メンタル | テニスのジロギン。 https://jirogin.com テニスグッズのレビューや社会人初心者プレーヤー向けの情報を書いてます! Thu, 13 Jun 2019 11:39:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.18 https://jirogin.com/wp-content/uploads/2018/01/cropped-IMG_0527-1-1-32x32.jpg メンタル | テニスのジロギン。 https://jirogin.com 32 32 136348803 テニスの試合中に感じるプレッシャーに打ち勝つ方法を紹介! https://jirogin.com/2018/05/21/pressure/ https://jirogin.com/2018/05/21/pressure/#respond Mon, 21 May 2018 13:34:20 +0000 https://jirogin.com/?p=1905  

緊張すると手に汗が止まらなくなるジロギン(@akiramenaiuta)です。

 

テニスの試合をすると、最初から最後まで緊張やプレッシャーがつきまといますね。

これが困ったやつで、練習でできていたはずのショットが、ちょっとした緊張やプレッシャーのせいでミスショットになってしまいます。

 

プレッシャーがかかった方が良いプレーができるという人もいます。

でも多くの人が、プレッシャーに足を引っ張られることの方が多いのではないでしょうか?

 

プレッシャーを感じなければ、自分より1ランクも2ランクも上の相手にも勝てるんじゃないかなと思います。

できる限りプレッシャーは減らしたいですよね。

 

そこで今回は

テニスの試合中のプレッシャーを減らし、打ち勝つ方法を考えました!

ごく簡単にできるメンタルコントロール(カッコよく言ってみた)です!

ぜひ実践してみてください!

 

なぜ試合中にプレッシャーを感じるのか?

まずは、テニスの試合中にプレッシャーを感じてしまう理由を考えてみましょう。

その原因がわかれば、対処法も思いつくはずです。

 

相手選手からのプレッシャー

一番プレッシャーを感じるのが、相手選手からのプレッシャーですよね。

初めて試合する相手なら、なおさらでしょう。

 

どんなショットを打ってくるのか?
利き腕は左右どっちなのか?
テニス歴はどれくらいなのか?

 

わからないことが多くて、考えれば考えるほど、どんどん不安になってしまいます。

 

見た目が強そうな相手も怖いですよね。

背が高かったり、ド派手なテニスウェアを着ていたり、ラケットを何本も持っていたり・・・

それだけでもう、ちびりそうだぜ・・・

 

さらに、相手が有名な選手だったり、大会のシード選手だったりと明らかに自分より上位だとわかると、プレッシャーは200倍くらい上ってしまいます。

 

会場の雰囲気によるプレッシャー

試合の会場が、いつも自分が練習している場所なだけでもプレッシャーはかかります。

コートサーフェスも違う、屋内か屋外かも違う、何なら国が違うこともあるかもしれません。

慣れない環境なので、緊張から体が固まってしまいがちです。

 

さらに、コートの周りには自分の試合を見ている観客もいたら・・・心臓バクバクですね。

自分がショットをミスったら恥ずかしい!なんていう感情が、自分の心臓をもっとキュッと締め付けてきます。

死んじゃいそうですね。

 

会場の雰囲気によるプレッシャーも、プレーに影響してきます。

 

自分自身にかけてしまうプレッシャー

そして忘れてはいけないのが、自分が自分にかけてしまうプレッシャーです。

たくさん練習したにもかかわらず、試合に出ると足がすくんでしまいます。

 

ちょっとした緊張感が自分の中で膨れ上がり、だんだんと大きなプレッシャーへと成長してしまうんですね。

プレッシャーは、親戚の子供みたいに急成長します。

 

いくら言い聞かせても、プレッシャーはなかなか消えてくれません。

そのまま試合に突入してしまうと、弱気なままプレーをしてしまい、勝てる試合も勝てなくなってしまいます。

 

もしミスったらどうしよう・・・
自分にはできっこない・・・
なんかお腹が痛い気がする・・・

 

といったようなネガティブな感情を、無意識に自分自身に背負わせてしまいます。

これはどんな人でも起こることなのですが、テニス初心者のうちは整理が難しいです。

 

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テニスの試合中のプレッシャーを減らす方法を考える

対戦相手、会場の雰囲気、自分のネガティブな感情・・・

こういったものを取り去ることで、試合中、あるいは試合の前にかかるプレッシャーを減らすことができそうですね。

では具体的にどうすればいいでしょうか?その方法を考えてみたいと思います。

 

相手選手から感じるプレッシャーを減らす方法

まずは相手選手から感じるプレッシャーを減らす方法から。

コツとしては、

自分の感じているプレッシャーを相手にも感じさせる

ということです。

3つの方法を紹介します。

 

強そうなグッズを身に付けて試合する

試合前に相手選手を「強そう」と思ってしまう原因の多くには、「強そうな身なりをしているから」だと思うんですよね。

 

さっき書いた通り、体格が良かったり、派手なウェアを着ていたり、ラケットを何本も持っていたり。

こんな相手が来ると、上級者のような感じがしてしまいます。

 

だとしたら、自分もやればいいんです!

自分も強そうな身なりをして、相手にプレッシャーをかければいいんです!

 

体格を変えることはなかなか難しいでしょう。

でもウェアやラケット、その他の持ち物ならば、強そうなものを買って身につければ誰でも出来ます!

 

このような「演出」もテニスにおいては意外と重要です!

今度は相手があなたのことを「うわぁ強そうな人だな」と思い、プレッシャーを感じてしまうかもしれません。

するとプレーも消極的になり、ミスショットも増えてくるでしょう。

一方で自分は、相手がミスを重ねてくれれば、緊張感もなくなってきますよね。良い循環が生まれます。

 

「強そうな格好」と聞いて、私が真っ先に思いつくのは、

赤色や黒色のテニスウェアを着ている」

ことですね。

 

赤とか黒は、自分の腕前に自信を持っている人が着ているイメージがあります。

赤か黒のウェアを着てる=強いみたいに、どうしても考えてしまいます。

 

まずは赤と黒のウェアを着てみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

ウェアについては以下の記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてください!

赤色がおすすめのメンズ&レディーステニスウェア10選
赤色が似合うかっこいいデザインのメンズテニスウェアと、赤色がかわいいレディーステニスウェアを5選ずつ、合わせて10選紹介します!

 

黒がかっこいいおすすめのテニスウェア5+1選!
この記事では黒が似合う、かっこいいテニスウェア5+1選を紹介!テニスの試合にも練習にも着れるものばかりです!

