ
コーチ

いきなりグリップを変えてもうまくいかないですね。厚いグリップと薄いグリップを少しずつ試してみて、自分に一番いいグリップを見つけるといいですよ!

というアドバイスをいただきました(くわしくは後で説明しますね)。

 

せっかくスクールにお金を払っているのだから、コーチに色々と聞かないのはもったいないですよ(ゲス顔)。

 

トップスピンがかかっている生徒のプレーを見る

コーチだけでなく、一緒にレッスンを受けている生徒さんのプレーを見るのも勉強になります。

もしトップスピンをかけたいのならば、ショットにしっかりスピンのかかっている人のプレーを見るのもいいでしょう。

 

その人のグリップ、テイクバック、インパクトの面の角度、フォロースルー、足の開き・・・学べることはいろいろあります。

 

コーチの技術は、初心者では真似できないレベルの高いものもあります。

レッスン中にコーチが打つことも少ないので、生徒さんを見ていた方が得るものは多いかもしれませんね。

なんなら、気になる生徒さんに質問しに行ってもいいと思いますし(アドバイスをくれる優しい方が多いはず!そう信じてる!)

 

私と同じ時間でレッスンを受けている生徒さんの中にもトップスピンのかかったショットを打てている方は多いです。

ですので、めっちゃ見てました(怪しまれてたかなぁ…?)。

 

テニスの本のトップスピンの内容を読む

イメージトレーニングをしても、正しい情報をもとにしてイメージをふくらませないと上手くなれません。

正しい情報を手に入れる方法としては、テニスの本を読むのがいいでしょう。

 

ショットにトップスピンをかけるのは基本の技術です。

ですので、どんな本にもコツが書いてあると思います(過去に私がブログで紹介してきた本には書いてありました)。

1冊あるいは2冊、納得できなければ3冊4冊買って読みましょう(私は4冊目で納得できました)。

 

テニスの本といっても2種類あると思います。

1つは実際に打っている連続写真が載っている本や雑誌。

もう1つは、文章でテニスの打ち方の理屈を説明している解説書。

 

ビジュアルで見た方がイメージしやすい人と、理屈を説明してもらった方がイメージしやすい人がいると思いますので、ご自身にあった方を選ぶといいでしょう。

 

ちなみに私は後者の解説書の方がよくわかりました。

写真を見せられるとその写真がイメージとして固定されてしまいます。

しかし、文章だけなら想像するのは自由です。自分に置き換えて考えるのが簡単でしたね。

 

おすすめはこの本です

『テニスはインパクトが9割』

 

少し難しい内容も含まれているのですが、トップスピンをかけるためのラケットの角度や握り方など、私のほしかった情報が載っていました。

ぜひ1冊、持っておくことをおすすめしますよ!

▼ご購入はこちららか▼

 

トップスピンの解説動画を見る

動画は特に参考になります。

コーチを見るにしても生徒を見るにしても、実際に動いて打っている人を見るのは、脳にとって刺激になります。

 

しかし、私の場合テニススクールは週1回のみ。

休日などにテニスをする友達もいないので、週1回しか自分以外の人が打っている姿を見れません。

 

1週間のうち6日も他の人のプレーを見れないのはもったいないです。

ですが、今はYoutubeでテニスの解説動画を上げてくださっている方がたくさんいますね。

その方々の動画をとにかく見まくりました。

 

動画内でのアドバイス内容もそうですが、その人が実際に打っている時に、グリップやスイングの仕方などをよく注意して見ると、コツがつかみやすいですよ。

 

この2つの動画はかなり参考になりました(TENNIS RISEさんにはお世話になってます)。

フォアハンドとバックハンドの上半身の使い方を解説した動画です!

 

 

 

直接トップスピンのかけ方を解説しているの動画ではありません。

しかし、解説している山田さんの打ち方が、トップスピンをかける参考になりました!

 

ヒマがあったらラケットを持たない「エアスイング」

家にいる時間やトイレの個室にいるときなどは、ラケットを持たずに手だけで素振りをする「エアスイング」(勝手に命名)をやってました。

 

手のひらをラケットに見立てて、実際にラケットを振ったときと同じようなイメージで振るのです。

 

トップスピンをかける時には「車のワイパーの動きをイメージしろ」なんて言いますよね。

ラケットでボールをこするように打つ「ワイパースイング」のその名の通りの例えです。

 

でも、私は「壁にコンクリートを塗っている人の動き」の方がしっくりきました。

また後で説明しますが、打点を高くして、ラケットを顔の前くらいの高さまで持ってきてスイングすることも、スピンをかけるために大切なんですよね。

 

私はこのイメージをするときに、ワイパーよりも「コンクリートを塗っている人」の方がわかりやすかったです(個人差があります)。

 

テニススクールのストローク練習で実践

こういったイメージトレーニングを繰り返したら、1週間ごとにやってくるテニススクールのストローク練習で実践します。

 

思い通りショットにトップスピンがかかれば、そのイメージは正しく、うまくいかなければ正しくない。

この繰り返しで、微調整しながらトップスピンがかかるフォームを見つけていきました。

 

ここまででイメージトレーニングの話は終わりです!

次からは問題点だった「グリップ」「スイング」「スタンス」をどのように修正したのか、具体的な練習方法を書いていきます。

 

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グリップを直すための練習

一番重要だったのがグリップだと思っています。

薄いグリップはリターンやボレー、サーブの時にはとても役に立つのですが、トップスピンをかける上ではかなり足を引っ張っていました。

 

直すポイントとしては、「少しずつグリップを調整し、自分にあった握り方を見つける」ことです。

 

少しずつ厚いグリップに切り替えた

私がコーチに質問した時に言われた「少しずつグリップを厚くしていく」

これが大助かりだったんです。さすがコーチですよ!

 

スクールでの練習のたびに、グリップを厚くしたり薄くしたりを繰り返ししました。

その結果、自分が打ちやすく、かつトップスピンのかかるグリップを見つけられました。

 

今はこのように握っています。

 

少し薄めのセミウエスタングリップって感じです。

 

さらに、以前グリップを握っていた場所から1cmくらい上の方を握り、中指と人差し指の間をちょっと開けました。

ラケットを短く握り、人差し指も支えとすることで、ラケットをこれまで以上にしっかり握れるようになりました。

 

こうすると、相手のショットの威力に打ち負けることなく、以前より厚めのグリップでトップスピンをかけたスイングがしやすくなったのです。

 

このグリップは私が色々試した結果、見つけたグリップです。

この記事を読んでいるあなたが私と同じグリップをして、しっくりくるとは限りません。

 

大切なのは私のグリップを真似することではなく、型にはまらず、打ちやすい自分だけのグリップを見つけることです。

 

参考書にあるグリップの通りでなくて大丈夫!あなたに合ったグリップを見つけてください。

 

家の中でラケットを握り、グリップを定着させた

一番しっくりくるグリップを定着させるために、私は家の中でもラケットを度々握っていました。

無意識にラケットを持った時、この握りができるくらい定着すれば、試合でも自然とできるようになるはずです。

 

でも、長時間握る必要はないですね。1日3回など回数を決めて握り、体に染み込ませましょう。

 

自分だけのグリップでトップスピンがかかるかイメージした

家の中でラケットを握ってはいましたが、振ってはいないです。

我が家は6畳の1Kで、ラケットを振れるスペースなどほぼありませんので。

 

ただ、ラケットを握ってみて、実際にトップスピンをかけるイメージをしていました。

なんとなくでいいのですが、トップスピンショットが打てそうか打てなさそうか、感じてみてください。

 

あなたの体のことは、あなたの頭が一番よく知っています。

なんとなくでも「これではトップスピンのかかったショットは打てない」と感じるのであれば、多分打てません。

 

イメージしながら握りを変えているうちに「これだ!」と思えるグリップが見つかるでしょう!

 

見つかったら実際にボールを打つ練習で試し、イメージが正しいかどうか実証してみてください。

できなかったらまた家で同じ練習の繰り返しです。

 

まとめると、グリップの問題を直した練習方法は以下の3つです。

 

グリップを直す練習
✔︎少しずつ厚いグリップに切り替えた
✔︎家の中でラケットを握り、グリップを定着させた
✔︎自分だけのグリップでトップスピンがかかるかイメージした

 

スイングを直すための練習

続いては、ラケットのスイングを直すための練習についてです。

グリップの次に重要なのがスイングでした。

 

コツとしては「ラケットの軌道でトップスピンをかけるイメージをする」ということでした。

 

トップスピンはラケットの軌道でかけると理解する

私は、そもそもトップスピンのかけ方、ワイパースイングの方法を少し間違って理解していたのです。

ヒジから先を内側に回す動きに合わせてラケットを振ればいいと思っていました。

 

でもこれだけでは足りなかったのです。「高い打点で打つ」ということを理解していませんでした。

 

手元でワイパースイングをしていたから、ただでさえボールが沈み込むトップスピンボールがネットに引っかかってしまったわけですね。

打点を高くすれば、ボールが沈んでも、相手コートにまで届くようになります。

 

ただ、打点を高くしてワイパースイングをしても、結局ボールをこするだけで、押す力が足りません。

ショットが短くなって、相手にとって打ちやすくなってしまいます!

 

しっかり押す力をつけるには、ラケットをきちんと振らなければなりません。

その上で回転を掛けるように意識する必要があります。

 

私は、さっき言った「壁にコンクリートを塗る人」みたいなフォームを描くことで、トップスピンがかかるフォームになりました。

 

ラケットの振り抜きを大きくするように素振り

イメージとしては、

インパクトの直前にラケットを大きく上の方へと持ち上げるように打ち、顔の前を通して反対側の肩(二の腕)に持ってくる

感じですね。

思ってる以上に上の方に向かって大きく振れってことです。フォアもバックも同じです。

 

こうすると、ラケットの動きだけでボールにトップスピンが自然とかかりました。

変に腕を内側にねじ曲げるようなことはしていません。

 

極端な回転をかけておらず、ラケットを振り抜いているので、浅くならないトップスピンショットが打てました!

 

この打ち方を身につけるべく、公園などで素振りをするといいでしょう。

反復練習をすると、頭で意識しなくても、無意識に体が動くなります。

クセをつける感じですね。

 

やや面を下向きにすることで、回転の量は調整できます(下向きになるほど回転がかかりやすくなるが、ショットも低くなる)。

 

ただ、この打ち方でかかるトップスピンは「ナチュラルトップスピン」などと言われるスピンです。

それほど回転のかかり過ぎていない、普通のトップスピンという感じでしょうか。

 

もしヘビートップスピン(回転数の多いトップスピン)を打つのであれば、さらにボールをこすりあげるように打たないとでしょうね。

今回は、自然にかかるトップスピンの打ち方のみ紹介しておきます。

 

テイクバックを早くする

忘れてはならないのが「テイクバックの早さ」!早くラケットを引いておくことでフォームの崩れを防ぎ、正しいスイングで打つことができます。

私の打っている映像を見ると、テイクバックが遅い時があります。ボールが自分のコートにバウンドしてからラケットを引いている感じです。

 

できれば、「相手がボールを打った瞬間にテイクバックを始める」くらいの意識でいた方がいいでしょうね。テイクバックは意識するだけで早さが変わるので、練習中から注意しましょう!

 

以下の記事でもテイクバックの早さについてまとめているので、参考にしてください!

テイクバックを早くするとストロークのミスが激減する!
はい、みなさんこんにちは!ジロギンです! 昨日私は(体験レッスンを除くと)初めてのテニスレッスンに行ってきました! 久しぶりのテニスなので、まずは初級コースから少しずつ感覚を取り戻していき、より上達を目指していきます。そ...

 

スイングを直すための練習をまとめると、以下の3点です。

 

スイングを直す練習
✔︎トップスピンはラケットの軌道でかけると理解する
✔︎ラケットの振り抜きを大きくするように素振り
✔︎テイクバックを早くするよう意識する

 

スタンスをセミオープンスタンスにするための練習

スタンスを、今のテニスの主流である、セミオープンスタンスにするには・・・

打つときにスタンスをセミオープンスタンスにするよう意識する!

これだけですね笑

 

素振りの時もセミオープンスタンスで!

ボールを使ったストローク練習や試合形式の時もセミオープンスタンスで!

 

セミオープンスタンスがゲシュタルト崩壊するくらいセミオープンスタンスを意識しましょう。

以下の記事で、セミオープンスタンスについてまとめていますので、ぜひご覧ください!

スピンのかかったフォアが打てなかった意外な原因!スタンスを変えたら克服できた!
回転がかかったフォアハンドショットが打てない…そう悩む方は多いはず。私も打てませんでした。しかしスタンスを「セミオープンスタンス」に変えたところ、打てるようになったのです!とても簡単にスピンボールが打てるので、ぜひ参考にしてください!

 

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その他にトップスピンの精度を上げるために意識したこと

ここまで紹介したトレーニングに合わせて、もっと細かい部分で意識したこともあります。

これらも合わせてやると、もっとトップスピンショットの精度が上がるはずですよ!

 

トップスピンボールを打つ高さは「ネットの上60~70cm」

これは先ほど紹介した『テニスはインパクトが9割』で学んだことです。

「ショットの種類によって、ネットの上何cmを通すかを変える」ということ。

 

ネットの上を

10~30cm(A領域)30~60cm(B領域)60~90cm(C領域)

と、分けます。もちろん空中に線は引けないので、この高さで区切られているとイメージしてください。

 

A領域はフラットショット、スライスショット、ファーストサーブを通す高さ

B領域はトップスピンショットやセカンドサーブを通す高さ

C領域はヘビートップスピンを通す高さ

 

とのことです。本ではこの3つの領域を合わせて「ゴールデン領域」と呼んでいました。

 

もしトップスピンショットを打とうと思ったら、ネットから30cmより上を狙うと、ネットにもかかりにくく、浅くならないショットになるということです。

 

実際にやってみましたが、30cmだとちょっと低くて、トップスピンショットは浅くなってしまう気がしました。

B領域とC領域の間くらいがいいかなと思います。60〜70cmくらいですかね。

 

わかりにくい場合は、ネットの上にラケットを1本立てた状態をイメージしてください。

そのイメージのラケットにボールが当たらないように打てば、相手コートに深く決まるトップスピンショットになるでしょう!

 

自分がトップスピンを打てている姿をイメージする

ちょっと根性論っぽくなってしまいますが、「成功するイメージ」をし続けるのはけっこう大切です。

 

自分がトップスピンのかかったショットをきちんと打てている姿を想像しながら練習してみてください。

そして、そのイメージに従って体を動せば、少しずつトップスピン成功に近づくでしょう。

 

成功するイメージを持つには、お手本となる人を1人決めて、その人が打っているシーンを思い浮かべるとですよ!

頭の中でその人の真似をしてみるんですね。

 

錦織選手でも、フェデラー選手でも、ナダル選手でも、ジョコビッチ選手でも、アガシ選手でもOK!

トッププロ選手は、ほとんどの人が参考になります(一部クセの強すぎるプレーヤーもいますけどね)。

 

トップスピンの練習に役立つグッズ

最後に、私がトップスピンショットを練習するときに、「これは買ってよかったな」と思ったグッズを紹介したいと思います。

 

『テニスはインパクトが9割』

 

これは役立ちましたねぇ。

トップスピンをかけるためのスイング方法や、ネットの上のゴールデン領域を問う考え方は、『テニスはインパクトが9割』で知ることができました。

 

インパクトの瞬間を解説している本書は、トップスピンの重要性や、詳しい打ち方についてもよくまとめられています。

トップスピンがかからなくて悩んでいる方は、絶対に読んだほうがいいですね!

詳しくは、私が別の記事でレビューを書いておりますので、こちらも参考までに!

「テニスはインパクトが9割」レビュー!上級者を目指す初級者にオススメ
「テニスはインパクトが9割」の本を読んだレビューです。これからテニス上級者を目指したい初級者の方や、もう一度インパクトについて学びたい上級者の方、テニススクールのコーチや部活の先生などにオススメしたい一冊です。

 

スマホ用三脚

 

三脚は本当に買ったよかった!

私がこれまで買ってきたものの中で、良かったものトップ10入り間違いなしのグッスです!

 

自分がラケットを振っている様子をスマホで撮影して、どこが悪いか見ることができます。

また、撮った動画を保存しておけば、昔の自分とどれくらいフォームが変わったか見比べることができます。

 

動画を撮影してくれる人がいれば三脚も不必要なのですが・・・

自分の練習に付き合わせるのも申し訳ないですし、撮られてるのも恥ずかしいですよね?

 

自分のフォームを見直すためにも、三脚はあったほうがいいですね!

値段も安いし、1つあれば何度も使い回せるのでオススメですよ!

 

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まとめ

トップスピンは、マスターすれば力一杯ボールを打っても相手コートに決まりやすくなる、便利な回転です。

フラット系のショットでアウトやネットを気にしながら打っている方は、絶対にできるようになったほうがいいです!

 

半年、1年と続けてきた方ならば、トップスピンを打つための技術は十分持っていると思います。

あとは、どうやったらボールにトップスピンをかけられるのかイメージし、イメージに近づけるよう素振りなどを繰り返せばできるようになるはずです!

 

今回紹介した練習方法の全てでなくても、何か一つでもいいなと思うものがあったら、ぜひ試してみてください!

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https://jirogin.com/2018/05/24/topspin/feed/ 0 1926
テニスの試合中に感じるプレッシャーに打ち勝つ方法を紹介! https://jirogin.com/2018/05/21/pressure/ https://jirogin.com/2018/05/21/pressure/#respond Mon, 21 May 2018 13:34:20 +0000 https://jirogin.com/?p=1905  

緊張すると手に汗が止まらなくなるジロギン(@akiramenaiuta)です。

 

テニスの試合をすると、最初から最後まで緊張やプレッシャーがつきまといますね。

これが困ったやつで、練習でできていたはずのショットが、ちょっとした緊張やプレッシャーのせいでミスショットになってしまいます。

 

プレッシャーがかかった方が良いプレーができるという人もいます。

でも多くの人が、プレッシャーに足を引っ張られることの方が多いのではないでしょうか?

 

プレッシャーを感じなければ、自分より1ランクも2ランクも上の相手にも勝てるんじゃないかなと思います。

できる限りプレッシャーは減らしたいですよね。

 

そこで今回は

テニスの試合中のプレッシャーを減らし、打ち勝つ方法を考えました!

ごく簡単にできるメンタルコントロール(カッコよく言ってみた)です!

ぜひ実践してみてください!

 

なぜ試合中にプレッシャーを感じるのか?

まずは、テニスの試合中にプレッシャーを感じてしまう理由を考えてみましょう。

その原因がわかれば、対処法も思いつくはずです。

 

相手選手からのプレッシャー

一番プレッシャーを感じるのが、相手選手からのプレッシャーですよね。

初めて試合する相手なら、なおさらでしょう。

 

どんなショットを打ってくるのか?
利き腕は左右どっちなのか?
テニス歴はどれくらいなのか?