 

テニスの小技を見せつける

試合が始まる直前や、コートに入りながら、テニスのちょっとした小技を見せつけてやりましょう。

 

例えば、

・ラケットのフレームでボールをポンポンとつく
・ボールを上に投げ、ラケットで威力を殺しながらキャッチする
・ボールを指先で回転させる

とかね(笑)

 

こういう小技を見せつけられると、テニスプレーヤーたちは

「こいつ・・・できる!」

と、つい思ってしまいます。

相手にプレッシャーをかける効果もあると思います。

 

ただ問題点として、こういった小技は、失敗するとめちゃくちゃなめられてしまうということがあります。

「頑張って小技をやろうとしたけど実力が伴ってない」と思われてしまいやすいです。

 

小技をやるなら、その練習を積んで確実にできるようにしておきましょう!

・・・いや、小技の練習より普通にプレーの練習したほうがいいかな?

 

相手選手に自分から話しかける

弱気な気持ちになればなるほど、相手選手から受けるプレッシャーも大きくなります。

相手がどんな人なのかわからないうちは、不安のほうが大きいでしょう。

 

そんな時は、相手選手に自分から話しかけに行っちゃいましょう!

むしろ強気に相手にアプローチしに行くのです。

 

話しかけて相手の声や印象を知るだけで、意外とプレッシャーは軽くなってしまいます。

話す内容は思いつかないかもしれませんが「よろしくなっ!」くらいでいいと思います。

 

怖そうだなと思ってた人でも、意外といい人だったり、かわいい声をしていたりして、プレッシャーの「プ」の字も感じなくなりかもしれません。

 

それに、見知らぬ人に話しかける方が試合より断然緊張するので、試合の緊張感が全然楽勝に感じてしまうものです。

私も学生時代、たまにやってました(笑)

陰キャラだったので、何よりも人に話しかけることの方が緊張する人間でした。

 

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会場の雰囲気のプレッシャーを減らす方法

続いては会場の雰囲気が原因によるプレッシャーを減らす方法です。

コツとしては、

場の雰囲気に早めになれる

ことですかね。

2つの方法を紹介します。

 

試合の開始時間よりも早く到着する

試合開始時間に余裕を持って会場に着く。

これはスポーツ選手にとって当然のことです。

 

でも会場の雰囲気に飲まれないようにするためには、できるだけ早く到着してください!

2時間前とかに!!!!

 

・・・と言っても、朝早くからの試合では電車の関係などで、そこまで早くいけないこともありますよね。

でも、できれば1時間前には到着していたいところです。

 

そして準備運動をすることはもちろん、下調べをしておきましょう。

コートの様子、コートの周りの様子、会場全体の様子。

体を動かす散歩がてら見て回るのです。

 

そして

「この会場はボクのパパが立てたテニス場なんだ!まぁ自由に使ってよ、みんな!」

くらいに、その会場を知り尽くしておきましょう。

こうすることで、会場に自分がなれ親しみ、雰囲気に飲まれにくくなります。

 

自分の私有地ならば、誰が来てもそれほど緊張しませんよね?

「この会場は完全にボクが支配した!」と、自分自身を錯覚させるのです!

 

会場の人たちはそんなに試合を真剣に見てない

試合を見ている人が多いと緊張してしまうという方は、考え方を変えましょう!

 

正直言うとですね、会場で試合を見ている観客たちは、それほど真剣に試合を見ていないです。

自分が観客の立場だった時を思い出してください。他人のプレーをどこまで覚えているでしょうか?

 

「ああ!あなたは!2回戦の3ゲーム目、30-15の場面でサーブをダブルフォルトしたジロギンさんですね!」

 

なんて感じで、1ポイント1ポイントまで覚えるほど真剣には見てませんよね?

なんなら、その時見てる試合だって、1ゲーム前はどのような形でどっちのプレーヤーがミスをしたかなんて忘れてしまってます。

 

観客がいると緊張しますが、そんなに真剣に見ていないと理解していいと思います。

これがプロの試合だったら別ですが、私たち一般プレーヤーの試合をそこまで見てる人はごくわずかでしょう。

 

ですので、プレッシャーを感じすぎる必要はありません。いつも通りプレーして大丈夫です。

 

自分自身にかけてしまうプレッシャーを減らす方法

最後に自分自身に無意識にかけてしまうプレッシャーを減らす方法です、

原因はネガティブな気持ちになりすぎてしまうことがあります。

 

コツとしてはやはり、

自信を持つ

ことですね。これしかないでしょう。

3つの方法を紹介します。

 

練習を積み重ねる

血反吐が出るほど走り込んで、血便が出るほどラケットを振ってきた選手は、試合中にプレッシャーを感じることは少ないです。

むしろ、試合がしたくてしたくて仕方がないでしょう。

自分の努力がどれだけ通じるか、試したいと思うはずです。

 

自信のなさやプレッシャーは、練習不足だからこそ生まれてしまいます。

プレッシャーをなくすには、練習を積み重ねるしかありません。

 

試合当日に練習をしたところでプレッシャーは解消されないでしょう。

試合当日に「もっと練習しておけばよかった」とネガティブな気持ちにならないよう、普段の練習を全力で行いましょう。

 

試合は練習のように、練習は試合のように

これはよく言われますね、緊張感を抑えるための考え方です。

普段の練習をだらけないようにするために、そして試合中は緊張せずに伸び伸びとプレーできるように、自分に言い聞かせます。

 

これはとてもいい考え方だと個人的に思います。

練習を試合のように真剣に取り組めば、試合本番も自信を持って臨めます。

逆に試合の時に自信が持てれば、それがリラックスして練習のようなプレーにつながるでしょう。

 

古くから言われていることで、もう耳にタコができるほど聞かされてきた人も多いかもしれません。

しかし、なかなかできていない人が多いです。

まぁ練習は練習ですし、試合は試合ですからね。大人になるほど、考え方も冷静になってきます。

 

ただ、心がけとして、「練習は試合のように、試合は練習のように」と考えておくだけでも、プレッシャーをはねのけることにつながります。

 

プレッシャーを力に変える

逆に、もっとプレッシャーをかけることで、より良いプレーを引き出すための力にするのもいいかもしれませんね。

 

例えば

・このサーブをダブルフォルトしたら試合に負ける
・次のゲームを落としたら勝っても素振り1000回
・このセットを落としたら友達に5000円の寿司をおごる
・この試合に負けたら好きな人に告白する

などなど(最後は「この試合に勝ったら」の方がいいかな?)