 

わからないことが多くて、考えれば考えるほど、どんどん不安になってしまいます。

 

見た目が強そうな相手も怖いですよね。

背が高かったり、ド派手なテニスウェアを着ていたり、ラケットを何本も持っていたり・・・

それだけでもう、ちびりそうだぜ・・・

 

さらに、相手が有名な選手だったり、大会のシード選手だったりと明らかに自分より上位だとわかると、プレッシャーは200倍くらい上ってしまいます。

 

会場の雰囲気によるプレッシャー

試合の会場が、いつも自分が練習している場所なだけでもプレッシャーはかかります。

コートサーフェスも違う、屋内か屋外かも違う、何なら国が違うこともあるかもしれません。

慣れない環境なので、緊張から体が固まってしまいがちです。

 

さらに、コートの周りには自分の試合を見ている観客もいたら・・・心臓バクバクですね。

自分がショットをミスったら恥ずかしい!なんていう感情が、自分の心臓をもっとキュッと締め付けてきます。

死んじゃいそうですね。

 

会場の雰囲気によるプレッシャーも、プレーに影響してきます。

 

自分自身にかけてしまうプレッシャー

そして忘れてはいけないのが、自分が自分にかけてしまうプレッシャーです。

たくさん練習したにもかかわらず、試合に出ると足がすくんでしまいます。

 

ちょっとした緊張感が自分の中で膨れ上がり、だんだんと大きなプレッシャーへと成長してしまうんですね。

プレッシャーは、親戚の子供みたいに急成長します。

 

いくら言い聞かせても、プレッシャーはなかなか消えてくれません。

そのまま試合に突入してしまうと、弱気なままプレーをしてしまい、勝てる試合も勝てなくなってしまいます。

 

もしミスったらどうしよう・・・
自分にはできっこない・・・
なんかお腹が痛い気がする・・・

 

といったようなネガティブな感情を、無意識に自分自身に背負わせてしまいます。

これはどんな人でも起こることなのですが、テニス初心者のうちは整理が難しいです。

 

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テニスの試合中のプレッシャーを減らす方法を考える

対戦相手、会場の雰囲気、自分のネガティブな感情・・・

こういったものを取り去ることで、試合中、あるいは試合の前にかかるプレッシャーを減らすことができそうですね。

では具体的にどうすればいいでしょうか?その方法を考えてみたいと思います。

 

相手選手から感じるプレッシャーを減らす方法

まずは相手選手から感じるプレッシャーを減らす方法から。

コツとしては、

自分の感じているプレッシャーを相手にも感じさせる

ということです。

3つの方法を紹介します。

 

強そうなグッズを身に付けて試合する

試合前に相手選手を「強そう」と思ってしまう原因の多くには、「強そうな身なりをしているから」だと思うんですよね。

 

さっき書いた通り、体格が良かったり、派手なウェアを着ていたり、ラケットを何本も持っていたり。

こんな相手が来ると、上級者のような感じがしてしまいます。

 

だとしたら、自分もやればいいんです!

自分も強そうな身なりをして、相手にプレッシャーをかければいいんです!

 

体格を変えることはなかなか難しいでしょう。

でもウェアやラケット、その他の持ち物ならば、強そうなものを買って身につければ誰でも出来ます!

 

このような「演出」もテニスにおいては意外と重要です!

今度は相手があなたのことを「うわぁ強そうな人だな」と思い、プレッシャーを感じてしまうかもしれません。

するとプレーも消極的になり、ミスショットも増えてくるでしょう。

一方で自分は、相手がミスを重ねてくれれば、緊張感もなくなってきますよね。良い循環が生まれます。

 

「強そうな格好」と聞いて、私が真っ先に思いつくのは、

赤色や黒色のテニスウェアを着ている」

ことですね。

 

赤とか黒は、自分の腕前に自信を持っている人が着ているイメージがあります。

赤か黒のウェアを着てる=強いみたいに、どうしても考えてしまいます。

 

まずは赤と黒のウェアを着てみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

ウェアについては以下の記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてください!

赤色がおすすめのメンズ&レディーステニスウェア10選
赤色が似合うかっこいいデザインのメンズテニスウェアと、赤色がかわいいレディーステニスウェアを5選ずつ、合わせて10選紹介します!

 

黒がかっこいいおすすめのテニスウェア5+1選!
この記事では黒が似合う、かっこいいテニスウェア5+1選を紹介!テニスの試合にも練習にも着れるものばかりです!

 

テニスの小技を見せつける

試合が始まる直前や、コートに入りながら、テニスのちょっとした小技を見せつけてやりましょう。

 

例えば、

・ラケットのフレームでボールをポンポンとつく
・ボールを上に投げ、ラケットで威力を殺しながらキャッチする
・ボールを指先で回転させる

とかね(笑)

 

こういう小技を見せつけられると、テニスプレーヤーたちは

「こいつ・・・できる!」

と、つい思ってしまいます。

相手にプレッシャーをかける効果もあると思います。

 

ただ問題点として、こういった小技は、失敗するとめちゃくちゃなめられてしまうということがあります。

「頑張って小技をやろうとしたけど実力が伴ってない」と思われてしまいやすいです。

 

小技をやるなら、その練習を積んで確実にできるようにしておきましょう!

・・・いや、小技の練習より普通にプレーの練習したほうがいいかな?

 

相手選手に自分から話しかける

弱気な気持ちになればなるほど、相手選手から受けるプレッシャーも大きくなります。

相手がどんな人なのかわからないうちは、不安のほうが大きいでしょう。

 

そんな時は、相手選手に自分から話しかけに行っちゃいましょう!

むしろ強気に相手にアプローチしに行くのです。

 

話しかけて相手の声や印象を知るだけで、意外とプレッシャーは軽くなってしまいます。

話す内容は思いつかないかもしれませんが「よろしくなっ!」くらいでいいと思います。

 

怖そうだなと思ってた人でも、意外といい人だったり、かわいい声をしていたりして、プレッシャーの「プ」の字も感じなくなりかもしれません。

 

それに、見知らぬ人に話しかける方が試合より断然緊張するので、試合の緊張感が全然楽勝に感じてしまうものです。

私も学生時代、たまにやってました(笑)

陰キャラだったので、何よりも人に話しかけることの方が緊張する人間でした。

 

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会場の雰囲気のプレッシャーを減らす方法

続いては会場の雰囲気が原因によるプレッシャーを減らす方法です。

コツとしては、

場の雰囲気に早めになれる

ことですかね。

2つの方法を紹介します。

 

試合の開始時間よりも早く到着する

試合開始時間に余裕を持って会場に着く。

これはスポーツ選手にとって当然のことです。

 

でも会場の雰囲気に飲まれないようにするためには、できるだけ早く到着してください!

2時間前とかに!!!!

 

・・・と言っても、朝早くからの試合では電車の関係などで、そこまで早くいけないこともありますよね。

でも、できれば1時間前には到着していたいところです。

 

そして準備運動をすることはもちろん、下調べをしておきましょう。

コートの様子、コートの周りの様子、会場全体の様子。

体を動かす散歩がてら見て回るのです。

 

そして

「この会場はボクのパパが立てたテニス場なんだ!まぁ自由に使ってよ、みんな!」

くらいに、その会場を知り尽くしておきましょう。

こうすることで、会場に自分がなれ親しみ、雰囲気に飲まれにくくなります。

 

自分の私有地ならば、誰が来てもそれほど緊張しませんよね?

「この会場は完全にボクが支配した!」と、自分自身を錯覚させるのです!

 

会場の人たちはそんなに試合を真剣に見てない

試合を見ている人が多いと緊張してしまうという方は、考え方を変えましょう!

 

正直言うとですね、会場で試合を見ている観客たちは、それほど真剣に試合を見ていないです。

自分が観客の立場だった時を思い出してください。他人のプレーをどこまで覚えているでしょうか?

 

「ああ!あなたは!2回戦の3ゲーム目、30-15の場面でサーブをダブルフォルトしたジロギンさんですね!」

 

なんて感じで、1ポイント1ポイントまで覚えるほど真剣には見てませんよね?

なんなら、その時見てる試合だって、1ゲーム前はどのような形でどっちのプレーヤーがミスをしたかなんて忘れてしまってます。

 

観客がいると緊張しますが、そんなに真剣に見ていないと理解していいと思います。

これがプロの試合だったら別ですが、私たち一般プレーヤーの試合をそこまで見てる人はごくわずかでしょう。

 

ですので、プレッシャーを感じすぎる必要はありません。いつも通りプレーして大丈夫です。

 

自分自身にかけてしまうプレッシャーを減らす方法

最後に自分自身に無意識にかけてしまうプレッシャーを減らす方法です、

原因はネガティブな気持ちになりすぎてしまうことがあります。

 

コツとしてはやはり、

自信を持つ

ことですね。これしかないでしょう。

3つの方法を紹介します。

 

練習を積み重ねる

血反吐が出るほど走り込んで、血便が出るほどラケットを振ってきた選手は、試合中にプレッシャーを感じることは少ないです。

むしろ、試合がしたくてしたくて仕方がないでしょう。

自分の努力がどれだけ通じるか、試したいと思うはずです。

 

自信のなさやプレッシャーは、練習不足だからこそ生まれてしまいます。

プレッシャーをなくすには、練習を積み重ねるしかありません。

 

試合当日に練習をしたところでプレッシャーは解消されないでしょう。

試合当日に「もっと練習しておけばよかった」とネガティブな気持ちにならないよう、普段の練習を全力で行いましょう。

 

試合は練習のように、練習は試合のように

これはよく言われますね、緊張感を抑えるための考え方です。

普段の練習をだらけないようにするために、そして試合中は緊張せずに伸び伸びとプレーできるように、自分に言い聞かせます。

 

これはとてもいい考え方だと個人的に思います。

練習を試合のように真剣に取り組めば、試合本番も自信を持って臨めます。

逆に試合の時に自信が持てれば、それがリラックスして練習のようなプレーにつながるでしょう。

 

古くから言われていることで、もう耳にタコができるほど聞かされてきた人も多いかもしれません。

しかし、なかなかできていない人が多いです。

まぁ練習は練習ですし、試合は試合ですからね。大人になるほど、考え方も冷静になってきます。

 

ただ、心がけとして、「練習は試合のように、試合は練習のように」と考えておくだけでも、プレッシャーをはねのけることにつながります。

 

プレッシャーを力に変える

逆に、もっとプレッシャーをかけることで、より良いプレーを引き出すための力にするのもいいかもしれませんね。

 

例えば

・このサーブをダブルフォルトしたら試合に負ける
・次のゲームを落としたら勝っても素振り1000回
・このセットを落としたら友達に5000円の寿司をおごる
・この試合に負けたら好きな人に告白する

などなど(最後は「この試合に勝ったら」の方がいいかな?)