 

試合中に感じるプレッシャーより、もっとプレッシャーがかかりそうなことをあえて考えるのもいいかもしれません。

 

でも、考えるだけでは効果は薄いです。

実際に人前でプレッシャーを口に出して、逃げ道をつぶしましょう。

すると本当のプレッシャーとなって、試合のプレッシャーをはねのけてくれるはずです。

 

特に寿司奢るのとか絶対やだもんな・・・

 

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試合前に軽くランニングをするのも効果的

試合前に緊張したり、プレッシャーを感じてしまう原因には、心拍数の上昇があるそうです。

バクバクと高鳴る心音を聞くと緊張感が増してしまうそうです。

 

その前に、あらかじめ心拍数を高めておくと、緊張を抑えられる効果があるのだとか。

試合前に時間があったら、軽くランニングをしてみましょう。

ランニングで心拍数を上げておくのです。ウォーミングアップにもなってちょうどいいですね。

実際に体を動かすことでも、緊張感を抑えることができます。

 

ただ、あまり走りすぎると体力切れになってしまうので、ほどほどにしておきましょう。

 

スロースターターから抜け出そう

また、テニスの技術的な面で、プレッシャーを感じてしまう原因には、スロースターターであることも含まれます。

 

試合が始まると、常に相手にリードされる展開になりがちなスロースターター。

試合中盤〜終盤まで押されまくりで、心臓に悪いプレーになってしまいます。

 

できればスロースターターを抜け出し、試合序盤からゲームを重ねられるプレーヤーになりましょう。

最初の3ゲームを連取できると、試合では精神的にグッと楽になります(もちろん相手の強さによって先攻できるかどうかは変わりますが)。

 

以下の記事ではスロースターターを改善する方法についてまとめています。

私自身もスロースターターです。その苦悩などから考えた方法を書きました。

テニスの試合でスロースターターなのを治したい!改善方法を考えた!
こんにちは!ジロギン(@akiramenaiuta)です! テニスの試合でスロースターターであることに悩む人は多いです。 スロースターターとは、試合の始まりはプレーの調子が悪く、調子が良くなるのは試合の後半になっ...

 

人という字を手のひらに3回書いて飲んでも無駄

「緊張したら手のひらに「人」という字を3回書いて飲み込むといい」なんてことを、一度は聞いたことがあるでしょう。

 

これは迷信です。残念ながら。

 

私も、何回も、いや何百人もの「人」を飲み込んできましたよ。

そんなサイコパスなことをしても、緊張が治ったことはありませんでした。

 

「人」という字は書いて飲んでも無駄だと思います。

そんな錠剤みたいなものではないですからね、「人」という字は。

 

まとめ

長くなりましたが、最後にテニスの試合中に感じるプレッシャーを減らす方法をまとめます。

 

まず、自分の身なりを変えたり考え方を変えたりする方法として

 

プレッシャーを減らす方法1
・強そうなグッズを身に付けて試合する
・テニスの小技を見せつける
・相手選手に自分から話しかける
・試合の開始時間よりも早く到着する
・会場の人たちはそんなに試合を真剣に見てないと考える
・練習を積み重ねる
・試合は練習のように、練習は試合のように
・プレッシャーを力に変える

 

といったものがあります。

 

また、実際に体を動かして行うプレッシャーを減らす方法としては

 

プレッシャーを減らす方法2
・試合前にランニングをする
・スロースターターな性質を変える

 

といったものがあります。

 

テニスはメンタルが非常に重要なスポーツです。

弱い気持ちになれば、相手はすぐにそこを攻めて、もっとプレッシャーを与えてくるでしょう。

上手なプレーヤーは、相手の心を読むのも上手です。

 

少しでも気持ちの面で弱気にならない方法を探してみてください。

今回紹介した方法はほんの一例です。

あなたなりの方法を見つけてみるのもいいでしょう。

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テニスの試合中は相手のナイスショットに拍手!感情をコントロールしよう https://jirogin.com/2018/05/18/claphands/ https://jirogin.com/2018/05/18/claphands/#respond Fri, 18 May 2018 12:33:19 +0000 https://jirogin.com/?p=1885  

テニスは気持ち良くやりたいジロギン(@akiramenaiuta)です。

 

プロテニスの試合を見ていると、相手にショットを決められた後に、ラケットを手でポンポンと叩いて、まるで拍手しているようなプレーヤーがいるのにお気づきでしょうか?

 

世界一になるために、腕がちぎれそうなほどラケットを振り、友達と遊ぶ時間すら削って練習してきたプロテニスプレーヤーたち。

彼らにとって、相手のショットを打ち返せないのは、まるで火山が噴火するかのような怒りを感じるはずです。

1回でも負ければ、そこでトーナメントは敗退。1ポイントだって落としたくないことでしょう。

 

怒りのあまりラケットを地面に叩きつけ、使い物にならないほど壊してしまうプレーヤーもいます。

一方で、相手に拍手を送るプレーヤーもいるのです。

 

なぜ相手からショットを決められた後に拍手をするのでしょうか?

今回はこのことを書いていきます。

 

スポーツマンシップに則っているため

テニスは、野球やサッカーと同じスポーツですね。

テニスをするときはスポーツマンシップに則り、正々堂々と戦います。

 

正々堂々戦うということは、相手を対戦相手として認め、良いプレーがあったら敵であっても賞賛を送るということでしょう。

これが、テニスの場合は拍手という形で表されることが多いのです。

 

さらに、テニスは「紳士のスポーツ」と呼ばれていて、他のスポーツ以上にマナーに厳しいです。

 

例えば、選手同士は相手を挑発したり、バカにしたりするのは絶対にダメです。

審判から警告を受け、ひどい場合は失格になってしまうでしょう(私たちが出場する一般の大会だとここまで厳しくないでしょうね。セルフジャッジですし)。

 

選手だけでなく、観客たちもマナーを守らなければなりません。

プレー中は声を出してはならず、それ以外の時もヤジを飛ばすのは禁じられています。

 

紳士のスポーツである以上、相手のナイスショットに対して怒りをぶちまけるべきではありません。

拍手をすることで、まさに紳士らしい態度でプレーすることが望ましいです。

 

拍手してるプレーヤーも実際ブチ切れそう

一見すると、相手のナイスショットに拍手しているプレーヤーは素晴らしい心の持ち主だと思えます。

 

ですが、これは私の想像ですが、拍手しているプレーヤーも、9割は心の中でブチ切れてると思います。特にプロは。

その1ポイントで試合の流れが変わってしまうかもしれません。その不安がある以上、相手のショットに対して素直に

 

「今のは素晴らしい!まるでスイスの高原にでも来たかのような、すがすがしい気持ちにしてくれるナイスショットの権化だ!」

 

なんて気持ちになれませんよね。

プロなんて生活がかかってますからね。スポンサー様からの厳しいプレッシャーもありますし。

不安や怒りがこみ上げてきて当然です。

 

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相手のショットに拍手することで得られる効果

相手が素晴らしいナイスショットを打てば、観客の注目は相手に集まります。

すると、自分は相手より実力が足りないのか・・・という不安がだんだんと怒りに変わってきます。

 

それでも、絶対に拍手をしたほうがいいです!

間違ってもラケットを投げて壊すような真似はしてはいけません(1本3万円くらいしますし)。

でも我慢しただけあって、拍手することによる効果は、あなたを優位に導いてくれるでしょう!

 

劣等感をなくす

相手のナイスショットに対して拍手をするのは、「今のショットは返せない素晴らしいショットだった」と認めることです。

 

でも決して負けを認めているわけではありません。

「いやぁ、旦那!さっきのショットさすがでヤンス!

あっしじゃ返せんでありますよ〜!まだまだ修行不足っす!」

 

みたいな意味で拍手しているわけではありません。

 

「ほう、なかなかやるじゃあないか!君でもそんなショット打てるとは、恐れ入ったよ!」

 

と、まるで『テニスの王子様』の皇帝・真田弦一郎(さなだげんいちろう)のようなスタンスで拍手します。

相手が格上でも格下でも関係なく、このスタンスでいましょう。

 

こうすることで、相手にナイスショットを決められたときに感じる

「勝てないんじゃないか?相手の方が強いんじゃないか?」

という劣等感をなくすことができるでしょう。

 

少しでも弱気になったら、相手に試合の流れを持って行かれてしまいます。

それを阻止するためにも「皇帝拍手」をしましょう。

 

拍手してもらった相手も、悪い気持ちはしません。

見ている人も「スポーツマンシップを守る最高のプレーヤーだ」とあなたを高く評価するでしょう。

でもあなた自身は、心の中で皇帝になった気分で拍手をすればいいのです。

WinWinWinの関係ができあがりますね。

 

怒りの感情をコントロールする

相手にナイスショットを決められた時に湧いてくる怒りの原因は、

「今のショットはこうしていれば返せてたのに!」

というような、「後悔」が大きいと思います。

 

でも、決められてしまったポイントを取り消すことはできません。

割り切らなければなりません。

 

「あ〜、あれはナイスショットだったな。どうやっても返せてなかったわ〜。

かっこよかったぜぇ、あんた。」

 

と拍手をすることで、自分はどうやっても返せてなかったと割り切るようにしましょう。

すると、取られてしまったポイントに執着しすぎず、次のポイントに頭を切り替えることができます。

 

怒りを抑え、感情をコントロールするために拍手は大切です。

「怒るな怒るな!頑張れあたし!」と思うだけでは効果は薄いです。

自分の体で相手に賞賛を送ることで、心も体も切り替えられるようにしましょう!

 

相手に感情を読み取らせない

ラケットを地面に叩きつける選手。これは誰が見ても

「すごいブチ切れてるね〜」

とわかります。

ブチ切れる演技でラケットまでぶっ壊してたら、アカデミー賞もらえます。まず間違いなくキレてるでしょう。

 

ラケットを投げるだけでなく、大声をあげたり、見るからに顔をゆがめたりするのも、相手に「ボクは今、盛大に怒ってます」と伝えているようなものです。

 

怒りに任せてプレーした選手は、だいたい自滅します。

プレーが雑になって、普段通りのショットが打てなくなってしまうのです。

 

それがわかった相手は、自分から攻撃しなくても勝ち濃厚です。

弱いボールでもいいので、つないでつないで、自滅させればいいだけです。

こんな楽な試合はないですね。

 

拍手をするのは、相手に怒りを伝えないという大きな効果があります。

普通、拍手するのは感情としてはおかしいんですよ。勝敗を競ってるなら、相手のナイスショットに悔しがるものですし、怒るものです。

拍手するのはある意味「サイコパス」っぽさもありますよね。「やられたのにちょっと喜んでんのか?」みたいな。

 

でもそれが強いんです。

拍手されちゃうと、相手は本当に喜んでるのか、怒りではらわたが煮えくり返りそうなのかわからないんです。

 

こうなると相手は、ナイスショットを決めても油断はできず、次のポイントからも全力でプレーしなければなりません。

小さいですがプレッシャーがかかります。

 

相手に怒りの感情を読み取らせない。これはテニスにおいてとても大切です。

その目隠しのような役割をしてくれるのが拍手というわけですね。

 

相手の努力を認める

ナイスショットというのは、頑張って練習してきた人にしか打てません。

その日初めてテニスラケットを握った人が、いきなり試合で相手からエースを奪うナイスショットを打つことはまずできないでしょう。

 

拍手をしてあげるというのは、これまで頑張ってきた好敵手(ライバル)をの努力を認めてあげること。

敵への惜しみなき賞賛なのです。

 

まぁ無理に拍手する必要もないのですが、自分も相手もいい気持ちでプレーできます。

 

プレー中に直接言葉は交わさなくても、こうして礼儀正しくプレーしていると、相手はいい人なんだと伝わってきます。

その試合以降も関係が続いて、練習しあうテニス友達になれるかもしれませんね!

(実のところ、拍手してても相手にブチ切れそうになってたかもしれませんが)

 

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全部のショットに拍手する必要はない

相手に決められたショットや、自分がミスしてしまったショットに対して、全部に拍手する必要はないですよ!