 

試合中に感じるプレッシャーより、もっとプレッシャーがかかりそうなことをあえて考えるのもいいかもしれません。

 

でも、考えるだけでは効果は薄いです。

実際に人前でプレッシャーを口に出して、逃げ道をつぶしましょう。

すると本当のプレッシャーとなって、試合のプレッシャーをはねのけてくれるはずです。

 

特に寿司奢るのとか絶対やだもんな・・・

 

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試合前に軽くランニングをするのも効果的

試合前に緊張したり、プレッシャーを感じてしまう原因には、心拍数の上昇があるそうです。

バクバクと高鳴る心音を聞くと緊張感が増してしまうそうです。

 

その前に、あらかじめ心拍数を高めておくと、緊張を抑えられる効果があるのだとか。

試合前に時間があったら、軽くランニングをしてみましょう。

ランニングで心拍数を上げておくのです。ウォーミングアップにもなってちょうどいいですね。

実際に体を動かすことでも、緊張感を抑えることができます。

 

ただ、あまり走りすぎると体力切れになってしまうので、ほどほどにしておきましょう。

 

スロースターターから抜け出そう

また、テニスの技術的な面で、プレッシャーを感じてしまう原因には、スロースターターであることも含まれます。

 

試合が始まると、常に相手にリードされる展開になりがちなスロースターター。

試合中盤〜終盤まで押されまくりで、心臓に悪いプレーになってしまいます。

 

できればスロースターターを抜け出し、試合序盤からゲームを重ねられるプレーヤーになりましょう。

最初の3ゲームを連取できると、試合では精神的にグッと楽になります(もちろん相手の強さによって先攻できるかどうかは変わりますが)。

 

以下の記事ではスロースターターを改善する方法についてまとめています。

私自身もスロースターターです。その苦悩などから考えた方法を書きました。

テニスの試合でスロースターターなのを治したい!改善方法を考えた!
こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です! テニスの試合でスロースターターであることに悩む人は多いです。 スロースターターとは、試合の始まりはプレーの調子が悪く、調子が良くなるのは試合の後半になっ...

 

人という字を手のひらに3回書いて飲んでも無駄

「緊張したら手のひらに「人」という字を3回書いて飲み込むといい」なんてことを、一度は聞いたことがあるでしょう。

 

これは迷信です。残念ながら。

 

私も、何回も、いや何百人もの「人」を飲み込んできましたよ。

そんなサイコパスなことをしても、緊張が治ったことはありませんでした。

 

「人」という字は書いて飲んでも無駄だと思います。

そんな錠剤みたいなものではないですからね、「人」という字は。

 

まとめ

長くなりましたが、最後にテニスの試合中に感じるプレッシャーを減らす方法をまとめます。

 

まず、自分の身なりを変えたり考え方を変えたりする方法として

 

プレッシャーを減らす方法1
・強そうなグッズを身に付けて試合する
・テニスの小技を見せつける
・相手選手に自分から話しかける
・試合の開始時間よりも早く到着する
・会場の人たちはそんなに試合を真剣に見てないと考える
・練習を積み重ねる
・試合は練習のように、練習は試合のように
・プレッシャーを力に変える

 

といったものがあります。

 

また、実際に体を動かして行うプレッシャーを減らす方法としては

 

プレッシャーを減らす方法2
・試合前にランニングをする
・スロースターターな性質を変える

 

といったものがあります。

 

テニスはメンタルが非常に重要なスポーツです。

弱い気持ちになれば、相手はすぐにそこを攻めて、もっとプレッシャーを与えてくるでしょう。

上手なプレーヤーは、相手の心を読むのも上手です。

 

少しでも気持ちの面で弱気にならない方法を探してみてください。

今回紹介した方法はほんの一例です。

あなたなりの方法を見つけてみるのもいいでしょう。

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https://jirogin.com/2018/05/21/pressure/feed/ 0 1905
テニスの試合中は相手のナイスショットに拍手!感情をコントロールしよう https://jirogin.com/2018/05/18/claphands/ https://jirogin.com/2018/05/18/claphands/#respond Fri, 18 May 2018 12:33:19 +0000 https://jirogin.com/?p=1885  

テニスは気持ち良くやりたいジロギン(@akiramenaiuta)です。

 

プロテニスの試合を見ていると、相手にショットを決められた後に、ラケットを手でポンポンと叩いて、まるで拍手しているようなプレーヤーがいるのにお気づきでしょうか?

 

世界一になるために、腕がちぎれそうなほどラケットを振り、友達と遊ぶ時間すら削って練習してきたプロテニスプレーヤーたち。

彼らにとって、相手のショットを打ち返せないのは、まるで火山が噴火するかのような怒りを感じるはずです。

1回でも負ければ、そこでトーナメントは敗退。1ポイントだって落としたくないことでしょう。

 

怒りのあまりラケットを地面に叩きつけ、使い物にならないほど壊してしまうプレーヤーもいます。

一方で、相手に拍手を送るプレーヤーもいるのです。

 

なぜ相手からショットを決められた後に拍手をするのでしょうか?

今回はこのことを書いていきます。

 

スポーツマンシップに則っているため

テニスは、野球やサッカーと同じスポーツですね。

テニスをするときはスポーツマンシップに則り、正々堂々と戦います。

 

正々堂々戦うということは、相手を対戦相手として認め、良いプレーがあったら敵であっても賞賛を送るということでしょう。

これが、テニスの場合は拍手という形で表されることが多いのです。

 

さらに、テニスは「紳士のスポーツ」と呼ばれていて、他のスポーツ以上にマナーに厳しいです。

 

例えば、選手同士は相手を挑発したり、バカにしたりするのは絶対にダメです。

審判から警告を受け、ひどい場合は失格になってしまうでしょう(私たちが出場する一般の大会だとここまで厳しくないでしょうね。セルフジャッジですし)。

 

選手だけでなく、観客たちもマナーを守らなければなりません。

プレー中は声を出してはならず、それ以外の時もヤジを飛ばすのは禁じられています。

 

紳士のスポーツである以上、相手のナイスショットに対して怒りをぶちまけるべきではありません。

拍手をすることで、まさに紳士らしい態度でプレーすることが望ましいです。

 

拍手してるプレーヤーも実際ブチ切れそう

一見すると、相手のナイスショットに拍手しているプレーヤーは素晴らしい心の持ち主だと思えます。

 

ですが、これは私の想像ですが、拍手しているプレーヤーも、9割は心の中でブチ切れてると思います。特にプロは。

その1ポイントで試合の流れが変わってしまうかもしれません。その不安がある以上、相手のショットに対して素直に

 

「今のは素晴らしい!まるでスイスの高原にでも来たかのような、すがすがしい気持ちにしてくれるナイスショットの権化だ!」

 

なんて気持ちになれませんよね。

プロなんて生活がかかってますからね。スポンサー様からの厳しいプレッシャーもありますし。

不安や怒りがこみ上げてきて当然です。

 

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相手のショットに拍手することで得られる効果

相手が素晴らしいナイスショットを打てば、観客の注目は相手に集まります。

すると、自分は相手より実力が足りないのか・・・という不安がだんだんと怒りに変わってきます。

 

それでも、絶対に拍手をしたほうがいいです!

間違ってもラケットを投げて壊すような真似はしてはいけません(1本3万円くらいしますし)。

でも我慢しただけあって、拍手することによる効果は、あなたを優位に導いてくれるでしょう!

 

劣等感をなくす

相手のナイスショットに対して拍手をするのは、「今のショットは返せない素晴らしいショットだった」と認めることです。

 

でも決して負けを認めているわけではありません。

「いやぁ、旦那!さっきのショットさすがでヤンス!

あっしじゃ返せんでありますよ〜!まだまだ修行不足っす!」

 

みたいな意味で拍手しているわけではありません。

 

「ほう、なかなかやるじゃあないか!君でもそんなショット打てるとは、恐れ入ったよ!」

 

と、まるで『テニスの王子様』の皇帝・真田弦一郎(さなだげんいちろう)のようなスタンスで拍手します。

相手が格上でも格下でも関係なく、このスタンスでいましょう。

 

こうすることで、相手にナイスショットを決められたときに感じる

「勝てないんじゃないか?相手の方が強いんじゃないか?」

という劣等感をなくすことができるでしょう。

 

少しでも弱気になったら、相手に試合の流れを持って行かれてしまいます。

それを阻止するためにも「皇帝拍手」をしましょう。

 

拍手してもらった相手も、悪い気持ちはしません。

見ている人も「スポーツマンシップを守る最高のプレーヤーだ」とあなたを高く評価するでしょう。

でもあなた自身は、心の中で皇帝になった気分で拍手をすればいいのです。

WinWinWinの関係ができあがりますね。

 

怒りの感情をコントロールする

相手にナイスショットを決められた時に湧いてくる怒りの原因は、

「今のショットはこうしていれば返せてたのに!」

というような、「後悔」が大きいと思います。

 

でも、決められてしまったポイントを取り消すことはできません。

割り切らなければなりません。

 

「あ〜、あれはナイスショットだったな。どうやっても返せてなかったわ〜。

かっこよかったぜぇ、あんた。」

 

と拍手をすることで、自分はどうやっても返せてなかったと割り切るようにしましょう。

すると、取られてしまったポイントに執着しすぎず、次のポイントに頭を切り替えることができます。

 

怒りを抑え、感情をコントロールするために拍手は大切です。

「怒るな怒るな!頑張れあたし!」と思うだけでは効果は薄いです。

自分の体で相手に賞賛を送ることで、心も体も切り替えられるようにしましょう!