 

すごく良い人っぽさは出ますが、それは本当に何考えてるかわからない怖い選手になっちゃいますからね。

良い人すぎて怖いって感情は、おかしいかもしれません。

でも、相手にショットを決められたら悔しがったりするのが普通なのだと考えて良いです。

 

拍手するのは、相手にナイスショットを決められて、自分の感情が揺らいでしまいそうなった時だけでいいです。

それだけで精神的に安定しますし、相手に試合の流れを渡さない効果を発揮してくれます。

 

相手のプレーを素直に認められるプレーヤーと打ちたい

これは個人的な意見になってしまいます。

私は、相手の良かったプレーを素直に認められるプレーヤーと打ちたいなと感じます。

 

試合は試合ですから、勝ち負けに執着するのは当然だと思います。

でも、相手を挑発したり、ポイントを取られて激しく激怒したりするプレーヤーはちょっと・・・

 

相手が嫌な気分になっているのを見ると、自分まで嫌な気分になってしまいますから。

まぁ試合中は「しめしめ、怒りに飲み込まれてるな。これはチャンスだ!」って思いますけど。できれば気持ちよく終わりたいものです。

 

社会人のプレーヤーでそこまでブチ切れMAXになる人はなかなかいないと思いますけどね。

でも学生プレーヤー、特にソフトテニスの方はもう煽りまくりの世界ですので、ちょっと注意したほうがいいです。

 

私は中学時代にソフトテニスもやってたのでわかります。

硬式テニスだったら一発退場みたいな応援しますからね〜。

相手がミスったら「もう1本!」って言ったり・・・

相手をディスる応援歌を作ったり・・・

 

できればこういうのは学生までにとどめておきたいところです。

 

でも。こういうヤジや罵声が当たり前の中で、淡々とプレーして、相手に拍手まで送ってる学生プレーヤーがいたら・・・

かぁぁっこいい〜!超モテるでしょうね!(男の子も女の子も)

 

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素直に拍手する人は上達する

相手にナイスショットを決められた時、怒りに支配されてしまう人と、冷静に感情を抑えて拍手を送れる人、どっちが上達するでしょう?

 

まず間違いなく冷静に拍手をする人でしょうね。

相手に決められた時に冷静になれれば、なぜいいショットを打たれ、なぜ打ち返せなかったのか考えることができます。

次は同じミスをしないように、対策を練れば、それがテニスの技術上達につながりますよね。

 

怒りに試合されてしまうと、冷静さを失ってしまいミスの原因を探れません。

「なんで打ち返せなかったんだよぉぉおぉおぉぉ!」

と考えていても、それは対策を考えているわけではなく、混乱しているだけです。

 

相手にナイスショットを打たれたということは、そこが自分の弱点、あるいはスキがある部分ということですね。

それを理解して自分の感情をコントロールし、弱点克服につなげられる人は上達も早いでしょう。

 

まとめ:相手のナイスショットに拍手する効果

では最後にまとめます。

相手のナイスショットによって得られる効果はこのようなものがあります

拍手の効果

・劣等感をなくす
・怒りの感情をコントロールする
・相手に感情を読み取らせない
・相手の努力を認める

 

テニスはメンタル面がとても重要なスポーツです。

一瞬の感情の変化が、試合の流れを大きく変えることもあります。

常に平常心を保つようにしましょう。それに役立つ行動の一つとして、「拍手」があります。

ぜひやってみてください。

 

もし、試合中に感情のコントロールができないと感じている人は、この本を読んでみてください。

「超一流のメンタル マイケル・チャンのテニス塾」

錦織選手のコーチ、マイケル・チャンさん流のメンタルトレーニングの本です。

試合に最適なメンタルを保つヒントがつかめるでしょう。

 

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深夜0時の公園で素振りをするテニスプレーヤーがいるらしい https://jirogin.com/2018/02/01/midnight1/ https://jirogin.com/2018/02/01/midnight1/#respond Thu, 01 Feb 2018 12:45:23 +0000 https://jirogin.com/?p=627  

みなさんこんにちは。ジロギンです…

 

ううう…フォアが…フォアハンドが…

全然安定しないよぉ!

 

先日もテニススクールに練習に行きました。これまでずっと苦戦してきたフォアハンド…

素振りをしたり、フォアハンドのフォームやラケットの握り方などを思考錯誤したりしてきました…

 はい、みなさんこんにちは!ジロギンです!昨日私は(体験レッスンを除くと)初めてのテニスレッスンに行ってきました!久しぶりのテニスなので、まずは初級コースから少しずつ感覚を取り戻していき、より上達を目指していきます。そのスタートを切った形です...
テイクバックを早くするとストロークのミスが激減する! - テニスのジロギン。

 

 はい、みなさんこんにちは!ジロギンです!私は毎週水曜日がテニスの日ということで、昨日テニススクールに行って練習してきました! 昨日は、先週見つかった課題を克服したいと考えてました。その課題というのが、フォアハンドのテイクバック(ラケット...
薄いグリップでフォアハンドに勢いを出してみる【動画付き】 - テニスのジロギン。

 

私のフォアハンドを!変えたい!

その一心で!ずっとずっとやってきたんです!

 

でも現実ってのは残酷ですねぇ、先日の練習ではフォアハンドの成功率は4割くらいだったと思います。これまではネットすることが多かったのですが、今度は面が上を向いてしまって、アウトばかりでした…

 

こうなったら仕方がない!特訓だ!

 

フォアハンドがうまくいかない原因

精神的な原因

もちろん前回の練習でも、体に力が入りすぎていたり、きちんとしたフォームで打てていなかったりと、できていない点は多かった思います。

 

ただ、それ以上に、フォアに対する苦手意識がフォアの成功率を下げていた気がします。

 

フォアハンド側にボールが来ると、めちゃくちゃ焦りますし、体に力が入ってガチガチになっているのがわかります。怯えちゃってるんですよね…

 

いわゆる「イップス」に近いと思います。

 

イップスとは?

精神的な原因によって、ある日突然できていたプレーができなくなってしまう現象を「イップス」と呼びます。もともとはゴルフの用語だったのですが、スポーツ全般に使われるようになりました。

 

苦手意識からくる緊張で体が思い通りに動かなくなってしまうのです。やはり私のフォアハンドがうまくいかない原因の一つにはイップスがあるような気がします。

 

イップスを治すためには・・・

とにかく練習し、成功体験を得るしかない!!

・・・って手塚部長が言ってました!

 

画像出典:テニスの王子様33巻18P/許斐剛

 

私も練習あるのみですね・・・そして「フォア?問題なく打てるよ?余裕だよ!」ってくらい自信をつける必要がありまう!

 

ということで、スクールの練習が終わって家に帰る前に、大きな公園で素振りをしてきました!

 

深夜の公園に現れたテニスプレーヤー

時刻は23:50

 

私はスクールで、平日の一番遅い時間帯で練習をしているので、帰宅時間は毎回0時近いです。

 

こんなに遅くなるなら、もっと早い時間に練習すればいんじゃないの?と思うかもしれませんが、私めは社会人、日中は週5で働いているのです。

社会人プレーヤーの悩みどころですね。練習時間が確保しにくいのです。

 

でも思い立ったが吉日!この日は練習が終わったその足で、家から少し離れた大きな公園に向かいました。

 

到着!

 

体を動かして健康的になるとしてるんだか、夜更かしする気満々で不健康なんだかよく分からない状態だけれども、とりあえず素振りあるのみ!

 

この夜遅い時間帯にできる練習は素振りしかない!(ボールを使うとポンポン音が出ちゃいますからね)

手塚部長の教えに従い、とにかく振りまくる!

ラケットの振りで私の周辺の空間が歪むくらいに!!

 

ウオォォオォォ!

 

オォォオォオォ!

 

オォォォオォォ!

 

変えたぁぁぁい!

 

ってこんな風に闇雲に素振りしてもダメなんですよね。量ばっかりこなして、やった気になっちゃうと、

「あれだけ練習したのに、なんでできなんだ!?」

ってまたメンタルダメージをくらっちゃいますので。

 

きちんと自分の悪いところを分析して、そこを直すように素振りしなければなりません。

 

膝の使い方

私がフォアを打てない原因は膝の使い方にあるような気がしてきました・・・

っていうかもうここしかない!下半身の使い方くらいしか思いつかない!

膝が原因であってくれ!お願いだからまともにフォアを打たせてくれ〜!

 

スクールで打っていた時、フォアを打つ体勢に入ると慌てしまい、足がこんがらがっていた気がします。それで体のバランスも取れず、焦りもあって体が打つより前に開いてしまい、ラケットも上を向き、アウトしてしまっていたのではないかと。

 

ただ、フォアハンドでロブを打とうとした時は普通に打てたんです(スライスも打てました。でも普通のストロークだけがどうしても無理なんですよね)。

私はロブを打つ時、膝の動きを使って打ちます。

 

ボールを打つ前に膝をできる限り下に沈めて、頭がボールのバウンドより下になるくらいをイメージして沈み込みます(あくまでイメージです)。

 

そして膝から上半身を伸び上げるようにして、ボールをラケットに当て、伸びた勢いで打ち上げます。

 

膝を沈めて・・・

(なんか恥ずかしいけど、こういう感じなんですよ)

 

ぐぅぃん!!

と伸びる時に打つ!

 

このようにロブを打っています。

この打ち方でロブはうまくいっているのだとしたら、この打ち方を普通のストロークに生かしてみたらどうだろうかと考えました。

 

普通の打球に対しても、膝をできるだけ沈めて、伸び上がると同時に打つ!

ショットを打つというより、低いロブを打つことをイメージしてみようかなと思いました。

 

テニスは腕の振りで打つのではなく、体を使って打ちます。

もしかしたら私のフォアに足りなかったものは膝の使い方、下半身への意識だったのかもしれません。

 

そうであってくれ・・・これで私のフォア問題も解決してくれ・・・

そう祈りながら、満足のいくまで素振りをしました(150回くらいは振ったかな?)

 

夜の公園はやっぱり怖い

なんとなくフォアのヒントがつかめた(ような気がした)ところで、だんだんと冷静になってきました。

冷静になったところで、あたりをよく観察してみると・・・

 

夜の公園ってなんか不気味ですよね(笑)

 

風の音だと思うんですけど、どこからともなくガサガサ音が聞こえるし、写真に写ってないんですけど、もっと左側の方の茂みの中で、なんか人影みたいなものが動いてるしで、結構怖かったですね。

 

ブログだとちょっと臨場感伝わってこないかもしれませんが、実際行くと恐怖心もあって、公園がこんな感じに見えました。

 

 

ガサガサとざわめく草木の音が、こちらに向かって話しかけてきているようでした・・・多分、

 

草木「おいお前何やってんだ?明日仕事だろ?早く帰れこのテニスバカが!」

 

って言ってたんじゃないかな?

 

時刻は0:30

草木の言葉に従い私は帰りました。

約40分ほどの自主練は終わりました。

 

考えすぎかもしれない

正直、「膝の使い方がフォアの打てない原因」というのは「かもしれない」状態であって、正確な原因ではありません。

 

精神的な原因を、何かもっと具体的な原因へと強引に紐付けて、安心したいだけとも言えるでしょう。

 

考えすぎかもしれませんね。もっとリラックスして、自分の本当に打ちやすいフォームで打てばいいのかもしれません。

 

そういえば「テニスの王子様」でも、打ちにくそうに練習していた氷帝学園2年生の日吉(ひよし)が監督である榊先生(さかき)に「お前の打ちやすいフォームで一度打ってみろ」って言われてましたね。

 

 画像出典:テニスの王子様18巻112P/許斐剛

その後日吉は覚醒しました。

私も一度自分の打ちやすいフォームで打ってみたら日吉みたいに・・・

 

画像出典:テニスの王子様18巻113P/許斐剛

 

違う違う!これは違う!

さすがにこれは違うってわかるよ!

 

日吉は実家が古武術の道場なもんで、こういう打ち方(演舞テニス)が自然のフォームでしたが、私の実家はサラリーマンでしたからね日吉のようにはいきません。

名刺を渡すようにフォアハンドを打つ!とかちょっとわけわからないですよね。

 

でも「自然体で打つ」のが一番成功率が上がる方法だと思います。

次週の練習ではもっと自然なフォームで、あまり深く考えすぎず、思いのままにフォアを打ってみたいと思います。

また結果はブログで報告します

 

・・・週1回しか練習がないとフォームの修正とかしにくいですよね(泣)

土日とかに気軽に、

「おい磯野!テニスしようぜ〜!」

って誘い合えるテニス仲間が欲しい・・・

 

イップスに関する本の紹介

私のフォアが上手くいかない原因にイップスがあるのだとしたら、克服のためにはイップスに関する知識も頭に入れておいたほうがいいですね。

 

「イップスではない!」と否定するのではなく、イップスであることを受け入れ、改善するにはどうすればいいのかを考えていく必要があると思います。

 

それにはやはり本が一番いいでしょうね!私と同じように悩んでいる方向けにも、何冊か紹介しておきます。

 

メンタルによる運動障害「イップス」かもしれないと思ったら、まず読む本

 

まさに今の私にぴったりの本ですね。イップスかもしれないと思ったら読む本。

内容としては、イップスについて理解し、やはり「自然体でいること」を推奨しています。

ぜひ一読したい本です!