 

相手に感情を読み取らせない

ラケットを地面に叩きつける選手。これは誰が見ても

「すごいブチ切れてるね〜」

とわかります。

ブチ切れる演技でラケットまでぶっ壊してたら、アカデミー賞もらえます。まず間違いなくキレてるでしょう。

 

ラケットを投げるだけでなく、大声をあげたり、見るからに顔をゆがめたりするのも、相手に「ボクは今、盛大に怒ってます」と伝えているようなものです。

 

怒りに任せてプレーした選手は、だいたい自滅します。

プレーが雑になって、普段通りのショットが打てなくなってしまうのです。

 

それがわかった相手は、自分から攻撃しなくても勝ち濃厚です。

弱いボールでもいいので、つないでつないで、自滅させればいいだけです。

こんな楽な試合はないですね。

 

拍手をするのは、相手に怒りを伝えないという大きな効果があります。

普通、拍手するのは感情としてはおかしいんですよ。勝敗を競ってるなら、相手のナイスショットに悔しがるものですし、怒るものです。

拍手するのはある意味「サイコパス」っぽさもありますよね。「やられたのにちょっと喜んでんのか?」みたいな。

 

でもそれが強いんです。

拍手されちゃうと、相手は本当に喜んでるのか、怒りではらわたが煮えくり返りそうなのかわからないんです。

 

こうなると相手は、ナイスショットを決めても油断はできず、次のポイントからも全力でプレーしなければなりません。

小さいですがプレッシャーがかかります。

 

相手に怒りの感情を読み取らせない。これはテニスにおいてとても大切です。

その目隠しのような役割をしてくれるのが拍手というわけですね。

 

相手の努力を認める

ナイスショットというのは、頑張って練習してきた人にしか打てません。

その日初めてテニスラケットを握った人が、いきなり試合で相手からエースを奪うナイスショットを打つことはまずできないでしょう。

 

拍手をしてあげるというのは、これまで頑張ってきた好敵手(ライバル)をの努力を認めてあげること。

敵への惜しみなき賞賛なのです。

 

まぁ無理に拍手する必要もないのですが、自分も相手もいい気持ちでプレーできます。

 

プレー中に直接言葉は交わさなくても、こうして礼儀正しくプレーしていると、相手はいい人なんだと伝わってきます。

その試合以降も関係が続いて、練習しあうテニス友達になれるかもしれませんね!

(実のところ、拍手してても相手にブチ切れそうになってたかもしれませんが)

 

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全部のショットに拍手する必要はない

相手に決められたショットや、自分がミスしてしまったショットに対して、全部に拍手する必要はないですよ!

 

すごく良い人っぽさは出ますが、それは本当に何考えてるかわからない怖い選手になっちゃいますからね。

良い人すぎて怖いって感情は、おかしいかもしれません。

でも、相手にショットを決められたら悔しがったりするのが普通なのだと考えて良いです。

 

拍手するのは、相手にナイスショットを決められて、自分の感情が揺らいでしまいそうなった時だけでいいです。

それだけで精神的に安定しますし、相手に試合の流れを渡さない効果を発揮してくれます。

 

相手のプレーを素直に認められるプレーヤーと打ちたい

これは個人的な意見になってしまいます。

私は、相手の良かったプレーを素直に認められるプレーヤーと打ちたいなと感じます。

 

試合は試合ですから、勝ち負けに執着するのは当然だと思います。

でも、相手を挑発したり、ポイントを取られて激しく激怒したりするプレーヤーはちょっと・・・

 

相手が嫌な気分になっているのを見ると、自分まで嫌な気分になってしまいますから。

まぁ試合中は「しめしめ、怒りに飲み込まれてるな。これはチャンスだ!」って思いますけど。できれば気持ちよく終わりたいものです。

 

社会人のプレーヤーでそこまでブチ切れMAXになる人はなかなかいないと思いますけどね。

でも学生プレーヤー、特にソフトテニスの方はもう煽りまくりの世界ですので、ちょっと注意したほうがいいです。

 

私は中学時代にソフトテニスもやってたのでわかります。

硬式テニスだったら一発退場みたいな応援しますからね〜。

相手がミスったら「もう1本!」って言ったり・・・

相手をディスる応援歌を作ったり・・・

 

できればこういうのは学生までにとどめておきたいところです。

 

でも。こういうヤジや罵声が当たり前の中で、淡々とプレーして、相手に拍手まで送ってる学生プレーヤーがいたら・・・

かぁぁっこいい〜!超モテるでしょうね!(男の子も女の子も)

 

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素直に拍手する人は上達する

相手にナイスショットを決められた時、怒りに支配されてしまう人と、冷静に感情を抑えて拍手を送れる人、どっちが上達するでしょう?

 

まず間違いなく冷静に拍手をする人でしょうね。

相手に決められた時に冷静になれれば、なぜいいショットを打たれ、なぜ打ち返せなかったのか考えることができます。

次は同じミスをしないように、対策を練れば、それがテニスの技術上達につながりますよね。

 

怒りに試合されてしまうと、冷静さを失ってしまいミスの原因を探れません。

「なんで打ち返せなかったんだよぉぉおぉおぉぉ!」

と考えていても、それは対策を考えているわけではなく、混乱しているだけです。

 

相手にナイスショットを打たれたということは、そこが自分の弱点、あるいはスキがある部分ということですね。

それを理解して自分の感情をコントロールし、弱点克服につなげられる人は上達も早いでしょう。

 

まとめ:相手のナイスショットに拍手する効果

では最後にまとめます。

相手のナイスショットによって得られる効果はこのようなものがあります

拍手の効果

・劣等感をなくす
・怒りの感情をコントロールする
・相手に感情を読み取らせない
・相手の努力を認める

 

テニスはメンタル面がとても重要なスポーツです。

一瞬の感情の変化が、試合の流れを大きく変えることもあります。

常に平常心を保つようにしましょう。それに役立つ行動の一つとして、「拍手」があります。

ぜひやってみてください。

 

もし、試合中に感情のコントロールができないと感じている人は、この本を読んでみてください。

「超一流のメンタル マイケル・チャンのテニス塾」

錦織選手のコーチ、マイケル・チャンさん流のメンタルトレーニングの本です。

試合に最適なメンタルを保つヒントがつかめるでしょう。

 

▼詳細はこちらから▼

 

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https://jirogin.com/2018/05/18/claphands/feed/ 0 1885
自分の得意なショットを見つけてテニスの試合を楽に有利に展開しよう https://jirogin.com/2018/05/15/skill/ https://jirogin.com/2018/05/15/skill/#respond Tue, 15 May 2018 12:37:13 +0000 https://jirogin.com/?p=1857  

中学時代からテニスの得意技を考え続けているジロギン(@akiramenaiuta)です。

 

あなたは「得意なショットは何ですか?」と聞かれた時に、スッと答えられるでしょうか?

中級、上級プレーヤーなら「〇〇が得意だよ(ドーンッ!)」と自信満々に答えられる方は多いでしょう。

 

しかし、私のような初心者プレーヤーだとどうでしょう?

「う〜ん・・・わかんないっ!」

フォアもバックもサーブも、うまくいかないことが多くて「得意」と自信を持って言い切れませんよね。

 

でも、考え方一つであなたの「得意なショット」を見つけられるのです!

自分の「得意なショット」が分かると、自信がつき、試合でも安心してプレーできるようになりますよ!

 

今回は「得意なショットを見つけるコツ」について書いていきたいと思います!

 

ウィナーを取れるショットが得意なショットではない

「得意なショット」と聞いた時に、私たちが思い浮かべてしまうのはこういうショットだと思います。

 

イズナー選手やカルロビッチ選手の時速230kmの超高速サーブ!

 

ナダル選手の大きく落下して跳ねるエッグボール!

 

フェデラー選手の世界最高の片手バックハンド!

 

そして日本が誇る錦織圭選手の一撃必殺・エアーK!

 

こういうショットはですね、できねぇんです!

プロが打つ文字通りの必殺ショットは、私たち初心者ができなくて当たり前なんです。

 

時速230kmのサーブやフェデラー選手のバックハンドは一発でウィナーを取れるショットです。でもこれらは世界のトッププロだからこそ打てるショットでしょう。

 

プロ選手と一般のプレーヤーを比べたら、体格も違いますし、練習量も違います。私たち週1プレーヤーが、プロのようにウィナーをバンバン取れるショットを打つのは難しいでしょう。

 

得意なショットを見つけるためには「得意ショット=ウィナー」という考え方を変えましょう。

でも、特別練習しなくても、得意なショットは見つかるはずです。

 

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「ミスをしない」「安心して打てる」のも得意なショット

あなたにとって、ウィナーを取れるほど威力はないですが、ミスをする確率が低かったり、打つときに安心できるショットってありませんか?

練習中、あるいは試合中だとより明らかかもしれません。相手に打たれた時「ホッ」とするコースがあるはずです。

 

これもまた「得意なショット」になります。

ミスが少ない=正しいフォーム、打ちやすいフォームで打てている=安心につながる

ということですね。

 

普段の練習や、試合中の自分の気持ちを思い出してみてください。

緊張せず打てるショットや、無意識に持って行こうとするプレーの展開などがあるはずです。

 

これだけだとちょっとわかりにくいですよね?