 

イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち

イップスに苦しんだ末、乗り越えたアスリートと、その治療に当たっていた医師たちのエピソードを収録した本です。イップスの原因の一つには、自信のなさがあります。

実際に克服した人の体験談を読むことで、自分も克服できるという気持ちになれるでしょう。

 

イップス-スポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む

こちらはイップスを科学的に解説した一冊です。精神的な症状であるため、正確に理解するということは難しいかもしれません。しかし、自分が置かれている状況を客観視し、改善に努めるためには、科学的な観点も必要となります。

 

この辺りの本を読むのがいいのではないかなと思いました!

 

まとめ

悩めば悩むほどフォアが打てなくなってきてしまいそうな気がしますので、次の練習ではそんなに深く悩まず、気楽にいこうかなと思います。

 

テニスの技術書だったり、YouTubeにテニスの打ち方をまとめた動画などもたくさんありますが、一旦そういうのは全部見ないで、自分の打ちやすいフォームで、自然体で打つことを目標にします

案外すんなり解決しちゃったりしてね!

 

でもまずは基本となる素振りから!素振りの時から自然体を意識して振っていこうと思います!

 

まぁでも膝の使い方はきちんと意識した方がいいですね、膝の使い方もフォアが安定しなかった原因でもあると思いますので、今回の記事の内容もよろしければ参考にしてみてください!

 

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https://jirogin.com/2018/02/01/midnight1/feed/ 0 627
メモを取ることで仕事もスポーツも成長スピードが上がる! https://jirogin.com/2018/01/26/memo/ https://jirogin.com/2018/01/26/memo/#respond Fri, 26 Jan 2018 12:47:39 +0000 https://jirogin.com/?p=538  

みなさんこんにちは!ジロギンです。

 

突然ですが、あなたは普段メモを取ってますか?

テニスのみならず、他のスポーツや、勉強、仕事などメモを取る機会ってどれくらい設けているでしょうか?

 

私は大学を卒業して仕事を始めた時、「必ずメモ帳を持ち歩いて、わからないことがあったらメモ取りなさい。」と上司などから教わりました。

 

正直に言うと、私は学生時代からメモを取る癖はついてまして、部活動でテニスをやっていた時は、(さすがに練習中にメモるわけにもいかないので)練習や試合での反省点とその対策を家に帰った後、ノートにメモしてました。

 

実はこのメモをするということが、テニスを始め、他のスポーツでも、勉強でも、仕事でも非常に重要だと私自身感じています。

 

今回はテニスを事例にしまいますが、メモを取ることの重要性について書いていこうと思います。

 

練習後にはメモを取る

私は現在週1回テニススクールに通っています。

練習時間は約1時間半ほどです。そんなに長い時間やっているわけではないです。短い時間で集中して取り組んでいます。

 

練習が終わったら、私は電車の中で必ず、その日の練習でできなかったことをメモします。

 

部活をやっていっていた時と同じですね。当時はノートにきちんとメモっていましたが、今はスマホがありますから、スマホのメモアプリを使ってこんな感じで書いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ文章めちゃくちゃなんですけども、メモなんで、自分さえわかればいいのです。電車の中でメモります。電車で書ききらなければ家でも書きます。

 

こうすることで、自分の脳内から反省点がスポーンっと、まるでテニスのショットのように抜けて忘れてしまう前に、いつでも見返せるようになります。

 

当然のことなんですけど、やっていないという人は多いのではないでしょうか?

きちんとメモっておくことで、テニスの上達につながるんです。もちろん他のスポーツや仕事でも、その作業の上達につながります。

 

メモを取っておくメリット

自分の弱点が絞れ、効率よく練習できる

私の体感だと、例えばテニスで「ここがダメだったな、あそこがダメだったな」と様々反省したとしても、一晩寝ると7割くらい忘れています。

 

翌日練習があれば、残り3割の反省点の記憶をたどり、再度練習すれば、少しは上手くなります。でも忘れてしまった7割の反省点は思い出されずそのまま脳の彼方へと追いやられてしまいます。

 

特に今の私の場合は、次の練習まで1週間も空きますから、もう99.99992%くらい忘れちゃいます。学生の時みたいに若くて生き生きしている脳みそちゃんでもないですからね。

 

忘れないうちに、練習が終わった直後にメモを取っておけば、その日ダメだったポイントのほぼ全部を記録しておけます。

 

できればすぐ!なるべく時間を空けないほうがいいですね!時間があくほどボロボロ記憶を失ってっちゃいますから、「君の名は。」みたいに。

 

そしてメモに書いた部分を後日重点的に練習すれば、弱点を絞れて練習の効率も良くなり、上達するスピードも上がるのです。

 

メモが増えるほど、ミスの共通点が見えてくる

自分という一人の人間のミスをメモし続けていれば、だんだんと共通点が見えてくるはずです。

例えば、私が1ヶ月、4回分の練習で見えた反省点4つをメモしたとします。

 

1月4日 打点が近く、ショットがネットに引っかかることが多かった

1月11日 コーチに「手打ちになっている」と言われた

1月18日 ダブルスで後衛の時、ペアの頭上をロブで抜かれると追いつけなかった

1月25日 試合で相手にドロップショットを打たれ続け、負けた

 

こんな感じのメモが1ヶ月で取れました。

1月4日の時点では、「打点が近くなっている」ことが反省点でしたが、これだけだと、原因が何なのか特定しにくいです。

ボールとの距離感がつかめていないのか、ラケットの振るタイミングが悪いのか、いろんな可能性があります。

 

しかし11日以降の反省点を見ていくと、原因が特定できます。

私のミスの原因は「足が動かせていないことにあります」。4〜25日までのミスに共通するのは足が動かせていないので、フットワークが悪いことなのです。

 

足が動かせてないから打点を微調整できず、手打ちになってしまう。

足が動かせていないから、前衛の頭上を抜かれ、走らされると体勢が崩れてミスしてしまう。

足が動かせていないから、相手にドロップショット(短く落とすショット)を打たれ、追いつけない。

 

こうしてミスの共通点が見えると、足を動かし、フットワークを良くする練習をすれば、4つの反省点全てが解決するとわかりますよね。

メモは自分のデータです。数多く取るほど、自分の反省点の根本的な原因も見えてきます。

 

メモを読み返すと成長を実感し、自信がつく

メモがどんどん溜まってきたら、たまに読み返してみてください。このペースは自分次第でいいです。1ヶ月ごとでも3ヶ月ごとでもいいです。

すると「過去の自分はこんな簡単なことでミスってたのか!」と成長したことが実感できます。

 

それに、毎回メモを重ね、自分の反省点を改善していくと、新しくメモを取るたびに内容が少なくなっていきます。成長し、弱点がなくなるからですね。

メモの長さからも自分の成長を感じ取れます。

 

さらにこの成長が、自信につながります。

客観的に自分を見ていて「うまくなったな!」とか「成長したな!」と言ってくれる人が身近にいるといいですが、必ずしもそうとは限りません。

 

メモを見返して、自分の成長が自信になれば、テニスの試合や仕事の重要なプレゼンの時なども緊張せず、自分の持てる力をしっかり発揮できるようになります。

 

メモを取る時の注意点

対策や改善策もかく

 

メモに、ただ反省点やダメだったことを書いても見直すのが辛いだけです。

自分の心をへし折る「ブレイク・ハート・ノート」になってしまいます。

必ず反省点がどうやったら改善するか、その策を書いてください。

 

この段階では絶対に改善できる策でなくていいです。自分で「こうじゃないかな?」と思う策で構いません。

その策を試してみて、もしうまくいかなかったら、またメモを取りましょう。そして別の策を考えましょう。

 

効率が悪く感じるかもしれませんが、漠然と練習するより、改善すべき目標があって、それを良くするための練習ができているので効率はいいです。確実に弱点が一つ減る練習をしているわけですからね。

 

私も、例えば

 

フォアハンドストロークがネットにかかった (反省点)

→面が下を向いていたので、上を向かせるよう練習。素振りをする。

(改善点)

 

というような感じで書いています。

 

継続してメモを取る方法

といえども、メモを取るのってそもそもめんどくさいですよね。

 

仕事ならその場でメモを取る機会もありそうですが、例えば客先に行った時、相手の話をそっちのけで自分の反省点のメモを取るわけにはいきません。会社に戻るか家に戻るかしてからメモを取るわけですが、まずめんどくさくて出来ませんよね。

 

メモは継続しなければ効果を生みませんので、できる限り継続しやすくなる方法を紹介します。

 

ちゃんと書かない

最初にも伝えましたが、メモはメモなので、ちゃんと文章として書かなくていいです。めちゃくちゃでも自分がわかればいいです。

 

ちゃんと書こうとすると変に気が入っちゃって、疲れます。

なんとなく自分が見返したときに内容がわかれば、あとは記憶の奥底から自動的にメモで未来の自分に伝えたかったことが湧き上がってきますので、心配しなくていいです。

 

スマホやケータイでメモる

メモ帳を買ったり、ペンを買ったりして、「テニスの王子様」の乾みたいにメモらなくていいです。スマホやケータイのメモ機能で十分です。

 

ノートだとかさばるし、カバンの中から引っ張り出して書くのなんてめんどくさいじゃないですか。だから毎日自然と見るスマホやケータイにメモっておきましょう。

 

すぐにメモを見返すにも普段持ち歩いているスマホの方が圧倒的に楽ですからね。

 

目標を決める

これは一番大事かもしれません。メモを取るための目標を決めましょう!

漠然とメモだけ取っていても、そのうちメモを取ることを無意味に感じてしまいます。

 

毎日メモを取って「どうなりたいか」を目標として設定しておきましょう。

「来月のテニスの試合に勝ちたい」

「同期社員の中で営業成績1番になりたい」

「塾で習ったことを活かしてテストで学年1位になりたい」

など、明確な目標があると継続しやすいです。メモを取るだけで目標に近づけるなら安いものでしょう?

 

メモを取るコツや重要性を書いた本を紹介

最後に、メモを取るコツや重要性について解説してくれている本を紹介したいと思います。

 

これらも併せて読めば、メモを読むことのモチベーションも上がりますし、仕事や目標達成までの効率も上がりますよ!

 

「仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。」

本書は、いま広告業界でオファーが絶えない気鋭のコピーライターが、
自身のハイパフォーマンスを支えている「メモ書き」について解説したもの。
著者は、この「メモ書き」で常時、数十もの案件を同時並行で進め、
期待以上の結果を出し続けている。

引用:仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。

 

広告代理店の有名コピーライターが行っていたメモ術を紹介してくれる一冊です。

同じ広告業界以外でも、資料を作ったり、提案をしたりする仕事についている人ならば、参考になるでしょう。

 

合わせて、メモを図解してくれるこちらも読むと効果倍増ですね。

「仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。図解」

「人生にゆとりを生み出す 知の整理術」

うまくいった理由はたぶん、「人より我慢強さがないからこそ、しんどいことを避けてうまくやるやり方を知っていた」から。
そして、たまたま人生の早い段階で、「勉強を楽しむやり方を身につけることができた」からだ。

引用:人生にゆとり生み出す知の整理術

 

京大卒ブロガー「pha(ファ)」さんの著書です。人生を楽しみながら、それでいて知識を身につける。我慢強さや努力ではなく「楽しむこと」こそが効率的な学習を生むのだと感じさせてくれます。その中でメモの重要性も紹介してくれています。

 

1億稼ぐ人の「超」メモ術

1枚のメモが、あなたの未来と人生を変える――。
学生時代に起業して1億円を稼ぎ、その後、日本一厳しいと言われた野村證券で未だ伝説の売り上げを上げた男。
30年以上も結果を出し続けるその仕事の原点は、実は朝4時半の起床時からはじまる手書きメモの習慣にあった。

引用:1億稼ぐ人の「超」メモ術

 

アイデア出しや、人脈作り・・・壮絶な会社での生活の中で成果を出せた理由は1枚のメモにあった・・・メモの大切さを改めて気付かせてくれる一冊です。

 

まとめ

メモを取る・・・簡単なように見えて非常に難しいことです。何よりも継続させることが難しいです。

 

ただ、きちんとメモを取り、明日以降の自分にやるべきことを示してあげることで、何倍ものスピードで成長できます。

 

実際に私も、7年ぶりにテニスを始めてまだ1ヶ月ほどですが、すでに初級コースから1つ上のコースに進まないかという提案をコーチから受けました。

 

この1ヶ月間、メモを取り、自分の弱点を重点的に練習した結果、効率のいい練習につながったためだと思っています。

 

テニスだけでなく、仕事でも生活でも通用することだと思いますので、まずは小さなことから、継続してメモを取り、自分の成長を実感してみてください!

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