いくつか例を挙げますので、以下のような感じで考えてみてください。

 

ファーストサーブが80%以上入る

サーブは苦手とする人が多いですね。調子が悪いと、サーブが入る確率は50%を切ることもあります。

特にファーストサーブは、相手の打ちにくいコースを狙ってスピードを上げて打とうとするので、ミスする確率も高くなります。

 

そんな中で、ファーストサーブが80%以上の確率で入るというのはとても大きな武器です。

決して威力はなくても、ファーストサーブが入るだけで相手としてはプレッシャーがかかるものです。

 

さらに、サーブでのミスが少ないとわかると、相手にとってはもっとプレッシャーになります。

初心者同士の試合だと、ダブルフォルトでポイントを取り合うことも多いです。

ダブルフォルトが少なくなるだけで、初心者の試合では失点が少なくなります。

相手は自力で取らなければならないポイントが増え、プレッシャーになりますね。

 

ファーストが80%入るだけでも「サーブが得意なショット」と言っていいでしょう。

とにかくサーブを入れたい初心者向け!安定したトスの上げ方!
サーブの速さやコースよりも前に、とにかくサーブが入るようになりたい!と考えている初心者の方のための記事です。トスアップの方法やラケットの使い方、練習にオススメのグッズなどについても詳しく解説します。

 

ストロークにスピンがかかりバックアウトが少ない

ストロークにしっかりトップスピンがかかっていると、ボールが沈み込むような軌道を描き、バックアウトしにくくなりますね。

 

スピンのかかったショットは沈み込む分、コートの奥深くにまで打ち込むのはちょっと難しいです。

でも、スピンがかかっているボールはバウンド後に大きく弾むので、短くても十分攻撃的なショットになります。

アウトしにくく、かつ攻撃にもつながるショットというのは、とても使い勝手がいいですね。

 

エースは取れなくても、じわじわ追い詰めるショットを撃ち続けられるという強さもあります。

私はショットがフラット気味なので、スピンをかけまくれる人がうらやましいでちゅ・・・

 

ダブルスでポーチに積極的に出られる

ダブルスで、自分の後衛が取るであろうボールを前衛がボレーしに行くポーチ。

ダブルスでは超有効な攻撃手段になるポーチですが、なかなか出にくいですよね?

 

相手のショットは速いし、動いて打つのでミスする確率も上がるし、ストレートのコースを打たれれば一撃必殺だし・・・

リスクの大きさから、多くの人が「ポーチが苦手」と感じていると思います。

 

そんな中で、積極的にポーチに出られるプレーヤーは、前衛としてとても強いと思います(語彙力)。

ポーチってミスった時のことを考えちゃいますが、ミスっても大きな効果があるんですよね。

 

相手にとっては「この前衛、ポーチに出てきやがるのか!」とプレッシャーがかります。

すると前衛を意識しすぎてコースを狙い過ぎ、アウトやネットする確率も上がります。

 

「ポーチに出るのが怖くない」というだけでも、「ポーチが得意」と言っていいでしょう!(一応「ポーチが好き」くらいに控えめでもいいかも)。

ダブルスで超快感なポーチを決めよう!私がやってるタイミングの取り方を紹介
テニスのダブルスの試合で、ポイントを取りやすいポーチ!しかし、そのポーチのタイミングはいつがベストなのかわかりにくいです!そこでこの記事では、「ポーチ大好き」な私がやっている、ポーチに出るタイミングや考え方について紹介します!

 

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他人と比べず自分の中で「得意なショット」を見つける

先ほど紹介してきた3つの例は、正直に言うと、特別すごい技術ではないです。

初心者でもできる、あるいはすでにできている人も多い技術だと思います。

 

もちろん上には上がいるものです。

サーブを全力かつ80%以上の成功率で打てるとか、スピンのかかったショットをベースライン際に打てるとか。

上を見たらキリがありません。

 

でも、他人と比べなくて大丈夫です。自分の中で「これが得意だ!」というショットを見つけてください。

相対評価ってやつです!自分の中で成績5段階のうちの5のショット見つけましょう。

 

得意なショットを見つける真の目的は、

「オレこのショット超得意なんだぜ〜!あんたの100倍は威力あるわ〜!」

と自慢することではありません。

自分が試合中に「頼れる武器」を見つけて安心することにあります。

 

このショットなら自分はミスなく打てる!安心して打てる!

というショットがあるだけで、試合中に感じる不安が大きく減ります。

比べるのは自分の持っている技術同士で良いのです。他人と比較して自慢する必要も、落ち込む必要もありません。

 

得意なショット・パターンに持って行くにはどうするか考える

テニスの試合中に、相手が都合よく自分の得意なショットやパターンに持ち込めるコースにボールを打ってくるとは限りません。

なんなら、テニスは相手に「得意なショットを打たせない」ことが勝利につながります。

得意ショットが相手にバレれば、相手はなるべくそのコースを避けてくるでしょう。

 

得意なショットが見つかったら、そのショットを打てるパターンに持って行く方法を考えましょう。例えば、

・ボレーが得意なので、ネットにつけるようアプローチを深く打つ
・フォアハンドが得意なので、リターンの時は少しフォア側を広く開けておく
・ドロップショットが得意なので、深いボールで相手を後ろに下げる

などなど・・・

 

自分の得意なショットが分かると、そのショットを打つために必要なアシストのショットも何かわかります。

深いショットの練習、フォア側のリターンの練習など。

頭の中で得意なショットに持ち込むパターンを作ると、試合での勝率もぐっと上がります。

そのパターンに必要となるショットの練習は重点的に行いましょう。

 

ちなみに、サーブが得意という人は、あまりアシスト的なショットは必要ではないですね。サーブは自分の意思で打てる唯一のショットですから。

むしろ、サーブが得意だと自分がラリーの主導権を握りやすく、あらゆるパターンに持ち込むことも可能です。

サーブは得意ショットにもアシストショットにもなります。

 

やっぱりサーブが得意なのってすごく有利なんですよね。得意な人も不得意な人も積極的にサーブ練習はしましょう!

 

ジロギンの得意ショット

では実例として、私ジロギンが自分で思う得意なショットを紹介していきます(誰得)。

まぁ、「こんな感じで得意ショットって決めていんだな」という参考にしてもらえればと思います。

 

バックハンドショット(両手バック)

私は、ストロークはバックハンドの方が得意です。フォアは全部のショットの中で一番苦手意識を感じてるほどです。差がありますね。

バックの方がスピンもかかり、安定して決まります。

 

エースを取れるような威力はありませんが、安定して打てるので、相手のショットがバックに来た時は安心しますね。

 

ボレー

学生時代はそんなに得意じゃなかったのですが、社会人になって再度テニスを始めたらボレーが得意になってました!(なにゆえ)

うまくミートさせられて、ストローク以上に思った方向に打てます。

 

ボレーが得意なので、ダブルスの時も積極的にポーチにられるようになりました。

シングルスでもチャンスがあればボレーに出たいなと考えています(シコラーなのでベースラインに釘付けなう)。

 

体力がある

「ショットやないやんけ!」と思うかもしれませんが、ご勘弁を!

 

社会人になると多くの人が「平日はデスクワーク!休日は眠って過ごす!」というような生活をしがちです。

そのため、試合が連チャンすると体力切れになってしまう人も多いです。

私は(まだ年齢的に若僧ということもありますが)体力は多めです。

普段ジョギングしてるのも理由だと思いますが。

「30分ジョギング」をするだけでテニスの試合に勝てる体力がつく
テニスの試合は初心者ほど「体力」が重要です。試合の最後まで足を動かし、ボールに追いつけることが勝利につながります。その体力をつけるためには、「30分ジョギング」がおすすめです!ダイエットにも効果があります!

 

そのため、持久戦でも戦えるという強みがあります。

相手が体力がなくなってきたなと思った時は、自分から持久戦に持っていくこともあり、体力勝負は比較的得意です。

ボールをつなぎまくるシコラープレイができる理由は自分の体力にあると思ってます(何歳まで保つかな・・・?)

 

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まとめ:得意なショットを見つけて安心しながら試合をしよう

テニスの試合中、頼れるのは己のみ(シングルスの場合)です。

その己の中に、自信の持てる得意なショットがなければ、不安に飲まれてしまいます。

 

一度自分のプレーを見直し、何が得意ショットなのか思い返してみましょう。

周りの人に聞いてみるのもいいかもしれませんね。

 

つい苦手なショットばかりの練習をしてしまいますが、得意なショットも練習してみてください。

自分の武器をはっきり自覚することで、試合中は心も体も楽になりますよ!

勝利にも繋がりやすくなります!

 

 

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https://jirogin.com/2018/05/15/skill/feed/ 0 1857
テニスラケットのグリップは強く握る?弱く握る?最適な強さを見つけよう https://jirogin.com/2018/05/10/grip1/ https://jirogin.com/2018/05/10/grip1/#respond Thu, 10 May 2018 12:10:19 +0000 https://jirogin.com/?p=1810  

握力は左手(利き手と逆)の方が強いジロギン(@akiramenaiuta)です。

左31kg、右28kgくらいなんだよなぁ…(弱)

 

突然ですが、あなたはテニスラケットを握るとき、どれくらいの強さで握ってますか?

思い切りギュッと強く握る?

ラケットが落ちない程度に軽く握る?

 

私は、通っているテニススクールのコーチからは

「ラケットは軽めに、力を抜いて握りましょう」

と教わりました(ストロークのときの話です)。

 

しかし、私が先日読んだ本「勝てる!理系なテニス」ではこのように書いてありました。

だまされたと思って、グリップをギュッと力強く握り、面ブレなしでボールを打ってみてください。

引用:勝てる!理系なテニス

 

これは…迷いますね…

コーチと本とで、グリップの握り方に関して逆のことを言っています。

コーチのアドバイスも参考になるし、「理系なテニス」に書いてあることも参考になることばかり。

どっちが正しいのか…

 

迷った時は実際に試してみるのが1番!ということで私は

グリップは強く握ったほうがいいのか?弱く握ったほうがいいのか?

実際に打って体感してみました!

 

ストロークは軽く握ったほうがコントロールできた

まずは球出しのストローク練習で、思い切り力を入れてグリップを握り、打ってみました。

普段私は、ストロークは打つ瞬間だけグリップに力を入れています。

それ以外は結構ゆるゆる。スーパーの買い物かごの取っ手を握るくらいの感じでグリップを握ってます。

 

思い切り握って打つのなんて、社会人になってテニスを再開してからは初めてでしたね。

いろいろあって、たまりにたまったストレスを手のひらに集め、力を込めてフォア、バックともに打ちました。

 

結果は大ホームラン!!コートに入る気配など全く無いショット。

ストレスは発散されましたが、代わりに「こりゃダメだ」という残念な気持ちが生まれました。

ストロークは軽く握って、打つ直前くらいに力をグッと入れて握る方が、コントロール出来ましたね。

 

なんやねん!「理系なテニス」ウソッパチ書いてんのか!?

と思うかもしれません。

まぁちょっと待ってください。まだまだ続きがあります。

 

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ボレーは強く握った方が安定した

続いてはボレー。普段私は、ボレーを打つ直前まで軽く握っていて、打つ瞬間にグッとグリップを握ります。

ボレー打つとき、前に踏み込むと同時に握る感じですね。

 

ボレーも構えてる時からグリップに力を入れて打ってみました。

すると、めちゃくちゃ安定したボレーが打てました。

安定というのは、きちんと狙ったところに打てたということです。

 

原因はわかりやすいです。面がブレず、思った方向にラケットを向けられたから。

先ほど「理系なテニス」で書いてあった「面ブレ」をしなかったわけです。

 

ボレーは相手のショットを直接返します。つまり相手のショットの威力が強い時に返すわけです。

ボレーは力がないと、ボールをしっかり面でとらえても相手の力に負けて面がブレます。

結果、アウトしたりネットしたり、球が浮いてチャンスボールになってしまうこともあります。

 

実は、力を抜いた状態でボールを待ちかまえ、ボレーと同じタイミングで握ろうとしても、間に合わないんですね。

人間の脳が「握れ!」と指示を出してから手が「握る」までには時間があります。

この間にボールが飛んできてしまうので、手に力が入らず、相手のショットに力負けしてしまうわけです。

 

ボレーに関しては、力いっぱいグリップを握って待っていたほうが安定しました。

ボレーは基本1発で決めるショットです。

ストロークのように1ポイントの間に何回も打つわけではないので、力を入れっぱなしで構えていても体力的な負担は少ないでしょう。

 

サーブは力を抜いてリラックス

サーブは力を抜いて、リラックスして打ったほうが入りましたね。これは間違いないと思います。

 

インパクトの瞬間はグリップをグッと握りますが、それ以外の時に強く握っていると、力みすぎて全然入りませんでしたね。暴発してアウトばかりでした。

サーブは流れるように、力を抜いて打つほうが正確性が上がると思います。

 

スピードサーブを打って相手からエースを狙うのであれば力を入れる必要もあるでしょう。

ただ、初心者の場合、トスを上げて思い切り打とうと思うと、8〜9割の確率で無限の彼方へ飛んでいっちゃうでしょうね。

 

1〜2割しか入らないサーブではマッハ2の速度で打ててもあまり意味がないです。

サーブについてはグリップの力を抜いて打つのが吉でしょうね。

 

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なぜ「グリップは力を入れて握る」と書いてあった?

ストローク、ボレー、サーブを力を入れて、また力を抜いて打ってみた結果、私の感想としては

 

打ってみた感想

・ストロークは力を抜いて握ったほうがいい

・ボレーは力を入れて握ったほうがいい

・サーブは力を抜いて握ったほうがいい

 

という感じになりました。

ボレーは力を入れて握ったほうがいいですが、他のショットでは力の抜いてグリップを握っていたほうがよさそうです。

 

では、なぜ「勝てる!理系なテニス」には、「グリップは力を入れて握ってごらん?ダーリン私の言うこと信じて?」と書いてあったのでしょうか?

 

相手のショットに合わせてグリップの強さを調整する

「理系なテニス」にはさらに続きが書いてあります。

ただ力を入れてグリップを握るのをすすめているわけではないのです。

相手が弱いと、力を抜いてグリップを握っても、上手く打てることがあるのです。なぜか?ボールに力がないからです。

引用:勝てる!理系なテニス

 

相手のショットに力がないと、自分は力を入れていなくても打てちゃうんですね。

私がストロークで思い切りグリップを握って打つのを試したのは、「球出し練習」の時でした。

つまり、コーチがかなり力を弱めて、打ちやすいボールを打ってきている時ですね。球の威力がない分、軽いグリップでも打ててしまいました。

 

サーブの時も同じです。トスは自分でフワッと高く上げるボール。威力はほとんどないですね。

だから力を抜いて打っても上手く入ります。

 

逆にボレーは力の強いショットだから、強くグリップを握らないとミスショットになってしまう。

 

…「理系なテニス」さんのおっしゃった通りじゃないっすか!

相手のショットの力が弱いときは力を抜いて握る、強いときは力を入れて握る。結果的に、私が意図せずたどり着いた答えと同じ!(疑ってすみませんでした)

 

もしストロークが、時速200kmで飛んでくるを打ち返す練習だったらどうでしょう。

ラケットに当たらない打ち返そうにも軽く握っていたのではラケットごと弾かれるでしょうね。

ストロークにおいても強いボールが来たら強く握る!

つまり相手のショットの威力に合わせてグリップの強さも調整しなければならないってことですね!

 

グリップを握る最適な強さを見つける

グリップを強く握るのも弱く握るのも、どちらも正しいです。

ただ、相手の打ってくるショットに合わせて調節しなければなりません。

 

「理系なテニス」が伝えたかったことは、

「弱く握るだけでなく、強く握って打つのも試してみて、最適なグリップの強さを見つけてくださいな」

ってことだったんです。

最適解を見つけるためにパラメーターを変化させるときには、まず両極端を抑えます。

引用:勝てる!理系なテニス

 

スクールでコーチから「グリップは弱く握っていいです」と教えられると、弱く握った打ち方ばかりしてしまいます。

でも状況によってグリップの強さは変えなければなりません。

いろんな力の入れ具合を試してみて、状況に応じた最適なグリップの強さをつかんでおくといいんでしょうね(グリップだけに)。

 

相手のショットの力が強い時は強く握る…弱い時は力みすぎない…などなど

 

なぜコーチは「弱く握れ」と教えるのか?

「理系なテニス」に」書いてあることが正しいとなると、今度は

おいぃぃ!コーチィィ!本に書いてあることとアドバイスがちゃうやんけ!

と言いたくなってしまうかもしれません。

 

やはり落ち着いてください。コーチのアドバイスが間違っているわけではないのです。

これについても「理系なテニス」で解説されていました。

 

コーチの言う「力を抜いて握って打つ」というのは、コーチが見つけたグリップの握りの最適な強さなんです。

でも、コーチの「弱く握る」のと、私のような握力弱男(あくりょくよわお)の「弱く握る」のとでは、強さは違います。

コーチの方が力が強く握っていると思います。思うっていうか強いです。

 

昨日のスクールの練習の際に、コーチの腕を「腕フェチなのかな?」って疑われそうなくらい見つめてました(どちらかというと私は足フェチ)。

コーチの腕はしっかり筋肉が付いていて、私の腕より1.5倍くらい太かったです。

握力は私より10kg、いや20kgは強いと思います。

もともとの筋力・握力の差があるので、コーチが弱く握っても、私が全力で握った時と同じくらいの力で握っている可能性があります。

コーチとしては弱く握っているつもりでも、十分な力で握れているので、コーチのボールはきちんと飛びます。

 

全テニスプレーヤーが同じ握力ではない以上、「弱く握る」の基準も違ってきます。

ですので、何も考えず弱く握るのではなく、各自が自分にあったグリップの強さを見つけなければなりません。

 

「理系なテニス」では、比較対象としてコーチではなく、アンディ・マレー選手をあげてていました。

マレー選手の握力は100kgくらいあるそうです。握手したら、手をブドウのようにもぎ取られそうですね。

マレー選手がグリップを軽く握るのと、私たち社会人プレーヤーが軽く握るのとでは、明らかに差があります。これなら分かりやすいですね。

 

一方で、初めてテニスをやる人は、遠くに飛ばそうとして力みがちです。

テニスを始めてやる人たちにとって、コーチの「軽く握る」というアドバイスは、力まなくなるいいアドバイスとなるでしょう。

 

みんな握力が違い、「弱く握る」の感覚が違うだけなのです。

決してコーチのアドバイスが間違っているわけではないんです。私たちに役立つアドバイスをたくさんくれてますよ!

 

例えば、以前記事にしたこの「サーブに関するアドバイス」はとても良かったです!サーブの成功率が上がりました!

「ジャンプ」と「ラケット先端打ち」でサーブの威力と安定感を上げる!
テニスのサーブを打つ瞬間に少しジャンプし、ラケットの先端でボールを打つことでサーブの威力と安定感が上がりました。打ち下ろすイメージでサーブを打てたことが要因です。サーブをしっかり決め、試合を有利に運びたいプレーヤーはぜひ読んでください

 

まとめ:強い握りと弱い握り両方試してみよう!

では最後にまとめます。

グリップを強く握るべきか弱く握るべきか、この答えとしては、

 

グリップの強さ

・相手のボールが弱い時は力まないようにする

・相手のボールが強い時はグリップを強く握る

・強い握りと弱い握りを試して最適なグリップの強さを見つける

 

ということになります。

強い握り、弱い握り、どちらかではなく両方試してみてください。

練習はミスをしないための場のではなく、ミスしてもいいので色々と試してみる場です。

社会人プレーヤーにとって、練習の時間は少ないです。その中で強くなるために練習を有効に使いましょう!

 

「勝てる!理系なテニス」では、今回の「グリップを握る強さ」についてさらに詳しく解説してくれてます。

この他にもめちゃくちゃ役立つテニスの知識がたくさんのっています。ぜひ1冊持っておくことをおすすめしますよ!

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「ジャンプ」と「ラケット先端打ち」でサーブの威力と安定感を上げる! https://jirogin.com/2018/05/03/jumpserve/ https://jirogin.com/2018/05/03/jumpserve/#respond Thu, 03 May 2018 03:17:48 +0000 https://jirogin.com/?p=1749  

日本人の平均身長くらいのジロギン(@akiramenaiuta)です!

 

私の身長は173cmほどです。

高くもなく、低くもなく、コメントしにくい身長ですね。

テニスの強い弱いに関わるわけではないですが、長身の選手は有利とされています。

 

特にサーブですね。身長の高い選手のサーブは、まさに上空から降り注ぐ雷のように速いです。

サーブは自分から自由に打てるショット。サーブが速く、威力があるのは試合で有利です。

 

身長は高くなくても、しっかり相手コートに決まるサーブを打てるようになりたいですよね?私もそう思い研究中です。

そんな中、昨日のテニススクールのレッスンで、コーチからサーブについて指導していただきました。それが、

打つ時にちょっとジャンプしてラケットの先端で打つ

というものでした。

 

実際に試してみたら、しっかり相手のコートに速いサーブが入りました!

今回は、そのコツについて詳しく書いていこうと思います!

 

打つ瞬間にジャンプをする

サーブは、トスを上げて落ちてくるまで、構えて待ちます。

ボールが落ちてきたら、右利きの場合、前にある左足で(左利きの場合右足で)少しジャンプするのです。

両足でもOKです!(私は両足で飛んだ方が飛びやすかったです)

 

ジャンプして、トスと打点を合わせます。

ということは、トスはやや高めに上げた方が打ちやすいでしょうね。

 

走り高跳びのように飛び上がる必要はありません。

子どもの頃にやった「けんけんぱ」の「けん」くらいの感じでジャンプします(全国共通の遊びかな?けんけんぱって?)。

 

なぜジャンプするのか?

理由は打点を高くするためです。

ジャンプして打点が高くなると、それだけ遠くにボールが届くようになり、ネットミスが少なくなります。

 

背の高い人ほどサーブが得意な理由は、打点の高さにあります。

打点が高いほど、上から打ち下ろすようなサーブになり、威力も精度も上がるのです。

 

サーブを打ち下ろすには3mの高さが必要!?

私が読んだ、「勝てる!理系なテニス」に書いてありました。

物理学的に、サーブを打ち下ろすように打つには、打点が3mの高さにないとできないそうです。

『勝てる!理系なテニス』を読めば少ない練習でも上達するコツがわかる!
練習時間が全然ない…でもテニスが上手くなりたい!試合に勝ちたい!と考えているウィークエンドプレーヤーにオススメの本が「勝てる!理系なテニス」です。スクールでも教えてくれない情報も載っています。新しい技術に気づくきっかけにもなるでしょう!

 

例えば、身長173cmの私がサーブを打とうとした場合の打点の高さを考えてみます。

腕を真上に伸ばした時、頭の先に出る腕の部分はヒジから先です。

ヒジから手首までの長さはだいたい30cmくらいでした。

加えて、ラケットを握るコブシの分、10〜15cmくらいが頭から先の腕の長さになるでしょう。。

私の身長と、ヒジから先の長さを合わせて、だいたい2m10cmくらいに手が届く感じですね。

 

そこにラケットの長さ、60〜70cmが加わるので、私の最高打点は2m70cm〜2m80cmくらいになるでしょう。

やっぱり3mには足りてないです。

 

私が地面に足をつけたまま打ち下ろすようにボールを打ったら、飛距離が足りなくてネットしてしまうわけですね。

私も、ネットミスがよくありました。

本来ならば、サーブを少し山なりに打たなければ入らないというわけです。

 

打点の3mに足りない分を生み出すために、少しジャンプをすることで、サーブを打つ時の「打ち下ろすイメージ」で打てるようになるってことですね。

 

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プロのビッグサーバーは190cm以上ある

もし私が、足をつけたまま打ち下ろすようにサーブを打とうと思ったら、あと20〜30cmとなりますね。理屈の上では。

つまり身長190〜200cmあればいいのです。

・・・あればいいって言ってもねぇ・・・

 

25歳を過ぎている私は、さすがに今から成長期の中学生みたいな身長の伸び方はしないでしょうね!

やはりジャンプをしながら打つしかないと思います。

 

でも、威力を出そうと思ったら、ジャンプして打つより、足をしっかり地面につけて蹴るように打った方がいいです。。

190〜200cm以上の身長があれば、ジャンプせず、地面を蹴りながらサーブを打ち下ろすように打てます。

 

海外のプロ選手たちも、ビッグサーバーと呼ばれる人たちの身長は190cmオーバーが多いです。

例えば、錦織圭選手と同世代のビッグサーバー、ラオニッチ選手は身長196cmあります。220km/h超えのサーブをバンバン決めてきますね。

上には上がいて、イズナー選手は208cm、カロビッチ選手は211cmと、バスケット選手顔負けの身長です。彼らも高速サーブを武器としており、世界ランキングでも上位入りを果たしています。

 

190cm〜2m近い身長を持っていれば打ち下ろす感覚で、しかも地面を蹴り出すようにサーブを打てるでしょう。

しかし、そんなノッポさんはなかなかいませんよね(うらやましいです)。

 

私のように、身長に恵まれていない選手がサーブを安定的に打つには、ジャンプすることで打点を高くする努力が必要ということですね。

 

ラケットの先端でインパクトする

ジャンプと同時に、ラケット面の先端の方で打つことをイメージして打つと、サーブがよく入りました。これもコーチのアドバイスでした。

位置としては、この辺りです!

 

意識と体の動きには誤差がある

頭ではわかっているのに、体が動かないというような経験をしたことはありませんか?

「ボールが顔面に飛んできてるのが見えたのに、避けられない」時とかですね(笑)

 

人間は、目で見たり、耳で聞いたりして物事を意識できても、体を動かすまでに、ほんのわずかな時間が生まれてしまいます。

この時間差は訓練で短くなるようですが、体の作りから、完全になくすのは無理なようです。

サーブの時も、意識してから体が動くまでの時間差が生じてしまいます。

 

トスが落ちてくるのが見えて、ラケット面の真ん中で捉えようとラケットを振る。

体が動くまでの時間もトスは落ち続けているので、インパクトの場所がずれて、面の下の方に当たってしまいやすいのだそうです。

結果、打点が下がり、サーブがネットしやすくなってしまうというわけですね。

 

そうならないために、意識的にラケットを早く振り出し、ラケットの先端に当てます。

これで打点を高く維持することができます。

 

ラケット面の先端に当たってもボールは飛ぶ

今のラケットはよくできていて、ラケットの面の先端に当たってもボールはきちんと飛んでくれるんですよね。

ラケットがしなったり、スイートスポットが広かったりして、打点がずれてもしっかり飛ぶのです。

 

私が使っているラケット「Prince Beast O3」はラケットのしなりと、スイートスポートが移動することで、初心者でも打ちやすいラケット性能を誇っています。

PRINCE BEAST O3 100(300g)を使ってみた感想
みなさんこんにちは。ジロギン(@akiramenaiuta)です。 この度、当ブログを運営し、かつ趣味として7年ぶりにテニスを始めることにしました! テニスをやるなら、やっぱり自分のラケットが欲しいですよね! ということで...

 

ビッグサーバーたちが220km/h以上ものサーブを打てている要因には、最近のラケットの性能の高さもあるのです。

 

ラケットの先端の方で打っても、サーブはきちんと飛んでくれます。

後で書きますが、私も問題なくサーブが入った(というよりいつもより調子が良かった)ので、大丈夫です。

むしろ、打点が少し高くなる分、積極的にやっていくべきだとさえ思いましたね。

 

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威力のあるサーブが安定して入った

サーブの練習の際にコーチから指導があり、指導に従ってサーブを打ってみました。

すると、わりかし威力のあるサーブが安定して入りました。

 

その後のダブルスの試合形式でもサーブが安定し、相手からエースを取ることもできたという改善っぷり!自分でも驚きましたね!

 

これまでの私は、サーブにそれほど苦手意識はなく、ダブルフォルトは少ない方でした。

しかし、それはあくまでも「ミスをしない」だけで、サーブが攻撃手段にはなっていませんでした。

 

自分から自由に打てるサーブを、ただ入れるだけになってしまうのではもったいないですよね。

今まで通りミスなく、そして威力(または回転)のあるサーブに成長させたいと思っていました。

 

そんな時に、今回のコーチのアドバイス・・・

 

サーブの打点を高くするコツ

・少しジャンプしながら打つ

・ラケットの先端で打つイメージを持つ

 

これによって、打ち下ろすようにサーブが打てるようになったと思います。

安定しながらも、今までより威力があるサーブを打つ感覚をつかむことができました。

 

体勢を保つ「体幹」も重要

テニスのほとんどのショットに共通していますが、「体幹」はとても大切です。

いわゆるお腹や背中など「胴体の筋力」ですよね。

 

地面に足をついている時は、足の支えがある分、体勢は安定します。

しかし、ジャンプをしてサーブを打つとしたらどうでしょう?足の支えがなくなってしまいます。

 

空中にいる状態で体勢を安定させ、サーブの成功率を上げるには、「体幹」が必要です。

体を回転させるように打ち、ボールに威力を出すためにも、体幹をトレーニングしえておけば、よりサーブに威力を出せるようになるでしょう。

体幹のトレーニングには、この本が参考になります!ぜひ読んでみてください!

 

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打点を意識し、打ち下ろすイメージでサーブを打ってみましょう!

安定感があり、速いサーブを打つコツがつかめると思います!

 

なんでもいいからダブルフォルトなく、まずはサーブを入れることから始めたいとく方は、こちらの記事がおすすめです!

サーブにおいて一番大切な「トスの上げ方」について解説しています!

とにかくサーブを入れたい初心者向け!安定したトスの上げ方!
サーブの速さやコースよりも前に、とにかくサーブが入るようになりたい!と考えている初心者の方のための記事です。トスアップの方法やラケットの使い方、練習にオススメのグッズなどについても詳しく解説します。

 

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